村の一年一度の大事な儀式
シチュエーション


ここはとある小さな村の神社−

村の一年一度の大事な儀式が始まろうとしている。

「おお、よう似合うとる」
「神様もお喜びじゃろうて」

白装束を着た1人の女の子が緊張した面持ちで正座している。

「ばば様、私なんかで神様怒らないかな…」
「何を言うか、お前のような綺麗なおなごじゃ。神様が怒るはずがなかろうて」
「そうとも。お前は安心して神様に身を委ねるがいい……さぁ、そろそろ用意が出来た頃じゃ」
「後は頼むぞぃ」

村の長老達が少女の頭を撫でて部屋を出ていく。
後を託されたのは彼女とそう変わらない年頃の少女だった。

この村には不思議な言い伝えがある。
昔、大飢饉が村を襲い、村人が大変に困っていた。
村の神主の娘が枕元に現れた神様に村の窮状を訴えると、神様は御神木を娘に与え
我の力を娘の中に取り込み、その力を村人に分け与えるべし、と神託を下した。
言う通りにすると、飢饉の間は村人が空腹になることもなく、飢饉が過ぎるとかつてない大豊作になり
その年産まれた子供達がすこぶる元気に成長したと言う。
神様に感謝した村人達はそれ以後、神様に神主の娘と同じ年の娘を捧げ、村の平穏を保って貰う事が村の儀式であり、行事になっていった…という訳だ。

「さ、これを飲みなさい」

差し出されたのは儀式の主役しか飲めない御神酒。

「う゛…苦いよぉ〜」
「ガマンしなさい。神様があなたの痛みを和らげてくれるんだから」
「え?い、痛いの?」
「あはは、大丈夫だよ。神様優しくしてくれるよ……さぁ、行こうか」

奥の間、神前に着いた2人が二礼二拍手一礼。
主役の少女は正座をして待ち、年上の少女が神棚から恭しく御神木を手に取る。

「神様におかれましては昨年、村の平穏を与え下さり有難く存じあげまする。この者に御力を頂き、今年一年も村の平穏を与えて下さります様、御願い奉りまする」

少女にとっては儀式の最大のイベントなんだろう。一言一句間違えないように緊張しきった声が響く。

「さぁ、服を捲って」

手に持った御神木−何人の少女にその身を捧げられたのか、どす黒いを通り越して真っ黒な男根を模したモノ−を少女に見せながら近づく。

少女の小さな体には凶悪に過ぎる御神木だ。
見つめるその目には怯えの色がハッキリと出ている。
しかし、健気にも自分に託された責任を理解しているのか、正座から長座に変えて白装束を捲りあげる。

「これより御魂移しの儀を行い奉り候」

両手に乗せた御神木を高く掲げ、少女が一礼すると主役である少女が慌てて一礼する。
床に座った少女が白装束を捲って足を開くと、少女の陰部はしとどに濡そぼっていた。

少女によく見えるように御神木を陰部に入れていく…

「あ…ん」

少女と変わらない年頃の少女にも御神木は大きすぎるだろう。しかし彼女のそこは何の苦もなくヌルリと飲み込んでいく。

「あっ、あん、いいっ!くぅん…あああ…」

矯声を上げながら、御神木を出し入れするのが激しくなっていく。
少女が食い射るように見ている顔が次第に熱っていく…

「あっ!あっ!いいっ!あ、あっ…ああああんっ!!!」

最後の一突きを全部入れるのかと思うほど根元まで入れた瞬間、少女の体が若鮎のようにしなやかに跳ねて、歓喜の声と共に果てたのだった…

暫くの後、荒かった息を整え立ち上がった少女の目に映ったのは怯えではなく…期待に満ちた女の目だった。
未だ何人にも立ち入らせた事がない聖域からはその年頃に相応しくない
女の蜜が泉から湧き出る水のように溢れだしている…

御神木を手に近づき、儀式の続きを促す。

「我を寄代として今年一年の平穏を御願い奉りまする…」

よく出来ました、と言う微笑みを浮かべて御神木を少女の陰部に近づけ…
ズブ…と御神木が少女の胎内に埋め込まれていく。

「くぁ…!い、たいよぅ…」

「大丈夫だよ…痛いだけじゃないでしょ?」
安心させるように言う。

「う、うん…痛いけど…あんっ、痛いのに、わたしの奥の方が、ひゃん!…変なの…変なの…」
「神様が御神酒の御力で守って下さってるんだよ。そのまま神様を感じて…」

ぐぐっ…と一気に純潔の証を御神木に捧げさせて、少女の一番奥へと…

「がっ!?…は……あ、あ…」
「頑張ったね…ほら、神様もお喜びになられてるわ…分かるでしょう?」
「うん…あ、ああっ…」

不思議な事だ。
只の木でこしらえた男根なのに、少女には暖かい安らぎ…まるで母の子宮で守られているかのような感じがしていた。

少女の体が悦び始めているのを感じとり、御神木をゆっくりと出し入れする。

「やん…あぁ…んっ!いいっ!いいのっ!ああんっ!」

一突きごとに少女から女の悦びを訴えるのを見て、段々と手の動きが激しくなって…

「や、やだあっ!!なんかくるぅっ!!やだやだあっ!!い、いやあああっ!!!」

絶頂を知らなかった少女は…訳の分からない感覚に意識を手放したのだった。

少女が目を覚ますと、膝枕の上だった。

「頑張ったね…えらいえらい」

優しく頭を撫でる少女に、自分が儀式−御魂移し−の役目を全う出来たのだと、安堵の涙を流す。

「イっちゃったね…神様もお喜びになられてるわ…」
「イっちゃった…?」
「気を失うぐらい気持ち良かったでしょ?それがイくってことなの」
「でも、怖かったよ……神様、だらしない子だって怒ってないかな…」
「大丈夫だよ。怒るどころか可愛い子だって思ってるよ…」

その言葉に安心してエヘヘと笑った少女は暫くの間、膝枕の心地よさに身を委ねたのだった。

「落ち着いた?」
「うん…」
「頑張って。まだ終わりじゃないから」

暫くの心地よさを感じていた少女に御神木を渡し、続きを促す。暫くの心地よさを感じていた少女に御神木を渡し、続きを促す。
乱れた白装束を整え、御神木を高く掲げる。

「我に御力をお与え頂き有難く存じあげまする。我を寄代として、今年一年の村の平穏を守って下さります様、御願い奉りまする」

2人で二礼二拍手一礼してから廊下に出た。

「ふぅ〜!緊張したよぉ〜!」
「こらこら、まだ御魂分けの儀式が残ってるのよ。気を抜いちゃダメだよ」

神前での儀式を滞りなく終わらせた安堵を見せる少女を軽くたしなめる。
そう、まだ儀式は終わってないのだ…

2人が向かうのは結婚式や正月の祝いに使われる大広間。
ここでは村人達に神様の御力を分け与える大事な儀式−御魂分け−が行われる。
2人が大広間に着くと、寄代となった少女の同級生達が正座をして待っていた。
男子2人、女子2人。みんな仲のいい友達だ。

「あ、来た来た!」
「ねぇ、どうだった?痛かった?」

男子達が股間を押さえて黙っているのとは対称的に、女子達が期待に満ちた質問を投げ掛ける。

「静かに!」

年上の少女が一喝して黙らせる。

「これより御魂分けの儀を行い奉り候」

そう宣言すると、姦しかった女子達も正座して神妙に一礼する。

儀式に則り、白装束を初めて脱いだ少女の体は同級生と変わらないのに…大人びた雰囲気を纏っている。

この儀式には順序があり、先に産まれた男子が寄代とまぐわい、受け取った御力を先に産まれた少女に注ぐ…という流れだ。
上座に近い少年が少女に近寄り、少女に体を重ねる。

「あ、あの…入れていいの?」
「うん、来て…」

少年の陰茎は御神木よりも小さいが、ビクビクと反り返り、思わず少女も生唾を飲む。

「あ、あれ?」

精通を迎えたかどうかの年頃だ。最初から上手くいかないのも当然だろう。
そばで見ていた少女がそっと陰茎を手に取り、御魂が宿る清らかな花へと…

「うあ……あ、あ…」
「くぅ…ん…」

ヌルリと滑り込んだ陰茎を少女の中は優しく、しっかりと包み込む感触…あまりの気持ち良さに少年は動きを止める。
少女も御神木とは違う、熱を持った…そう、少年自身が持つ熱が想像の遥かに超える気持ち良さで
自分の意識が途切れそうになりながらも、貪欲に快感を得ようとしていた。

「ハァ…ハァ…う、動くよ?」
「うん…いいよ…」

少年が何かにとりつかれたかのように、激しく腰を振りだす。
その動きは余りに稚拙で、少女の事などお構い無しに自分だけが快感を得ようとする身勝手なものだった。
年上の少女の手によって絶頂と言う底無し沼に引きずり込まれた少女にも、それがよく分かる。
しかし少女は一心不乱に腰を動かす少年を愛しく思えて…少年が気持ち良くなれるように、陰茎を優しく締め付け続けた。

「あ、あっ、も…だめだ…っ」

少年の動きがいよいよ切羽詰まったものになり、少女に限界だと伝える。
母親のように優しく笑った少女が、強く陰茎を締め付ける…

「ああっ!?だ、だめだっ!…うああっ!!!」

少年が遂に限界を迎え、勢いを持った熱い精が少女の奥深くを叩き付ける。

「は、ああ…ん…」

なんとなく、御神木が与えてくれた暖かさと一緒だと、少女は心地よく受け入れたのだった…

やがて少年の陰茎から力が抜けて少女の陰部からズルリ…と出る。

「さ…早くあの子達にも御力を…」

息も荒いままの少年に、年上の少女が儀式の続きを促す。
2人のまぐわいを見ていた少女達の目が潤んで…その手は股間へと延びていた。

息を整えた少年が離れ、下座に座っていた少年がやって来て少女に体を重ねる。

「……ごめんね」

少年の目を見ずに謝る少女。

「な、何で謝るのさ」
「だって…初めてをあげられなかったから…」

どうやら2人は友達以上の想いを寄せあってるらしい…

「バカ…そんなのカンケーねーよ。神様とアイツだったらいいよ、俺」

その言葉に少女が感激して抱きつこうとした時…

「いったあああいっ!?いっ、痛い痛いっ!!やめて!やめてよぉっ!!」

びっくりして振り返ると、先程の少年が上座の少女とまぐわおうとしていた。
少女があまりの痛みに耐えきれなかったのだろう…

「あら…これはダメだね。私向こうに行くけど、2人で出来るよね?」

2人が頷く。

「それに私、どう見ても邪魔だしね」

2人の顔がカアッと赤くなるのを笑いながら彼女が向こうへ行った。

「なあ…いいか?」

ほぼ垂直に反り返る少年の陰茎は、先程の少年よりも大きく…少女の完全に開いた花弁の奥から、知らず知らず甘い蜜がトロリ…と溢れだす。

「ああ…来て…早く私と一緒になって…」

少女が入れやすいようにと花弁を開くと、未だ幼い蜜壷が露になり、ヒクヒクとうごめくのが少年を更に興奮させる…
少年が蜜壷に陰茎を押し付けると、蜜壷は柔らかく…そして淫らに拡がり、陰茎を抵抗もなく受け入れる。

「あふぅっ…」
「うはっ…す、すげぇ…気持ちいいよ…」
「私も…きもちい…っ」

少年が「あ」とも「う」ともつかない、うめき声を上げながら腰をゆっくりと沈め…やがて2人は完全に繋がった。

少女の瞳から一滴の涙がこぼれ落ちる。

「あ…い、痛いのか?」

少女は軽く首を振り、少年の体に手を回して微笑みかけた。

「嬉しいの…やっと一緒になれたんだなぁって…」

少年が少女を抱き締め…2人が自然と口付けを交わす…

「んふ…ねぇ、動いて…」
「ああ…」

少女の願いに従い、少年はゆっくりと腰を動かす。
互いに想いを寄せあってるのが少年に余裕を与えているのか…
先の少年とは違い、少女を気遣う動きだった。

「あん…あ、ん…もっと…もっとしてぇ…」
「大丈夫か?…痛くないか?」
「だ、いじょぶ、だから…いっしょに、きもちよくなろ?」

その言葉に少年がまた、少女の唇を奪い腰の動きを激しくしていく。

「やっ!あんっ!すごいっ!いいのっ!きて!もっとしてぇっ!!」
「はっ…はっ…あ、ああ、お、俺…もう…」
「わたしもダメぇっ!!ああんっ!!きてぇっ!」

今まで受け身だった少女も快感を求めて、腰の動きが陰茎に同調していく。
少年も、少女も、悦楽の果てに押し寄せてくる熱いものを感じて…

「うあっ!!あああ!!!イっく…!!」
「あああっ!!!だめだめだめぇっ!!!イくのぉっ!!いっ、いやあああっ!!!」

少女の全神経が陰茎との接触部に集中したような締め付けと共に、少年の熱いマグマが積を切って少女の胎内を暴れるように叩き付けていった…

心地よい疲れを癒すように2人が抱き合い、時折甘く口付けを交わす…
まどろんだ意識に、最初は痛みを堪えきれなかった少女の矯声が響き、少女は安心して意識を手放したのだった…

少女が目を醒ました時、すでに年上の少女の姿はなかった。
少年も少女から離れていて、下座の少女と交わって…精を放つところだった。
想いを寄せあった少年が他の女の子と交わる事に嫉妬するのが普通だろう。
しかし、少女は想いこそ違えど同じぐらい大好きな少年や少女達を見て、5人が一つになれた満足感で一杯だった。

全てが終わり、皆が心地よい疲れに体を休めている。
最初は激痛にあえいでいた少女達も、いつしか快感の虜になり、寄代の少女と同じ…女の子から女になっていた。

最後の努めを果たすべく、少女が立ち上がる。

「この者達に分け与えた御力を持って、村に、村人に、今年一年の平穏を約束し奉らん…」

寄代としての役目は終わった。
上座にいた少年が労うように片手を揚げる。
上座にいた少女が下座の少女におぶさり、2人両手を一杯に展げて少女が来るのを待っている。
想いを寄せあった少年が優しく手招きをすると、少女は皆の所へと駆け出して行った。

儀式が終わり…宴が始まる−






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