帝国秘密部隊
シチュエーション


帝国の圧政に各地でレジスタンスが起こっては潰されていく、そのような戦乱の中、
なかなか口を割らぬ捕虜を専門に対処する帝国秘密部隊の暗躍があった。

その少年も、元はしがない商家の三男坊だった。
だが腐敗した役人への賄賂を拒んだ祖父、父は濡れ衣をでっちあげられ処刑。
家族もたまたま遠くの街にお使いに出ていた自分だけが一命を取り留め、他は皆…
一説によれば姉二人は生きたまま連れ去られたとか。
美人だった姉二人がどんな扱いを受けたかなど想像に難くない。

そのような事情を知ったこの少年がレジスタンスに身を投じたのは自然のことであった。
打倒皇帝を誓い、鉄の掟で様々な活動をしていたのだ。
だが帝国軍の目は厳しく、偵察に出ていた彼は帝国軍に捕らえられ、
抵抗もむなしく気絶させられてしまったのだった。

彼が目を覚ましたのは、一面が土壁の狭い部屋だった。
鉄格子ではなく、鉄の扉が一つだけあり、覗き窓もついているようだった。
当然鍵もかかっている。

牢獄か…? 

と思った彼がふと横を見ると、白いシーツを被せられた…おそらく、人間…がいた。
こんな牢に似つかわしくない、ふんわりとした香りがする。
気になってそっとシーツをめくってみると…

そこには、自分より少し年上だろうか、鮮やかな金髪の少女が眠っていた。

こんな所に何故、こんな美しい女の子が。まさか彼女も同じようなレジスタンス…?
そんな逡巡をしていると、う…ん、と少女が寝返りを打った。
薄い肌着しか着ておらず、肌が…何よりも、大きな胸が彼の目に飛び込んできた。
その光景は、長らく家族の敵討ちを誓い心を鉄のようにしてきた彼にとって、
久しく感じたことのない感情…性欲だった。
微かな呼吸で、手のひらで収まるかどうかという大きな乳房が上下する、
ただそれだけなのだが、少年には刺激が強すぎた。

どれくらい眺めていただろうか。下腹部は隆起し、食い入るように少女の美貌を、乳房を見ている。
少女が起きる気配はない。
たまにふぅ、ふぁ、とやけに艶めかしい寝息が口から洩れるび、
触りたい、揉みたいという劣情が抑えきれぬほど昂ぶっていく。
やがで何度目かの寝返りを打ったとき、大きく乳房が揺れ、服の上からもはっきりと桃色が見えた。
彼の獣欲は決壊し、荒い息を吐きながら、少女の乳房に触れた。
初めて感じる、女の乳房。柔らかい。温かい。
触れても目を覚ます気配がなく、それをいいことに少年は更に少女の胸を揉みしだいた。
やや強めに力を加えると形がいやらしく変わり、離せば戻る。柔らかさと弾力を備えた、不可思議な感触。
やがて、服越しでも、桃色が浮き出ているのがわかるくらいになった。
指で突いてみる。ぴくん、と少女の全身が跳ねる。
驚いて飛びずさる少年。

だが、少女が起きる気配はない。心なしか、頬が赤らんでいるようにも思える。そっと近づくと、つとめてゆっくりと、桃色の突起に触れる。

ふぁっ

少女から、淫らな吐息が漏れる。
その声に少年の劣情は更に煽られ、起きてしまっても関係あるかというくらいに昂ぶった。

何度目かの乳房への接触で、身体をよじったはずみで下半身を覆うシーツがめくれあがった。
少年の劣情は当然のように女の未知の場所に向かい、肌着とショーツを無造作にはぎ取った。
強引に足を開かせると、秘唇はぬらぬらと潤っており、陰核も秘唇もひくひくとわなないている。
少年の下腹部はこれ以上なく昂ぶり、荒い息をつきながらズボンと下着を慌ただしく脱ぐ。
そして、今にも達しそうな怒張を、女の秘所に近づけ、触れさせる。
勢いのままぐい、と腰を押しやる。同時に、女の腰がくいっと浮き、初めての男の拙い突き上げの角度をうまく合わせ、
そのまま吸い込むように男の怒張を迎え入れた。

己の男で女の襞を割る感触、そしてその行為自体に昂ぶり、少年は怒張を全て埋めただけで達しそうになる。
…と。少女の秘唇がぎゅう、と締まる。
放ちそうになった精がせき止められ、同時に少女の両手が少年の首に、、両足が腰に、ぎゅうっとしがみついた。
起きていたのかとかそんなことを考える余裕は少年にはなかった。少女が耳元で、もっと、もっと突いて、と淫らに囁く。
少年の胸板に、豊かな乳房を押し付ける。腰を小刻みに動かし、少年の怒張の感触を絶妙に変化させていく。
そして、迎え入れた膣で、強く弱く締め上げるのだ。
少年はただ、目の前の雌に精を放ちたい、快楽をせがむ雌を犯し尽くしたい、その獣欲だけが支配していた。
何度も腰を動かし、精を放ちそうになり、そのたびに少女の秘唇の入り口がぎゅう、と締まる。
精を放ったと同等の快楽だけが、天井知らずで下腹部から背中を通り、脳を狂わせていく。

だが、やがて少年の剛直は限界を超えて堅くなる。それを感じた少女はくす、と淫蕩な笑みを浮かべると、腰の動きを変えた。
雄から精を搾り取る動き。耐えきれなくなった少年は、牢の壁が震えるほどの雄の雄叫びを上げて、怒張を暴発させた。
精を放っては腰を動かし更に貪欲に雌の襞を味わい、また精を放つ。
精が空になるまで、少年は少女に劣情を吐き続けていた。

しばしの後、ぐったりした少年を、少女は優しく膝枕をしつつ、頭を撫でていた。
子供の頃に味わったような、全てを委ねたくなるような、温かさに包まれていた。

だから。
少女が優しく問う言葉に、何のためらいもなく、少年は夢の中のことのように答えていた。

かくしてまた一つ、レジスタンスの潜伏場所が帝国軍によって潰されていったのであった…






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