どんな感じなの?3
シチュエーション


「……なんか、変やない、ウチの身体?」

……月並だが……綺麗だと、思うぞ。

「……そ、そない見んといてよ……」

嫌だ……もっと見せてくれ。

「あんた、そないエロかったっけ?」

ああ、むっつりスケベという奴だな。

「自分で言うな自分で……しゃあないな……ほら」

うむ……小さいな。

「うっさいわ!……気にしとんやから、言わんといてよ……」

……だが、綺麗だ。形もいい。弾力もありそうだな。先端がツンと上を向いていて、なんとも言えん。

「……アンタ、そない台詞言ってて恥ずかしくならんの?」

まあ、それなりには。

「じゃ言わんといてよ……言われる方は、もっと恥ずかしいんやから……」

だが、恥ずかしがってる咲子は可愛いからな。

「だからそういうんが……もう」

怒ってる顔も可愛いな。

「……ホントに初めてなん、恭二?」

そうだが?

「なんか……えらい馴れてる感じがするんやけど」

それなりに知識はあるからな。

「………………」

……何故可哀相な目で見る?

「ホントに、アンタは頭でっかちやねぇ……」

放っておけ。それより……胸、触っていいか?

「……まずは、こっちからや……うちの、ファーストキスやで?」

そう、か……そうだな。

「ウチの初めて……全部貰ってな……」

ああ……わかった。

「……ん」

………………。

「んむっ!?ひ、ひは入れ……んっ!」

………………ん。

「ぷはっ……!い、いきなり舌入れてこんといてよ!びっくりしたやん!」

こういう時にするキスというのは、そういうものだろう。

「そ、それはそやけど……」

では、改めて。

「改めてやな……いんっ……んぁ……」

んっ……。

「うぅん……んっ、んぅ……ふぅん……」

……どうだ?

「……なんか……ようわからん」

そうか。

「けど……なんか、ボーっとする……」

咲子。

「……なぁに」

自分でした事は?

「………………」

………………?

「………………」

どうした?

「……んな事聞くか、この場面で普通……」

気になったのだから仕方がない。

「ああ、そう。そりゃ仕方ないわなー、ってアホかっ!」

うむ。アホだな、俺は。

「認めるんかい!?」

で、どうなんだ?

「……う、うぅ……あかん、もうコイツ怖いモン無しや……」

ちなみに、俺はした事があるぞ。

「んなもん聞いとらんっ!」

で、どうなんだ?

「……う……あ……そ、その……アルヨ……」

ん?聞こえんぞ。

「あーる言うてんのっ!」

そうか、あるのか。

「……うぅ……めっちゃ恥ずい……」

では、達した事は?

「はいぃ!?」

絶頂に至った事はあるのか?

「……何?これ、新手の羞恥プレイなん?」

そうとも言う。

「そうなんかいっ!?」

で、あるのか?

「はいはいありますわ!ありまくりますわ!」

淫乱だな、咲子は。

「なんでやねん!っちゅうかなぁ……ウチかて女の子やで?もうちょい、こう、
ムードというか、雰囲気というか、そういうもんが……なぁ?」

無理だ。

「早ッ!諦めるの早ッ!」

さて……リラックスはできたか?

「え、あ?」

さっきまでガチガチだったぞ。

「……そ、そやった?」

何がボーっとしてるだ。ガタガタ震えながらボーっとできるのか、お前は。

「……」

怖がるな。俺にできる限り、優しくする。約束だ。

「……こ、怖かないわ。た、ただ、緊張しとった、だけや」

同じ事だ。

「………………」

どうした?

「……アンタ、ホンマに童貞なん?」

言っただろう。知識はある、と。それに――

「それに?」

――なんでもない。では、次に行くぞ。

「なんやの?気になるや……ひぁっ!?」

……うむ、いい揉み心地だ。軽く揉んだだけなのに、しっかり応えてくれる。

「いきなり……んっ、そないな……あっ」

感度がいいな、咲子は。もう乳首が勃ってきたぞ。

「言わんといて……恥ずいや、んっ……んぁっ!」

堅いのに柔らかい……不思議な感触だな。

「んっ……いやっ、さき、摘まんとい……てっ……」

大分蕩けてきたな。

「あぅ……ホンマに……ボーっとしてきたわ……」

……下、触っていいか?

「うん……ええよ。ウチの初めては、全部、恭二のもんや……」

……ああ。

「誰にも……触らせた事あらへんから、優しゅう……しひぃっ!?あっ、いきなり、そんなんっ!」

……感度がいいにも程があるぞ。

「そ、そないな事……ふぅんっ!言われ……て……ああっ!」

暴れるな。

「せや……んっ……から……そないな、あっ、ぅん……事……ふぁぁ!」

まだ割れ目をなぞっただけだぞ。

「はぁ……はぁ……え、えらい、気持ち……ええ……」

……それは良かったが……大丈夫か?

「大丈夫や……ない……ないけど、ない、けど……もっと……して」

……わかった。

「んっ、ふぁっ!」

……豆、弄るぞ。

「ま、め……?」

クリトリス、だ。

「クリ……いひゃぁっ!!!」

……凄い濡れ様だぞ。見ろ。

「言わんといてよ……恥ずかしくて……死にそうや……」

これなら、指を入れても大丈夫そうだな。

「……はぁ……はぁ……指、入れるん?」

ああ。

「……指は……ホンマに、初めてやから……」

初めて?

「自分でする時も……怖かったから、入れた事……無い」

……わかった。痛かったら、言えよ。

「……うん。優しゅう、してな……んっ!」

ぬるぬるして、凄いスムーズだ。

「……っぁ……くぅんっ!」

わかるか?指、どんどん飲み込んでいってるぞ。

「せやから……あっ……言わん……とい……んあぅ!」

キュウキュウしめてつけてくるな。

「いやっ……あくっ、中で……動かさんとい……てぇっ!」

だが、動かした方が気持ちいいだろう?

「あふぁっ!はぁ……ええ、けど……あっ!」

……確か、中から豆の内側を……こう、か?

「ひぃぁああっ!」

おわっ。

「いっ、いぃ!なんや……あっ、はぁっ!なんやの、これぇ……!」

凄い暴れようだな……若魚のように跳ね回る肢体、という奴か。

「あっ……はぁはぁ……んっ……くはぁ……あふっ……なんか、なんか……来る……来るよ……」

イキそうなのか?

「ああっ、くっ、ふぁっ……イキ、そう……や……あああっ、もう、ウチ……んぁぁぁあ!」

……なら、ここで一旦ストップだな。

「んくぅ……え……あ?なんで?なんでやめてしまうん!?ウチもうちょっとで……」

こういうのは、あっさりイクよりも、焦らした方が何倍も気持ちいいと聞いた事がある。

「……そりゃ……そうかもしれへんけど……もうちょっと、やったのに……」

それに――

「それに?」

俺の方が、もう、我慢できない。

「……あ」

………………咲子。

「………………恭二」

……いくぞ。

「……うん……きて……」


「……んっ」

……ここ、か?

「もうちょい、下……かな」

……ここか。

「……ん」

……痛かったら言えよ。

「嫌や」

なんでやねん。

「あは、ええツッコミ……痛い言うても、やめんへんのやったら、ちゃんと言うよ」

………………。

「最後まで、ちゃんとして」

……わかった。

「ん」

なるべくゆっくり入れるから。

「ん」

少しだけ……我慢してくれ。

「ん」

じゃあ………………入れるぞ。

「ん……んっ」

くっ……。

「うぅん……は、入って……きて……」

うっ……何か、つかえて……。

「いっ、あっ……」

すまない……一気に、行くぞ!

「んぐっぁ……ええ、よ………………いぁああああっ!!」

……入ったぞ。

「ひっ……はっ……いた……いた……いた………………?……痛くない?」

ぬ。

「……初めてって、痛いんよね?」

そう、聞くが。

「……ウチ、初めてなんよね?」

俺に聞くな。

「なんで痛うないんよ!?」

だから俺に聞く、ぐぐ……首を絞めるな……。

「………………なんか拍子抜けやわ」

……まあ、破瓜がまったく痛くない人間というのも、いるにはいるらしいからな。

「ウチもそうなん?」

そうなんだろうな……ま、安心しろ。ちゃんと証はある。

「証って、何の………………あ」

な。

「……血ぃ、出とる……?」

俺たちが初めて繋がった証……お前が、初めてだったという証だ。

「……アンタ、なんでそない台詞ポンポン出てくるんよ……エロい本読みすぎなんちゃうん?」

嫌か?こういう浮いた台詞は。

「………………き、嫌いやないけど」

ふふっ……しかし、安心したぞ。

「何が?」

お前の辛い顔は、見たくなかったからな。

「……恭二」

それに――

「それに?」

痛くないなら、存分に動いても大丈夫、だろ?

「……うん」

痛かったら言えよ……そら。

「うん……んっ……あっ……あっ、あっ、んぅっ……」

……凄い、絡み付いて……熱いぞ……くっ……。

「入っとるよ……ああっ……恭二の、ウチん中……入って……んっ……奥まで……」

気持ち いいぞ、咲子の中……っ!

「ウチも……ウチも、めっちゃええ……もっと、もっとしてぇっ!」

……っ……くぅ……!

「さっきの……残ってるから、あっ……ウチ……ウチ……んあっ、もう……イッて……っ!」

……くはっ!!

「……あっ、はぁ、んっ!んっ!もう、もう………………って、あれ?」

………………。

「………………なんか、ドロっとしたもんが、出てるんやけど……?」

………………。

「………………」

……すまん。

「も、もうちょっとやったのに!今度は先にイかれてお預けなん!?」

な、何分俺も初めてなもんで……暴発しちゃった。てへ。

「かわゆうないわっ!」

……いや、ホントごめん。マジで――――――それよりも。

「何よ」

……中で出しちゃったんだが……今日、大丈夫だったのか?

「デキとっても、責任取ってくれるゆーんやったら大丈夫やけど?」

………………。

「何やの、その冷や汗はっ!?」

冗談だ。

「冗談で汗かけるんかいっ!」

器用だからな。

「器用じゃあ、しゃーないな……ってそういう問題なんかなぁ」

気にするな……責任は、ちゃんと取る。というか、望む所だ。

「……ウチかて、恭二の子供やったら………………いつでもOKよ?」

……。

「あ、照れとる……ふふふ」

……認めたくないものだな、自分自身の、若さゆえの過ちというものは。

「……過ちやったん?」

社会的には、な。まだ、俺たちは親になるには未熟すぎる。だが俺個人は、こんな過ちなら……

「大歓迎?」

……ふっ……その通り、だ。

「ウチとしては、ちゃんとイかせてくれた上でなら、大歓迎なんやけどな」

ぐっ……ならば、二回戦だ!今度はイかせてやるっ!

「ええよ、相手したる……今度は、ちゃんとイかせてな?」

任せろ。一回出した以上、さっきよりは長持ちする……はずだ。

「……大丈夫なんかいな」

そりゃ!

「んぁっ……いきなり、そんな……激しっ……ああっ!」

あっ、やば……。

「なんでやねーんっ!」



「………………あ、ん………………朝?」

おお、ようやく起きたか。

「……ん。おはよ」

おはよう、咲子。

「って、なんでウチこんな所で寝て……って真っ裸やん、ウチ!?」

覚えてないのか?

「え、あ……そか。そうやったね」

……。

「……」

…………。

「……なんか……照れる、な……」

……そ、そうだな。

「………………」

………………えーっと。

「…………何?」

あの、だな……昨晩はそもそもの目的をすっかり忘れて、七回もやってしまったわけだが。

「最後らへんで、ようやくウチもイケたしな……六回目やったっけ?」

……それは言うな。頼むから。

「うひひ」

とりあえず、当初の目的を思い出すぞ。

「そういえば……そもそも、リサーチ手伝うよ、って言うてたんやっけ」

そうだ。経験の少ない女の子を感じさせるにはどうすればいいのか。

「で、ウチが手伝うゆーたんやっけ。初めてやから……って」

だ。しかし……お前、感度良すぎ。

「……その感度バリバリなウチを、なかなかイかせられへんかったのはどこのどちら様やったっけ?」

……こ、今後善処する。だから言うな。

「ふふ……お姉さんは期待しとるで?次はちゃんとゴムつけてやろーなー」

なんなんだ、この敗北感は……。

「ま、男は女の尻に敷かれるように創られとる、って事やね」

……話を戻すぞ。

「ふふ……まあ、つまり……ウチじゃ参考にならんかった、と?」

……端的に言うと、その通りだ。

「つまり、ウチとしたのを後悔してる、と?」

……端的に言うと、個人的には大満足……何を言わせる。

「つまり、ウチの事を愛してる?」

………………。

「あー、照れとる照れとる」

と、とにかく!お前が寝ている間に、少し調べてみた。

「あ、それでパソコンの電気ついてんの」

『もう食べられないからあと5分〜』という寝言はどうかと思うが。

「………………」

こほん。で、結論なんだが……くすぐったさに意識を集中してると、次第にそれが快感に変わっていくとか。

「なるほどなー……ってウチ、最初から感じまくっとったような気が……」

まあ、そういう例もあるらしい。だから気にするな。

「なるほどなー……ってウチ、調べてわかったんやったら抱かれ損?」

……損だったのか?

「いややわ……そんなん、本当の事言わす気?」

………………。

「……あ、マジ凹みしとる」

どうせ俺は早漏さ……あっさり逝っちまう、独り善がりの男さ……。

「凹まんといてよ…………その……気持ち、良かったんやから」

……そう、なのか?

「うん。なかなかイケんで、もどかしかったりもしたけど……けど、気持ち良かった、よ?」

………………もっと、練習するから。

「ウチ使って?」

ああ、そうだ……ってお前はまた何を言わせるか……。

「ウチは……構わんよ。いつでも……恭二の好きな時に、してな?」

……。

「恭二?」

……じゃあ、お言葉に甘えて。

「えっ、今からしてたら遅刻す……んむっ……あふぁ……」

今日は……自主休校だ。

「……もぅ……しゃーないな……今日は一日、ずっと……んっ……やね……んぁっ!」






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