がんばれ、かおる君
シチュエーション


その話が出たのは、昼食も終わった昼休みの終盤であった。

『ゴムをきつく結ぶと、男の人って、イケないらしいよ』

興味津々で聞き入る仲間たち。
3人寄れば、なんとやら、女学生3人組を止めれる者は誰もいなかった。
いじめられっ子の、色白で、ちょいと身だしなみに力を入れたら、どちらかと言うと美男子のかおる君。
その後、ターゲットとなり、3人組に呼び出される。

『かおる君、いっつもいじめられて、可哀相だから、今日は私たちが、気持ちいい事をしてあげるね』

なんて、言われた日には、嬉しさより、恐怖感が先に立つ…

『僕、別にいいよ』

と本人は断ったつもりだったが、わざと曲解して

『ん、いいなら、放課後に、音楽室の準備室に来てね!待ってるよ。』

と、言われてしまった、あのその、とどもりながら抗弁しようとするが、彼女たちはどこ吹く風と、無視を決め込む。
しかし、彼女らの誘いを無視したら、そのあとの仕返しが怖くて、結局、かおる君は放課後、掃除が終わると、音楽室準備室に行くのであった。

部屋に入ると、早速

『ズボンとパンツを脱いで、椅子に座って』

と、命令口調で彼女たちのリーダー格の瞳に言われる。
かおる君は、

『はいっ』

と、おびえながら返事をすると、やはり、おびえながら、ズボンとパンツを脱ぐ。
必死に、両手で前を隠しながら、椅子に座る。
上はきっちり着たまま、下は、靴下と靴だけ。そんなみじめな格好で、椅子に座ると、瞳はパーティー用の目隠しをかおる君に装着する。
そして、残りの二人は、ガムテープで、手足を椅子に固定する。
一通り固定すると、瞳は髪を結んでいるゴムの一つを取り、かおる君のチンチンを軽くこすりあげて、やや硬くなると、ゴムで、根元を縛り付けた。
その、瞳が触った時に、身悶えるかおる君。
そして、触られたことにより、さらにチンチンに血が集まる。
しかし、ゴムできつく縛られているので、チンチンから血が出ていかない…
つまり、固いまま、戻らない状態である。
しかも、さらに、チンチンに血が流入しているようにも見える。
ゴムがきつく縛られているので、脈打つたびに激痛に似た痛みが走る。
そして、彼女らの愛撫がはじまった。
3人がかりで、うちもも、玉、竿、さきっちょと、両手と口を使って攻め立てる。
風俗慣れしたおじさんでも、15分と持たないのではないかという、荒々しくも淫靡な攻め。
なれたおじさんでも15分も持たない攻めを、かおる君は10分以上も耐えている。
息は絶え絶えだ…
目隠しを取ってあげたら、半ば、白目を向いているかおる君。
本来だったら、すでに、2〜3回は放出するに足りる愛撫だが、イケない。むしろ、逝っているけど、出せないという、極限の状態である。
たぶん、ゴムをとった瞬間に爆発するのだろうが…
ゴムで、無理やり抑えつつ、さらに愛撫を続ける…
瞳は、特に大胆だった。
竿を深くまで口に含み、上下に激しく動く。同時に、リズミカルに余った竿の部分を、ひねりをくわえながら、こすりたてる。
他の二人は、瞳の頬にキスでもするかのように、近づいてくるが、2個の玉を、舌先で転がしたり、口に含んで、口の中で転がしたりしながら、うちももをやんわりとなで続ける。

『もうだめ、痛い、チンチンの根元が痛いよ…』

すでに、泣きながら懇願しているかおる君。
涙目のかおる君を見ていると、さらに被虐心が増したのか、もっと、激しく責め立てるのである。

『出そうなのに、出せなくて、痛いよ…』

ほぼ泣き声で、涙目で、懇願する。
両手を後ろ手に縛られ、両足を椅子の足に固定されたかおる君は、哀願する以外の行為はできなかった…

『ほんとにでないんだね、だったら、いれても大丈夫かな』

などと、とんでもない事を提案しているのは、やはり瞳であった。
快感を苦痛としか感じれないかおる君は、ひたすら哀願するだけであった…
太陽の日は、4人の影をその身長の倍以上に伸ばし、空はすでにオレンジ色から紺色に変わり始めていた。


がんばれ、かおる君、3人にその童貞をささげる日まで。
がんばれ、かおる君、イケメンと呼ばれるその日まで…






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