没落貴族
シチュエーション


「お父様もお歳を召して参りました・・・」

ここは、山深い僻地
そそり建つ山肌と、深い森、さらさらと流れる沢、そこを行き交うは鳥獣のみ

都でのきらびやかな生活を追われた父娘、
ここに逃げ延びてどれくらいの月日が経ったであろう


ここへ辿り着いて幾ばくかして、食料も底をつき、絶望の淵に立たされた家族は
もはやこれまでと、命を絶とうとしていたとき
この辺鄙な場所に居を構える老婆に助けられた

老婆は魔女であった
居といっても、自然の洞窟に家財道具を持ち寄っただけの粗末な住まい
老婆は霊薬も効かぬ病を患っていた
命のある間、贅沢なくらししか知らぬこの家族にここで生きる術を
精一杯教授してくれた
娘二人は、資質が多少あるということで魔法のいくつかも伝授された



今日は恩人の一周忌であり、姉妹は丹精込めて作った葡萄酒を
その墓に供えに来ていた
膝をつき祈りを捧げる妹の横で姉が切り出していた

「没落したとはいえ、我が家は一千年続く名家
こんな形でも、我らが生き残っている以上
ここで子孫を絶やすわけには参りません
かといって、この数年間で、ここへやって来た者
通りすがった者はただの一人もなし」
「お姉さま・・・」

妹は姉の言わんとするところをすぐに察した
老婆の生前の言葉を思い出す姉妹

”ここで子孫を絶やすは御先祖に申し訳なかろう
よいかね娘達、どんな暮らしぶりであろうとも、女であることを
決して怠ってはならぬぞ”

老婆は、このような場所に住んでいるにも関わらず
毎日顔を洗い、髪を梳き、薄く化粧までもしていた
服こそ布と動物の皮を張り合わせた粗末なものであるが、
それ以外は都を歩いていても不自然無い、どころか
下手な貴婦人よりよほど上品な老婦人という印象であった

”女にとって輝く長い髪と化粧は魔法
男を誘うに、うまく化粧を乗せた笑顔に敵うものなし
あとは最上の葡萄酒を使えば、手に入らぬ男はおらぬ”

沢で初老の男が石に腰掛け、ぼんやり釣り糸を垂れている

・・・家を没落させた情けない男・・・

男の脳裏には常にそれがあった
本来ならば都の豪邸で、何不自由無い生活を送り
今ごろは美しく成長した娘達に貴族や騎士の中から婿を迎えて
やれているはずであった
それが、こんな山奥で野生動物のような暮らしを強いてしまっている

実際は、順応性の高い若い娘達は、彼が思うような卑屈な素振りは
全くなく、上の娘はささやかな牧場と菜園を切り盛りし老婆から教わった
酒や薬の製造に自らのエッセンスを加えることに喜びを感じ、
下の娘は数匹の犬を連れ、手製の弓と魔法を武器に山中を駆け巡り、
喜々としながらどっさりと山の幸を持ち帰る

・・・私が一番の役立たずだ、どこにいても能無しで最低の男だ私は・・・

そうした自分の思いが娘達に対する申し訳ない気持ちと重なり
丸めた背中に漂わせる哀愁をいよいよ深めていくのであった


「お父様」

振り向くと上の娘が薬瓶と壺を抱えて立っていた

「おお・・何か用かな?」
「お腹の薬、お持ちしました今朝方切らしてらしたでしょ」
「そうか、済まんな」

男は処方された胃腸薬を、くっと飲み干した
ふと見上げると、沢の水に反射した陽光が娘の長い青髪を輝かせていた

「ふっふ・・・何やら今日は、一段と別嬪に見えるな」
「嫌ですわ、お父様天国のお母様にヤキモチ妬かれます」
「はは・・・娘に対してやきもちも無かろうて
ところで、そっちの壺は何かな?」

「はい、お父様これは新種を用いて造りました葡萄酒でございます
ぜひ、お父様に味見して頂きたくお持ちいたしました」
「そうか、しかし昼間から酒というのも・・・夕食時に頂こう」
「そうですか・・・せっかくお持ちしたのに」

ふっ・・と寂しそうな表情を浮かべて見せる娘、父親は彼女のこの表情に弱い

「いや、そんな顔せんでくれ、わかった、それでは少し頂こう」
「わかりました、では・・」

ぱっと表情を変え、木製の椀にとくとくと壺の中身を注ぎ入れる

「はい、お父様、どうぞお召し上がりを」

椀に注がれた酒を鼻で嗅ぐ男

「ふむ・・これまでにない香りだな、ではお味のほうは」

一滴、舌の上で舐めた後、ぐいっと喉に流し込む

「ふぅ〜・・・」
「いかがですか?お父様」
「ふむ・・・なんとも不思議な味だ・・」

娘の目が、”おかわりはいかが?”と訴えかけている

「もう少し・・、味わってみるか」
娘は椀になみなみと注いだ

「はい、お父様、慌てずにどうぞ」


数十分後・・・

「うう〜・・・げぷ・・」

自らの腹をさする父親の足元にすっかり空になった壺が転がっていた

「お父様、大丈夫ですか?」
「んん〜なんだか・・体が妙に、ふわふわして・・・それにやけに暑い」

顔を赤くして、頭から湯気を立てる父親を娘が介抱している

「だめだ!暑い!とても着てられん!」

酔った男は年頃の娘がいるすぐ脇で獣皮のガウンを脱ぎ捨てた
皺の寄った初老男のあまり美しくない裸身が現れた

「ふひ〜すうすうして、いい気もちだぁ・・・」

汗だくで肌のあちこちに興奮して赤い斑が浮き出ている
しかし娘の視線は、みっともなくさらけ出された父親の下半身に
注がれていた

「これが、男性・・・」

白髪交じりの剛毛に覆われた父親のその部分は、赤黒く怒張し、
周囲の山肌に負けじと天を向いてそそり立っていた

初めて男性器を見て驚いてるわけではない、自分が普段世話してる
動物達とさほど見た目が変わらないことに驚いていた

「人もやはり、動物ということなのね・・・」

「・・・さて、それではお父様、寝床のほうへ参りましょう、
さあ肩にお掴まりになって」
「うう・・ひっく」

娘は父親の手を自分の肩に掴まらせ、そのまま担ぎあげた

ふらふら、よたよたしながら肩を組んだ親子がねぐらの洞窟に向かう

「お!お父様!そんな押さないで!転んでしまいます!」
「ふふぅ・・・おまえ・・おまえは・・ずいぶんと・・いい女だな」

裸の父親は横から愛娘を他人と見紛い、その青い髪に鼻を突っ込んで
ニオイを嗅いでいた

「いい・・においだそれに、この豊かな谷間・・・」

大きな”荷物”を肩に担いでる所為で娘の服は肩口から外れ
胸元が大きく開いてしまっていた

男の皺だらけの大きな手がずるりとその柔らかそうな谷間へ伸びて来た

「まあ!お父様!お戯れを・・・あ!」

男が娘の肩に寄りかかり過ぎて、ドサー!と川岸の砂の上に二人して
倒れ込んだ

「お父様!大丈夫ですか?お怪我は・・・あ・・お父様・・」

・・ふぅーふふぅー・・・どれぇ・・

倒れて尚、酔った男は娘の胸から手を退けようとせず、
それどころか尚深く毛深い腕を忍ばせていく

「あ・・ああ・・お父様・・・」

実の父親に乳房を揉みしだかれる娘、
脂ぎった指がねちっこい動作で、ほどよく実った肉の果物をほぐしたてる

・・ふぅ・・やっこいのぉ・・ふふぅ・・・

「お父・・様・・たら・・」

・・・見せろ・・もっと、きちんと・・ヒック・・見せるのだ・・
・・・ええい、ヒック・・邪魔な服だ!・・・

「あ!・・・」

がさつな動作で、男の手は、顔に恥じらいの色を浮かべた実の娘を
ばさばさと剥いていく

やがて、陽光に照らされて輝く産まれたままの白い素肌を
遥か子供の頃以来、十何年かぶりに父親の眼下に披露するのだった

「・・・お父様・・・そんな・・見ないで・・」

思わず娘は、あの頃とは比較にならぬほどすっかり成熟した肢体の
胸と股間を手で覆い隠し、身を丸めて一層顔を紅く染めた

・・ほ・・ほぉ・・

男は自分の娘のあられもない姿を射抜くような視線で凝視していた
荒い鼻息はぐんぐん近づき、指が伸びてくる
そして男の手は娘の胸を覆った手首を掴みゆっくりと剥がした

見事に成長した白い二つの膨らみが沢からの風に吹かれて微かに揺れる
父親の無精ひげを生やした唇は無造作に近づき、娘の豊かな膨らみの頂きに咲く
ピンク色の実を摘んだ

「う・・・」

娘は低く反応する、
そのまま彼女の無垢の乳房は父の口に頬張られ、存分に賞味されるのだった

・・・べろ・・ぺちゃ

荒々しい息が娘の肌を揉みくちゃにする

「くぅ・・・くすぐっ・・たい・・おとうさま・・」

体中を這いずりまわる、ざらついた感触に身を捩る

・・ふぅ・・ふぅ・・べろ・・れろ

媚薬入りの酒の勢いで我を忘れた男は、目の前の艶かしい体が愛娘のものとも
気付かず、その柔肌に己の手垢とキスマークをつけ回っていた

「ああ・・おとう・・さま・・・」

覚悟していたこととはいえ、思わず父の頭を手で払い除けようとする
しかし娘の肌に被りついた白髪混じりの頭はびくともしなかった


・・ぐふ・・ぐふふぅ・・

娘の尻の割れ目に鼻を突っ込む父親

「ああん・・おとぅさまったら・・」

立派な大人に成長した尻周りに舌と指を満遍なく走らせる

こんな山奥に封印しておくには勿体無いほど魅力的な美しい脚の間を潜り
物心ついてからは、母親以外誰にも眼に触れさせたことすらない花園に
父の鼻が取り付いた

「おとうさまの鼻息が・・・私の・・」

こんもりと生えた青い縮れた毛が、父親の鼻息でそよいだ

「んあ!」

娘の頭が軽く反る
父親の舌が未開の園をなぞったのだ
反射的に脚を閉じようとしたが、”じっとしておれ!”とばかり
足首を掴まれてより大きく広げられた

じゅるじゅるじゅるぅ

「う!くぅ・・・」

男を誘う芳香を放つまでに成熟した花園を、父親に舌で割られ
奥から滲む新鮮な蜜を味見される
娘は異様な感触に打ち震えながらも、心の準備を整えていく

((お・・かあさまごめんなさい・・・わたし・・きょう・・・これから
おとうさまと・・・アダムと・・イブに・・なります・・・
本当に・・・本当に・・・ごめんなさ・・い))

大きく開いた足の間から、父親の毛深い上体が現れ黒雲のように
娘の白い身体に覆い被さった
息を荒げ血走った目をしたそれは、娘の知らない父であった
ことここに及んで息を呑む娘の未踏の花園に、獰猛な楔と化した
父親の男根が宛がわれた

「!あう!!」

娘の身体に、巨大な稲妻が走った
父親の怒張が愛娘の花園にめり込んで来たのだ

「い!・・いたた・・」

娘は父の頭を手で押しのけ逃げ出した
しかし父の腕は追いかけ、たやすく細い腰をがっしりと捕らえ
己の腹の下に引きずり込んだ

「ああ!おとう・・さま!おゆるしを!あひ!・・・」

想像以上の痛みに思わず初志を忘れる娘に今一度宛がわれた父の怒りの熱棒は
再び処女の花園を割った

「ひ!・・・ぎぃ!・・・」

父親の手によって、清らかな道を拓かれていく娘
一条の赤い筋が蹂躙の隙間から流れ落ちた

「あ!・・が!・・」

やがて娘の花園はその深淵部まで父の熱棒に占拠され
びくんびくんと征服の戦慄きを彼女の全身に響かせた
この瞬間、娘は父の女となったのだった

「お・・・とぉ・・・さ・・・ま・・・」



さらさらと流れる沢音に、熱を帯びた嗚咽が混じる
清らかな清流の脇で、父と娘が男女となって交わりを演じていた

・・おぅ!・・おぅ!・・おぅ!・・

父は娘を組み伏せ、その体の中でいきり立った自身を鎮めようと果敢に励む

「はぅ!・・あっ!・・つぅ!」

青い髪を乱れさせ、生白い肌を震わせて父の・・
初めて受ける男の打刻を耐え忍ぶ娘
父親は目を血走らせながらも、口元は緩み、若い女と交合する悦びを存分に
堪能しているようであった

「あぁ・・おかあ・・さ・・ま」

唇を噛み、眉間に皺を寄せたその瞳に流れる雲が映っていた

陽光の下、父と娘の交わりは尚も続く
娘は貫通の痛みも麻痺し始め、自分の中で力強く脈動する父を実感
しはじめていた

「お父・・様・・感・・じる・・」

子供の頃、父に抱っこされてあやされたことを思い出す
大人になった今、あの時以上に熱く、深く父の抱擁を受けている
娘は自らも、必死で突き動く父にしがみついた

「おとう・・さま・・
私は・・今・・おとう・・さまに・・
裸で・・体中で・・愛され・・て・・・
・・おぅ・・おおぅ・・・」

父親の腹に圧されながら、己身を突き抜かれるに併せるように
娘は哭き声をあげはじめた

ふん!ふん!ふん!・・
おぅ!おふ・・おぅ!・・

せせらぐ川のほとりで汗と砂に塗れてまぐわう父娘、
娘の若々しい肉体の中で、父の怒張がいよいよ天上へ向かう

・・う!・・ぬぅ!・・

そして父は遂に娘の花園深く目一杯挿し入ると、ぶるぶると嚢を震わせた

「あ・・・」

娘は本能的に、胤を受けたことを感じ取る

・・ふぅ・・・

娘の胎にたっぷりと滾った物を吐き出し怒りの鎮まった父は
ゆっくりと抜け出ていった、そしてそのまま彼は意識を失った


ふらふらと起き上がる娘、痛みで閉じれない自身の股を覗き込む
ぱかっと割られた尿道の下の奥から、どろり・・と濁った液が
異臭を放ちながら溢れ出ていた

「これが・・・お父様の・・お胤・・」

すくって舐めてみた

「苦い・・」

親子の液ででろでろになって萎れている父の分身を見やる

「私は・・父の愛を受けた・・これで、家は・・守られる・・・
お母様・・罪深い娘を・・どうか・・お許し・・くださ・・・」

娘の目から止め処なく涙が零れ落ちた

「お姉さま、それで上手くいったの?」

夕方、狩りから戻った妹娘が姉娘に尋ねる
姉は自分の腹をさすることで答えとした

「そう・・それじゃ、私も頑張らないといけないわね
それで今、お父様は?」
「ずっと寝てるわ
記憶封じの術をかけたから、起きても覚えてないでしょう」
「やはり、そうしたのね」
「ただでさえ落ち込んでいたのに、酒の勢いで娘と関係したなんて知ったら
立ち直れないでしょう」
「でも、身篭って、お腹が大きくなれば、結局は・・・」
「その時は、どうするか考えてるわ
とにかく今は、お父様からお胤を頂くことが第一よ
わかったわね」
「はい、お姉さま」
「それと、今回私自身が呑んだ媚薬は役に立たなかったの
お陰でかなり痛い思いしたわ
だから、あなたの時は、私の立会いの元、あなたも父と同じ酒を
呑んでことに及んでもらいます、いいわね」


あれから二月ほど経った晩

「お、と、お、さ、ま」

部屋を照らす松明の灯りの影から妹娘が顔を覗かせた
そして、一人で晩酌を行う父の横にすとん!と腰掛けた

「なんだね?」

哀愁親父ぶりは相変わらずだが、上の娘と四歳違いの下の娘が寄って来ると、
つい顔がほころんでくる

「私もご一緒していい?」

姉娘と同じ青い髪だが、ずっと短く、頭の真上で束ねていた
動きやすさを身上とした服装で、短い皮スカートと膝の上までブーツ状
に巻いた毛皮の間から白い太ももが15センチほど覗いていた

「おまえはまだ子供だ、酒は早い」
「まあ!お父様は私がいくつになっても子供扱いなさるのね」

むくれ顔で、ぐっと胸を突き出して見せる

「お父様!ごらんになって?お母様にも、お姉様にも、もう一歩も
引けをとらないわ」
「私はそんな下品な娘を持った覚えはないぞ」

父は半分呆れ顔で目を背けた

「まあまあ、お父様この子にもそろそろ、少しくらいお酒の味を
覚えさせてもよろしいじゃありませんか」

姉娘が壺を持って現れた

「・・・おまえは最近、妻のような口の利き方をするようになったな
しかし、このところおまえ、太ったような気がするが」
「最近、食事が美味しうございまして、ついつい食べ過ぎて
しまっているのかもしれないです」

済ました顔で、壺の中身を二人分、木の椀に注ぎ出す

「ふふ、お姉様、気が利くわね」
「やれやれしょうがない、一杯だけにしておけよ」
「それでは、お父様、乾杯いたしましょお」

二人は同時にぐいっと椀の中身を胃の中に流し込んだ



夜も更けた
洞窟の住いで、松明の炎がゆらゆらと揺らめく

「ふぅ〜・・ひっく」
「はぁ〜・・ひく・・」

顔を赤くし、目をらんらんとさせて見つめあう父と妹娘の影が壁に揺れていた
傍らから姉が妹に問い掛ける

「大丈夫?あなたに注いでいた分には密かに水を混ぜていたのだけど」
「ひく・・ねえ様、どうにか・・」
「正気を保てているようね、さあ、それではお父様に抱かれなさい」

妹娘は立ち上がると、服を外しはじめた

松明の灯りの中を、身を包むもの全て脱ぎ捨てたしなやかな腰と
かもしかのような足が、束ねた青髪を揺らしながら椅子の上で
興奮の度を高めた父親に歩み寄る

「お父様、汗びっしょりね・・」
・・ふぅ・・暑い・・暑いのぉ・・

父親はぎらついた眼をしながら、妹娘の面前で、あの日のように、
立ち上がりながら皮のガウンを放り出した
毛むくじゃらの体の真中で、かつて姉娘を女にした物が、今度は妹娘を前に
戦慄きながらそそり立っていた

娘は、それを注視しながら、狩りの友の犬達を思い出していた
ふと目を離した隙に、重なり合って腰を蠢かしていた二匹の様を

「はあ、これから、私は、お父様と・・・
これを・・・この身に、受け入れるのね」

緊張を滲ませる視線の上から、ゆらりと父親の大きな手が伸びて来て
娘の両肩をとらえた

「う・・」

父は、びくりと肩をすくめる愛しい娘を毛皮の絨毯の上に押し倒していった

「うう・・んおねえさま・・」

妹娘は、しなやかな身を父に取り付かれ、水を弾く張りのある肌を賞味されていた

「どお?気分は・・」
「ひゃ!・・あんとてもくすぐったい・・・」

親犬に子犬が舐めまわされるがごとく、妹娘は体中、父の唾液と手垢に
染まっていった

「ねえさまも・・・こんなふうに・・されたの?」
「そうよ」
「うひゃ!」

父に乳房を鷲掴みにされる

「ふん・・ふぅん・・」

大きな掌に、瑞々しい張りのある膨らみを揉みしだかれ、
一人前に悩ましげな息を吐く
やがて、あの日の姉同様、父の唇に可憐なピンク色の実を摘み取られるのであった

「あ・・あ・・・お父様・・そんな・・」

父親に乳を吸われ、やはり姉と同じく喘ぐ妹娘

「お父様、まるで大きな赤ん坊のよう」

乳への愛撫を盛んに受ける妹を姉は目を細めて見守った


「はあ・・・はあ・・・お姉さま・・」
「あらあら、心地よいの?」
「はい・・なんだか・・・」

小ぶりに締まった尻を父親の鼻に弄られ、妹娘は肌をひくひくさせる

「まあ、あんなところを舐められて・・」

父親の舌が妹の排泄に使う穴をしきりに悪戯していた

「ひん・・ひん・・」

妹娘は細い腰を嫌々するようにくねらせた


娘の股の間からじゅる・・じゅるる・・と淫靡な音が流れる

「あ・・あふ・・・」

引き締まった太ももを抱え込まれ、かつての姉に続いて父親に果汁を
味見される妹娘

「ふふ・・お父様ったら、何から何まで私の時とすることが同じ
私もさんざん、啜られたわ」

「ああ・・・あああ・・・」

父親の激しい愛撫に、結んだ髪がふるふると鞭のように振られる
妹娘はさらに芳醇に潤っていった

父親ががばっと娘の身体を覆った時には
その身は火がついたように火照り、自ら足を全開させて、蜜を垂れ流す花園を
せがむように震わせていた

・・ふぅ!・・ふふぅ!・・

「はぁ・・・はぁ・・おとう・・さま」

父の怒張は娘の花園の入り口にぴたりと狙いを定めるや否や
ぐっ・・と腰を押し出す

「う!・・・」

二人の身体に炎が走り、互いの末端に感じる熱い温もりに目を細める
そして、妹娘の処女の花園に先端をめり込ませた父の熱塊は怒涛の如く
踏み入って来た

「あ!・・ぐぁ!!・・・」

姉に続いて父に処女を貫かれる妹

「いた!・・・」
「がんばって!・・辛抱よ!」
「・・・あ!・・ああ・・・」

姉娘の激励の中、妹娘の初々しい身体は、見る間に父の堅い体躯に
占拠されていった



松明の炎が洞窟の壁に、組合って揺れる男女の影をゆらゆらと映し出す

ず・・・ず・・・

「あ・・あ・・」

初老の父親と三周りも歳の離れた実の娘が、くんずほぐれつ肉の宴に興じている
欲望の権化と化した父が、愛娘の身体から貪欲に爛れた水音と
艶のかかった息を上げさせていた

「あぁ・・・おとう・・さまぁ・・」

弓を担いで元気一杯山野を駆け巡る闊達で健康的な娘の口から
似合わぬ甘い息が漏れる

「お父様に抱かれて、気持ちいいのね?」

痴態を演じる妹に姉が語りかける

「あ・・は、はひ・・なんだか・・とても・・・」
「お酒の効果抜群ね、私の時は悲惨だったわ、なんだかずるい」
「あぅ・・ひゃぅ・・ね、ねえさま・・・ごめん・・・」

・・ぐぉ!・・おぉぉ!・・・
・・は!ぅ・・ふ!ぅ・・・

獣のような声をあげ、一心不乱に禁断の宴を繰り広げる父と娘

「ああ・・・ねえさま・・とおさま・・わたしは・・わたしは
とろけて・・しまい・・そう・・です」

妹娘は目を血走らせながらもうるうると潤ませ、
緩んだ口元を舌でしきりに舐めずって
体の内側を熱く擦られる悦びに浸っていた

「すごいわ・・二人ともあんなにも足を絡ませあって・・・
あ?お父様の腰使いが早くなった」

ず!ず!ず!

妹娘の下半身から響く水音のトーンが上がる

「あ!あ!あ!」

父より逞しい打刻を受ける娘の体を炎が幾本も走り抜ける

「もう少し、もう少しよ!あと少しで、あなたも、あなたの身体も
お父様の愛でみたされるのよ!」

烈しいまぐわいを見せる父と妹の姿に、姉も興奮を禁じえなかい
娘の中で、狂ったようにのたうつ父はいよいよ堅く太く
その新鮮な胎を圧迫しはじめた


・・ふ!ふ!ふぬ!!

娘を押し潰さんばかりに抱き止めた父が、腰を小刻みに震わす
体の奥でじゅわぁと弾けるうねりを妹娘は感じ取っていた

「あ!・・あぁ・・ん・・ね・・ねえさま・・とう・・・さまが・・」
「お父様があなたの身体に子胤を注いでらっしゃるのよ
これであなたも、我が一族の子を身篭れるわ」

姉娘と同様、父はありったけの精を妹娘の無垢の子宮に迸らせた
そして射精を終えると、ころんと眠りに落ちてしまった

「ご苦労様」

ほぉ・・と熱いため息をつく妹を労う姉

妹は力なくあぐらをかいて股の間を覗き込んでいた

「すごい、どんどん溢れてくる・・」

そこへ姉の頭も覗きに来る

「うふふ、私のときと同じ光景ね」

青い長髪がゆっくりと妹の股の間に降りていった

「な!お姉さま!何を!」
「この子ったら、あんなに気持ち良さそうに、お父様に抱かれて
苛めたくなりました」

行為の直後の倦怠感で脱力した妹の、先ほどまでさんざん
父に愛されていた場所に姉の舌が這い始めた

「あ!・・やめ!・・やめて!姉さま!」
「ふふふすごいニオイですこと・・綺麗にしてあげましょう」
「あぁん・・ねえ・・さま・・だめです・・ったら・・」

姉妹は童心に返ってじゃれあった

**********************************

月日が過ぎた・・

「信じられん・・ことだ」

すっかり腹を大きくした二人の娘を前にして頭を抱え込む父親がいた

「お父様、黙っていてごめんなさい、こうするより仕方がなかったのです」
「改めて、お父様、私達の・・このお腹の子の
父親として一家の長であった自分をお取り戻しください」

これから母親となる娘の気迫は相当なものであった

「この子達が長じれば、山を降り、必ずやかつての名誉を取り戻して
くれるものと信じていますいえ、必ずそうさせます
ですから、お父上、何卒、手を貸して頂きたく存じます」
「おまえ達は、そこまで我が家のことを・・・」

この直後、姉が女児を、さらに二月後、妹が男児を出産した

半年後・・・

「あ・・あ・・あ・・」

洞窟の中、産まれたままの姿で絡み合う歳の離れた男女を、松明の炎が
照らしだしていた

「うふふお姉さま、気持ち良さそうですこと」

赤子に乳を与える妹娘が、のんびりと契り合う父と姉を眺めていた

「ふぅ・・ふふぅ・・おまえの体は・・本当に・・罪深い・・・」

彼女の母親ゆずりの青い髪を優しく撫でながら、その下半身では逞しい
突き上げを繰り返していた
揺れ動くに合わせて父の胸板を、すっかり熟れた娘の乳房がやわやわと
揉み擦る

「う・・ふぅ・・お父・・さま・・感じる・・感じます・・
もっと・・もっと、強く・・抱いてください・・ませ」
「しょうの・・ない・・娘だ・・」

幼児のように抱擁をねだる娘を父は一層強く刻んだ

「おぅ!おぉ!いぃ!いぃ!・・・」

力強い律動に娘は髪を振り乱して哭き声を上げ、それに応えるようにしっぽりと
愛液で父を包み込むのであった

「おお・・・これは、たまらぬ・・」

汗を散らして爛れあう親子、娘のしとどに濡れる熱い肉体の中で父は
いよいよ溺れていく

「か!・・神よ!罪深い!・・我ら親子を!・・ゆるし!・・たまへ」
「は!あぁ!いく!いぃくぅ!!・・・」

姉娘は普段の凛とした態度から著しく逸脱して、はしたなく悶え捲くる

「あ!!あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

父に先んじて天上に赴く姉娘、包み込んだ父を搾るように愛情の迸りをねだる

「う!・・むぅ!!」

堪らず父はがくがくと戦慄きながら、
愛娘の胎内に年甲斐もない濃い精濁をなみなみと注ぎ込んだ

「はぁ・・・お父様・・お母様と・・・こうされて・・
私達を・・お作りに・・・なられ・・・たのね・・」

父の愛を一滴でも多く受け取ろうと、娘の足が絡んだ父の腰を自分の腹に
押し付けた

「ふう・・我は地獄の業火で焼かれよう・・・」
「お父様、神はそれほど狭量ではございませんわ・・きっと・・」

けだるそうに行為の余韻に浸りながら、股を拭う姉娘


「・・・さて、それでおまえのほうは、もう授乳は済んだのか?」

父は妹娘のほうに視線を向ける

「終わりましたお父様」
「そうか、では来るがいい」
「はい!」

赤子のように四つん這いで丸い尻を突き出すて、ふるふると期待で震わせる妹娘

「やれやれ、赤子が赤子に乳を与えているようなものだな」

娘の尻は父の大きな手に抱え込まれ背後から硬い愛情を力一杯、
打ち込まれるのであった

「く!あぅ!・・」

家族の熱気にみたされた洞窟の中、
今度は妹娘の猫のような上擦り声が流れ始めるのであった


長い月日が流れ、母親達の深い愛情を受けて育った大勢の子達は、山をくだり、
広い世界中に散らばり、盗賊から国王となる者まで、様々な人生を駆け抜けた






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