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シチュエーション


「あんた、女の子に潮吹かせられるんだって?」

少し乱暴に聞いて来たのはクラスメートの女の子。時々話はするが、友達ですらない。
どこで誰に聞いたのか、急にそのようなことを聞いてくる。

「潮吹きなんて迷信でしょ?本当にできるなら、ちょっと私でやってみせてよ」

髪を赤茶に染め、横で一箇所まとめている少女。
可愛らしい顔立ちだが、恋人以外の男の行為にもはや抵抗はないのだろうか。
急に沸いたHの誘いに、(顔が好みだったこともあり)俺は悩むことなくあっさりと了承した。

――放課後校舎裏。
少女の背中を校舎に押し付ける形で向かい合った。
右手にローションを塗り、立ったまま彼女の下着を横にずらす。

「脱がさないんだ?えっちだね」

少女の言葉を無視して、中指と薬指をそろえて挿入する。
あん……と小さな声を少女が漏らす。
膣壁上部に圧力をかけながら少しずつ奥に指を進める。
感触を確認しながら進めると、すぐにGスポットの目星がついた。
が、そこをあえて外しつつ、指で軽く挿入を繰り返す。
徐々に少女の息が荒くなる。指の挿入で感じ始めているようだ。

「あぁんっ♪……気持ちいいけど、やっぱり潮なんて吹かないじゃん。ふふっ」

少女が余裕を見せた瞬間、Gスポットと思しき場所を、指の腹でひっかくように、一度だけ強く擦る。

「ひあっ!?」

刹那、少女の腰がびくんとふるえ、膝ががくっと折れる。
少女の反応で、Gスポットの場所が確定する。
次は指の腹全体を使って、強く圧力を加えながら前後に何度か擦る。

「あっ!!ああ……?!ちょっ……あぁぁ!!」

彼女の声のトーンが上がり、膝がふるふると震える。
一旦指を止めると少女は静かになるが、荒い息をしているのが聞こえる。

「はあっ……ちょっと気持ちよかったけど……。やっぱり吹かないよ、潮なんて……」
「そうかもな」

短いやりとりの後すぐに、指の腹で少女のGスポットをぐりっと一往復する。

「あっ!?」

少女がビクッと体を強張らせる。彼女が感じているのは間違いない。
このまま続ければ潮を吹く確率は高いはずだ。
追い討ちをかけるように、指で強めに圧力をかけながら何度もGスポットを往復する。

「あっ、あぁぁ!!い、いやっ、だめっ!!」

少女の喘ぎ声がどんどん大きくなり、あふれ出した愛液と空気が混ざり、ぐちゃぐちゃと淫らな音を立てる。
そのまま摩擦を続けると、Gスポットがぷくっ膨らんでくる。かなり感じてきているようだ。
あと一息。擦る速度をどんどん速めていく。

「ああん!!何か変……!?ふああぁっ……おしっこでちゃっ……らめなのっ……!!」

先ほど強がっていた彼女だが、もはや決壊するのは時間の問題だろう。
何度か指を往復し、指先にぐぐっと力を入れたその瞬間――。

プシャァッ!!

「うあああああああああ!!」

少女の股間から勢いよく、潮が吹き出る。

「あん!!あ゛あぁぁぁあぁ!!」

透明な液体が夕日を反射して、きらきらと輝きながら飛び散る。
第一射を確認した俺は満足しつつも、次の噴射を試みるべく、指を強めに這わせる。

「あきゃあっ!!ふあっ!!ああああん!!」

プシャッ!!プシャァーッ!!

再び吹き出た潮が手のひらにぶつかり、ぼたぼたと地面にこぼれだす。こうなるともう止まらない。
膨らみきったGスポットが少女の性感をギリギリまで引き出し、絶え間なく潮を吹かせ続ける。

「やっ!!あぁぁんっ!!やめっ……!!」

プシャァッ!!シャッ!!シャッ!!プシャァッ!!

彼女がこちらの腕を両手でつかみ、いまさらのように抵抗してくるが
それでもなお指のみを使って、少女を潮吹き絶頂の快楽へと追い詰めていく。

「やらっ!!もうやらっ!!んっ――――――んんんんんん!!!!」

ブシャァァーーーーッ!!!!!

背中を大きく反り返らせた少女は、一際激しい潮吹きをシャワーのように噴出した後、
膝をがくがくと震わせながらその場にすわりこんでしまった。
地面には水溜りができ、力の抜けた少女はぐったりとして、はあはあと息を切らしていた。

「あー、びっくりした」

行為が終わってしばらく後、少女が声を上げた。

「まさか本当に潮を吹けるなんてね」

少女はその場で立ち上がり、手でスカートについた土を払う。

「それにしても、あんたがあんなに鬼畜だったなんてねー。途中から楽しんでなかった?」
「頼まれたことをやっただけだ」

少女が非難気味に言ってくる。

「あー……でも潮吹きって気持ちいいね。また今度お願いするわ♪」

そうですかとやる気のない返事を返しながらも俺は、
次はどう吹かせてやろうかと考えをめぐらせてしまうのであった。






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