怪盗ローズマリー
シチュエーション


「ふふ……とうとう捕まえたぞ怪盗ローズマリーめ」
「くぅッ、こんなことをして許されると思っているの?」
「泥棒相手に許されるも何もないだろう。それとも訴えてみるかね?
もっともその格好ではそれも不可能だがな」

ローズマリーと呼ばれた怪盗は、壁に手足を拘束され磔にされていた。
その顔はマスクで隠されてはいるものの、美少女であろうことがわかる。
年の頃は十代後半ぐらいだろうが、体に密着したレオタードという格好が
十分に発達した体型を露わにし、なんともいえない色気を放っていた。

「は、離しなさいッ!何をするつもりなの?」
「人の家に盗みに入った犯罪者には、お仕置きをしないといけないだろう?
さて、どうしてやろうか……そうだ、今日は節分だったな」
「……はぁ?」

地下室で磔にされている状況だというのに、怪盗は気の抜けた声をあげた。
自らが制裁を受けるという脅威と、節分という行事が結びつかなかったのだ。

「犯罪者は恐るべき存在、つまり鬼だ。
我々善良な民衆が鬼に対抗するためには必要なものがあるということだよ」

パチンと男が指を鳴らすと、部下と思われる黒服が数人怪盗に群がり、
身に着けているレオタードを力ずくで脱がし始めた。

「い、いやぁッ!!何をするのよこの変態ッ!!
頭おかしいんじゃないの?ちょっと、やめてよ、やめてったら!!」

必死の抵抗も空しく、レオタードは男達の手によってボロボロに破られ、
布の切れ端が無残にも垂れ下がっている以外はほとんど下着姿という格好を
ローズマリーは男達に晒してしまうこととなった。

「い、いやぁ……こんな格好にして何をするの……?」

普段隠されている部分を手で覆い隠そうと暴れるローズマリーであったが、
その両手の拘束は固く、かえって艶かしい下着姿を男達に晒すだけだった。
男の手には枡に入った大豆と、大豆のお買い得パックに付録としてついていた
安っぽい紙製の鬼のお面が握られていた。
男はツカツカと美少女怪盗に近づき、顔を背ける怪盗の頭に
鬼のお面をそっと乗せて輪ゴムで固定した。

「これでお前は鬼、というわけだ。人々から忌み嫌われる鬼、だ」
「わ、私が……おに……?」

苦しむ人々のために義賊として懸命に働いてきたはずだった。
その私が、人々から忌み嫌われる鬼にされてしまっている……?

(……何を考えているの、私!外道の言葉に振り回されてはダメ!)

ローズマリーは頭を振り浮かんだ考えを打ち消すと、目の前の男を強く睨む。
だが、下着姿で磔にされているという格好で睨んだとしても、
一層エロティシズムを喚起させるだけだということを彼女は知らない。
男は舌なめずりをすると、枡の大豆を手で掬い、怪盗に向かって投げつけた。

「鬼はぁー外ぉッ!」
「い、痛ッ!!痛い……痛いよ……」

大豆とはいえ、大の男が至近距離から思い切り投げつけたのだ。
しかも、それを受け止める美少女怪盗は素肌の大部分を晒している。
柔肌に、容赦なく大豆の粒が突き刺さった。

「もういっちょいくぞ、鬼はぁー外ぉッ!!」
「い、痛いッ!や、やめて……もう、やめて、お願い……」

美少女怪盗の弱々しい懇願を歯牙にもかけない様子で、男は繰り返し
大豆をその裸体に投げつけ、ぶつけていく。
その度にローズマリーの柔肌は朱に染まり、磔にされているにもかかわらず
なんとかその痛みから逃れようと四肢が艶かしく動く。

「これぐらいじゃ鬼は退散するまい。おいっ」

男の合図とともに、再び部下が嫌々をする怪盗に群がる。
体を暴れさせて懸命に抵抗するローズマリーだったが、磔にされていては
満足に抗うこともできず胸と股間を覆う下着を取り払われてしまった。
全裸にブーツというフェティシズム溢れる姿で磔にされているその姿に、
取り巻く男達すべてが生唾を飲み込まずにはいられなかった。

「お前達も鬼を払ってやるんだ。それっ」
「鬼はぁー外ぉッ!」「鬼はぁー外ぉッ!」「鬼はぁー外ぉッ!」

周囲の男が口々に叫び、一斉にその手に握られた大豆を
涙目の美少女怪盗に向かって投げつけた。

「い、痛ッ!痛い痛いッ!もう許してよぉ……」

今にも泣き出しそうな表情を浮かべながら身をよじるローズマリー。
口をついて出る言葉には怪盗としての矜持はもはやなく、
苦痛から逃れようとする懇願でしかなかった。

と、男がすいっとローズマリーに近づき頬に手を添えた。
怪盗はその行動にビクッと反応し、ふるふると体を震わせて潤んだ目を向ける。

「お前ら、やりすぎだぞ。まったく……可哀想に」

予想外の優しい言葉にきょとんとする美少女怪盗。
ひょっとしてもう許してくれるのだろうか。
だが、その期待は男の次の言葉によってあっさりと裏切られた。

「鬼の体に豆がへばりついてしまったじゃないか。取ってあげないとな」

そう言うが早いか、胸の突起を指でつまみ、引っ張り、弾きはじめた。
ギリギリと加えられる強い刺激に、ローズマリーは苦悶の声をあげる。

「はうぅッ!?あはぁぁ、そ、そこは……ま、豆じゃ……あんんぅ!!」

取り巻きの男達もリーダー格の行動に追従し、何本ものゴツい手が
美少女怪盗のふくよかな胸に容赦なく伸びる。

「ふぅぅ……あ、あふぅぅッ……つ、強くつままないでぇッ!!」

ローズマリーの悲鳴を心地よいクラシックを聴くかのように楽しんだ
リーダー格の男は、さらに攻撃対象を下に向けていった。

「おや、こんなところにも豆があるじゃないか。可哀想に、
あんまり強くぶつけられたもんだからめり込んでしまったんだな」
「あっくぅぅぅ……そ、そこはだめぇッ……お、お願いですからぁ……
ひぎいぃぃッ!!いっひぃぃ……あっああぁぁ……いっひひぃぃ!!」

ぷしゃあぁぁぁーッ!!

哀れ、男達が凝視する中、美少女怪盗の股間からは尿とも愛液とも
つかぬ液体がほとばしり、床を濡らしていく。

「そ、そんなぁ……わ、私……怪盗なのに……お、おもらしなんてぇ……」
「まったく、はしたない鬼だなぁ。豆をぶつけられて失禁か」
「いや、感じてたんじゃねぇの?ドMの鬼だったんだろう」

あまりの恥辱に自我が崩壊しそうになっているローズマリーに、
容赦なく周囲の男達からは口汚く罵る言葉がかけられる。
怪盗の目はもはや虚ろで、自分が汚してしまった床を見つめていた。

「そろそろ鬼にもご褒美をあげないと駄目だろう」
「ーーッ!?な、何をする……つもりなの……もう、許して……」
「鬼が大好きな物といったら決まっているだろう、金棒だよ、金棒」
「……い、いやぁぁーーーーッ!!」

磔から解き放たれた怪盗ローズマリーは、ダメージのせいで床に倒れ込んでしまう。
その傍で、カチャカチャとズボンを下ろし始めるリーダー格の男。
逃げようとする美少女怪盗だが、周囲の男達の腕がそれを許さない。

「さぁ鬼め、ゆっくりと大好きな金棒を味わうといい」

ズブズブズブッ!!男の太い金棒が怪盗の膣内に音を立てて突き込まれる。
その喉元まで突き抜けるような衝撃に、ローズマリーは仰け反って呻いた。

「ひ、ぎぃッ!ふ、深いひぃぃ……ん、あひぃぃぃッ!!」

レオタードを纏い、颯爽と盗みを働く義賊としての姿はそこにはない。
今そこにあるのは、牡に金棒を挿出されて悦びの声をあげる牝鬼でしかなかった。
ズブッズブッとリズミカルに動く男の腰に合わせて、怪盗も喘ぎ声をあげる。

「はあぁあぁぁ……んあッ!あふぅッ!!あはぁあああッ!!
も、もうだめえへえぇぇッ!!」

美しい肢体がガクガクと砕け、目を見開いて悲鳴にも似た声をあげたかと思うと、
力の抜けた怪盗の体はビクッビクッと震えながら床にぺしゃんと崩れ落ちた。

「あ、あはぁぁぁ……わ、私……い、イカされて、しまった……」

屈辱的な敗北感と、それを上回る甘美な愉悦。
それを全身で味わいながら荒い息遣いで倒れている怪盗の体を男が持ち上げた。

「鬼は金棒一本じゃ満足しないよなぁ?お前ら、金棒を鬼に与えてやれ」

リーダー格の男の声に、歓声をあげながらローズマリーに群がる男達。
我先にとズボンを下ろして自らの金棒を露わにし、怪盗へとむしゃぶりついた。

「あぐぅぅッ!!だ、駄目えへぇ、イ、イッたばかりだからっ……
今は敏感になりすぎてるからぁ……ひっ、や、やぁ……んっひぃぃぃ」

怪盗は絶頂の余韻に浸ることも許されず、秘部はおろか口にも尻穴にも金棒を
挿入され、それだけでは収まらない金棒が両手にあてがわれた。

「ひあぁああぁ……す、すごいの……お、おひりも……ほっぱいもぉッ……
おむっむむむぅ……お、おふちにもほぉッ……だめえへぇ……わたひぃ、
怪盗なのにひぃ……悪者に犯されてぇ……感じるなんていけないのにひぃ……」
「おい、鬼ッ!金棒は気持ちいいのか、言ってみろ!」
「す、すごぉ……あ、はひぃぃ……気持ち、いいですぅ……んっんんんッ!」

怪盗の瞳からは光は失われ、目の前の快楽を貪ることしか考えられなくなっていた。

「き、気持ちいいいぃぃのぉぉ、んんん……ひあぁぁ……んあぁぁぁ、
こ、こんなの……だめえへぇ……お、おかしく、なっちゃいまふぅぅ……
さ、さっきイッたばかりなのに……ひああぁ、ま、またイ……イッ……」

再び突き上がってくる絶頂感に、怪盗は呂律をおかしくしながら懇願した。

「ひあぁ……い、イカせてくださひぃぃ……い、いやあぁぁ、来るぅ……
来ちゃう、何か来ちゃうぅぅ……んあぁぁぁイク、イクッ、イクゥゥゥ!!」

どぷっ。ぴちゃっ。ぷしぃっ。
愛液と男達の白濁液にまみれながら、怪盗ローズマリーは絶頂を迎えた。

「ふふ……これで怪盗ローズマリーも正真正銘鬼の仲間入りってわけだ……ふふ」

男達がどっと笑うのを意識の遠くで聞きながら、美少女怪盗は気を失った。






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