保守ネタ(非エロ)
シチュエーション


「う〜ん・・・」

白が広がる空間の中。正しく言えばその空間にあるベッドの上であるが、1人の少女がノートパソコンと向き合っている。

「こうかな・・・?いや、違うな・・・ならこれなら・・・?」

少女は何かを思考し、呟きながらキーボードを打つ。そしてまた思考。
少し考えるとまた呟きながら今度はBackSpaceを押し今まで入力した文章を消す。

「う〜ん」

その作業を終えると少女はベッドに倒れこみ唸る。そしてふと部屋のドアに目をやるとそこに1人の少年が立っている。

「よう大先生。執筆は順調・・・ではなさそうだな」

少年が呆れたような笑みを浮かべると、部屋に入り、少女の寝転ぶベッドの脇にある椅子に座る。

「ん〜、見ての通り不調だよ〜。そういう京くんも暇なんだね〜。ここ最近しょっちゅう来てない?」

少女が両手を仰向けの状態で挙げ、体を反らすと勢いよく腹筋をするようにして状態を上げ少年・「京」にして質問する。

「事実暇だしな。それより今度はどんなもの書いてるんだ?」
「ん〜。それが決まらないから適当に書いてるんじゃん」

起き上がった少女がスクリーンセイバー画面になっているパソコンのマウスを動かし、画面を戻す。
すると、京の目にアンダーバーにある文字が目に入る。

「?・・・病弱少女のHなSS・・?」
「ああ、これ?」

少女がアンダーバーをクリックし、画面を展開する。

「このスレ良作が結構多いからチェック入れてるの。あ、でも結構下のほうに来ちゃってるな・・・」
「そうなのか」
「そうなの」

京の言葉に適当に相槌すると少女がスレに書き込む。

「保守age」と・・・






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