10人目の童貞君
シチュエーション


高校2年の田中正治は体育倉庫に向かって歩いている。クラスメートの小野由美に
呼び出されたのだ。

「まいったな、どうしよう」

実は2日前に由美から交際を申し込まれていあたのだが、すぐに答えをだせなかった。
由美は美人であったが不良グループに属していたし、男遊びが激しいと男子の間で噂になっていた。

「地味な俺とはつりあわないな。断ろう・・。」

体育倉庫前で決心すると、恐る恐るドアを開けた。

「ちょっと遅いじゃない、何してたのよー」

中に入ると跳び箱に座っていた由美が立ち上がり不機嫌そうな顔で近づいてきた。

「お、この前の返事まだなわけ?」
「うう・・。」

正治由美のあまりの強気な態度に萎縮している。

「いや、その件に関しては、その・・。」
「はあ?」

まるで雌ライオンに睨まれたネズミのように正治は狼狽した。
正治は由美に見つめられ、目を合わすこともできなくなり、顔が赤くなっていくのが自分でもわかった。

「ふふ、おどおどしちゃって男の子って可愛い」

獲物を狙う肉食獣のように由美の目つきが鋭くなる。

(この目つきやばい・・犯されるかも・・。)

身の危険を感じた正治だったが、すでに遅かった。
いきなり由美に抱きつかれあっさりと唇を奪われてしまった。初キスだった。

「ちょ、まっ、んぐうううー・・!!」

何とか由美の口から逃れようとするが頭に腕を巻きつかれて脱出はできなかった。
執拗なキス攻撃にやがて意識が朦朧とし、ペニスも固くなってくる。
由美は抵抗の弱まった

正治を壁際まで追い込むと強引に舌を口内に侵入させた。
舌を絡めたり、正治の舌と唾液を吸引したり徹底的に蹂躙した。
正治が息がつまりむせ返ると小悪魔な笑みを浮かべ唇で塞いだ。

「ねえ、どう?私と付き合う?」

正治の耳元で甘く囁いた。

「つ、付き合います・・よろしくお願いしますう・・。」

由美は満足そうに微笑むと正治を床に押し倒した。
30分後正治は童貞を喪失する。
ちなみに由美にとって正治は10人目の童貞君であった。






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