5年3組
シチュエーション


「今日は転校生を紹介しまーす」
「西井アキラです。よろしくお願いします」

ある田舎の小学校の教室、都会から転校してきたアキラは戸惑いを隠せずにいた。
古びた校舎、教室そしてその教室にはアキラを入れて10人の生徒おらず、6:4の割合で
女子が多かった。親の話によると学年も2つしかなく、低学年クラスと高学年クラスとで分けているだけらしい。

周りは山に囲まれ、畑や田んぼばかりでコンビニすらない。
こんなところでやっていけるのかとアキラは不安になった。
そしてアキラをさらに不快にさせたのが、クラスの女子が男子に対して凄く偉そうなことだった。

例えば、体育の時間
「ちょっと、男子!着替えるんだから、ささっと出て行きなさいよ!」とか
「早く片付けなさいよ!次の授業遅れるでしょ!」と命令するだけで女子は何もしなかったり
掃除の時間でも女子は男子だけに掃除をさせ、自分たちは遊んでいた。

さすがに不振に思ったアキラはクラスの男子の一人であるセイジに声をかけた。

「なぁ、なんで女子は何もしなし偉そうなんだ?」
「イヤ・・・それは・・・」

とはっきり答えようとしない。
別の男子のユウジに同じことを聞いたが

「・・色々あるんだよ」

とこちらも具体的な事は言おうとしなかった。

「ちょっと、転校生!何サボってんのよ!まじめにやんなさいよ!」
「なっ・・!」

今までの事もありアキラはこの女子の偉そうな態度にカチンと来た。

「お前らだって、さっきから遊んでるだけで何もしてねーじゃねーか!なんでそんな風に言われなきゃいけないんだよ!」

そう言うとその女子、ナオミはフンと鼻で笑いこう言った。

「あんたは転校生だから知らなくて当然だから教えてあげる。このクラスはね男子はみんな女子の下僕なの!
だから雑用は全部男子がやるし、女子は男子に命令する権利があるのよ」

転校初日にして驚愕の事実が判明した。

「なんだよ!それ!本当なのか?!」

アキラは男子たちに声をかける。男子たちは一様に顔を伏せ黙ってしまった。
どうやら本当らしい。

「ちょっと待てよ、なんでそんな事になってるんだよ?」
「うるさいわね、男子たちはね女子に勝負で負けたの。その時、約束したのよ
負けたら女子の下僕になるって」
「じゃあ、その勝負に俺が勝ったらお前ら俺の下僕になるのかよ?」
「いいわよ?やる勝負?」

ナオミは挑発的な態度でアキラを煽る。

「おう!やってやろうじゃねーか!」

アキラはまんまと乗せられてしまった。

「おい・・やめといたほうがいいって、酷い目にあうから・・」

見かねたセイジが止めに入ろうとする。

「あんたは黙ってなさい」
「ひっ・・・」

ナオミの低くドスのきいた一声にそくささと退散する。
相当ビビっているようだ。若干不安になるアキラだったがもう後には引けない。
この生意気な女子たちにひと泡吹かせてやろうと気合を入れる。
一方女子たちは、久々の獲物に内心ほそくえんでいた。

アキラが連れてこられたの学校の裏山だった。

「この上に神社があるの、ここから私たちが指定するルートを通って、このストラップ
をあんたが手に入れることができたらあんたの勝ちよ」

ナオミはアキラにクマのストラップを突き出し見せる。

「こんな小さいストラップ隠されたら、見つける何で無理だろ!いくらなんでも、
こっちが絶対勝てない勝負はしないからな!」
「安心して、ストラップは神社に来ればどこにあるかは言うし誰でも取れるところに
置くから」
「本当だな、もしそれが嘘ならお前らの反則負けだからな」

アキラは用心深く確認する。

「いいわよ、じゃあ、ついてきてルートを案内するわ」

直美が指定したルートを要約するとこんな感じだった。

第一のルート:ロッククライミングウォール
無造作に突き出した突起物に手と足をかけて登り、上を目指す。それなりの
高さがあり下から上に風吹いているのが特徴だ。

第二のルート:川渡り
川の向こう岸まで石が並んでおり、それを踏んで向こう岸まで渡るのだ。どれも
人が乗るのには十分な大きさだが、真ん中のある石だけ小さく、ここだけは集中力が必要となる。

第三ルート:吊り橋
かなり揺れる吊り橋だが、頑丈につくられているため橋が落ちる心配はない。

この三つのルートをクリアすれば、神社は目の前だった。

案内されたアキラは拍子抜けした。

「こんな簡単な勝負でいいのか?」

低学年の子なら難しいかもしれないが、小学5年生で運動神経にも自信のあるアキラには
あまりにも簡単すぎる障害物だ。

「もちろん、こっちも妨害はするわよ。でも安心してあんたの体には一切触れないから」

体には触れない妨害?ヤジでも飛ばすんだろうか?そんなものだったら余裕だ。

「いいぜ!あの障害物突破して、そのストラップを俺が手に入れたら勝ちでいいだな?」
「そうよ、ただし時間制限があるの、30分以内にこのストラップ手に入れなかったらあんたの負け。
私たちの下僕になってもらうわ、それと負けたら罰ゲームを受けてもらうからそのつもりでね。」

「罰ゲーム?何だよそれ?」
「それは秘密よ、ただ男の子にはちょっときつい罰ゲームになるかもね」

そう言われいやな予感がよぎるアキラ

「何だよ!結局お前らの有利な条件で勝負するんじゃねーか!」
「うるさいわね、だったらあんたが勝ったら私も罰ゲームを受けてあげるわ。
何でもあんたの言うことしてあげるわ」
「何でも?」
「そうよ、何でもしてア・ゲ・ル」
「えっ・・あっ・・う、うんわかったよ・・」

さっきまでの生意気な態度とは打って変わり、突然色っぽく迫られ思わず深く考えず承諾してしまった。

「よし、それじゃあ午後4時30分に開始するわよ5時には学校の下校チャイムが
なるから、それまでにストラップ手に入れないとあんたの負け。いいわね?」
「お、おう」

若干の不安はあるもののアキラは自信があった。さっき案内された時もゆっくり
行って15分程度の道のりだ、アキラが本気を出せば10分程度でたどり着ける。
アキラは自信満々の笑みを浮かべた。
これがアキラにとって恐怖の幕開けになることも知らずに・・・

「よーし、それじゃあスタート!」

午後4時30分、ナオミの号令とともに勝負は開始した。
アキラは第一関門であるロッククライミングウォールに駆け出し、意気揚々と登っていく。

「こんなの余裕だな」

アキラは無造作に突き出た突起物に手と足をかけ楽々と登っていく。
しかし、半分くらい登ったぐらいだろうか、頂上にクラスの女子である、クミとシオリが
現れアキラを見下ろす形で立っていた。
アキラは特に気にせず上に登ろうとした。しかし・・・

「あっ・・・・・」

このロッククライミングウォールは下から上に風が吹き抜けているため、女の子たちの
スカートがめくれあがり、下にいるアキラにはパンツが丸見えになってしまう。
まだ性に目覚めたばかりの5年生もアキラにとってこれはとても刺激の強い光景だった。
アキラは顔を赤くし、目をそむける。

「や、やばい・・う、うわー!」

しかし、体は正直なもの股間がむくむくと膨れ上がり前かがみの姿勢になってしまう。
そう拍子にアキラは足を踏み外し、ずり落ちてしまう。
それでも、なんとか途中の突起物に掴まり体勢を立て直すが、ところどころ擦り剥いてしまった。

「クソー!体に触れない妨害ってこういうことかよ!」

嵌められた。しかし、もう勝負が始まってしまった以上後戻りはできない。
アキラは、出来るだけ上を見ず手探りで突起物を探し登っていく。
だが、突起物は無造作に突き出しているうえ、まだ股間のふくらみがおさまらない為
アキラは何度も足を踏み外し、やっと頂上についた時にはかなりの時間をロスし腕や足が傷だらけになってしまった。

「ほ〜ら、急がないと時間ないわよ♪」
「下僕になっちゃうぞ〜♪」

頂上にいたクミとシオリはニヤニヤしながらアキラをちゃかす。

「う、うるせー!!」

アキラはまんまと嵌められた悔しさから怒鳴り声をあげる。

「きゃ、怖〜い」
「怒っちゃだめよ?」

そう言い残し、女の子たちは走り去っていった。

かなりの時間はロスしたがまだ時間はある。アキラは気合を入れなおし次のルートに向かった。

第二ルートである川渡りの場所に到着するとまた違う二人の女子、マナミとメグミが向こう岸に立っていた。
二人ともニヤニヤしながらアキラを見据えていた。
アキラはイヤな予感がしつつも、時間がないためすぐに石を足場に川を渡っていく。

真ん中の石以外は人が乗るのに十分な大きさなため、アキラは軽々渡っていく。
そいて、問題の真ん中の小さな石のところで立ち止まると、ここは慎重に集中力を高め、
石に飛び乗ろうとした瞬間・・・

「アキラ君!見て?」
「私も?」

マナミとメグミは自らTシャツを捲りあげる。

「なっ・・・!」

アキラの目に白とピンクの可愛いブラが飛び込んでくる。

バッシャーン!!

これに集中力を奪われたアキラは、足を踏み外し川にはまってしまう。

「いって―!!」

先ほどのロッククライミングウォールでの擦り傷が水に染みアキラは痛みに顔をしかめた。

「「アハハハハハハハ!!」」
「バーカ!」
「マヌケ!」

そう言うとマナミとメグミは去っていった。

「ク、クッソ―!!」

またしてもまんまと嵌められたアキラは悔しさで怒りに燃えた。

「うっ・・・・」

第三ルートの吊り橋に到着すると、案の定女子の一人であるミキが橋の向こう側にに立ち不敵な笑みを浮かべていた。
これまで、女の子たちの色仕掛けにひっかかってきたアキラは警戒を強くする。
しかし、時間が刻一刻と迫っている以上悠長なことはしていられない。

ミキが何かする前に一気に吊り橋を駆け抜けようと考え、走り出す。
一方アキラの反対側にいるミキは、吊り橋の先端に立ち橋を揺らす。

「うおっ・・」

アキラは激しい揺れに一旦は体勢が崩れるが、吊り橋のロープに捉まるとすぐに立て直す。

「これぐらいの揺れで俺が止められると思ったら大まち・・が・・!」

先端で吊り橋を揺らすミキを見た瞬間またしても、アキラは顔を真っ赤にし目をそむけた。
ミキは小学生には不釣り合いな大きな胸をしていた。Eカップ以上あるかもしれない。
それが吊り橋を揺らすたびにぶるん、ぶるんと揺れているのだ。
それを目にしたアキラの股間はまたしても膨れ上がる。
純な小学生にはパンチラやブラチラ以上に刺激の強い攻撃だった。

「うっ・・・くそ・・・」

吊り橋による揺れと、膨れ上がった股間のせいで思うように前に進めない。
しかも、前に進もうとするとミキの胸がどうしても目に入り股間は収まる気配がない。
アキラは前かがみの姿勢で、吊り橋のロープにつかまりながら横歩きでノロノロと進むしかなかった。

橋の揺れとミキの胸の揺れ、己の股間のふくらみと闘いながらやっとの思いで反対側に
到着する。かなりの時間をロスさせられてしまった。
ミキは「じゃあね〜♪」と言って走り去っていった。

「はぁ・・はぁ・・・」

普通に行けば楽勝な道のりでアキラは相当体力を消耗していた。
しかし、後は神社でストラップを手に入れるだけだ。
ナオミはストラップの場所は教えるし、誰でも取れる場所に置くと言った。
まだ間に合う、アキラは全力疾走で神社に向かった。

「はぁ・・はぁ・・」

ゴールである神社に着くとさい銭箱の下の階段にナオミは足を組み座っていた。

「はぁ・・ス、ストラップどこ・・だよ?」
「焦らないの♪ストラップはね・・」

エリカは着ているブラウスのボタンを上3つほど外し・・・

「ここよ!」

アキラに胸元を見せつけた。

「いっ・・・!」

いきなり胸元を見せつけられ、アキラは顔を赤くしうろたえる。
しかし、よく見るとエリカの胸の谷間には、クマのストラップの頭が見える。

ストラップを胸の谷間に入れ、ギリギリ見える位置にキープしている。
ミキほどではないがナオミの胸も小学生にしては大きめなためストラップはすっぽりとおさまっている。
確かにストラップの場所は言った。そして、取ろうと思えば誰でも取れなくはない。
しかし、男子にとってはどこよりも取りにくい場所だった。

「ほ〜ら、どうしたの?早くとらないと時間切れになっちゃうわよ♪」
「うっ・・・くっ・・・」

ナオミはアキラに胸を見せつけるようににじり寄る。
アキラは顔を赤くし、谷間から目線をそらして後退してしまう。

「あははははは♪取れないんだ〜♪アキラ君のい・く・じ・な・し?」
「な、なんだと!」

ナオミの挑発にアキラはムカっとした。

「バ、バカにするな!そこに入れれば取れないと思ってんだろ!と、取るそ!取るからな!」

アキラは必死で鼓動の高鳴りを押さえ、ふるえる手でナオミの胸の谷間に手を伸ばす。
一方のナオミは色っぽい目でアキラを見つめ返し、胸を両腕で抑え込み谷間を強調する。

「うっ・・・・」

そんな色っぽい仕草にドキリとさせられ、たまらず目線をそらし手を引いてしまう。

「うふふふっ♪やっぱり取れないんじゃな〜い♪アキラ君ってば純情ね〜?かわいい〜?」
「ク、クソ!バカにするのも大概にしろ!」

アキラは憤慨した。意を決しナオミ肩に手をかけると自分の方に引き寄せ、一気に胸の谷間に手を伸ばす。
ナオミはニヤリと唇を釣り上げ、アキラの手のひらに自分の胸を押しつけた。

「うわっ!わっ!!」

ナオミの予想外の行動と「むにゅ」とした柔らかな感触に驚き、アキラは飛び跳ねるように後退する。

「なっ・・なっ・・なっ・・」

アキラは初めて感じた、手のひらの感触に激しく混乱し呆然自失になる。

その時である。

キーン、コーン、カーン、コーン

「し、しまった!」

5時を知らせる学校のチャイムが裏山に鳴り響く。

「はーい!しゅーりょー!」

そう言って、ナオミは手をたたく。
すると、物陰から他の5人の女の子が現れアキラを取り囲んだ
他の女の子たちは別ルートでアキラより先に神社に到着し、物陰に隠れて今までの様子を見ていたのだった。

「さっ!勝負終了よ!あんたは今から私たちの下僕になるの!罰ゲームも受けてもらうわ!」
「うっ・・・あ、あんなの卑怯だ!こんな勝負ナシ!ナシだ!!」

悔しさと屈辱感で負けを認めたくないアキラはわめき散らした。

「何が卑怯よ?こっちは初めに言ったルールをまもったでしょう?」
「そうよ!負けたのはあんたが私たちをいやらしい目で見てチ○チンおおきくしてたからでしょう!」
「なっ・・・」

アキラは必死で隠しているつもりだったが、女の子たちにはバレバレだったらしい。
それを直球で指摘され恥ずかしで顔を真っ赤にする。

「う、うるさい!うるさい!それなら最後の勝負でナオミは俺の体に触れたじゃねーか!
だからお前らの反則負け!お前らが俺の下僕になれ!」

アキラは絶対に負けを認めるものかと意固地になった。
しかし、アキラのそんな行動も予想済みなのか、女子たちは余裕の表情だ。

「いいのかな〜♪そんな事言って?これな〜んだ?」

マナミはデジタルカメラの画面をアキラに見せる。

「あっ!」

カメラの画面には先ほどの勝負の時、ナオミがアキラの手に胸を押しつけた映像が映っている。
しかし、画面上ではアキラが必死の形相でナオミの胸を掴んでいるようにしか見えない。
ナオミは物陰に隠れて、隠し撮りしていたのだった。そう、すべては仕組まれた事だった。

ナオミは小馬鹿にしたような目でアキラを見据え言った。

「さっ!素直に負けを認めなさい!そうね『どうか僕をナオミ様たちの下僕にしてください』
って言って、土下座するなら罰ゲーム少しは手加減してあげるわよ!」
「だ、誰がそんなこと言うか!クソ!そのカメラよこせ!」

今まで散々バカにされ、アキラの堪忍袋のをが切れた。
カメラを持っているマナミに掴みかかる。力なら負けないそういう自信はあった。
しかし、こういう男子の行動も予想済みだったマナミはカメラを真上に高く放り投げる。

「!」

アキラはカメラを取ろうと顔を挙げ両手を挙げる。

一方、マナミは投げた瞬間体勢を低くしアキラの股間にこぶしを叩き込んだ。

「あぐっ!・・・」

アキラは苦痛に顔を歪め、うずくまる。
そして、落ちてきたカメラをナオミが受け取る。
女子の息の合った連携プレイにアキラは打ち負かされた。

「まったく、男子ってやることがいつもワンパターンなのよね。これは罰ゲームも
かねて他の男子同様きついお仕置きが必要みたいね。クミちゃん!」
「OK!」

クミはうずくまっているアキラの後ろに回ると、両足をアキラの首に巻きつけそのまま後ろに倒す。
そして、ギュと首を締めあげる。

「ぐっ・・あっ・・」

アキラは苦しさで、クミの足に手が伸びる。
その手を左右から、マナミとメグミが押さえる。

「ぐあっ・・離せ!この!ブス女!田舎娘のイモ女!」

アキラは必死で抵抗した。男としての最後のプライドだった。

「なんですって!これは最初から飛ばしていくわよ!ミキちゃん!」
「了解♪」

ナオミはシオリにカメラを渡すと、アキラの右足を持ちシオリは左足を持った。

「さあ!覚悟しない!さっき言った事を後悔させてあげるわ!」

ナオミとシオリは右足の靴を脱いだ。
そして、アキラの股間に左右から足を踏み下ろし、足の位置を微調整する。

「ひっ・・・ま、まさか!」

アキラは恐怖で顔が青ざめる。何をされるかわかったらしい。

「田舎娘を怒らせるとどうなるか教えてあげるわ!このスペシャルダブル電気アンマでね!!」
「オラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!」
「そりゃそりゃそりゃそりゃ!!!!!!!!!」
「ひぎゃああああああああああああああ!!!!!」

アキラは絶叫した。男子同士のおふざけの電気アンマとは訳が違う。
玉を確実に足で捕え、左右から挟みこんで強烈な振動を与える。
罰ゲームというには生易しい、地獄の拷問だった。

「ひぎゃ!やめて!!ひっ!」

アキラは苦痛から逃れようと必死に抵抗するが、左右から手を押さえられれいる上
逃げようと体をくねらせるとクミが首を締めあげてくるので、逃れることは不可能だった。

「ごめんなさいは?」
「ご、ごめんなさい!ごめんなしゃい・・・下僕にでも何でもなりますからもう許してください・・ぐず・・」

そのあまりに苦痛にアキラは男の意地もプライドもへし折られ、泣きながら懇願する。

「やっと、素直になったわね。でもまだ駄目よ、これから二度と私たちに
逆らえないようにあんたにはここでおもらししてもらうんだから!」
「なっ・・・・!」

アキラは驚愕の表情になる。

「あんたの恥ずかしいおもらし写真を撮らせてもらうわ、いいこと今度私たちに
逆らったらその写真町中にばらまくから覚えときなさい!」
「や、やめてくださ!それだけは!それだけは・・・2度と逆らいません!何でもやりますから、
それだけは勘弁してください!」

5年生になっておもらし、しかも大勢の女子の前でそんな事をさせられてはもう生きていけない。
アキラは必死で懇願した。

「大丈夫、ほら他の男子もみんなしてるから♪」

カメラを持っているシオリはアキラにカメラの画面を見せた。
そこにはクラスの男子が自分と同じように拷問され、おもらしをしている映像が映っていた。

『酷い目にあうから』

アキラは今更ながらセイジの言葉を思い出した。

「やめて!やめてー!」

アキラは泣き叫ぶ。

「うるさいわね、そんなにイヤなら私たちが諦めるまで我慢することね。シオリちゃんパワーMAXでいくわよ♪」
「OK♪」
「どりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ぐあああああああああ!!!!!ひぎっ!ああああああああああああああああ!!!!!!!!」

先ほどよりも格段に振動を股間に送られアキラの悲痛な叫び声が裏山に鳴り響いた。

「ぐぎゃあああああああああ!!やめて!ひっ!あぐ!・・・ひっ・・・あ・・あ・・がっ・・」

最初は必死に耐えていたアキラだが、そのあまりの苦痛に意識が薄れていき口から涎を垂らし、恍惚の表情になる。

「ひっ・・・・あ・・・・・・・」

そして、とうとうアキラの膀胱が悲鳴を上げズボンを濡らし、股間の周りに水たまりを作る。

「ハイ、チーズ♪」

パシャ!シオリはシャッターを押す。
アキラは呆然とした意識の中カメラのフラッシュを感じる。

女の子たちはアキラを解放する。

「じゃあね♪おもらしアキラ君?」

呆然自失で仰向けになっているアキラの耳元でナオミは囁いた。

「うっ・・・ぐすっ・・・あっ・・うっ・・・」

意地もプライドもへし折られ、激しい屈辱感と絶望感、焦燥感に襲われアキラは静かに泣いた。

「都会から来たって言うから、期待してたけど大したことなかったね〜」
「ま〜ね、男なんて所詮みんなあんなもんよ」
「でも、楽しかったね♪またやりたいね♪」
「うん、でももうクラスの男子たちは全員屈服させちゃたし、しばらく無理かな」
「あ、そう言えばお母さん聞いたんだけど、2学期から低学年クラスと高学年クラス
一緒になるらしいよ」
「本当!?」
「うん、人数が少なすぎるからだって!それでさ〜そこに結構生意気な男子いるらしいよ〜♪」
「へ〜♪それは楽しみね♪今度もまた上手く挑発してあげるわ♪」
「さすがナオミちゃんお願いね!」

女の子たちはそんな会話をしながら楽しそうに下山していく。

呆然とした意識の中、そんな女子たちの会話が耳に入り自分と同じ運命を辿るであろう
低学年クラスの男の子にアキラは同情した。






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