住宅展示場
シチュエーション


ある日曜日の住宅展示場に一組の夫婦が見学に訪れる。二人とも40才前後で
、温和そうな夫の武史に比べ、妻の久美は見るからに気の強そうな顔立ち、体系は
やや太め。

「長いローンになるんだから、じっくり決めましょうね。ここ以外の
メーカー回ったっていいんだから」

と一方的に妻が話しながら、住宅前の受付の
テントに差し掛かると、

「いらっしゃいませ。青木様ですね。本日はごゆっくりと
当メーカーの物件をご覧になってください」

とオールバックでスーツをきっちりと
着こなした営業マンが満開の笑顔で出迎えた。

「うわ〜いかにも営業マンの感じかな」

と役所の経理をしている武史は感じたが、物件の中に入ると30坪とは思えない広々と
した内装、展示用のおしゃれな家具、ソファーが真新しい匂いを発している。とその時
奥から一人の若い女性が声を掛けてきた。

「いらっしゃいませ」

と笑顔で迎える女を見た瞬間、武史は体にピクっとした
衝撃が走るのを感じた。女性雑誌に出てくるような美しい顔に、くびれのある
ウエスト、清楚なスーツながら、インナーはきわどいV字のカットソー、膝上
15pの短いスカートがとてつもないフェロモンを放っていた。

「青木様ですね。
本日ご案内させていただく平井夏帆と申します。」

とあいさつすると、玄関付近
より自分たち夫婦に物件の説明を開始した。念願のマイホームのため細かい説明にも
やや高圧的な態度で質問する妻の久美。「ねーあなた、このキッチン使いやすそうね」
そんな久美の言葉も殆ど耳に入って来なかった。そのはずである。武史の視線は目の前の
美女に夢中だったからである。深いV字カットソーから覗く胸の谷間、幾度となく挑発する
かのような上目づかいが、武史の思考能力を完全に狂わせて行く。

「なんていい女なんだ。風呂場で前屈みになったときなんて、あと少しで乳首が見え
そうだったし、これじゃー他の見学の亭主たちもきっと彼女の谷間覗くんだろうな!
なにより妻が離れた時に俺を見るエロイ表情・・あれは誘惑してるとしか思えんよ。
と武史は胸の中でつぶやいた。

その時

「一通り説明は終わりましたので、こちらへお掛けください」

と夏帆がソファーへ案内する。夫婦が座ると、外の自動販売機から
あらかじめ用意してあったジュースが数種類並んでいた。

「お好きなのをお飲みください」

そう話すと夏帆は武史の正面に座りパンフレットを取り出し説明を始めた。
金額の話に入る前に妻と夏帆の

「いかがでしたか物件は?」
「なかなかいいわね。夫の勤務地からも1時間ぐらいだし。周りも静かだし」

なども平和な会話が続く。いよいよ
価格の交渉に入り、武史も

「月7、8万のローンで貯金分を外しても20年近くの返済か」

と会話に積極的に参加した。

やや重苦しい空気の最中、妻の久美が

「ちょっとトイレをお借りするわね」

と話し席を外す。これが甘い罠の始まりだった。目の前の獲物を狙うように、夏帆は
露骨に誘惑を始める。膝の上から資料を外し、

「お隣よろしいですか」

と武史に接近した夏帆。横に座り

「お子様はいらっしゃるんですか?お仕事は何をされてるんですか」

と話ながらも、胸の谷間とミニスカから覗く太腿に武史の視線は絶えず上下するのだった。

「お子様はいらっしゃらないですね。え。すごーい公務員さんなんですね。安定ですね」

と夏帆はまるで完全に確信したかのように切り出した。

「今日すぐはお決めになられないですよね?
よかったら明後日の火曜日でも夜に会社の事務所でもう一度ご説明できないですか?火曜は会社
休みなんで、ゆっくり二人で交渉できますので」

とこれまでで一番の色気を放つ夏帆に
ゴクッ思わず武史は生唾を飲み込み、携帯の連絡先を交換した。

トイレから出てくる妻の気配を感じると、慣れているかのような身のこなしで元の席へ戻る夏帆。

「どう?あなた、何か話した」

と聞く妻に適当に答えながらも、武史の股間はそそり立ち
先端からは数滴スペルマが染み出ていた。先程と同じような会話の中、武史が

「家に帰って妻と相談します」

と夏帆に伝え、帰宅する事にした。帰りの車中で武史が考えるのは
夏帆の胸元、舌を這わたい太腿、なによりあの妖艶な美貌・・

「また会いたい。契約すればセックスできるかも。いや絶対セックスできるはずだ。あの綺麗なカラダを
舐め回したい。何としても妻を説得しなければ」

帰宅するとなるべく自然体を演じながら

「今日の物件多少高いけど、俺は気に入ったんだけどどうかな?値段は交渉でもう
100〜200くらい安くできるんじゃないかな」

と話す武史に、久美は

「駄目ね!
駅から思ったより遠いし、コンビニやスーパーも近くにないし、あのくらいの物件は
いくらでもあるわよ。それにあのメーカーあんまり評判よくないし」

・・・これ以上進めると怪しまれると思い、武史はここで話を中断することにした。

部屋に戻り携帯を確認すると、あの不動産レディーからメールが届く

「本日はご見学ありがとうございました。高井住建の平井です。帰ってから奥様と相談はされましたか?
火曜日のお約束は大丈夫でしょうか?オフィスには私しかおりませんので、ご安心
下さい。では明後日楽しみにしています。」

妻の反対で多少は緩んだ欲望が、一気にぶり返すのを感じた。
その夜久しぶりに妻と交わった。結婚前から10キロ太った
体には何の欲望も、快楽も感じられないが、あの魔性の女を思い出すと自然に腰を
激しく動かしていた。

「夏帆最高だ!夏帆。夏帆〜」

思わず妻の上で、名前を叫び
そうになるのを僅かに残った理性で制止するのであった。長い長い2日の勤務と
家庭での妻との苦痛の時間を耐え、ついに約束の火曜日が訪れた。

新宿にある7階建てのビルのフロアーを夏帆の会社は4階、5階の二つ借りていた。
メールの通り4階のインターフォンを押すと、

「お待ちしてました」

とドアを開ける
開ける夏帆の姿が。武史は姿を見て再び体に衝撃が走るのを感じた。豊満な胸が強調
されたノースリーブのブラウス、先日よりさらに短く膝上20以上はあるタイトミニ、
黒ストッキングの太腿、もはや武史の頭の中は、どうやってこの女とセックスするか
の一点に支配されていた。
男のやりたい欲望を見透かすかのように、

「どうぞお座り
ください」

と誘惑の表情を浮かべる夏帆。目の前に座った夏帆のタイトミニからは
当たり前のように黒ストッキングに包まれた紫の下着が視界に入る。最後の仕上げと
ばかりに

「先日の物件いかがでしたか?そうですか奥様は反対されてますか。値段に
関しては勿論値引きはできます。」

そう話ながら夏帆はブラウスのボタンを一つ外し、いやらしく脚を組み替えた。

「もし本日契約していただければ、もう一つ特典があるんです。」

武史は胸の鼓動で張り裂けそうになりながら、

「特典とはなんですか?」

と震える声で聞くと、

「すごく気持ちいい特典で、今までここで交渉した旦那様達も
皆さん契約してくださいました」

と答える夏帆に、武史は震える声を絞り出し

「気持ちいい特典ですか?」

と返した。

夏帆はブラウスのボタンをもう一つ外し、

「最後のヒントですよ。今ここには私たち二人っきり。実は向こうの部屋にベッドがあるんです。この契約書に記入したら、あの
ベッドで気持ちいいことできますよ」

もはや武史の理性は完全に崩壊していた。夢中で
契約書を書き終えると、ベッドに野獣のように向かう。先に部屋に入り下着姿でシーツに
くるまった夏帆が。武史が襲い掛かると、

「焦らないで。楽にしてて」

と武史の服を脱がし
首筋から丁寧にリップを始める。乳首を攻め、いよいよそそり立つペニスに。血管が浮き出た
ペニスの先を舌で突つきながら、

「すごい大きい。我慢してたんですね。物件案内の時から
私の胸元をずっと見てたし。そんなに私とやりたかった?あの太った奥さんがこの姿を
見たらどうなるかしら」

と上目づかいで話ながら、一気にペニスを咥えこみ激しく首を上下する。
あまりの快楽に

「あー夏帆ずっとやりたかった。もうどうなってもいいよ」

と絶頂に達する寸前でペニスを引き抜き、夏帆のアナルにぶち込んだ。狂ったように腰を振る武史。そんな武史を
見ながら

「馬鹿な男たち。どの男も奥さんや子供がいるのに、結局浮気するんだから。私の誘惑に
負けて、このベッドでセックスする男はこいつで20人目。早く終わってくれないかな」

と夏帆は小声でつぶやく。

「お願い正常位でいかせて」

と懇願する夏帆に、返事もなく理性を失い
ピストンする男。

「いくぞ!顔に出すからな。行く〜〜」

・・・大量の汚いスペルマを
美しい顔にぶちまける武史。夏帆は

「こいつ顔に出して最悪。すごく臭いし」

強烈な倦怠感で倒れこむ武史。

この後元来の気の弱さから、結局妻にバレ、離婚。多額の慰謝料を妻に払うことに。

わずか20分の快楽のために。






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