先生と生徒
シチュエーション


次の月曜の午後に行う小テストで満点を取れなければお仕置きだと、彼女には伝えてあった。
こっそりと呼び出した人気のない教科準備室で、彼女は紅潮した頬をうつむけて私の前に立っている。

「たいして難しいテストでもなかったろう?」
「はい…」

蚊の鳴くような声がする。
それは実際、先週のノートを読んでおけばすぐ解けるような簡単なものだった。お仕置きがあると告げられていなければ、
彼女も満点をとったろう。

「いやらしいことばかり考えていないで、きちんと勉強もしなければ駄目だろう?」

何も答えない彼女の握った拳が、短いスカートの脇で震えている。

「約束通り、お仕置きだ」
「はい…」

掠れた、小さな声。

「下着をとって。スカートの裾を胸まで捲りなさい」
「はい…」

震えている手が、スカートの中へ潜りこむ。ゆっくりと上体を傾けて、太腿へ、ふくらはぎへ、薄青い小さな布を滑らせる。

「それをこちらへ」

白い上履きの爪先から下着を抜こうとした手が止まる。

「ぐずぐずせずに。言われた通りにしなさい」

こくり、と喉の鳴る音が聞こえる。ふっくらと柔らかな唇を震わせて、黒目がちな大きな瞳を欲情に潤ませながら、彼女は私を見つめている。

「先生…」

黙って手を差し出すと、おずおずとそこに暖かな布が乗った。
薄青いそれは一部を湿らせ、濃く色を変えている。

「スカートはどうした?」
「あっ…」

真っ赤に染まった顔を私から背けながら、彼女はスカートを持ち上げていく。ゆっくり、ゆっくり、羞恥で血の色を透かした太腿が、
黒い翳りが露になる。
私はその翳りの間に指を差し入れた。

くちゅり。

「ああっ」

水音に哀しげな声が被る。
くちゅり、くちゅりと指を動かすたびに音が鳴る。

「もうびしょびしょじゃないか」
「あっ…あっ…」
「まさか授業の間中、お仕置きのことを考えてここを濡らしていたのか?」
「ちっ……ちが……あっ……」
「違う?違うのか?」

蜜でぬるつく指を抜き、拭わないまま唇に触れる。

「その机に座って。足を開いて膝を立てなさい」
「先生…」

泣き声を立てる唇に、濡れた指を含ませる。

「言うことがきけないか?」
「はあっ…」

顔を歪めて、吐息のような声を出した。商売女でもこんな淫靡な顔はしないだろう。
激しい羞恥と、それを上回る欲望を身体中から滲ませて、彼女は私の目の前の机に腰をかけた。

「スカートを敷いてはいけない。汚れてしまって帰れなくなるぞ」

きつく目を瞑って腰を浮かす。腰の下に置いてしまったスカートを持ち上げ、もう一度腰を下ろす。そしてそのまま、片足を机の縁に乗せた。

「せん…せい…」

彼女のそこが見やすいように、私は椅子を引いて机の前に座った。
もう一方の足も机の上に乗る。

「もっと足を開きなさい。そうしないと見えないだろう?」
「ああっ…」

首を仰け反らせて喘ぐ。その声に頭が痺れていく。
早く見て、泣かせてやりたい。もっと彼女の声が聞きたい。乱れていく様を見てやりたい。

「北原」

私の声に押されるように、足が開く。
足の間の淫らな口が見えた。
ぱっくりと開いた場所から、とろとろと溢れているもので全体が濡れて光っているのが見える。真っ赤に充血して膨れた花びら。
蕾もぷっくりと鞘から顔を覗かせている。触って、早く触ってぐちゃぐちゃにしてと語りかけてくる。淫らな口。

「こんなに濡らして。びらびらも物欲しそうに膨らんでるぞ。自分で見てみろ」

長い髪の間に手を差し入れて、無理に頭を押し下げた。

「や…!いやぁ…!」
「びちょびちょのマ×コが見えるか?我慢できなくなってクリが顔を出してるぞ。お仕置きのことを考えなくてもお前のここはこんなになるのか。
四六時中触られたくてぐちょぐちょなのか」
「ちが……違う、せんせ…いや…いや…」

泣き声が欲情に掠れている。

「何が違うんだ。お仕置きのことを考えていて濡れたのか。それともお前のここはいつでもびしょ濡れでクリをはみ出させっぱなしなのか。どっちなんだ?」
「ああぁああ…」

彼女の手が、強く私の腕をつかんだ。

「おし…おき…。おしおきのこと…かんがえてたの…ずっと…」
「クリトリスがこんなに膨らむほど、お仕置きのことばかり考えていたのか。授業も聞かずにずっと股の間を濡らしてたのか」
「いや…せんせ…せんせ、もういや…言っちゃいや…」

私は彼女の小さな頭から手を離した。

「本当のことだろう?」
「せん…せい…」

蕩けきって濡れた瞳が私を見ている。

「足を下ろして。ブラウスの前を開いて胸を出せ」
「え…?」
「胸だ。見せてみろ」
「せんせい……」

胸など出したくないのだろう。そんなことより早くこの濡れそぼった場所を責めて欲しくてたまらないのだとわかっていたが、
そう簡単に責めてやりたくはなかった。泣いて泣いて、泣きすがってくるこの子が見たい。

「早くしろ」

羞恥よりも焦燥に震える指が、ぎこちなく制服のボタンを外す。白く、丸い、小さなボタン。震えた指では上手く外れない。
じれったそうに呻きながら、彼女は前を開いてブラジャーを押し上げた。
ぷるんと震える、ミルク色の柔らかな胸。当然ながら、その先端は尖りきっている。

「ここもコリコリだな」
「あっ…あっ…」

石のように硬くなった桃色の乳首を指先で弾く。ぴん、ぴん、と弾くたびに哀しそうな声が漏れる。
この硬い乳首を掌で押し潰しながら胸を揉みしだいたり、べろべろと舐め回したり、口に含んで転がしたり歯の間でしごいたりして泣かせてやりたい。
だが、今ここでそうするよりも、しばらく焦らしてやった方がずっと効果的なのだ。

「よし。しまっていいぞ」
「あっ!」

いやいやとまた首を振る。触って…と言わんばかりに胸が突き出される。

「出しっぱなしにしておきたいのか?」

乳首に触れないようにして、強く胸を揉みしだく。手の中でぐにゅぐにゅと形を変える。そう大きくはない。私の手にちょうど収まる柔らかな胸。

「ふああぁあああ…」
「誰か来たらどうする?スカートは下ろせばいいが、この胸は咄嗟にはしまえないぞ。それとも触られたくて膨れた乳首を誰かに見てもらいたいか?
舐められたり、抓まれたり、噛まれたり、吸われたりすることを考えただけでこんなにコリコリになったスケベな乳首を見られたいのか」
「いや、そんなの…そんなのいや…先生…」

すすり泣くような声を出す。

「じゃあしまっておけ」
「せんせいぃ…」

乳房から手を離すと、がくがくと痙攣するように身体が震えた。

「おねがい、せんせいおねがい、ちょっとでいいから…」

「ちょっとでいいから…?」
「すって…」

恥ずかしさともどかしさで真っ赤に染まった顔の中から、濡れた瞳が私を見ている。両手で胸を持ち上げて、彼女は哀しそうに懇願した。

「すって…なめて…おねがい、せんせいのおくちにいれて…」

片手で彼女の口を押さえ、しこった乳首を口に含んだ。

「んんっ!」

くぐもった声が、指の隙間から漏れる。
望みの通り、左の乳首を吸い上げてやる。

「んっ!んんうっ!んっ、んーっ!」

口の中に入るだけ、一杯に乳房を吸い込んで、歯の間でしごきながら押し出す。くにゅくにゅと頼りない乳房の感触。
コチコチに硬くなった乳首の感触。歯に、唇に触れるそれが気持ちいい。
一度吐き出したそれを今度は軽く含んで、舌の先で転がしてやる。右に左に舐めまわす。

「んんんっ、んんんっ、んっ、んんんんっ」

押し潰された悲鳴が心地いい。

「んっ!」

最後に一度甘噛みしてやってから、私は乳首から口を、彼女の口から手を離した。
はあっ、はあっと吐き出される苦しそうな息を聞きながら、唾液で濡れた乳首をやわやわと人差し指と親指でこねる。

「気持ち良かったか?」
「いい…いい…おっぱいきもちいい…」

触らなかった右の乳房を突き出してくる。

「こっちも…」
「ちょっとだけの約束だろう?そっちはまだおあずけだ」
「いやあぁ…」
「駄目だ。お仕置きなんだぞ。我侭を言うな」

ベソをかきながら、彼女はそっと自分の乳房に触れた。

「早くしまえ」
「ああ…いじわる…せんせい…こんなにしたのに…」

回らない舌で恨み言を言いながら、それでも言いつけ通りに乳房をしまう彼女が愛しい。

「私がそんなにしたんじゃないだろう?そのスケベな乳首は最初からビンビンに勃起してたじゃないか」
「ああ…」

声をあげて身をくねらせると、足の間からくちゅくちゅと水音がする。ただでさえぐちょぐちょだったそこは、もう大洪水なのだろう。
制服のボタンをはめる彼女の指の動きが、感じ過ぎてぎこちないのが苛立たしかった。早くまた足を上げさせて、濡れた場所を見てやりたい。

「しまえたら、さっきと同じように足をあげろ」

もう限界に達している彼女は、今度は躊躇わずM字型に足を開いた。
たらたらと涎を垂らしているそこが、待ちきれないと私を誘っている。ぱくぱくと、口が開け閉めを繰り返す。その度にとろりと涎が零れる。
クリトリスは勃起しきって限界まで膨らみ、鞘を押し上げて真っ赤な顔を見せていた。

「だらしないな…ちゃんとしまっておけ」

また彼女の口を塞ぎ、そこら中を汚している愛液を人差し指ですくって、クリトリスに塗りつける。

「んんっ!」

びくっ!と彼女の身体が跳ねた。
指先で剥けた包皮を押して、戻そうとしてみる。もちろん、こうまで中身が膨れてしまっては、戻そうとしても戻りはしない。
「んっ!んんんっ!んんっ!ん…!」

円を描くように、押し潰すように、頭を撫でるように、クリトリスを責めてやる。
口を塞いでいる私の手を握りしめて、彼女が叫ぶ。じりじりと腰が突き出される。
膨らんだ紅い珠が一瞬きゅっと縮んだそのタイミングで、私は指を離した。

「んっ!んんうっ!」

びくん、びくんと身体が跳ねる。

「ひど…せん…せ…ひどい…」

紅潮した頬を、涙が伝った。

「いくところだったの…いくところだったのに…せんせい…ひどい…」
「泣くほどいきたかったのか?」
「いきたい…」
「駄目だ」
「いや…」

椅子の上から腰をあげて、ぽろぽろと涙の流れる頬に口づけてやる。

「お仕置きなんだ。気持ちよくなってどうする」
「いや…」

首を振る彼女の、ぷっくりと膨れた愛らしい花びらを抓んでそっと震わせる。

「あ…」
「ちゃんと勉強するんだ。次のテストで満点をとったら、今度は思う存分いかせてやる」
「ああう…」

椅子にかけ直し、とろとろに蕩けきったそこに顔を近づける。待ちきれなくて突き出される腰と、机の間にたらりと蜜が零れる。
クリトリスに息を吹きかけ、花びらの先だけ舌で撫ぜた。

「あっ…せんせ…せんせ…」

ひくひくと開いた膣口が、クリトリスが震える。

「わかったのか?」

こくこくと、何度も小刻みに首が縦に振られる。

「返事はどうした?」

一度だけ、クリトリスを舌先で突いた。

「はっ…!はい…はい、せんせい、はい…」

いきたくて必死な彼女は腰を突き出す。もっと舐めて、ちゃんと舐めてと腰が突き出される。

「北原はいい子だな…」

また何度も、懸命に首が縦に振られる。

「いい子だから、声を出さずにお仕置きに耐えられたら褒美をやろう」
「はい…」
「声を出したら褒美は無しだぞ」
「はい」

彼女は自分の両手を口に押し当てた。

「我慢しろよ」

ポケットの中から、通販で買ったリングの箱を出す。それは小さな小さな銀の輪で、クリトリスに通して押すとぎゅっとそこを締めつけて、
外すまでずっと剥き出しで勃起したままにさせて置くと言う簡単な玩具だった。
充血しきって熱く蕩けたクリトリスに、そのリングの硬さや冷たさはどんな風に感じられるのだろう。
彼女はそれがクリトリスに触れた瞬間に跳ね上がり、ぎゅっと目を瞑って首を仰け反らせた。

「感じるか?」

びくびくと腰を跳ねさせてしまう彼女の、ぬるつく液でしとどに濡れそぼった小さなクリトリスに、そのリングをはめこむのは予想以上に困難だった。
滑る指が、銀のリングが、何度も何度も彼女の剥き出しのクリトリスを往復する。
これをはめることで彼女をいかせないように、私は度々作業を中断せざるを得なかった。
私が手を止めると、きつく瞑られていた彼女の目が開く。
大きく目を見開いて、すがるように私を見る。

お願いだからいかせて、もう一擦りして、早く、早くいかせてと目だけで私に懇願する。
その視線に煽られた。
こんなリングは投げ捨てて、尖ったここを口に含んで舐めまわしたい。
舌全体で押すように、舌先だけで軽く刷いたり、舐めたり唇に含んで揺すったりして泣かせてやりたい。
息の続く限り長く吸いあげて、かりっと音のするほど噛んで叫ばせてやりたい。
やっとリングがはまった時には、二人とも汗だくになっていた。

「よし、いいぞ」

手を離すと、机の上から小さな身体が崩れてきた。
苦しそうに息をつき、呻きながらしがみついてくる彼女を強く抱きしめる。

「よく我慢できたな。偉かったぞ」
「せ…せ…」

抱きつきながら無意識に擦りつけようとしてくる腰を避ける。
ここでいかせては何もかも水の泡だ。

「いい子だったな…立ってみろ」
「たて…ない…」
「立て。ご褒美が欲しいだろう?」
「あ…ああぁ…」

なんとか立とうとする膝が震えている。

「どんな風に感じる?」
「じんじんする…ここじんじんするの…あつい…さわって…」
「まだだ」

私は机の一番下の引き出しを開き、がさがさとした大人用のパンツ型紙おむつを取り出した。

「なに…?」
「おむつだ。はかせてやるから足をあげろ」
「いや、そんなはずかしいの…どうして…ごほうび…ごほうびほしいの…」
「こんな所で褒美をやったら学校中にお前の声が聞こえるぞ。ほら足をあげろ」
「ひどい…ごほうび…」
「家へ帰ってからだ。帰ったらそのじんじんする場所もスケベな乳首も触ってやるし、腰が抜けるほど舐めてやる。
褒美もお前が泣くまでくれてやる。だから早く足を上げろ」
「やくそくする…?」

私の肩につかまって、彼女は何とか足を上げた。

「ああ、約束する」

約束するが、それは最後にはそうしてやるというだけで、お仕置き自体はまだ続けるつもりだった。

「どうして、おむつ?」
「こんなにだらだら垂れた涎が普通の下着で吸収しきれると思うか?」

それに普通の下着では、空間に余裕がなくてこのビンビンに突っ立ったクリトリスが擦れてしまう。
ぐちゅぐちゅに濡れた布にクリトリスを擦りつけながらいってしまう彼女をみるのも楽しいだろうが、今日はまだいかせてやるつもりは毛頭なかった。

「ああ…」

ごわごわした分厚い紙おむつを半分尻が出るような位置ではかされた不恰好な姿を恥じて、彼女は早くスカートを下ろそうとする。
そのスカートの下からおむつに手を入れて、剥け上がったクリトリスがどこにも触れていないか確かめた。

「よし。そのままその隅の椅子に座ってろ。お前の汚した机を片付けて、明日の授業の準備をしたら家へ連れて行ってやる」
「ああう…」

歩くと違和感が増すのだろう。喘ぎながら、彼女はなんとか椅子に座った。

「いいか?そのおっ立ったクリトリスを椅子に擦りつけたり自分で触ったりしていったら、もうご褒美は無しだぞ。
じっとして座っていろよ。わかるな?」
「わかる…わかったから…はやく…」

ぎゅっと握った拳を膝に置き、顔を真っ赤にさせて快楽を堪えている彼女はひどく愛らしくて、なかなか早くは帰れなかった。
こんな淫靡な顔をしている彼女を連れて、ズボンの前を膨らませて駐車場まで歩いているところを見つかったら、私は退職させられてしまう。
この息子が一時大人しくなるまで、私は無理矢理明日の授業について考えを巡らせていた。






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