彼女の人生で一番長い一時間
シチュエーション


暗い一室の中、両手をまとめて吊るされた女に陰気な男が話しかける。

「分かります、分かります あなたみたいなタイプの人間は、何度犯されても決して屈することはないんですよね。」
「あったりまえじゃない!!誰があんたなんかの言うことを聞くもんですか 犯したければ勝手に犯しなさい」

男はゆっくりと女に近づいていき、耳元に囁いた

「全く…あなたは美しい 是非ともそうしたいのは山々なんですがね 仕事というものがございまして、こちら側のお願いを聞き届けていただけねばならないのです」

後ろに結んだ髪を激しく揺らして、女は言う

「何度言えば分かるの?絶対にあなた達なんかにうちの土地は渡さないんだから」
「…やれやれ 本当はやりたくないんですがね きっとあなたは自分から土地を受け取ってくれと懇願するようになりますよ」
「なっ そんなわけ無いじゃない!!さっきあなたもいったでしょ 私は絶対に屈しない!!」
「これが最後です 今なら土地と引き換えに多額の金が手に入る しかしあなたから頼んできた場合は金は払いませんよ?」
「あなたもしつこい人ね どんなことがあっても土地は渡さないって言ってるでしょ!!」

気味が悪い程の沈黙の後、男は楽しそうに笑い声を漏らし始めた。

「くくっ… あなたは本当に面白い人だ ならばそれに敬意を表してルールを作りましょう」
「ルールって…」
「一時間 一時間耐えられたらあなたを解放します まぁ持つとは到底思えませんがね …あるいはあなたなら…」
「ボソボソ言ってないでやるなら早く始めなさいよ!!」

そして…彼女の人生で一番長い一時間が始まった…

鋏で、動きやすそうなジーンズと飾りの少ないシャツを煽情的に切り裂かれ、気丈な顔を保ってはいたものの、顔を赤らめながら手首を固定された状態で身体を揺らす
ブルーの下着が所々露出してはいるが、肝心な部分は何も晒されていない状態であり、それが逆に羞恥心を掻き立てる

「一気に動きやすくなりましたね 普段からよく動くあなたにとって最高の環境でしょう?」

服の上から胸を優しく揉みながら、男は耳元に囁き続ける

「次はどこがいいですか? 少し小ぶりなおっぱいに登場してもらいますか?」

じわじわと羞恥心を掻き立てていくいやらしいやり方に、ついに彼女は怒鳴った

「うるさいわねぇ!!やりたいようにやればいいでしょ!!」
「…それでは遠慮なく」
「えっ…?」

言葉と同時に閃く鋏 少しずつだが確実に衣服はボロキレと化していく。

「きゃっ や、やめ…」

処女では無いといえ、がさつな性格から性経験はそう多くは無い 散々焦らされた後に急に裸にされ、羞恥心が一気にぶり返してきた

「あれ?もうギブアップですか?あれだけ啖呵を切ったんですから、まさかそんなはずはありませんよねぇ」
「…と、当然よ 裸くらい見たければみればいいわ…」

声が震え、明らかに強がりと分かるが、男は満足したように続ける
乳首に触れないように胸をゆっくりと揉みしだき、じわじわと官能を高めていく
小振りである胸を必要以上に気にしてきたせいで、乳首は彼女の最大の弱点であるのだ。

「そんなに胸が好き?このマザコン野郎!!」

乳首には触れられず胸を揉み抜かれ、段々と快楽を感じ始めている彼女は男を罵倒した
自らの弱点が露見するのを恐れていることは明白であり、男にとって彼女が冷静さを失っていることは好都合であった

「どうでしょうね このまま一時間ほど胸を揉み続けるのもいいかもしれませんね あなたも気持ちよさそうですし」
「な、なにを…くぅっ」

話している最中に急に乳首を摘まれ、思わず声を上げてしまう

「ふふふっ それではリクエストにお答えして…」

右手で胸を揉んだまま、左手で際どく太腿を撫でさすり、舌で耳をほぐす
目がとろんとしてきた所を見計らい、ピンッと自己主張をしている乳首を摘み転がす

「ぅくっ…ひゃん!!」

脳内思考が白くなり、股をこすり合わせ始める
湿った音が漏れ始めたのを、男は聞き逃さなかった
とろとろの緑色の液体を彼女の胸にたっぷりと垂らし、すり込み始める

「あっ…いやっ…やだっ そんなのぉ」

男の手のひらとぬるぬるの液体の感触がますます快感を増幅させ、彼女は本格的に喘ぎ始める
乳首にも謎の液体をたっぷりと染みさせられ、ふと気づいたときにはもう手遅れになっていたことを彼女は知った

「ちょっ こっ、この液体はぁぁ あっ 何よ…っくぅ」
「まだその目を捨てませんか 良い心がけです こちらとしてもあなたが抵抗すればするほど楽しめる」
「答えなさいよぉぉお!!」
「大丈夫 気持ちよーくなれるお薬ですよ 安心して天国へお逝きなさい」

(…まぁ どんなにイキたくてもいけませんけどね)

「この卑怯者ー!!」

体中をヌメヌメにしても男は相変わらず胸をリズミカルにもみ、既に女の秘所は床まで垂れるほどにビショビショだった。

「もうやめっ あひゃぁっ」

何かしゃべろうとするたびに敏感すぎる乳首をつまみ、引っ張られ、押し込み、彼女の乳首は操縦桿のようだった

もはや時間感覚など皆無
今何分たって あと何分で終わるのか
彼女に理解するすべは無かった






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