夢魔兎2 巫女 ひかり
シチュエーション


「おい、そこの怪しいの。」

後ろから声が聞こえる。
構わず歩いていると、

「待て、待て。お主の事じゃ。兎の着ぐるみ。」

と再び声をかけられた。
兎は足を止め、後ろを振り返った。
そこには、巫女の格好をした小柄な女性が立っていた。

「お主、なかなか厚かましい奴じゃな。自分の怪しさに気付いておらんのか?」

巫女姿の女性は呆れた様子で言った。

「えっ?そんなに怪しいですか?」

やけにリアルな兎の全身着ぐるみは、まじまじと自分の身体を見ながら言った。

「まぁ、そこは感性の違いという事で。それに……。」

兎は巫女姿の女性を見ながら続ける。

「貴女もあまり他人の事は言えませんよ?レイヤーさんですか?」
「ばっ馬鹿者!わしは本物の巫女じゃ!」

巫女は顔を真っ赤にして叫んだ。

「そうでしたか。それは失礼しました。では、私は先を急ぐのでこれで。」

そう言うと兎は、巫女に軽く会釈し、くるりと背を向け歩き始める。

「待て、待て。話はまだ終わっておらん。」

兎は歩きながら返事をした。

「何でしょうか?」
「お主、物の怪じゃろ?」ピタッと足を止め、兎はゆっくりと振り返った。
「ほぅ、よくわかりましたね。正確には少し違いますが、似たようなものです。」
「わしは巫女じゃと言うたじゃろ。」

少し得意げな顔をする巫女。

「それで?私に何か?」

巫女はキョロキョロと辺りを見渡すと、

「深夜とは言え住宅街ではなんじゃ、ほれ、あそこに公園が見えるじゃろ?そこに場所を移さぬか?」

と言った。

「わかりました。」

二人は公園に向かって歩き始めた。
兎は歩きながら改めて巫女を見た。
端正な顔立ち、腰まで伸びた黒い長髪。
体格は小柄だが、どことなく力強さを感じる。
年齢は20代前半だろうか?
凛という表現がぴったりだ。

「何じゃ?人をジロジロ見るでない。」
「あっ失礼しました。巫女さんがとても綺麗で魅力的だったもので。」
「ば、馬鹿なことを。ほれ、着いたぞ。」

どこにでもある、一般的な公園。
時間帯が時間帯だけに、人の姿はない。

「それで?お話と言うのは?」
「夜の公園で、巫女と物の怪が2人、やることは化け物退治しかないじゃろ?」
「えっ?仰る意味が良くわからないのですが?いまから始めるのですか?」
「随分のんびりしておるのぉ。もう始まっておる。」

ずかずかと間合いを詰める巫女。

「待ってください。私、女性には暴力を振えません。」
「優しいのぉ。でも、わしに気遣い無用ぞ。」

パシッ。巫女の両手が兎の右手を掴む。

「ホイなッ。」

兎の膝が抜け、前のめりになる。
踏張ろうと力を入れたその時、ぐるりと天地が回り、兎は顔から地面に叩きつけられた。

「痛っ!」

兎は情けない声をあげた。

「さァこい。」

巫女は構えをとって待っている。

兎は、口の入った砂を唾で吐き出しながら立ち上がった。
唾には血が混じっている。

「まっ待ってください。本当に女性に暴力を振るうのは嫌なんです。」
「たわけが!」

バシッ!

巫女は兎に強烈な平手打ちをした。

「わしが気付かぬと思っておるのか?お主の身体からたちこめるその淫靡な香。お主、女性を襲う類の物の怪じゃろ。」
「確かにその通りですが、一度も暴力は…」

巫女の左手が伸び、再び兎の右手を掴む。
兎は咄嗟に払い除けようと力を入れたが、どうゆう理屈かその力が自分に跳ね返り、訳のわからぬまま前方に回転し、空中で顔を捕えられ、そのまま後頭部から地面に叩きつけられた。
兎の頭が公園の地面にめり込む。

「!!」

あまりの痛みで声がでない。

「どうじゃ、景色がドロドロじゃろ?」

兎を見下ろしながら巫女は続ける。

「無理矢理女性を犯しておいて、暴力は振るったことがないじゃと?愚か者が!」

巫女は全体重を乗せた踵で、兎の喉を踏み抜く。

「がはぁっ!!」

兎は喉を押さえ、口から血と涎を撒き散らし転げ回った。

「ひっひぃぃぃ。」

兎は何とか起き上がると、頭を地面にこすりつけながら謝った。

「まっ待ってください。いっ命ばかりは。もう二度と女性を襲ったりしませんから。見逃してください。」
「物の怪が土下座とはのぉ」

巫女は汚い物を見るように兎を見た。

「降伏する気などまるでないくせに。油断させるためならなんでもする。誰も見てなければ、わしの尻の穴でも舐めれるじゃろ?」
「ふふふっ。」
「何が可笑しい?」
「いえね、半分は当たってますが、貴女のお尻の穴なら、人前ででも舐めれますよ。」

ペロッと舌をだし、兎は続ける。

「何でしたら、今ここで舐めてあげましょうか?」
「ばっ馬鹿者がぁぁぁ!」巫女は顔を真っ赤にし、兎の頭を踏み付けようと、足をあげたその時、残った足を兎にすくわれた。
「しまっ!」

どさっ、尻餅を着く巫女。
この機を逃してはと、兎がのしかかる。

「甘いわ!」

上に迫ってきた兎を巴投げでいなす巫女。
大の字で地面に背中から叩きつけられ、兎は動かない。
しかし、声をあけだのは巫女の方だった。

「おっお主、なっ何を射った。」

兎の右手には注射器が握られていた。

「速効性の睡眠薬を。」

ゆっくり立ち上がる兎。
急速に薄れゆく意識のなか、巫女の頭に兎の声が響いた。

「卑怯とは言うまいね。」


「こっここは…?」

大きなベッドの上で、巫女は目を覚ました。

「うっ!」

両腕は後ろに回され縛られていた。
そうじゃ、思い出した。
あの兎めに眠らされて……。

「不覚。」

とにかく、ここから逃げ出さねば。
幸い兎は部屋にいない。
出口は?
あった。
巫女はドアに向かって静かに走った。
ドアに背を向け、後ろに回された手をノブに伸ばす。
小柄な体格が災いして、少し手間どりはしたが、何とかノブを回し、そのまま体重を預け、ドアを開けた。
振り返り、外に出ようと歩を進めた矢先、モフッとピンクのモコモコしたものに顔が埋まる。

「おや、もう気がつかれたのですね。」

そこには兎が立っていた。

「くっ。」

後ろに下がろうとした巫女を、兎はひょいと肩に担ぐとベッドに向かって歩きだした。

「はっ放せ、放せ。」

肩の上で暴れる巫女をベッドに転がす。

「なっ何をするつもりじゃ。」
「ふふふっ、わかっておられるくせに。夜のベッドで男女が2人。やることはSEXでしょう。」
「やっ、よっ寄るな外道!」

じりじりと後退しながら巫女が叫ぶ。

「貴女、公園で言いましたよね?私から淫靡な香がたちこめてると。ふふふっ、その香に、貴女の香も加えてあげますよ。」

兎はゆっくりと、しかし確実に巫女との距離を詰める。

「よっよせ!汚らわしい手で触れるでない!あっ!」

兎は巫女の声を無視し、手を伸ばし、襦袢と白衣をはだけさせようとした。
白衣の下から、雪のように白い肌と、和装ブラが少し見える。

「やはり袴を脱がさないとだめですね。」

兎は巫女のうなじに舌を這わせ、両手を巫女の腰にまわし、袴の帯を解き始めた。

「やっ!ばっ馬鹿、やめろ!」

兎は巫女の抗議の声を無視し、うなじから左耳へと舌を進める。
耳たぶを甘く噛み、耳殻を舐め、耳の穴へ。

「ぁぁっ!いや!」

ニュル、ニュッ、ニュルル。

兎の舌が耳の穴を犯す。
巫女は顔を左右に振り、逃げようとするが、兎の舌はそれを許さない。

ニュッ、ニュッ、ニュッ。

「ぁっ!ぁっ!ぁぁっ!」

兎は耳から舌をゆっくり抜いた。

ハァ、ハァ。

巫女の息ははやくも少し乱れてきている。

「感度が良いのか、耳が弱いのかわかりませんが、今からこれでは先が思いやられますね。」
「だっ黙れ、下衆!」
「随分強気ですが、袴は解けましたよ?」
「あっ!」
「後は…」

兎は袴を少し下にずらす。

「この帯を解けば、ふふっ。」
「やっ!」
「楽しみです。どんな胸をしているのか。」

シュル。(帯紐が解ける)

「そして、胸を責められ貴女がどんな声で鳴くのか。」

シュルル。(帯がゆるむ)

「下衆!下衆!!あっ!」

ガバッ。兎は襦袢と白衣を大きくはだけさせた。

「やっやめろ!」

勿論兎の手は止まらない。

ジーッ、和装ブラのチャックを下ろす。
ポロッとブラに押さえ付けられていた胸がこぼれる。

「こぶりですが、形の良い胸ですね。」

手を伸ばし乳房を揉む。

「あぁ、やわらくて気持ち良い。」
「くっ…。」
「味はどうかな?」

兎は胸を揉みながら、舌を左の乳首に近付けた。

「いっいやぁ!」

チロチロと舌先で乳輪をなぞる。

「あっ!」

ペロッと縦に舐め、チュッと軽く吸う。

「あぁっ!」
「味も反応も素晴らしい。あぁ、そう言えば、まだお名前を聞いていませんでしたね。良かったら教えていただけませんか?」

解放した乳首を、人差し指と親指の腹でこねながら、兎は尋ねた。

「だっ誰が、きっ貴様なんぞに、ぁっ、教えるものかっ。」
「そうですか、それは残念です。」

そう言うと、兎は右の乳房に舌を這わせ、乳首へと舌を進める。
乳輪を舐め、何度も乳首をなぞる。
その間、左胸への刺激も忘れない。
優しく包むように揉み、指の腹で乳首を軽く弾き、また優しく揉み、優しく弾くを繰り返す。

「ぁっ!あっ!ああっ!」

舐めていた乳首をチュッと吸い、甘く噛む。
噛むのを止め、涎で光り突起した右の乳首をしごきながら、兎の舌は再び左の乳首に進行を開始する。

「ぁぁっ!いっいや、いやじゃ!」

たっぷりと涎を含ませた舌先で乳首をねぶり、吸い上げる。

「ぁん!あっ!あっ!あっ」
「巫女さんの名前知りたいなぁ。」

兎はそう言うと、巫女の両乳首を弄び始めた。
乳首を優しくしごき、軽く引っ張る。
指の腹で弾き、優しく擦る。

「ぁぁっ!いや!いや!やっやめ、やめて!」

当然のように兎は止めない、寧ろ少しずつ指先に込める力が強くなる。

「あっ!あっ!わっわかった!わかったから!」

兎の指は止まらない。

「ぁぁっ!…り、ひかり!あっ!あっ!ひかりじゃ!だっだから、止めてぇ!」

兎の指がようやく止まる。

「名前を教えてくれたら止める、そんな約束した覚えはありませんよ?」
「そっそんな!」

「でも、折角ひかりさんが教えてくれたんです。お礼をしなくては。」

ペロッと舌を出す兎。

「きっ貴様、何を企んでおる?」
「ふふっ、ひかりさんのオマンコ、舐めてあげます。」

そう言うと、レロレロと舌を動かし、袴に手を掛けた。

「なっ!ばっ馬鹿者!あっ、やめろ!やめんか!」

ひかりは必死に抵抗するが、すでに袴も帯も解かれており、簡単に外すことを許してしまう。

「いっ、いやっ!」

襦袢と白衣を開かれ、今まで隠れていた場所が露になる。
臍を舐めながら、兎の手はひかりの尻と、太ももを撫でた。

「ひかりさんのオマンコは、どんな味がするのかな?」

そう言うと、兎の手がひかりの秘部に向かう。
ひかりは足を力の限り閉じ、抵抗を試みる。
兎は力を加減し、ひかりの抵抗を楽しみながら、ゆっくりじわじわと足を開いてゆく。

「ほらほら、頑張らないと。開いちゃいますよ?」

足が少しずつ開いてゆく。

「うっ!くっ!ああっ!だっだめ!」

完全に足を開かれ、M字状態にされるひかり。

「おやおや、もうパンツに染みができてますよ。」
「ばっ馬鹿を言うな!」
「じゃあ見せてあげます。」

両足をぐっと押し上げ、まんぐり返しの態勢にする。

「どうです?染みができてるでしょう?」
「ちっ違う!」
「強情な人だ。」

兎はやれやれと首を振ると、チョキッ、チョキッとパンツの両端を鋏で切った。
ハラリとパンツが落ちる。

「これで言い逃れでき…」

兎の言葉が止まる。

ひかりの濡れた性器周辺は、まるで赤子のように毛が生えていなかったのだ。

「これは、これは。ふふふっ、ひかりさんはパイパンだったんですね。」

兎は、本来毛が生えてるはずの場所を、さすりながら言った。

「きっ貴様!ぜっ絶対に許さぬからな!覚悟しておけ!殺す!必ず殺してやっあああっ!」

ひかりの怒りの声を無視し、兎は秘部を責め始めた。
膣口から溢れた愛液を舌ですくい、涎と混ぜてヴァギナを縦に舐める。
膣口、尿道、陰核。
膣口、尿道、陰核。

「やっやめ!あぁぁ!んぁっ!」

膣口、尿道、陰核。
膣口、尿道、陰核。

「ぁっあっぁつ!ぁん!ぁん!」

ひかりは恥ずかしさのあまり、目を瞑り、顔を横に背けた。

「ひかりさん、ちゃんと舐められるとこを見てください。」

ジュルルッ、愛液を飲む。

「ぁぁぁっ!」

ひかりは顔を背けたままだ。

「ほらほら、今から敏感な所を舐めますよ。」

陰核への集中攻撃が始まった。
まず舌先で陰核の皮を剥きにかかる。

「ああっ!やっ!やめ!あああっ!」

陰核を被っていた皮が剥け、陰核が直接的顔をだす。
それを涎をたっぷりのせた舌先でつつき、舐める。

「ああっ!あっあっあっ!」

唇でついばむ。

「あぁっ!あっあん!やっや!」

ついばんだ陰核を舐める。

「ああっ!やめ、やめて!だめっ!だめっ!」
「気持ち良いんでしょう?」
「…ない!ぁぁっ!きっ気持ち良くなんか!あっあっ!なっなりたくない!」

陰核を吸い上げる。

「ああっ!だめ、だめじゃ!あっあん!」

吸い上げた陰核を、口の中で舐めまわす。

「あっ!あっあっ!あぁっ!!」

口の中から解放し、ひかりに見せ付けるように、ねぶる。

「ああああぁあっ!!」

ひかりの身体は強張り、小刻みに波打ち始める。

「苦しそうですね。いま楽にしてあげます。」

そう言うと兎は、長い舌を膣に入れ、内部を舐めまわす。
同時に鼻の頭で陰核を優しくグリグリと刺激する。

「あっああぁぁ!だっ、だめ!だめ!だめ!まっ、いやぁぁぁぁぁあ!!」

ひかりはビクッビクッと、身体を二回大きく波打たせ果てた。

「ぁぁぁっ……。」

ひかりの目から大粒の涙が、膣口からは白濁した愛液がこぼれる。

「ふふっ、まだまだこれからですよ。」

ジュププッ。

兎の中指が、絶頂を迎えたばかりのひかりの膣へ沈む。

「ひかりさんの内、トロトロで気持ち良いです。」

ゆっくりと指を動かす。
手前、手前、奥。
手前、手前、奥。
手首を回し、上下。

「あっあっ!ああっ!」

ジュプッ、ジュプッ。

「指に絡み付いてきますよ。ふふふっ、そんなに気持ち良いんですか?」
「ちっ違う!気持ち良くなんか、あああっ!」

中指に人差し指が加わる。
手前、手前、奥。
手前、手前、奥。
手首を回し、上下。
手前、手前、奥

「んっ!あぁぁっ!ああ!」

ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ。

「本当に強情な人ですね。でも、これでも意地を張れますか?」

そう言うと兎は指を根元まで沈め、膣内で第二間接から曲げ指の腹で膣壁前方上部を擦り始めた。

「なっ!?ぁぁぁっ!」

チャッチャッチャッ、兎の指が膣内からテンポの良い淫音を奏でる。

「ああっ!やっ!あっあっ!駄目っ!まっ待って!待って!」

チャッチャッチャッチャッ。

「ほ、本当に駄目なの!おっお願い!やめて!いや!いやぁぁ!!」

チャッチャッチャッチャッ。

兎の指は、ひかりの膣内に生じた膨らみを掻き出すように擦り続ける。

「あぁぁ!ゆっ許して!許して!」
「ひかりさんは私が命乞いをしたとき、許してくれましたか?」

チャッチャッチャッチャッ。

「あっあれは!ああっ!あっあっ!出ちゃう!何かでちゃう!」
「出してください。たっぷりと。ほら、ほら、ほら!」

チャッチャッチャッチャッ。

「ああっ!もう駄目っ!あぁぁっ!いっいやぁぁぁあぁぁぁぁあ!!」

ビシャ、ビシャ、ビシャ!

兎の指の動きに合わせるように、ひかりの尿道から勢い良く潮が矢のように何本も吹き出す。

「ほら!ほら!ほら!」
「いやぁ!いやぁ!いっやぁぁぁあぁぁぁぁあ!!」ビシャ、ビシャ、ビシャ!
「あははははっ!すごい!ひかりさん、まるで散水機みたいですよ!」
「あああああぁぁぁぁあっ!!!」

絶叫の様な喘ぎ声と共に兎の指はひかりの膣圧で外に出された。
それと同時に尿道からは水柱が吹き上がり、放物線を描きながら、ひかりの身体に落ちていった。

まんぐり返しの態勢で吹かされ、ひかりは大量の潮を自身に浴び濡れていた。
ベッドのシーツにはひかりの撒き散らした潮で、大きな潮溜りができている。

「潮に塗れたひかりさんも綺麗ですよ。」
「あっあっ……。」

ひかりは口をパクパクとさせ、身体を小刻みに震わし、絶頂の余韻を茫然と受け入れていた。

ジュルル。

「あっ!」

兎の舌がひかりを現実に連れ戻す。
兎はひかりをまんぐり返しの状態のまま、ひかりに見せ付けるように性器周辺の潮や愛液を舐め、吸い、飲み始る。

「やっやめて!汚いから!」
「汚い?とんでもない。」

ジュル、ジュルル。

「とても美味しいですよ。」
「ぁぁぁっ!」

ひかりの股から顔をあげると兎は尋ねた。

「ひかりさんに質問なんですが、潮を吹きながら何回イキました?」
「なっ何を!」
「これだけ派手に潮を吹いて、イッてないとは言わせませんよ?」
「しっ知らない!」
「じゃあ仕方ないですね。」

ジュププッ。

「あっ!」

兎の指がひかりの膣へと沈んでゆく。

「ここだったかな?」

ぐっと指を曲げ、ひかりのGスポットを探し当て、ゆっくり擦り始める。

「やっ!いやぁぁ!」
「もう一度潮を吹けば思い出してもらえますか?」

チャッチャッチャッチャッ。

部屋に再び淫音が響き始める。

「ああああっ!ああっ!」

チャッチャッチャッチャッ。

「駄目、もう出ないから!あぁっ!出ないから!」
「そうですか、それは残念です。」

再び生じた膨らみを責めながら、兎は楽しそうに言っう。

チャッチャッチャッチャッ。

「出ないから!出ないから!ああああっ!」
「そうですか、そうですか。」

チャッチャッチャッチャッ。

「ああ!ああ!わっわかった!さっ三回!三回じゃ!だっだから!ああ!」
「三回も?ふふっいやらしい。じゃあ、これから四回めイキましょうか。」

チャッチャッチャッチャッ。

「ああああっ!やっやめ!はっ話が、ちっ違う!やぁぁぁ!」
「話?私何も約束してませんよ?」

チャッチャッチャッチャッ。

「ひっ卑怯者!下衆!下衆!げっあっああああっ!だめ!まっまたぁ!ああああっ!」

ビシャ、ビシャ、ビシャ!尿道から吹き出す潮。

「いやぁぁぁぁぁあ!!!」

ビシャ、ビシャ、ビシャ!

「あははははっ、ほら!ほら!止まりませんね。」
「ああああっ!ああああっ!」

ビシャ、ビシャ、ビシャ!

ひかりの尿道は兎の指に合わせ、壊れた散水機のように潮を撒き散らす。

「あぁっ許して!ああっ!許して!なる!おかしくなる!おかしくなっちゃう!!」
「おかしくなったひかりさん見てみたいなぁ。だから、許しません。」

チャッチャッチャッチャッ。

「そっそんな!ああっ!ああああっ!ああっ、あああああぁぁぁぁあ!!!」

ビシャァァァァァッ。

絶叫のような喘ぎ声をあげながら、大きな潮柱を吹き上げ、五度目の絶頂にひかりは意識をさらわれた。
意識を失ったひかりは痙攣をおこしながら、膣口から白濁した愛液を垂れ流す。

「気を失ってしまいましたか。ふふっ、まぁ良いでしょう。今日のところは帰してあげます。また明日楽しみましょう。」

そう言うと、兎はひかりの唇にキスをした。



「ああああっ!あっあっ!」

んっ?

「いやっ!いやぁぁ!」

何?うるさいなぁ。
人が気持ち良く寝てるのに。

「あっあっあっあっあっ!」

あれ?でも何で人の声が……。

「!!」

美咲は目を覚ますと、目の前の光景に息を飲んだ。
知らない部屋で、ピンクの兎の着ぐるみが、後背位で女性を突いていたのだ。

「気が付かれたようですね、美咲さん。」

兎は腰を動かすのを止め、美咲に声をかけた。

「あっあなたは!」

美咲の脳裏に、兎に辱められた記憶が甦る。

「すいません。美咲さんがなかなか起きてくれないもので、先に始めちゃいました。あと少し待っててくださいね。」

そう言いながら兎は再び腰を動かし始めた。

「ひかりさんもうイキそうですから、イッたら交替しましょう。」
「ぁぁぁっ!みっ美咲とやら、にっ逃げろ。あっ!逃げるのじゃ!」

ひかりが息も絶え絶えに美咲に呼び掛ける。

「せっせめて、あぁ!おっお主だけでも!」
「ふふふっ、ひかりさん。美咲さんが起きたからって格好つけなくて良いんですよ?今までみたいに、いやらしい鳴き声を聞かせてください。」

そう言うと兎は激しく腰を打ち付け始めた。

「ほら、ほら、ほら!」

ジュブ、ヌプ、ジュッ、ジュッ、兎の男根がひかりの膣に出入りする度に、ひかりの膣口から白濁した愛液が掻き出される。

「あああっ!あっあっあっ!だっ駄目!もっもう!にっ逃げて!にげっあああああぁぁぁぁあ!!!」

ビクッビクッ、身体を大きく波打たせ、ひかりは果ててしまった。

「ぁっぁっ……。」

ズズッ、兎はゆっくり男根を引き抜く。
ひかりの内から抜かれた兎の男根は、愛液でテカテカと光り、そそり立っている。

「ふふふっ、美咲さんどうします?ひかりさんは逃げろと言ってますよ?」

美咲に歩み寄りながら兎は言った。

「まぁ逃がしませんけどね。」
「いっいや!来ないで!」

美咲は恐怖で動けない。
そして今更ながら、自分が一糸も纏っていない事に気が付いた。
両腕は後ろに回され縛られている。

「ふふっ、嫌われたものですね。先日は潮まで吹いて悦んでくれたのに。」
「あっあれはあなたが無理矢…きゃあ!」

問答無用とばかりに、兎はベットに美咲を押し倒すと、両手で足を強引に開いた。

「ふふ、綺麗なオマンコです。」
「いやぁ!見ないで!」

美咲は足を閉じようと力を込めるが、兎の両手が許さない。

「いただきます。」

そう言うと兎は美咲の股に顔を沈めた。
涎を含ませた舌で、膣口、尿道、淫核と縦に舐める。

「ああっ!やっ!」

それを数度繰り返し、涎をたっぷり乗せた舌を膣口に挿し、涎を流し込む。

「あっ!」

皮を被ったままの陰核を舐める。

「やっやめ!あっあっ!」

何度も何度も執拗に舐められ、陰核が少しずつ大きくなってきた。

「いや!いや!」

皮ごと口に含みチュッと陰核を皮から吸い出し、直接舐める。

「ああああっ!あっあっ!」

口から解放した陰核を、舌先で縦に横にと舐めまわす。

「だっだめ!いっいやぁぁ!ああっ!」

美咲の身体は強張り、小さく波打ち始める。

「ふふ、ほら、ほら。」

陰核を舌の上で転がし、ねぶる。
ねぶる。ねぶる。

「あああっ!あっあっあっ!いやぁぁぁぁぁあ!!」

美咲は軽く達した。
膣口から愛液がドクドクと溢れてくる。
ジュルル、兎は溢れる愛液を美味しそうに吸う。

「美咲さん、おかわりいただきます。」

そう言うと長い舌を膣に入れ、内部を舐めまわし、鼻先で陰核をグリグリと刺激した。

「あああっ!やっ!だめ!だめぇ!」

絶頂を迎え敏感になっている秘部を責められ、美咲にはやくも快楽の第二波が押し寄せてくる。
ガクガクと性の喜びに震える美咲の体を押さえ付け、兎は舌は丹念に内側を舐め、鼻は執拗に陰核を責め続けた。

「あっあっあっ!ああああぁぁぁあ!!」

美咲は大きく絶頂した。
体は波打ち、膣口からは新たな愛液が溢れこぼる。

ジュルル、ジュル。

兎は満足そうに愛液をすすり、飲む。

「次はここから、出してもらえますか?」

チロチロと舌先で尿道を舐め、兎は言った。

「もっもう許して!」
「だ〜め、許しません。」

兎の指が美咲に迫る。

ドン!!

兎の指が美咲の性器に触れる寸前、ひかりが兎に体当たりをしてきた。
だが兎はびくともしない。

「おや?大分元気になられましたね。美咲さんを助けに来たのですか?」
「口惜しい。この両手が使えれば、貴様何ぞに遅れはとらぬのに。」
「試してみますか?」
「えっ?良いのか?」

思わぬ兎の申し出に戸惑うひかり。

「いま解いてあげます。」

そう言うとひょいとひかりを抱え、

「美咲さんちょっと上に失礼します。」

と美咲の上にひかりを俯せで乗せた。

「ひかりさん、解きやすいように、少し腰をあげてもらえますか?」
「こっこうか?」

言われるままに腰を浮かすひかり。

「あぁ、はい。それでよいです。」

ふふっと兎は笑い、右手の指をひかりの膣に、左手の指を美咲の膣に挿入した。

「ああっ!」
「やぁっ!」

二人から声があがる。

「きっ貴様!何をしておる!はやく縄を解かぬか!」
「あれ?私の両手責めを試したいと仰りませんでした?」

兎はゆっくりと両方の指を出し入れする。
ジュプッ、ニュプッ、ジュププ。

「だっ誰が!あっ!きっ貴様、また騙したな!」
「あっあっ!やっ!」
「私の両手責めは、仲間内から『神の左手悪魔の右手』と呼ばれてるんですよ。」

ジュブ、ジュプ、ジュッ。

「やっやめ!」
「あつあっ!」
「仰々しい名前ですが、実はただ単に女性二人から同時に、潮を吹かせれるってだけなんですけどね。」

ははっ、と照れたように笑うと、ひかりの内の悪魔と、美咲の内の神が動き始めた。

「こんなふうにね。」

チャッチャッチャッチャッ。
チャッチャッチャッチャッ。

「あっあっ!ああっ!」
「いやぁ!いやぁ!」

神と悪魔の奏でる淫音と、二人の喘ぎ声が部屋に響く。

「ふふっ、二人ともこんなにパンパンに膨らませて。」

ゴリュ、ゴリュと膨らみを擦る。
兎はこの感触と、Gスポットを責めることで、羞恥と快楽に悶える女性を見るのが大好きだった。

「あああっ!だめ!だめじゃ!」
「ああっ!まっまって!まって!」
「ふ、ふふ、あはははは!ほら!ここ!ここ!ほら!ほら!」

ヂャッヂャッヂャッヂャッ。
チャッヂャッヂャッヂャッ。

「あああっ!出る!出ちゃう!だめ!だめ!だめ!」「いやぁぁ!出る!出る!出ちゃう!ゆっ指とっ止めてぇ!」
「あはははは。出してください。たっぷりと。ほら!ほら!ほら!!」

ヂャッヂャッヂャッヂャッ。
ヂャッヂャッヂャッヂャッ。

「あああああぁぁぁぁあ!!!」
「やあああああぁぁぁあ!!!」

ビシャ、ビシャ、ビシャ!
ビユッ、ビユッ、ビユッ!

ひかりは後背位の格好から、下に向け勢い良く何度も潮を吹きだす。
美咲も正常位の格好から、上に向け勢い良く何度も潮を吹きだす。
二人の吹き出す潮を体に浴びながら、兎の神と悪魔はは暴れ続ける。

ビシャ、ビシャ、ビシャ!
ビユッ、ビユッ、ビユッ!

「いやぁ!いやぁ!いやぁ!たっ助けて!許して!もう!だめぇぇぇぇぇ!!!」
「あああっ!!こっこんなのって!いやぁぁ!止めてぇ!止めてぇぇ!」

ブシャャャャャャ!
ブシャ!ブシャァ!

ひかりは大きな潮柱を一回、美咲は霧吹きのような潮を二回吹き出し、気を失った。
兎は二人から同時に指を抜き、満足そうに左右の指についた愛液と潮を舐めとる。

「ふふふっ、二人とも気を失ってしまいましたか。」

二人の撒き散らした潮で、ジュクジュクのベットに腰掛け兎は続けた。

「でも、今夜はまだ帰しませんよ。目が覚めた方から可愛がってあげます。」






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