綾主5
シチュエーション


「うわ、大きい」

綾は自分より数十センチは高い、男のマネキンを見上げて言った。
マネキンは逞しい男の裸を模しており、股間にはその身体に相応しい
一際大きなモノがそそり立っていた。

「立派なものでしょ。1体で結構なお値段するのよ」

同行している先生がマネキンを指差して説明する。

「さて、綾はお利口さんだから覚えていると思うけど、課題を改めて説明するわね。
今日は駅弁スタイルでの体力強化訓練です。色々運動とかしているでしょうけど、
ケースごとの訓練やコツを掴むのはとても大切なこと。この駅弁スタイルは
一部で人気があるのだけれども、実際に行うのはとても男性の負担が大きいわ。
そこで、女が出来るだけ自身の力で自分を支え、サポートできれば相手も
より満足してくれるでしょう」
「男の人がわたしとかを持ち上げたままの状態にするのは、確かに大変ですね」

綾はうんうんと頷いた。

「あなたにはこれから一定時間、自分の力だけでこのマネキンにしがみついて
もらいます。もちろんしがみついている間はずっと挿入されたままでいないと
ダメよ。もし、抜いてしまったらその時点でペナルティが待っているわ」
「えっと、ペナルティの内容って教えてもらえないんですよね?」
「今回は体力を消耗する内容とだけ言っておきましょう。いつもと
代わり映えしないとも言えるわね。ちなみにこのペナルティ時間中は
訓練の時間に含まれないから、そうならないことにこしたことはないわ。
さて、このマネキン君についてなのだけれども、一番奥まで挿入して
しまうと先端が振動し始めてしまうのでそこは注意すること。
開発者によれば、訓練で楽をさせないための機能らしいわ」
「そこまで考えてくれているんですねぇ」

綾の天然とも言えるほどの素直すぎる感想に苦笑しつつ、先生はマネキンに
しがみつくための台を準備を開始した。それを見た綾は制服を脱いで全裸になる。

「あら、下の毛は全部剃ったのね」
「だって、みんながその方がわたしに合ってるって勧めてくるんですよ。
何も無い方が状態が良く見えて効果的だって。わたしは恥ずかしくてすぐ止めたい
ぐらいなんですけど、その方が良いなら仕方ないなあというところです」

綾はまだ慣れないという風で、モジモジしながら立っていた。

「たしかにあなたの吹きっぷりからいくと、鮮明な方が好評でしょうね」
「あ、あれは好きで出しちゃってるわけじゃないですよ。
その、我慢してるんですけど出ちゃうだけなの…」
「そういう恥じらいは最初から変わらないのね。あなたの
潮吹きや大量の愛液は女の悦びの表れだから自慢していいわよ。
私も見たことのない程だから、男の人も大喜びだわ」
「そんな滅相もないです、普通がいいです」

綾は真っ赤な顔で俯いた。あれが女の悦びだとしたら、わたしはどれだけ感じて、
どれだけ嬉しがってしまっているんだろう。しかも量や回数は他の人の数倍であるのは
今までに明らかで、先生も見たことが無いレベルだという。綾は今までの自分の
痴態を思い出してしまった。

「さあ、準備も出来たようだし、そろそろ始めましょう」

先生の声で我に返った綾は促されるままに台に乗り、マネキンの首に手を回す形で
抱きついた。続いてマネキンの腕を足場にゆっくりと身体を沈みこませていく。
ズブズブとマネキンの男根が綾の入り口をこじ開け始めた。綾は準備を忘れていたが、
感触からいくと、どうやら秘部は話をしているうちに少し濡れていたようだ。

「うあっ、うあっ、うあああぁあ、あああああああぁん」

奥へ奥へ導いていくたびに中をぐいぐいとこじ開けられていく。ぴちっと閉じていた
綾の秘部はいっぱいに広がっており、ほとんど余裕はなさそうだった。

「ふああああああふぅううぅ」

あと少しで最深部というところまで受け入れた綾は、ゆっくり熱を帯びた息を吐いた。
そして抱きつく角度を確認する。首に回った腕の下で、綾の大きめの胸が押しつぶされて
平たく広がっていた。

「それじゃあ、開始します」

先生の合図で訓練が開始された。ここからは体力と相談しつつうまく立ち回らないと
いけいない。

ズズズ、ズリッ…。

開始から5分が経ち、先ほどまで一体と化していた男根との違和感が生じてきた。
少しずつ体力が低下していっており、綾の身体は下へ下へとずり落ちてきているのだ。
そしてずり落ちた分だけ、男根は中を掻き分けて奥へと侵入してくる。

ズズズズズズ。

綾はゆっくりと姿勢を建て直し、中のモノをまた元の位置に戻した。
つつつーとわずかに愛液が流れ出てきて、尻から床へと零れ落ちる。

「ふくぅぅぅ」

身体を動かず度に膣内へ甘い刺激が加わるがそこは我慢する。なるべくゆっくり動いて
刺激を少しでも減らしたかった。
しかし、綾が何度目かの静かな戦いを行ってる中でついに足をマネキンの腕から
滑らせてしまう事態が訪れてしまった。無意識的に膣内の状態を気にするあまり、
その他への注意力が落ちたのだ。支えを失った身体は手だけで立て直せず、下へと向かう。

ズズズズズズズズズズンッ。

「うあああああああああああああああっ」

綾は一気に最深部まで男根に貫かれた。衝撃の大きさに、すぐに体勢を立て直せない。
すぐにヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ、と男根の先端が振動を開始し、密着している綾の
子宮口を激しく揺さぶった。

「ひあっ、えあ、なにっ、あ、あひぃ、ひぎいいいいいいいいいいいいい」

痛みにも似た快感の嵐が綾を襲った。何が起きたか理解できない綾を尻目に
鼓動が早鐘を打ち続ける。突如全身がびくびくっと大きく跳ねた。

「あっ、なに、なに、なにっ?いやっ、だめええええええええええええぇ」

綾の意識が身体の状態へ追いつく前に、目が眩むほどの絶頂がやってきた。
強制的にイキ状態へと押し上げられる。

「ふあっ、いってる、いっちゃってるぅ」
「綾、刺激されたところはポルチオって言うのよ」

先生が落ち着いた声で教える。
そういえば授業で聞いた覚えがあったが、今の綾には知識はあまり関係なかった。
とにかく一番奥まで挿入されると危ない、というのを本能的に感じ取った。
絶頂を迎えてなおポルチオを刺激されている状態で、なんとか男根から逃れようとする。

ズズズズズズズズズズ…、チュポン。

「はああっ、はあっ。あふうううう」

大量の愛液を零しながら、綾は思いっきり引き抜いた。全身を揺さぶられる
感覚はなくなり、綾は大きく息を吐き出す。

「良く頑張ったわね。でも、抜けちゃったらペナルティよ」

あっと思ったときはすでに遅かった。もう完全に抜けてしまっている。

「忘れてました…」

綾は泣きそうな声で言った。

先生の合図で、頭の部分にやたら大きな布を被った黒子が現れ、マネキンと
正対するように、綾を挟んで立った。綾はちょうど黒子に尻を突き出す形と
なっていた。

「あの、何を…」
「ふふっ、あなたが一番好きなことのお手伝いをさせていただきます」

黒子は思わず引き込まれてしまいそうな魅力的な声を発し、するっと指を
綾の秘部に滑り込ませた。
チャッチャッ、と指を動かし始めた途端に綾はぶしゃぷしゃっと潮を吹いた。

「あああああっ、だめだめ。好きじゃないのにっ」
「さすが敏感ですね。ほら、ほら、ほら。やはりここは素直なようですよ」

チャッチャッチャッチャッ。

軽快に黒子の指が動くたびにぷしゃあああああ、ぷしゃああああと潮が溢れ出す。

「ああああああっ、ああっ、ああああああああああああああぁ」

綾は潮を吹きながら絶頂への階段を駆け上がり、そのままイってしまった。
この黒子が導く絶頂はとても気持ちがよかった。しかし、このまま終わりではなかった。

チャッチャッチャッチャッ。

ぷしゃぷしゃあああああ。ぷしっ、ぷしゃあああああああ。

「ああああっ、あううぅっ、ひああああああああ」

絶頂後も動きを止めない指にあわせて綾は吹き続けた。
なおも小さくイっているのか、ときに身をくねらせて勢いのある潮を吹く。
黒子の指は膣内のあらゆるところを刺激しつつ、手前と奥を往復する
際に的確にGスポットを捕らえていた。

「これが噂の名器ですか。素晴らしいですね」

チャッチャッチャッチャッ。

「ひううぅうっ、あああああっ、あああああああ」

ぷしぷしっ、ぷしゃああああああああ。
綾は名器と言われて否定したかったが、嬌声を発し潮を吹くことしか
できなかった。すでに絶頂が終わったのかどうかも判断つかない。

「あんまり遊ぶとペナルティで終わっちゃうわ」

先生が見かねて注意を行った。

「おっと、これは失礼しました。そろそろ最後にしましょう」

黒子はすっと左手を出すと、綾の中と外を同時に攻め始めた。

「えあっ、いっ、ああああっ、いくっ、ああああああ、いくっ、ああああ」

ぷしぷしぷしっ、ぷしぷしぷしゃああ、ぷしゃあああああ。
綾は小刻みな絶頂を何度も感じながら更なる高みへと導かれていく。

「あああっ、いってるっ、いくっ、あああああああああああああああ」

ぶしゃああああああああああああああああああ、と床へ向かって
綾は大量の潮を吹いた。足の指先まで絶頂感で満たされる。
あらゆる部分を掻き回した指はゆっくりした動きに変わってきた。

「ああああふぅ、もぉ動かさないでくださいぃ…」
「おや、私はもう動かしていませんよ。動いているのはあなたです」

えっ、と思った綾が上から覗き込むと確かに黒子の指は止まっており、
自身の女性器が大きく深呼吸をするかのように収縮を繰り返していた。

「ごっ、ごめんなさい」
「ふふっ、あなたはまだまだ余裕がありそうですね」
「こらこら、今日はペナルティ役なんだからそこまでよ」
「あの、たくさん頑張ってもらってすみません。
どなたかご存知ないですが、他の方にされたときよりもすごかったです」

ははっと笑うと黒子は「続きは取っておきます」と言って去っていった。

「大幅なロスになっちゃったわね」
「はい…」

綾は俯きつつも、気合を入れなおした。先ほど黒子に攻められた股間が
とても熱かったがここは頑張るしかない。

ズズズズズ。

綾は体勢を確認し、再度時間をかけてマネキンの男根を受け入れた。

「はい、今から再開よ」

先生の合図で綾はまたマネキンにしがみついたままの姿勢を保ち始めた。
しかし最初ほどの余裕はなく、すぐにずり落ちてきてしまう。

ズズ、ズリッズリッ。

身体が下がる際に、体重のほとんどがかかった男根が綾の膨れ上がった
Gスポットをゴリゴリと刺激する。そのたびに綾は慎重に身体を持ち上げて
いくが、力があまり入らないこともあり男根をGスポットに当てたまま
ゾリゾリと擦ってしまう。

ゴリゴリゴリゴリ、ゾリゾリゾリゾリ。

綾は身体を上下させながら必死にイキそうになるのを堪えるしかなかった。
少しでも気を抜いたらあっさりと達してしまうだろう。

ゴリゴリゴリゴリ、ゾリゾリゾリゾリ。

ぽたぽたと断続的に愛液が零れていくが構っていられなかった。
もしかしたら普段の絶頂より高まっているかもしれない。
綾は大きく膨れ上がる快感を爆発させないよう、崖っぷちで耐え続けた。

「はい、時間ね。綾はよく頑張っているわ」

先生がパンパンと手を打ちながら終了の宣言をした。
はあああああああ、と綾は安堵の息をついた。

「それでは次のラウンドにいきます」
「え、終わりじゃ…」
「これで最後とか言ってないわよ。もっとも次の短いラウンドで最後だけど」
「わたしはどうしたら良いんでしょうか」
「そのままの体勢で、やることは変わらないわ。
ただし、このラウンドはマネキン君のペニスにピストン運動が加わります」

無理無理有り得ない、綾は率直にそう感じた。今もマネキンの男根は
Gスポットに触れたままとなっており、このまま動かれたら一瞬で達して
しまうだろう。綾はなるべく離れるため、そおっと身体を動かそうとしたが
ほとんどの体力を消耗してしまっており思った通りにいかない。
そしてついにヴヴンヴヴンヴヴンヴヴンと下半身から音が聞こえてきた。

「あ、あ、あ、あ、あ…。いやあっ、いいいいいいいいいいくうううううう」

ピストンを開始した男根は綾のGスポットを0距離からゴツゴツと刺激した。

ぶっしゃあああああああああああああああああああああああああああああ、
ぶしゃぶしゃぶしゃぶしゃああああああ。

今まで耐えに耐えたものが開放され、絶頂を引き金にマネキンの腹に向けて
大量の潮を吹いた。

「ああああああああああっ、ああああああああああああああああああああ」

ぷしゃぷしゃぷしゃっ。

びくん、と身体が震え大きな快感の波が襲ってくる。

「おおきいいい、あああっ、だめだめえええ」

綾の身体が必然的に巨大な刺激から逃げようとする。思わず手足が本能的に
なけなしの力を使って男根を引き抜こうとした。
こぽこぽっと膣内から愛液が溢れ出す。
しかし、ここで離れてしまったら、またペナルティがやってくる上に、
おそらくもう課題をこなすこともできなくなってしまう。達してあまりに
敏感になった身体はピストンから逃げようとするが、それをさせないよう綾は
必死にマネキンの腰に足をまわしてしがみついた。

「ひぐううう、あぐうぅ、ああああああああああああっ」

完全に抱きつく形でマネキンと綾はぴったりくっついている。
逃げそうになる身体を無理やり押さえるためにこれしか方法がなかったのだ。
結果としてモノは一番奥まで挿入され、綾は絶頂のまま突かれ続けた。

「うあああああ、ひいいいいいうう、ああああああん、あひっ」」

ぷしゃあああぷしゃああぷしゃあああああああ。

潮はお互いの下腹で受け止められ、そのまま床へ流れ落ちている。
またびくびくんと身体が跳ねて絶頂がやってきた。

「ああああああああっ、こんなのだめだよおおおお、あああっ」

Gスポットとポルチオを同時に突きまくられ、綾の潮吹きは止まらない。
そして、やってきた絶頂を踏み台に更なる次の絶頂が綾を高みへ導いていく。

「ああああっ、つぎきちゃううう、あああああっ、ひあああああああ」

ぷしぷしぷしぷしっ。

絶頂につぐ絶頂を迎えながら、綾はそれでも抱きついたまま耐えた。

「あれだけの潮吹きと絶頂をみせながら、行為に恥ずかしさを覚えたり、
あまり好きじゃないと言ったり、とても不思議な人ですね。
その上であそこまでしがみついている姿ときたら、ああいやらしい」

いつの間にか、黒子は先生の背後に戻ってきていた。

「綾はちょっと変わったピュアさを持っているわね。真面目で不器用だけど。
あなた、ペナルティの際にお礼言われると思ってなかったでしょう?」
「ふふっ、好物です。次回があれば楽しみにしておきますよ」
「おそらく今日はあの子、このまま課題をクリアするわよ。
感度が鈍らないみたいなので楽じゃないでしょうけど、だからといって
堕ちたところはほとんど見たことないもの」

「ああああああーーーーーっ、あああああああああっ」

先生と黒子が会話をしている間も綾は数え切れないほどの絶頂を受け入れていた。






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