【 通信教育 】 夏奈 〜拡張・その2〜
シチュエーション


「〜〜〜ッッ!!。……やっぱり、ダメだ……」

お風呂場で体を丸めたままうなだれる夏奈
何がダメなのかというと、例の通信調教システムのノルマがクリアできずにいたのだ

始めてから3ヶ月
お尻の拡張もすっかり日常の一部へと入り込んでいた
特にノルマのクリアは、変化の無い日常を送るしがないOLの夏奈に達成感をもたらした
毎週出されるノルマは次の週までにクリアすれば間に合うのだが
すっかりハマってしまった夏奈は届いたその日にクリアすることを楽しみにしていた

だが、そんな夏奈でもクリアできずに悩むノルマが「セルフフィスト」だった
アナルの拡張が足りないのか、それとも手が大きいのか、はたまた体が硬くて届かないだけなのか
夏奈自身原因はよくわからないままもう2週間
今日も挑戦するが上手くいかなかった

「……向いてないのかなぁ……」

夏奈は、「拡張には体質もある、だから無理をしてはいけない。」という旨の注意書きを思い出し
既にあきらめかけていた

次の日、新しいアイテムが届いた
だが夏奈は浮かない顔だ
先々週のノルマであるセルフフィストも攻略できていないため、新しいアイテムへの意欲がわかないのだ
事実、先週のアイテムも再び箱にしまわれ、放置してある

だが、今週のアイテムには次の通しナンバーではなく『補習』と銘打たれていた

「……補習……?」

夏奈は首をかしげながら包みを開けた
説明書に目を通してみると、これはノルマ達成できなかったユーザー用の救済策として用意されたものだった

「大人になって補習を受けるとはなぁ〜〜〜」

夏奈はとてもガッカリした表情で同梱されていたアイテムを眺めた

ハリネズミ
そうとしか例えようのない形

卵型の本体に、トゲトゲと盛り上がった突起、下には尻尾のように伸びた紐
しかも突起は尻尾に向かって倒れていて、針の返しのようになっている

「……またえげつない形だなぁ」

先端をお尻に入れて、紐を掴んで引っ張り出す
説明書など読まなくても一目で使い方がわかってしまう安直さだった

「このとげの『返し』でアナルを鍛えろってことなのかな……」

夏奈はアイテムを持って、まるで当然のように服を脱ぎながらお風呂場へと向かう
慣れた手つきでローションを薄め、指でアナルをほぐしていく
もうここまで一連の動作になっていた

新しいアイテムはあっという間にアナルにあてがわれていた

「ん……、んん……っ」

今までよりもやや小さめのアイテムは、とげの向きが逆なのもあいまって
ほとんど抵抗無く吸い込まれていった

「んぁ……」

「でも……ここからが本番だよね……」

ここまではスムーズにきた夏奈だったが、アイテムの形状を考えると引き抜くのはちょっとためらわれた
お尻から垂れ下がる尻尾のような紐を手繰り寄せる
紐の先端にはおあつらえ向きにリングがついていた

(ここに指を通すのね)

夏奈は瞬時に理解すると、指を通してじんわりと力を込めていった

プッ

じょじょにじょじょに紐を引っ張っていく
しかし中々お尻に抵抗を感じない

(紐……、長いな……)

夏奈がそう思い始めたとき、紐の終わりがスルスルと眼下に躍り出てきた

「……え?!」

紐は本体の根元からぷっつりとちぎれ落ちていた

「どっ、どうすんのっ?!」

慌てる夏奈がばたばたと動くと、その腸内には確かにアイテムの圧迫を感じる

「残ってるよ。コレ……」

夏奈はフローリングをローションで汚しながら、リビングに置きっぱなしの説明書を取りに戻った

※先端のリングに指を入れて引っ張ると根元から千切れます
ノルマ挑戦時以外は、紐部分を掴んで引っ張りましょう

3:手を入れてアイテムを取り除く
腸内に残ったアイテムを出すには、トイレでいきんでもムダです
ソフトニードルが返しとなって出てきません
では、どうしたらいいでしょう?
そうですね。手を入れて掴み取ればいいんです
できなければ病院で恥ずかしい思いをすることになりますよ(笑)

※事前に紐付きの状態で成功することを確認してから挑戦しましょう

(……紐、……もう、取れちゃってるんだけど……)

そこから夏奈の奮闘が始まった
いきむ、ねじ込む、両手で拡げる

(病院なんて絶対に嫌!)

その一心で無理矢理アナルを拡げていった

疲れのの見え始めた頃、ついにフィストが腸内に進入し始めた

(入っ……た?!)

だが体を緊張させると急にアナルが絞まりだす
夏奈は今までムダに力が入りすぎていたことに気が付いた

(そっか……、そうだったんだ……)

ゆっくりと息を吐くとアナルは緩んでいった
その呼吸のタイミングに合わせて手を少しずつねじ込んでいく
やがて指先がアイテムに触れた

(あった!)

キュッとアナルが締まる
夏奈はあわてて呼吸を整えた

(ここからよ、ここから……)

掻くように指を動かし、アイテムを手繰り寄せる
自分の腸内の感触を楽しむ余裕もないまま、アイテムを掴み取った

(やった……!)

だが本当の問題はここから先にあった

(あれ……、抜けない……?)

ねじ込む時は細く尖らせていた手だが、アイテムを握ったグー状態では太さがふた回り以上も違う

「うっ……、くっ……」

いくらお尻の力を抜いても手は抜けない
あとは力任せしかなかった

「んお……、おおお……っっ」

いっぱいにいきんで、だるくなった腕に力を込める
アナルは火山のように盛り上がり、膣までも圧迫していた

「おっ……、おおおおっ……、ぉおおああああっっ!!!」

ボンッ

破裂音と共にアイテムは床に転がり、夏奈は前のめりに倒れた
開きっぱなしになった真っ赤なアナル
持ち上げられたお尻はまるでそれを見せびらかせているようだった






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