[妄想ネタ]影武者姫
シチュエーション


新興だが強力な帝国に攻められて、王都すら陥落寸前の歴史ある王国。
その若き女王は、せめて誇り高い最後を迎えようとするが、
重臣たちに「王国の血を絶やすつもりか」と諭され、渋々落ち伸びることを
承知する。
城で働く侍女(メイド)の姿に身をやつし、秘密の抜け穴から脱出していく女王。
一方、女王が着替えたメイド服の元の持ち主である少女は、少しでも
敵の目をくらませるため、女王の影武者として城に残ることに。

(そのために、歳格好や、髪・瞳の色が女王に似た娘が選ばれた)

豪奢なドレスをまとい、王冠や先祖伝来の首飾りを身に着け、王笏を手に、
精一杯の威厳を誇示して玉座で敵軍の到来を待つ偽女王。
エロパロ的文脈に違わず、敵国の皇帝自らが軍を率いて王都を陥落させ、
偽女王も、しばしの問答の末、魔道皇帝の手に落ちる。

(自害しようとしたところを、魔法で眠らされた)

当然、偽女王(ただし、敵側にはバレていない)は皇帝のハレムに入れられ、
時には皇帝本人、時には彼の愛妾たちからエロエロな仕打ちを受ける。

一方、一介の侍女として城外に落ち伸のびたはずの本物の女王は、
暗い山道を抜ける際に足を滑らせて谷川に転落。僅かな伴回りの者達も、
帝国の残党狩りに遭い、散り散りになる。
川に落ちたメイド姿の女王は、しばらく下流に流されたのち、
運よく旅の冒険者達に助けられるが、目覚めた時、頭を打ったせいか
記憶喪失になっていた……。

そして王国が帝国に併合されてから半年あまりが過ぎた頃。
その頃には、偽女王もすっかり絶倫な皇帝のイチモツとテクニックに
メロメロになり、言われるがままに彼に妃として嫁ぐことに同意する。
軍事面や領土面での実力に加えて、古代王国の由緒正しい血を自国に
取り入れることに成功した(と思っている)皇帝はご満悦。
彼の寵妃として開花した偽女王は、その美貌に加えて身体の方も絶品で、
しかも一旦屈服したあとは、皇帝にとことん尽くすタイプだったため、
政治的意図抜きにしても「いい妻(おんな)を手に入れた」と上機嫌な皇帝。
閨で偽女王を可愛がりつつ、世界征服に向けて次なる目標を練っている。

(偽女王の方は、今は皇帝のトリコなので、「もし偽物と知れたら愛して
もらえない」ことを恐れて、自分の素性は決して口にしない)

一方、冒険者達が助けた「メイド」は、しばらくは彼らの知り合いの
宿屋兼酒場で看板娘として働いていたが、初歩的な白魔法や護身術の
心得があることが判明してからは、彼らの仲間となって活躍。
冒険者のリーダー格との間にロマンスも芽生え、近々結婚する予定。






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