狐型宇宙人
シチュエーション


おっす、オレ、●国の大統領。今朝気がついたら
バシャバシャバシャバシャフラッシュを焚きまくられて、
何が起こっているのかわからないまま、
写真取られまくってあせった。

なんでこんなに写真撮られないといけないのかと思ったら、
オレの裸の下半身に、メイドコスチュームで狐耳で首にチョーカーした
垂れ目の女の子が跨がっていた。
確かに官邸の室内清掃や身の回りの世話係の制服を
黒ワンピースにエプロンドレスにヘッドドレスにしたのはオレだが、
触ったら気持ちよさそうな白い耳毛が生えていて、
ぴくぴく動く黄金色の毛の生えた耳の娘を雇った覚えはない。

「すみません、すみません。ここに落ちてきたら、ちょうど嵌まってしまって」

何を言ってるんだ。

「大統領閣下、われわれにもそのレディを紹介してもらえませんか」
「大統領、説明責任を」

知らねーよ、オレだって。

「すみません、すみません。緊張すると勝手に腰が動いてしまって」

白いレースのペチコート?スリップ?が黒いスカートの裾から顔をだして、
オレの股間に感じる感触はこれは確実に嵌まっている。
ああ、締めつける。
報道陣のカメラの放列の前でイッてしまう国家元首なんて、前代未聞だろう。
あっあっ、スカートの生地がオレの腿や腹で衣擦れの音をさせる。
オレのあまりスプレンダードでない一物は、スカートの中で隠されているけど、
何やっているかは一目瞭然だろう。後ろの方には、同時中継テレビのカメラも
あるんだな。締まる、締まる。スカートの向こう側にぱさぱさ揺れているのは
どうみても金色のふさふさしたしっぽだ。

「そ、そうなんです。わたし、狐型宇宙人で、この星の一二を争う力をもつ
この国と友好関係を結びたくて、まずは、個人的に友好を・・・」

個人的というよりは、身体の一部分的友好だがな。だめだよ。あ、もうでちゃった。






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