夢魔兎13 魔法少女 碧衣&紅里
シチュエーション


「ブリアンフルール?」

兎は上品な陶器のカップに、紅茶を注ぎながら訪問者に聞き返した。

「ええ。双子の魔法少女です」

厳しい表情をした青白い顔の男は頷き、兎に資料を渡して話を続ける。

「彼女達の出現で、我らが『シュヴァルツホルニッセ』は半壊状態まで追い込まれてしまいました」

男はそう言うと、兎の入れたダージリンを一口飲む。

「美味い」

男は少し表情をやわらかくし、素直に感想を口にした。

「お口に合ったようで安心しました」

兎は嬉しそうに笑うと話を元に戻す。

「それで私にどうしろと?」
「総統は軍団を立て直すため、一度魔界に退くお考えです。兎様にはその間魔法少女達の足止めをお願いしたいのです」
「彼女が直接戦えば解決する話だと思うのですが?」
「総統は誇り高い御方ゆえ、軍団の借りは軍団で返すとのことでした。軍団を再建し、より強化することが柱の御心にも適うとも仰っておりました」
「なるほど、彼女らしい判断ですね。わかりました。物騒な頼みごとなら断るつもりでしたが、まぁ足止めくらいなら良いでしょう」
「あっありがとうございます。これは総統からの感謝の気持ちです、どうぞお納めください」

男は肩の荷が降りたと言わんばかりの表情で、兎に収める品の書かかれた目録を渡そうとした。

「ふふっ、お気持ちだけいただいておきます。それは軍団の再建に役立ててください」

兎はヒラヒラと手を振りそれを断る。

「いや、しかし……」
「大丈夫です、報酬はこの魔法少女さん達からいただきますから」

兎は男から渡された、資料の中の二人の可愛い女の写真をみながらニッコリ笑って言った。

「はぁ……」

碧衣(あおい)は溜息をつくとベットから身を起こした。
九月になったとはいえ暑く寝苦しい夜、ようやく眠りに落ちたというのに尿意に目を覚まさせられたのだ。

(冷房が強すぎたかな?面倒臭いですねぇ)

とは言え朝まで我慢できるはずもなく、仕方なく立ち上がりフラフラと少しおぼつかない足取りでトイレへと向かう。
途中、双子の妹の紅里(あかり)の部屋の前を通り、幸せそうに涎を垂らして眠っている妹の姿を想像しクスリと笑う。
そんな事を考えながら、トイレに入り、鍵をかけ、寝巻きと下着を膝まで下ろし、便座に座った。

「んっ」

碧衣は軽くお腹に力を入れ、排尿を促す。
膀胱頸部筋が開放され、まさに尿が出ようとした瞬間、突然トイレのドアが開き、ピンク色の兎の着ぐるみが入ってきた。

(えっ!?なっ何?誰?兎?敵!)

あまりの出来事に一瞬混乱したものの、碧衣は驚異的な判断力で現状を把握し、変身しようと左手を突き出した。

「メッメタモルフォグゥ!」

しかし、兎にはその一瞬の隙で充分だった。
突き出された左手を右手で掴み動きを封じ、左手で口を塞ぐ。

「すごい反応ですね。感動しました」

兎は心から碧衣を褒めた。
寝起きで頭のあまり働かないときに、しかも排尿の瞬間を狙った奇襲だったのだ。
兎の得意な必勝パターン。
普通なら事態を飲み込むまでにもっと時間がかかり、飲み込んだところでとれる行動といったら叫んだり、露になった性器を隠したりするぐらいのものだろう。
それを碧衣は、変身し兎を迎え撃とうとしたのだ。
変身され抵抗されていたら、組伏せるのに時間がかかり、その内に妹もかけつけ面倒なことになっていただろう。

「ふふっ、これは楽しめそうです」

兎は素早く碧衣の両手を彼女の背後に回し手錠で拘束した。

「あっ紅里、紅里ちゃん!起きてください!敵です!」

兎の手が碧衣の両手を拘束するため口から離れた瞬間、碧衣はその細い体からは想像もできないような大きな声で叫び妹に助けを求めた。
しかし兎は余裕だった。

「無駄です。もうこの空間は閉ざしました。どんなに大きな声で叫んでも、妹さんに声が届くことはありませんよ」

兎はニッコリと笑い、続ける。

「ですから遠慮なく、恥ずかしい声もいっぱいだしてくださいね」

そう言うと、ペロリと碧衣の首筋を舐め、黒い首輪をつける。

「これは私からのプレゼントです。気に入っていただけるかな?着けると魔法の類が使えなくなる呪いの一品です」
「……さっ最低です」

碧衣は蔑みの目で兎を見、吐き捨てた。

(助けは呼べませんし、変身することもできなくなりました。なっ何か、何か打てる手は……)

「申し遅れました、私今宵碧衣さんを快楽で狂わせるためにやって来た、夢魔のタカサンと申します」

碧依の思案を余所に、兎はペコリと頭を下げて自己紹介をした。

「かっ快楽って、なっ何をする気なんですか」

碧依の顔が青ざめる。

「勿論セックスです」

兎は軽いノリで答えた。

「!」

(セッセックスって!いっ嫌っ!どうにかしなきゃ。なっ何か、何か……、くぅぅ)

「ふふっ、まずは出すものを出さないと考えもまとまらないんじゃないですか?」

兎はそう言うと碧衣の足を開かせ、

「私のことは気にせずに、どうぞオシッコをしてください」

と言いマジマジと碧衣の女性器を見つめた。

「あっ!なっ何を!いっ嫌っ、はっ放して!見ないで、見ないでください!」

碧衣は必死に足を閉じたが、力ではとても兎には敵わず、ただ尿意を強めただけだった。
放尿しようとした瞬間に兎が入ってきたため、咄嗟に我慢したがそれももう限界に近い。
兎の指摘する通り、この強い排尿感のなか、まともな考えなど浮かぶ訳がなかった。

(だっだからって、敵の前でオシッコなんかできない!できるわけありません!)

「ふふっ、陰毛は薄め、オマンコは色素の沈着もなく綺麗ですね。隠れているクリちゃんは包皮から見て少し大きめですか。美味しそうです」

兎はそんな碧衣の葛藤を余所に、女性器の感想を述べ、

「碧衣さんが我慢強いのはわかりましたが、これ以上我慢するのは体に良くないですよ?」

と碧衣の体を心配してみせた。

「いっ嫌ぁ!見ないで、見ないでください!本当に心配してくれるなら、トイレから、トイレから出ていって!」

羞恥と苦悶の表情を浮かべ、それでも碧衣は耐える。

「仕方ありませんね、ちょっと手伝ってあげましょう」

兎は碧衣の言葉を聞き流し、勝手に話を進める。

「てっ手伝うって、あっ!嫌っ!嫌っ!止めて、止めてぇぇ!」

兎はレロレロと舌を動かし、碧衣の女性器に顔を近付け、ペロペロと尿道を舐め始めた。

「だっ駄目っ!そんな所舐めないでくださいっ!きっ汚いから!汚いからぁ!いっ嫌ァぁぁっ!」

碧衣の声など聞こえぬかのように、兎の舌は優しく尿を誘導するように尿道を舐め続ける。
碧衣は暴れて抵抗したが、兎から逃げられるはずもなく、結果的に限界を早めただけに終わった。
丁寧に丹念にそして執拗に、兎の舌技は今夜も冴えわたっていた。

「だっ駄目ぇ!おっお願い、あっ出ちゃう!出ちゃう!でっ出、ああぁぁぁっ!」

碧衣の頑張りも虚しく、遂に限界を迎えてしまった。
初めチョロチョロと尿道から溢れだした尿は、更に兎に舐められ刺激され、次にジョロジョロと流れだし、最終的にビューッビューッと吹き出し、兎の顔と体を濡らした。

「……ひっ酷い」

頬を羞恥で紅く染めた碧衣の大きな瞳から、ポロリと涙が零れる。

「ふふっ、それは私の台詞ですよ。こんなにいっぱいオシッコをかけられたんですから。お仕置きが必要ですね」

兎は嬉しそうに笑うと、碧衣を立たせ、便座に蓋をするとそこに碧衣を俯せに倒し、尻を突き上げさせた。
碧衣は激しく暴れて抵抗したが、ただ単に兎を喜ばせただけだった。

「なっ何を、ああっ!ひゃうっ!だっ駄目っ!駄目です!」

兎は碧衣の抗議の声を無視し、両手で臀部を掴み、優しく尻の穴を広げると問答無用で舐め始めたのだ。

「おっお願い!止めてぇ!ほっ本当に、本当に駄目ぇ!汚いっ、汚いからぁ!」

兎は心の中で笑いながら、皺の一つ一つに舌を這わせ、容赦なく碧衣を苛める。

「ひっ!気持ち悪い!気持ち悪いよぉ!嫌っ、止めて、止めてください!」

碧衣の声は兎には届かない、兎は肛門がほぐれたのを確認すると、舌を硬く尖らせゆっくりと挿入を開始した。

「ああっ!しっ信じられない!なっ何を考えてるんですか!やっ、はっ入ってくる!入ってくるっ!」

兎の舌はまるで小振りの陰茎のように、入り口付近で出入りを繰り返す。

「くっ!はぁっ!やっ止め、止めてぇ!っぁぁっ!」

碧衣はイヤイヤと頭を振り許しを求める。

「そろそろ良いでしょう」

兎は舌を抜くと、ゴソゴソと何かを探し始めた。

(やっやっと終わった)

ハァハァと息を乱しながら、碧衣は安堵した。
しかしその希望はすぐに裏切られる。

「っ!」

ズブッと硬い無機質な何かが肛門に侵入してきたのだ。
慌てて後ろを振り替えると、兎がニコニコ笑いながら大きな注射器のような物を碧衣の尻に挿していた。

「何か勘違いなさっているようですね。お仕置きはこれからですよ?」

兎はそう言うと、少しづつ注射器の中身を碧衣に流し込み始めた。

「ああっ!なっ何を!何をするんですか!」

碧衣は大きな瞳を更に大きく見開き、信じられないといった表情をみせる。

「何って、浣腸ですよ?碧衣さんは初めてだから今夜は1リットルで許してあげますね」

負担をかけないように、少しづつ碧衣へ浣腸液(38度のぬるま湯)を流し込み続けながら兎は平然と答えた。

「ああっ!ばっ馬鹿っ!しっ信じられない!やっ止めて!止めてぇぇ!」

しかし碧衣の願いは兎に届かない。

「ふふっ、ほら、ほら、ほら」

少しずつ少しずつ、直腸を経由し大腸へと流れていく浣腸液。
とうとう500mlの浣腸器が空になる。

「あぐぅ、あぁっ」

苦しそうに悶える碧衣、しかし兎は容赦なく二本目の浣腸器を挿し、再び注入を開始した。

「ああぁっ!もう駄目っ!これ以上は駄目っ!止めて、止めてぇぇぇっ!」

…………
……


「ふふっ、どうです?」

兎は空になった浣腸器具を外し、碧衣に尋ねた。

「……くっ苦しいです」

碧衣はあまりの出来事に思わず正直に答える。

「それはいけませんね。早く出した方が良いですよ?」

兎は心配そうに碧衣の顔を覗き込んだ。

「ふっふざけないでください!だっ誰のせいで!っく!はっ早く、早くここから出て!出ていって!」

怒り、苦しみ、羞恥等の感情を同居させ、碧衣は叫んだ。

「えっ?何故私が出ていかないといけないんですか?」

兎は不思議そうな顔をして碧衣に聞いた。

「ばっ馬鹿!ひっ人前で出来るわけないじゃないですか!って、まっまさか!」

碧衣の顔が恐怖でひきつる。

「そのまさかです」

パチパチと兎は手を叩く。

「どうぞ好きなだけ出してください」
「いっ嫌!うっ嘘ですよね?ねぇ?嘘ですよね?」

碧衣は不安そうに兎に尋ねた。

「出すなら早い方が良いですよ?今ならまだ浣腸液だけで済むかもしれません。だけど時間が経つと液だけでは済みませんよ?」

兎の答えは、碧衣の望んだ答えではなかった。

「だっ出せるわけないじゃないですかっ!おっお願い!お願いします!もう、もう許してください!」

碧衣は必死に懇願する。

「浣腸液の中に私由来の媚薬も混ぜています。腸から吸収されれば薬の回りも早い。悪いことは言いません、いまのうちに出した方が良いですよ」

だが兎の答えは非情なものだった。

「いっ嫌っ!嫌ぁぁぁぁぁっ!」
「ほらほら、我儘を言ってはいけません」

兎は泣き叫ぶ碧衣の腹部に手をやり、大腸の流れに沿い優しくマッサージをする。

「ああっ!混ざる!混ざっちゃう!駄目っ!駄目っ!駄目ぇぇっ!」

兎のマッサージで大腸のなかで液と排泄物とが混ざり合う。
もう液だけでは済まされない。

「……あっ悪魔ぁ」

ポロポロと涙を零しながら、苦悶の表情で碧衣が呟く。

「ふふっ、低級ですが一応これでも本物の悪魔ですから」

(そっそんな意味で言ったじゃない)

しかし碧衣に訂正する気力は残されていなかった。

(えっ?でっでもおかしい。ほっ本当に低級な悪魔なら、何故この家に入れたの?敵の侵入に備えて色んな仕掛けがしてあるのに……。この兎、もしかし)

「ああぁぁぁっ!」

碧衣から切ない叫び声があがる。
兎が指で肛門を刺激し、ゆっくりと挿入したのだ。

「余計な詮索をしている余裕はないでしょう?」

そう言うとグリグリと指でかき混ぜる。

「ひぁっ!あっ!ぅっ!ああぁぁぁっ!ゆっ許して!許してっ!だっ駄目ぇっ!もっもう!」

排泄物が腸内を移動する音が聞こえる。
限界がもうそこまで来ていた。

「可哀想に、苦しみから解放してあげます」

兎は優しく碧衣に語り掛けながら、指で掻き回し、出入りを繰り返した。

「駄目っ!駄目ぇぇ!いっ嫌ぁぁぁぁぁぁっ!」

ドガァァァーーン!

派手な爆発音をたて、何者かが兎の張った結果を打ち破り入ってきた。
白を基調に赤いラインの入ったファンタジックな服を纏った、赤い髪の女。

「あっ紅里ちゃん!」

碧衣から喜びの声があがる。

「お姉ちゃんから離れろ!」

紅里、ルージュフルールは激しい怒り発しながら、強烈な後ろ回し蹴り兎の顔面に炸裂させた。

「ぐはぁぁぁっ!」

兎は吹き飛ばされ、壁を突き破りゴロゴロと転がっていく。
紅里は素早く姉の碧衣に駆け寄ると、彼女を拘束する手錠と首輪を引きちぎる。 「おっお姉ちゃん大丈夫?」
碧衣は苦しそうな顔でポロポロと涙を零しながら、力なく頷いた。

「よっよくもお姉ちゃんをこんな目に!絶対に許さない!」

紅里は兎を追いかけて飛び出す。

「まっ待って!いけない、ふっ深追いしちゃ駄目です!」

碧衣は這うように便座に腰をおろしながら、妹を呼び止めたが、その声は怒りに燃える紅里の耳には届いても、心には届かなかった。

「覚悟はできてるんだろうな!」
「ひっひぃぃぃ!」

兎は情けない声をあげ、大きな円を描き空間を切り取ると、逃げるようにその円に飛び込み姿を消した。

「逃がすか!」

紅里もすぐに後を追い穴に飛び込む。
姉がまた苦しそうな声で呼び止るのが聞こえだが、その声は逆に兎に対する怒りを増幅させ、紅里から冷静な判断を奪っただけだった。

…………
……


「でやあぁぁぁぁっ!」

紅里は低い体勢から兎の懐に飛び込み、全身のバネを使ったアッパーを兎の鳩尾にたたき込む。

「がはっ!」

そのあまりの威力に兎の大きな体は、逃げ込んだ部屋の高い天井近くまで浮き上がる。
そして落下し床にぶつかる寸前、紅里は得意の後ろ回し蹴りを再び兎の顔面に食らわせた。

「ぶべらっ!」

奇妙な悲鳴をあげ、兎は壁まで蹴り飛ばされる。

(変だな。どちらも会心の一撃だったのに、手応えがいまいち……)

「まだまだこんなものじゃ済まされないからな!」

紅里は少し違和感を覚えたが、大好きな姉を辱められた怒りはその小さな感覚を無視し、構わず兎に詰め寄った。

「ふふっ。いえ、もう結構です」

兎は埃を払う仕草をみせながらケロリと立ち上がった。

「流石です、軍団の一つを半壊させたというだけのことはありますね」

(効いてない!?)

紅里は距離をとり、警戒を強めた。

「足止め以外の余計な事はしないとの約束でしたが、少し力を削いでおいた方が良いようですね」

兎はニコリと笑うと、紅里へ向かって無造作に歩きだした。

「なっ舐めるなぁー!」

紅里は自らを奮い立たせるように吠え、兎に向かって走る。

「舐めるのはこれからですよ」

兎はパチンと指を鳴らした。
兎の合図に応え、天井と床から無数の触手か現れ、紅里を背後から襲う。

「くっ!」

紅里は次々と襲い掛かる触手達を避け、攻撃し、一本一本と倒していく。
触手は数で勝っていたが、紅里の相手ではなかった。
しかし紅里の動きは徐々に鈍く、重くなっていく。

(くそっ!何故だ!力がでない!)

激しい攻防の末、遂に一本の触手が紅里の足を捕らえる。

「しまっ!」

足を引っ張られ、体勢が崩れたところに触手達は一気に四肢を絡め捕る。

「くっくそ!こんなもの!」

紅里は触手を引きちぎろうと力を込めたが、引きちぎるどころか、両手は万歳のような形で縛り上げられ、両足はM字に大きく開かれ、担ぎ上げられてしまった。

「この部屋には魔法を封じる仕掛けがしてあるんです」

いつの間にか紅里の背後に立ち、兎は続けた。

「紅里さんの力が強すぎるので、随分時間がかかりましたがね」

「ひっ卑怯者!放せ!正々堂々と勝負をしろ!」

紅里は何とか触手の拘束を解こうともがいたが、いまや変身前の女子高生の力しか出せない彼女には、とても無理な話だった。

「完全に力を封じても良いのですが、折角ならブリアンフルールのまま犯したいですからね」

兎は上機嫌で、紅里のファンタジックな上着に手をかけた。

「おっお前何を考えて、キャア!」

兎は紅里の質問に答えるように、彼女の上着を破る。
いままで様々な敵の攻撃から紅里を守ってくれた丈夫な魔法の服は、まるで薄紙の如く脆く裂け、彼女の白い磁器の様な肌と豊かな胸を曝け出した。

「今夜はノーブラでお休みだったんですね」
「みっ見るな!見るなっ!」

紅里はぷるんぷるんと胸を弾ませながら叫ぶ。

「ふふっ、可愛い」

兎は紅里の双胸をいやらしい手つきで優しく揉み始めた。

「やっ止め、っ!」

揉みながら、優しく紅里の左耳に噛み付き舌を這わせる。

「……くっ!」
「ふふっ、声をだしても良いんですよ?」

兎はそう言うと舌を耳の穴に突っ込み、両方の乳首を優しく指先で掻く。

「ああっ!」

突然体を走った甘く痺れる感覚に思わず声を洩らし、紅里は屈辱で頬を朱色に染めた。

(こっこのままじゃまずい!)

紅里は何とか触手を振り解こうと再び暴れ始める。

「はやく逃げないと、私の息、唾液、香り、声、全てが媚薬のようなものですから、初めての紅里さんでも乱れ狂ってしまいますよ」

兎は紅里が逃げたくても逃げられない事を知りながら、意地悪く囁き、甘くいやらしい吐息を吹きかけた。
勿論その間彼女の乳首を苛めるも忘れない。

「はぅ!やっ止めっあ!止めろぉ!」
「乳首はお嫌いですか?わかりました、止めてあげます」

兎は乳首を責めていた両手を紅里の下半身に下ろした。
すると兎の動きに合わせ、四肢を拘束している触手とは別の触手が四本、器用に紅里のミニスカートを破りホットパンツを脱がす。

「その代わりにここで遊ばせてもらいましょう」

ショーツの上から紅里の女性器を優しくなぞる。

「だっ駄目っ!そこは絶対駄目っ!」
「ショーツ越しでは物足りませんか?」

兎は紅里の下半身から右手を手を戻し、ベロリと舐めたっぷりの唾液をつけると、ショーツの中に滑り込ませ直接女性器を弄び始めた。

「ちっ違う!ああっ!だっ駄目っ!止めっ、止めてぇ!」

兎に触れられる度にビクッビクッと体を震わせながら紅里は叫んだ。
ショーツの中で何度も何度も女性器を往復する兎の指。
媚薬を含んだ唾液が丹念に塗られていく。

「いっ嫌ぁ!あっ熱い!熱いよぉ!ああっ!あああっ!」

イヤイヤと頭を振りながら、甘い声が漏れる。
もう声を押さえる余裕はなかった。
グチュグチュと湿った音が響く。

「おやおや?何か紅里さんから溢れてきましたよ?」

兎は膣口から流れてきた愛液を指に絡め、紅里に見せる。

「……ちっ違う」

紅里は息を乱しながら力なく呟くと、兎から顔を背けた。

「違う?ふふっ、それでは確認してみましょう」

兎はそう言うと紅里の前へと移動した。
紅里はその間に足を閉じようと頑張ったが、触手はそれを許さず、それどころかショーツをはぎ取ってしまう。

「ふふっ、準備が良いですね」

兎は露になった女性器に顔を近づけ、笑った。

「みっ見るなぁ!見ないでぇ!」

陰毛は薄く、色素の沈着もなく、紅里の性器は双子だけあって碧衣の性器と全く同じ顔をしていた。
違うとすれば、兎の愛撫により愛液で濡れている点ぐらいだろう。

「紅里さんがあまりに可愛いらしいのでついイジメてしまいました、ごめんなさい」

兎はペコリと頭を下げる。

「そろそろ碧衣さんが駆け付ける頃でしょう。お詫びと言っては何ですが、約束通り碧衣さんが来るまで舐めてあげますね」
「やっやだ!約束なんかしてない!許す、許してやるから、もう止め、あああっ!」

兎は紅里の話を最後まで聞かず、紅里に吸い付いた。
ジュルジュルとわざと音をたて膣口から愛液を吸い、ベロリと大きく膣口、尿道、陰核と縦に舐める。

「あぁんっ!」

兎の舌が、皮から半分顔を出した大きく形の良い陰核に触れたとき、紅里は堪らずに甘く切ない声を出してしまった。

「ここがお好きのようですね」

兎はニコニコ笑うと集中的に陰核を責め始める。
優しく、丁寧に、しかし執拗に兎の舌が何度も何度も陰核を舐めた。
触手達も紅里の足を大きく開かせ、腰を突き出させ兎が舐めやすいように働く。

「あああっ!だっだめ!だめ!だめ!あっ、あああぁ!」

人生初の性的絶頂が紅里に迫ってきていた。

「やめ、やめて!ほっほんとうに、ほんとうに!あああっ!しろく、しろくなるぅ!」

紅里は兎に必死に懇願した。

「ふふっ、どうぞイッテください。ほら、ほら、ほら」

兎は容赦なく紅里を責めた。

「あああっ!いっいやぁ!たすけてっ、たすけっ、ああぁっ!あぁあああああっ!!」

ビュウウッ!

ビクビクと痙攣し、尿道から一本水柱を吹き上げ、遂に紅里は初めての絶頂に昇り詰めた。
ポロポロと涙を流し、息を乱して呆然と絶頂の余韻を受け入れる。

「ああ美味しい。ふふっ、まだまだ終わりませんよ」

兎は顔にかかった潮を舐めると、再び紅里の股へと顔を沈めた。

…………
……


碧衣はようやくトイレから出ると、変身し兎と妹の消えた円の前に立った。
白を基調に青のラインの入った服、青い髪、ブルーフルールの表情は少し艶めかしい。
兎に射たれた媚薬のせいで、体が変になっていたのだ。

(多分勝てない)

碧衣にはわかっていた。
しかし妹を見捨てるわけにはいかない。
それに妹が無事なら、二人で戦えばまだ勝算はある。
勝てないまでも逃げられる。
碧衣は覚悟を円へと決め飛び込んだ。

しかし、碧衣の希望はすぐに打ち砕かれる。

「ああッ!だめぇ!まっまた、あああっ!ああああっ!!」

部屋に入った碧衣が見たものは、無数の触手に拘束され、兎に胸を揉まれながら女性器を舐められ絶頂する妹の姿だった。

「あっ紅里ちゃん!」
「思ったより早かったですね。まだ2回しかイカせてないですよ」

紅里の股から顔をあげて兎は言った。

「貴方は本当に最低な人です」

碧衣は静かに怒りを燃やし、右手に魔力を集めた。

(徐々に力が抜けていきますね。時間はありません、大技で怯ませ、その隙に紅里ちゃんを助けて逃げる、これしかなさそうです)

スーッと息を深く吸い、一気に兎へと駈ける。
兎との距離も近まり、技を発動させようと印を結び始めたとき、何かに身体ごとぶつかってしまった。

「キャアッ!」

それは柔らかく粘着性のある、透明な膜のようなものだった。

「くっ!」

逃げようと藻掻けば藻掻く程、身体の自由が奪われていく。

「流石の碧衣さんでも、この罠までは気付けなかったようですね」

兎が楽しそうに指を鳴らすと、碧衣の周りに新たな触手達が現れ、彼女の四肢を絡め取り、拘束していった。

「ひっ卑怯です!こんなことをして恥ずかしくないんですか?」
「すいません、困ったことに全然恥ずかしくないんです」

兎はコリコリと頭を掻くと、もう一度指を鳴らした。

「あっ!いっ嫌ァァっ!」

碧衣を包んでいた膜が、衣服を溶かしながら消え始めたのだ。
あっという間に碧衣は生まれたての姿にされてしまう。
触手達に四肢を拘束されている碧衣には、胸を手で隠す事も、足を閉じて性器を隠すこともできない。
兎の前に全てを曝け出してしまった。

「ふふっ、最低な卑怯者に裸を見られて恥ずかしいでしょう?でも大丈夫ですよ、もっと恥ずかしいことを沢山してあげますからね」
「あっ!だっ駄目っ!やめ、止めてください!ぁっ!ああっ!」

兎は碧衣の制止を聞かず、大きく口を開けて彼女の豊な胸にむしゃぶりついた。
左手で右の胸を揉み、揉みながら乳首を吸い、放し、吸い、吸いながら舐める。

「あっあっ!あああっ!」

ビクビクと体を震わし、碧衣は堪らず声をあげた。

(しっ舌に魔力を集めて、唾液に色んな効果を加えてるんですね)

碧衣は快楽に震えながらも、兎の能力を分析した。
まだ諦めていないのだ。

「碧衣さんは本当に強い人ですね」

兎は心から感心した。

「碧衣さんの考える通り、私は舌に魔力を集め唾液を様々な媚薬に変えることができます。あまり強すぎる媚薬は面白くないので作りませんが、敏感にしたり、興奮させたり、感じる時間を長くさせたりと、思いのままです」

(えっ!?こっこの兎、心が読めるの!)

「まぁ、正確に言うと心が読めるわけではありませんが、大体のことはわかりますよ」

兎は少し照れながら言った。

「さて、能力を二つ明かしました。後は好きに逃げる策に役立ててください。私はいまから碧衣さんのオマンコをいただきます」
「あっ!だっ、駄目です!いっ嫌、止めて、止めてください!」

碧衣はイヤイヤと暴れたが、触手は構わずに碧衣の足を大きく開かせ、兎の舐めやすい高さまで持ち上げると、無理矢理腰を突き上げさせた。

「もうこんなに濡らして、トイレで射った薬が随分効いてるみたいですね。ふふっ、どれ楽にしてあげます」

兎は大きく縦に碧衣の女性器を舐め、次にまだ皮に包まれた陰核を何度も何度も皮ごと舐めた。

「やっやぁっ!やめて、やめてください!んんっ!あっあっあっ!ああっ!あああっ!」

舐められる度にビクビクと体を震わせ、可愛い口から甘く切ない声が漏れる。

「駄目です。碧衣さんの初めての絶頂をいただくまでは、止めません」

兎は舌先で陰核の皮を剥き、優しく舐め回した。

「あああっ!そんなっ!だっだめぇ!ああっ!んぁっ!へっへんに、あたまがへんになります。おっおね、おねがいします!ゆるしてぇ!ゆるしてくださいぃ!」

碧衣は長い髪を振り乱し、目に涙を浮かべ懇願したが、兎がそれを聞き届けるはずもなく、とどめをさすべく更なる快楽を加えたのだった。
両手を伸ばし、碧衣の両方の乳首を捏ね、優しく、丹念に、そして執拗に陰核を舐め続ける。

「あああっ!もっもうだめ!いやっ、いやぁぁぁぁぁぁっ!!」

兎の舌技に耐えることができず、碧衣は遂に体をのけぞらし達してしまった。

「姉妹そろっていやらしいですね。ちょっと舐めただけで簡単にイッてしまうのですから」

初めての絶頂の余韻のなか、碧衣は悔しくて言い返したかったが、何を言っても兎を喜ばせるだけだとわかっていたので黙って顔を背けた。
その横顔から涙が流れる。

「おっお姉ちゃん、ごめん。俺が忠告を聞かなかったから」

いつの間にか、碧衣の横に紅里が連れて来られていた。
紅里の目からも涙が零れる。

「紅里ちゃん、違うよ。紅里ちゃんは何も悪くないよ。紅里ちゃんが助けに来てくれなければ私は……」
「反省会は後でお願いします」

兎はニッコリ笑うと、右手の人差し指を碧衣に膣に、左手の人差し指を紅里に膣にゆっくりと挿し入れた。

「ああっ!」
「うあっ!」
「神の左手悪魔の右手」

兎はそう呟くと、二人の膣に優しく指を出し入れし、掻き回す。

「あっあっ!ああっ!あああっ!」
「んんっ!んぁっ!ああっ!」

二人から嬌声があがる。
二人の弱い所を調べるように、兎の指は執拗に動き回った。
ポタポタと二人から愛液が滴れる。
濡れすぎる程に濡れ、滑りのよい膣内に中指も加わり、二本の指が二人を犯す。「ああああっ!」

「あっあっ!ああっ!」

二人に軽い絶頂が訪れようとしていた。
しかし兎の指は二人の絶頂を目前に止まる。

((たっ助かった))

二人は同時に心のなかで安堵した。
恐らく、あと一突き二突きで達していただろう。

「喜ぶのはまだ早いですよ」

兎はニッコリ笑うと、二人の膣壁前方上部にあるわずかなポイントを、正確に掻き出すように刺激し始めた。

「あああっ!だっだめぇ!だめぇ!だめです!そこ、だめですぅ!」
「あああっ!やっやめ!でる!でる!でちゃう!でちゃうぅ!」

あと少しの刺激で達するというときに、兎に無理矢理教えられた陰核からの快楽に勝るとも劣らない、強烈な刺激を受けたのだ。
初めて性の絶頂を知ったばかりの二人に、とても抗えれるはずがなかった。

『あああああああああっ!!!』

ブシャッ!ブシャッ!ブシャァァッ!

二人は双子らしく喘ぎ声をはもらせながら、姉妹仲良く同時に達し、一緒に潮を吹き出した。
尿道から吹き出る潮は、見事な放物線を描き、床を濡らす。

「ふふっ、ほら、ほら、ほら。まだまだ終わりませんよ?」

兎は一度止めた指の動きを再開させた。
ヂャヂャヂャッと膣肉を掻き回すいやらしい音が部屋に響く。

『ああああっ!だめっ!だめっ!だめぇぇぇっ!!』

ブシュ!ブシュッ!

またしても同時に昇り詰め、潮を吹き出す二人。
しかし兎は二人が達しても許さず、二人を更なる性の高みへと導く為に二人のGスポットを愛し続けた。
碧衣の中の悪魔が、紅里の中の神が、二人を狂わせる。

「おかしくなるぅ!おかしくなっちゃいますぅ!ほんとうに、ほんとうに!おねがい、おねが……」
「もっもう、ゆるして!ゆるしてぇ!だめっ!だめぇ!たったすけ……」

『ああああっ!!ああっ!!あっあっ!あああああああっ!!ああっ!あああああぁああっ!!!』

二人は口々に許しを請い、助けを求めたが、すぐに圧倒的な快楽の波に呑まれ、何度も何度も絶頂に達し、ブシャァァッ!ブシャァァッ!とその度に勢い良く潮を吹き散らした。

「ふふっ、まだちょっと刺激が強すぎましたかね?」

兎は笑いながら、二人から指を抜いた。

「ああんっ!ああっ!ああっ!あああっ!!」

絶頂への反応が追い付いていなかったのか、連続絶頂の余韻が凄まじかったのか、兎の指は抜けたというのに、紅里はビクビクと痙攣し、ビュッ!ビユッ!と一人で潮を吹き軽く絶頂した。

「いやらしい、まるで壊れた散水機みたいですね。どれ栓をして止めてあげましょう」

兎は大きく逞しい男性器を、紅里に見せ付けながら続けた。

「もっとも余計に壊してしまうかもしれませんが。ふふっ」

触手が紅里を優しく床に降ろし、拘束を解く。
兎は笑いながらゆっくりと近づいていく。

「いっ嫌っ!来ないで!来ないでぇぇ!」

立ち上がり、走って逃げたい紅里だったが、足腰に力が入らず、這って逃げることしかできない。

「何処へ行こうというのかね?」

兎は某大佐の真似をしながら、わざとゆっくり歩き紅里を追い掛ける。

「まっ待って!妹には、紅里ちゃんには手を出さないでください!」

覚悟を決め碧衣は叫んだ。

「わっ私が、私が代わりに何でも言うことを聞きますから!」

「殊勝な心がけですね。わかりました、こうしましょう」

兎は歩みを止め、クルリと碧衣の方を向いた。

「いまから一分間碧衣さんを可愛がります。その一分間をイカずに我慢できたら二人とも許してあげます。ただし我慢できずイッてしまったら、二人の初めてをいただきます。どうですか?」
「いっ一分も我慢できるわけがありません!」

無理な条件だった。
碧衣には自信がなかった。

「随分弱気ですね。私はどちらでも構いませんよ。ではそこで紅里さんが犯されるのを見ながら、自分の番を待っていてください」
「まっ待って!わかりました!一分間私を好きにしてください!」

無理な条件だが呑むしかなかった。
様々な感情が沸き起こり、涙が零れる。

(紅里ちゃんを守るにはこれしかないんです!こうなったら絶対に我慢するしかないんです!一分!たった一分です!)

碧衣は自分に言い聞かせ、理性と集中力を高めた。

「では好きにさせていただきます」

兎はどこから出したのか、大きなデジタル式のタイマーを押し、触手に渡した。
触手は碧衣から見やすい位置に時計を持ち待機する。
兎は次に、大きな注射器型の浣腸器を取り出した。

「あっ!そっそれは!なっ何を、何をする気なんですか!」
「さっき学習したでしょう?浣腸ですよ」

兎は答えながら器具を碧衣の肛門に挿し、ゆっくりと注入を開始した。

「ああっ!いっ嫌っ!嫌ぁぁぁっ!駄目っ!止めて!抜いてください!もうそれ以上入れないでぇぇ!」

触手に足をM字に開かれ、腰を突き出され、碧衣には逃げようがない。
あっという間に500mlの浣腸液を入れられてしまった。

「好きにして良いんでしょう?大丈夫、一分我慢出来ればすぐトイレに連れて行ってあげます。それに我慢できなくても、もう中身は出ませんよ」
「そっそんな問題じゃ、ああっ!」
「ふふっ、すいません。お喋りしている時間はないんです」

兎は問答無用で碧衣の膣へ指を挿入し、恐ろしい程の正確さと的確な力加減でGスポットを掻き回した。

「あああっ!むりっ!むり!むり!むりですっ!むりぃぃ!だっだめぇぇっ!まって!まってぇぇ!」

碧衣が許しを求めるのはこれで何度目だろうか?
兎が許してくれないとわかっていても、碧衣はその慈悲に頼るしかない。
もう既に限界なのだ。

「でるぅ!でちゃう!むりっ!むりですぅ!おねがい!おねがいぃ!ああっ!でっでる!ほんとうにでちゃう!」

碧衣は可愛い顔をくしゃくしゃに歪め、狂ったように喘ぎ、しかしそれでも諦めずに頑張った。

「あはははははっ!ほら、ほら、ほら」

兎はそんな碧衣の健気さを嘲笑うかのように、優しく、丹念に、そして執拗に膣肉を掻き回し、とどめを刺した。

「ああああっ!!ああっ!あああぁあっ!!ああああああっ!!」

ビュッ!ビュッ!ブシュ!ブシャァッ!

尿道と肛門からほぼ同時に、水の柱を吹き出して碧衣は絶頂へと昇り詰めさせられてしまった。

兎はタイマーを見る。

「まだ10秒以上ありますが、碧衣さんは頭が良いから、イッたふりをして私を騙そうとしているのかもしれませんね。最後まで手は緩めませんよ」

兎はそう言いながら、左手で限界にまで勃起し、潮と愛液で濡れた陰核を撫で、右手でGスポットを容赦なく責めた。

「はああああん!!あっあっ!ああっ!!ああっ!!めぇ!かしぃ!おっおかぁぁ!!あああああああんっ!!!」

イヤイヤと髪を振り乱し、涙と涎を飛ばし、尿道からは大量の潮を、膣口からは白濁した愛液を、肛門からは浣腸液を吹き出し続け、何度も何度も何度も絶頂し、碧衣は遂に気を失った。

「碧衣さんは一生懸命頑張りましたが、残念ながら勝ったのは私です。約束は約束です、覚悟は良いですか?」

兎は満足そうに笑いながら、紅里に尋ねた。

「たっ助けてぇ!助けてぇ!」

紅里は必死に這ったが、当然すぐに追い付かれ、優しく仰向けに転がされる。

「大丈夫、恐がらないでください。もっともっと気持ち良くしてあげますから。最高の初体験にしてあげます」

兎はそう言うと紅里に覆いかぶさる。

「いっ嫌ぁぁぁぁぁっ!」

魔法少女達の悪夢はまだまだ覚めそうになかった。






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