大使館へ潜入した瞳
シチュエーション


エストリア大使館に潜入した恋人、俊夫を追いかけ、自らも大使館へ潜入した瞳。
しかし、彼女は俊夫を人質にされ、大使とその部下に捕まり、
盗品である絵の一つを仲間に持ってこさせるよう脅されてしまっていた。

「お前の仲間が来るまで、時間がかかりそうだな。」

大使の部下のサングラスの男が、通信機に顔を向けていた瞳に拳銃を突きつけながら言った。

「それにしても、なかなかの美人じゃないか。泥棒なんかにしておくのが勿体ないぜ。」
「・・・・それはどうも。」

笑みを作りつつ、瞳は男に返答する。
同時に、彼女の頭の中では、このピンチから脱出する為の計算がグルグルと回っている。
自分一人だけなら、隙さえ見つければこのピンチから脱出できる自信はある。
だがしかし、俊夫を見捨てて逃げるわけにはいかない、

(姉さんが来るまで、待つしかないわね・・・・)

彼を人質にとられている限り、脱出は不可能だった。

「まったく気丈なお嬢さんだ。我が国では大使館への不法侵入は死刑ということになっているんだぞ。
少しは怯えてくれないと私も立場がない。」

窓から外を眺めていたエストリアの大使、マルケスが瞳の右手のソファーに腰を下ろす。
すると彼は、瞳の前にグラスを置くと、そこに自らワインを注いだ。

「・・・・・・・?」
「君の仲間が来るまでしばらく退屈だ・・・ワインでも飲んで待っていよう。
君のような美女にふさわしい、エストリア産の最高級品だよ。」

黒味がかった濃い色合いのワインレッドの液体が、瞳の目の前のグラス一杯に入っている。
三人を囲むテーブルの上に、グラスはその一つしかない。

「クックッ・・・・」

大使の部下が頬を歪ませているのを見て、瞳が小さくため息をつく。

「自分で呑めないような物を客に差し出すのが、エストリアでのレディーへの礼儀なのかしら?」

わずかに眉をひそめながら瞳が言った。
この状況で、自分一人だけが呑まされるようなものが、まともな飲み物ではないことは容易に想像がつく。

「それが何であろうが、お前には拒否する権利はないんだぜ。自分の立場はわかっているだろう?」

大使の部下が立ち上がり、拳銃の銃口を気絶している俊夫へと向ける。

「クッ・・・・」

舌打ちした瞳に、大使がグラスを掴んで目の前に差し出す。

(まさか本当に殺されるということはないと思うけど、もし睡眠薬で眠らされたりしたら後がやっかいね・・・)

チラリと大使と男の二人の様子を眺める。
二人ともニヤニヤ笑ってはいるが、油断は全く見せてくれない。
隙を見て反撃したり、小細工して飲んだふりをするように見せかけるのは、無理そうだった。

(仕方ないわね・・・・・・)

覚悟を決めて瞳はワインを受け取り、口に近づけた。
生のぶどうをかじったときに感じられるような香りが鼻を刺激する。
躊躇しながら、少しずつ、啜るようにして瞳はそれを口に含む。

「良い味だろう?」

大使の言うとおりだった。
香りも味も悪くない、
特に舌へ違和感を感じることもない。
だが、それを嚥下するのには更に時間が必要だった。

こく・・・・

ようやくワインが瞳の喉を通る。
瞳をじっと眺める二人の男が頬を緩ませる。
あまりに不快な光景に、たまらず瞳が眼を閉じる。

「さあ、今度は全て飲みほしてくれ。」

大使が命令する。

こく・・・こく・・・

遠慮がちに、瞳は少しずつゆっくりとワインを飲み込んでいく。

「ん・・・」

瞳が小さく鼻から息を漏らす、グラスは完全に空になっていた。

「・・・・これで満足?」

静かに大使を睨み付けながら、ごくりと唾を飲みこんだ瞳が辛うじて笑みを浮かべる。
表情とは裏腹に、全身にはびっしょりと汗が浮かんでいた。

「ああ、もちろんだ。」
「・・・・・・・・これから私をどうするつもり?」
「君は大使館に不法侵入した人間だ。私は大使として、君に対して取り調べをする義務がある。
まずはその準備だ。」
「準備?」
「じきに判る。ほうら、身体がだんだん熱くなってきたのではないのかね?」

その通りだった。さっきまで薄いレオタード一枚で肌寒かったのに、身体の芯のほうから熱くなってくる。

(ど・・どうなっているの・・・頭までボーっとしてくる・・・)

瞳の露出した胸元あたりには、もう汗が浮き上がってきた。

突然、サングラスの男が瞳の両手首を掴んだ。

「あっ!」

男の力で両手が挙げられ、床から踵を浮かせ、バンザイするポーズで吊される。

「や・・やめてっ!」

抵抗しようとする瞳だったが、身体に力が入らない。

「このままほうっておいては何をされるかわかったものではいのでね。まずは身体検査をさせてもらうぞ。」

大使が両手を吊された瞳の姿を上から下まで舐めるようにじっくりと眺めていく。
薄いレオタードだけを身につけた瞳の女体は、艶やかなS字曲線が生々しく強調されていた。

「や・・やめて・・・・仮にも貴方は一国の大使でしょう!こんなことして恥ずかしくないの!」

瞳は両腕を高く掲げたまま必死の表情で身体を捻り足掻く瞳。
だがしかし、身体はまるで高熱を出したかのように熱く火照り、思うように動かない。

「ど・・・どうなっているの?」
「ふふふ・・・足掻いても無駄だ。

それでは大使館に不法侵入した不埒な盗賊の取り調べをさせてもらうぞ。」
大使の指が瞳の顎を上げ、整った顔に丹念に指を這わせる。
頬やルージュを引いた唇、髪に隠れていた白い耳を丹念に、くすぐるように撫で回す。

「まさに芸術品だな、いや実に美しい。」

大使の指が耳の穴を穿るように優しくこねる。

「ひっ!」

身体の芯から来る感覚に、瞳の身体がピクンと震える。

(こんなことで・・・どうして・・・)

頭の頂から足の指の先までまるで酔ったときのように熱く火照る。
身体の内部いたるところから甘美で怪しい感覚が湧き上がり、瞳の身体中を駆け巡る。

「はうっ!」

突然、瞳は嬌声をあげた。
顔から首を伝わり、少しずつ下に下りてきた大使の手が瞳の胸に軽く触れたのだ。
だが、それはまるで自慰の時に性器を直接弄ぶような快楽を瞳に与えてくる。

「・・・・な・・・何を飲ませたの・・・・」

身体を震わせながら、瞳は大使を睨み付ける。

「君が飲んだのは、我がメディチ家に伝わる媚薬入りのワインだよ。」
「び・・・媚薬?」
「元々は政略結婚のため、女を籠絡する為に作られた薬なんだがね
これを飲まされたら最後、どんなに身持ちの硬い女も
男が欲しくて溜まらない淫乱になるという素晴らしい薬だ。」

言いながら、大使が乳房を下から持ち上げるように、ゆっくりと揉み始める。

「うっ・・・うう・・・・」

首を横に振り、必死に快楽を押し殺そうとする瞳だったが、
きつく閉じられた唇からは、声が少しずつ漏れはじめている。

「どうした、辛そうじゃないか、キャッツアイ。
少しは只の女と違うところを見せて貰おうじゃないか。」

後から瞳の両手を吊していた男も、手を離し、身体を自分に寄りかからせ、
背中や尻を遠慮無く撫で回す。

「ヒッ!」

自由にされた腕がだらりと垂れ、まるで力が入らない。
膝がガクガクと震え、男に支えられなければ立っていることすらできない。

「か弱い女を、卑怯な薬まで使わなければ留めておくこともできないなんて・・・
一国の大使としては実に情けないわね・・・・・」

ろくに動けない身体を二人の男に弄ばれながらも、清一杯の皮肉を言ってみる。
だがしかし、今やその無駄な抵抗は、もはや男達を喜ばせるだけでしかない。

「君のどこが、か弱いというのかな?もしかしてここのことか?」

言いながら、大使はレオタードの上からでもわかるほど勃起した乳首を指でピンと弾く。

「あうっ!」

再び嬌声。

「良い反応だ。」

大使は、レオタードの上からでもわかるほどにツンと勃起した乳首を摘み、じっくりとしごき挙げていく。

「・・・や・・・やめて・・・・この変態!」
「・・・この薬を飲まされてまだそんな口を叩けるとは大したものだ・・・
性感中枢に直接訴えかけてくる快楽に対してその強気がいつまで続けられるかどうか楽しみだよ。」

大使は悪魔のような笑みを浮かべながら瞳の反応を一つ一つ楽しんでいた。

「うっ・・・・あぁっ・・・・な・・・なに・・・これ・・・」

体の内部から防ぎようがない官能の炎であぶられていく感覚。
それは次第に圧迫感を増し息苦しくさえなっていく。
その甘美な感覚を瞳の女の性感帯が敏感に捉え、とろりと反応を始めていく。

「ひっ・・・あっ・・・・」

信じられない快楽に瞳の口から自然と甘い声が漏れる。

「可愛い声も出せるじゃないか。」

そう言うと、大使は再びグラスにワインを注ぎ、邪悪な表情を浮かべ、瞳ににじり寄ってくる。

「い、いや・・・」

その時、瞳は本心から目の前の中年男に恐怖を感じていた。
這ってでも逃げようと、必死に身体を捻り足掻いてみる。
だが、ろくに力の入らない身体をすぐにサングラスの男に羽交い締めにされてしまう。

「ふふふ・・・君をとろけるような悦楽の世界へ誘ってやろう」

そう言うと、大使は身体をじたばたさせ無駄な抵抗を繰り返す瞳の様子を楽しげに見ながら、
グラスの中のワインを口に含んだ。
そして、大使は瞳の身体を抱き寄せ、その美しい顔に自らの欲望に歪んだ顔を近づける。

「ん・・・むうっ・・・」

唇を塞がれた瞳は大使を引き離そうと必死に抵抗する。
しかし、男二人に押さえつけられていては全く無力だった。
せめて大使の舌の侵入を阻止しようと口を閉じようとするものの、
その執拗な舌使いで無理矢理こじ開けらてしまう。

「んぐっ・・・んぐ・・・・・・」

生温かい液体が口内に流し込まれるのを感じたが、もう後の祭りであった。
吐き出すにも目の前にいる大使が絶え間なく流し込んでくるため、為す術がない。

こく・・・・

白い喉が小さく鳴る。
瞳は憎むべき男の唾液ごと、再びあの悪魔の液体を飲み込まされてしまった。

彼女が飲み終わったのを確認すると、大使はゆっくりと唇を離した。
唾液が細い糸となって二人の唇の間を繋ぐ。

「ん・・・・・ん・・・はぁ・・・はぁ・・・・」

ようやく解放されて、たまらず瞳は息を吐き出す。

「どうだね?こういう飲み方も悪くはないだろう?」
「気に入るわけないでしょう!!」

瞳の美しい顔が怒気で染まる。

「それはそれは失礼した、お詫びにこんどはキチンと楽ませてあげよう。」

言いながら、さらに大使は身体を瞳へ密着させる。
左手で頭を撫で、艶やかな黒の豊かな髪の感触を味わいながら、
右手を肩から腰へと下へと降ろしていく。
くびれた腰をすうっと指で沿ったその手は、瞳が恋人にも触れさせたことがない場所へと到達した。

「い、いや・・・・あ、はあっ!」

レオタード越しに秘裂を撫で上げられ、思わず声を漏らしてしまう瞳。

(こんな奴に身体を弄ばれるなんて・・・・)

嫌悪感のあまり、涙が出そうになる。
だが、これはまだ始まりでしかない。
大使が何度も慈しむように撫でている内に、快楽はさらに大きくなっていく。

「うあ・・・はっ・・ああっ!」

抵抗しようとするものの、敏感な部分を執拗に擦られているため、身体にはまるで力が入らない。

(わ・・・私の身体・・・ど・・どうなっているの・・・)

まるで自分の身体では無いようだった。
快感物質が脳から継続的に分泌され、頭の中に靄がかかったかのように思考能力が奪われていく。

「あっ・・・・ああっ・・・・・」

快楽をもはやこらえきれない瞳の目は涙で潤み、口の端からは自然に涎が零れてしまう。

「ふふ・・・なかなかいい反応をするようになってきたぜ・・・・・さて・・・そろそろ、いいかな?」

後から瞳を押さえていた男が、手を乳房に回しきつく瞳の乳首をつまみ上げた。

「あっ!!」

びくん、と瞳の身体が反り返った。
脚は身体を支えられなくなり、全身から力が抜ける。
そして膝から瞳は崩れ落ちた。

「腰が抜けるほど気持ちよかったのか?」

認めたくはないが、その通りだった。
悦楽の波がこれ以上続くと、本当に自分が別のものに変わってしまいそうな気がした。

「はあ・・・はあ・・・」

膝立ちの体勢で、両手をサングラスの男に掴まれバンザイをした体勢で項垂れた瞳は、
荒い呼吸を繰り返していた。

「どうだね、感想は?」

大使が瞳の顎を掴み、頭を上げさせる。彼女から既に凛とした表情は消えていた。

「もう・・・・やめて・・・・・・・・・・私を辱めるならもう十分でしょう・・・・・・・・」

潤んだ目をわずかに逸らしながら、半ば投げやり気味に呟く瞳。
一度絶頂を向かえても、身体の火照りはまるで治まる気配がない。
身体が疼き、それは確実に男達による刺激を求め始めている。
だが、これ以上の快楽を受ければ、本当に頭がどうにかなってしまいそうだった。
大使は、それを全て察しているが、もちろん止める気はない。

「一度イッたくらいでもう根をあげるのかね?」

ニヤリと笑いながら言うと、大使は太腿に手を当て、そして両手を足の付け根までまでつうっとなぞる。

「あっ・・・」

求めていた刺激に、瞳は目を瞑り、天を仰ぎ、卑猥な声をあげてしまう。

「まだまだたっぷりと楽しもうじゃないか、お前さんの仲間が来るまでな。」

瞳の手を掴んでいたサングラスの男も、腰をかがめると、
後から瞳の乳房を揉みはじめた。

「ひっ・・・・あっ・・・・・あああ・・・・・」

形の整った両胸をゴム鞠のように揉みしだきながら男は瞳に更なる欲情を与えていく。

(だ・・・ダメ・・・・・・)

わずかに残った理性が、瞳の頭の中の靄を少しだけ振り払った。
奥歯を噛みしめ、首を横に振り、必死に快楽を振り払おうと最後の抵抗を試みる。

「うっ・・・・うぅぅっ・・・・・」

だがしかし、その抵抗も今まで経験したことのない快感の嵐の前には全く無力だった
くいしばった口から歓喜の悲鳴が漏れ止まらない。
ゆさゆさと乳房を揺すられるだけで頭が真っ白になりそうな快感に襲われる。

「ほらほら、良いんだろう?胸の先が更に尖ってきたぞ?」
「あ、や、やめ、あはああっ!!」

いつしか、歯を食いしばっていた瞳の口は、だらしなく半開きになっていた。
可愛らしい舌を子猫のように覗かせるその口からは、だらしなく涎が垂れ始めている。

「あぁっ・・・ぁっ・・・・」

焦点が定まらない目で、瞳は大使の方を見つめている。

「どうした?気持ちよすぎて言葉がないか?」
「そ・・・そんなこと・・・・・あるわけ・・・・ない・・・・」
「本当かな?」
「ひいっ!」

再び秘裂を触られると、涎を流しながら快感に染まった美しい顔を振り乱して悶えてしまう。
抵抗する力も気力も、既に瞳には残っていない。

「あ・・・ああ・・・・・・」

瞳は男達の愛撫に身を任せ、ただひたすら快楽を享受していた。
最後まで抵抗を続けていた理性も、薬と愛撫により、少しずつ崩壊へと近づき始めている。
そんな瞳の様子を見た男達は、目を合わせると、更に彼女を屈辱的な快楽地獄へと誘っていく。

「自分だけ気持ちよくなっていないで、今度は俺たちも楽しませてはくれないか?」

愛撫を続けていたサングラスの男の両手が乳房から離れる。
空いた右手は、だらりと垂れたままになっている瞳の右手をぎゅっと掴んだ。
そして、男は左手で、ジィィ・・とズボンのチャック開き、
己の肉棒を露出させると、そこに瞳の右手をそっと当てさせた。

「!!」

突然手に感じた、堅く脈打つ熱くモノの感触に瞳が驚愕する。
直接見ることは出来ないが、本能的に彼女がそれが何かは察することができた。

(い・・いやぁ・・・・)

女三人で暮らし、恋人と肉体関係も結んでいない瞳にとって、手のその感触はあまりの衝撃だった。
だが、何故か拒絶の声を出すことができない。
気持ち悪いと思ったのも、触った時の一瞬だけだった。
男は、瞳の白く細い指を導き、一本一本肉棒へと絡ませていく。
そして、瞳の手はそれに抵抗することもなく、ただ男のされるがままになっていた。
ペニスに自分の指が絡むたびに、瞳はドキドキと心臓の鼓動が早まっていくのを感じていた。

(ど・・・どうして・・・・)

彼女は自分の反応に困惑していた。

「あ・・・・・」

男の手から解放された乳房に、今度は大使の手が伸びる。
大使は、片手で乳房を揉みながら、瞳の顎を掴み、すっかり快楽に流されきった瞳の眼をのぞき込む。

「なかなか良い表情になってきたではないか。一度この薬の味を知った女は一生、この極上の快楽の虜だ。嬉しいだろう?」
「そ・・そんな・・・・」

瞳が何かを言いかけたところで、大使は再びワインを口に含み、瞳の唇を塞ぐ。

「ん!」

そしてキスをしながら、大使は瞳の乳首を摘み、二本の指で秘部を突き上げる。

「んー!」

大使と唇を重ねながら、瞳は二度目の絶頂を感じていた。

「あ・・・・はぁっ・・・・・・はぁっ・・・・・・・・」

唇を解放された瞳は、ぜぇぜぇと荒い呼吸を繰り返し、必死に酸素を吸収する。
もはや憎まれ口を叩く気力もない。

「さあ、キチンとてでしごいてくれよ。」

サングラスの男はニヤニヤ笑いながら、肉棒を握らせたまま瞳の側面に移動し、
頭を掴み、視線を移動させ、彼女が己の手絵肉棒を握る様をじっくりとみせつける。

「あぁ・・・・・・・あ・・・・・」

弱々しい声で拒絶する瞳だが、身体はもう完全に快楽の虜だった。

「さあ、今度はじっくりと私のモノをしごいてくれ。」

そう言ったサングラスの男は、その大きな手を瞳の手の上に重ねると、
上から己の肉棒を瞳にゆっくりとマッサージさせていった。
それを、瞳はただ涎を垂らしながらじっと見つめ、されるがままになっている。

「彼のモノがそんなに愛おしいのかね?」

声に反応し、だらしない表情で振り向いた瞳に、
大使は優しく、恋人に対するように優しく瞳の乳房と股間を愛撫する。

「う・・・あっ・・・・あっ・・・」

抵抗する力を完全に失った瞳は、次第に大使の愛撫のリズムに合わせ、
その卑猥な声を隠すことなく発し始めている。

「ふふ・・・良い具合に出来上がってきたな、
あと少し、このワインを飲んだら君がどこまで淫らになるか・・・・・クックッ・・・・・楽しみだよ。」

大使は、ワインのボトルを掴むと、くいっと口の中にワインを含む。

「ん・・・」

三度、瞳は大使と唇を重ねた。
それは、これまで以上のディープキスだった。
瞳は、今度は自ら積極的に大使と舌と舌を絡ませていた。
そして大使の唾液がブレンドされた薬を、拒むことなく嚥下していく。
長い時間をかけてたっぷりと瞳の口を犯し続けていた大使の唇と舌が、ようやく離される。

「う・・・あ・・・・」

はぁ、はぁ、と荒い呼吸が繰り返される。
もはや頭の中は真っ白で、何も考えられない状態だった。

「うう・・・・・・・・」

何か言いたかったが、それが何かすらももう思い出せない。

「それだけ飲めばもう理性を保つことはできまい。ほら、ちゃんと握れ。」

サングラスの男に強く握るよう促される瞳。
すると、無理矢理握らされていただけだった瞳の右手に、次第に力が入ってきた。

「それでいい・・・ちゃんとしごくんだぞ・・・」

自分の手で補助しながら、男は瞳に手淫のやり方を仕込んでいく。
薬と、そして官能の炎より、瞳は身も心も快楽の虜となっていた。

「ほら、私のペニスを握った感想はどうだ?言って見ろ。」
「あ・・・・あつい・・・・・・」

そんな言葉が、自然と瞳の口から出ていた。

「そうか・・・クックック・・・」

言いながら、片手で瞳の頭を撫でつつ、片手で顎を持ち上げる。
男の肉棒をしごく瞳の手に、男の補助は必要なくなっていた。
既に、瞳の右手は、男の補助無しに男の逸物をしごきたてていた。

「ふふふ・・・・そうだ・・・少しずつ、強く握っていけ・・・・・・そうそう、上手いぞ」

男に言われるままペニスに愛撫を続けているうちに、それは変化をはじめた。

「や・・・ん・・・。うん・・・あん・・・」

吐息を漏らしながら、瞳はその行為に熱中していた。
ムクムクと男の肉棒はどんどん起立し、熱く硬く大きなモノに変化していた。

(お・・・・大っき・・・い・・・。それに・・・熱い・・・)

手をもぞもぞと動かし、ゆっくり、丁寧に、そして愛おしそうに男の逸物をしごく。
ためらいは無くなっていた。先走りが瞳の手に付着し、粘液のイヤな感触が手を流れる。

(あ・・・)

だが、今の瞳にそれを不快と思うことは出来なくなっていた。
その脈をうち続ける、まるで悪魔の胎動を思わせるそれを、
自らの意志で、そして愛おしそうにしごく行為に瞳は没頭していた。

「君と彼だけ楽しんでいては不公平だ・・・・・・私も楽しませて貰おうか?」

瞳の目の前に仁王立ちになった大使が、ズボンのチャックに手をかける。

ジィ・・・

開かれたチャックからは、瞳が後ろ手に縛られた手で握っているモノと同じモノが現れた。

「ああ・・・・・」

呆然としている瞳の目前に、大使は肉棒を突き出す。

「これが欲しいのだろう?」

大使はとろんとした表情の瞳の頭を押さえ、肉棒を頬にグリグリと突きつける。

「さあ遠慮することはない、味わってみたまえ。」
「あ・・・味わう・・・?」
「そうだ、まずは舌で舐めるんだ、ほらやってみろ。」

瞳の頭を掴み、ペニスの先端に唇を近づける。

「舌を出せ。」

されるがまま口を開き、舌を出す。
頭を掴み、ペニスに舌に触れさせる。

「!!」

電撃のようなものが瞳の頭の中を走った。
舌を亀頭に這わせ始める。
先端部をペロペロと舐め、尿道口に舌先を差し込む。
すると大使のモノはそれ自体に意思があるようにピクン、ピクンと反応する。
それを見て、瞳はさらにそれを舌で愛撫した。

「先だけでなく、そのカリの裏も・・・そう、そこだ・・・」

瞳は大使の命令されるがままに舌を使っていた。
遠慮がちではあるが、口からちょこんと出た舌が、ゆっくり、じっくりと大使の肉棒を清めていく。

「棹の部分にも舌を這わせて・・・、根元までいったら、その下の袋の皺も舐めろ。」
「ん・・・・・」

袋の皺の一本一本にまで舌を這わせると、再び先端に向かって口を移動させる。

(は・・・ん・・・)

「ほら・・・美味しいだろう?」

大使が優しく頭を撫でる。

「ん・・・・」

瞳は先端部をペロペロと舐め、尿道口に舌先を差し込む。
すると男のモノはそれ自体に意思があるように、ピクン、ピクンと反応する。
それを見て、瞳はさらにそれを舌で愛撫した。

「先だけでなく、そのカリの裏も・・・そう、そこだ、うまいぞ。」

薬により瞳の頭は既に快楽の虜になっていた。
大使の男根をしゃぶりながら股間の熱さはさらに上昇している。

「では、今度は口に入れてごらん」
「は・・・い」

瞳が亀頭に唇を被せ、吸い込もうとする。

「もっと大きく口をあけるんだ!」

瞳がさらに大きく口を開けると、なんとか先端部を含むことが出来た。

「ん・・・、んん・・・、ん・・・」
「そのまま舌で舐めろ。そうだ・・・・」

黒田は瞳の頭を抱えるとゆっくり前後に動かしだした。

「ふふ・・・なかなか上手いではないか。歯は使うんじゃないぞ・・・、いいぞ・・・」

男が更に深く入れる。

「ん〜ん!んっんっ!」

苦しくなり瞳は抗議の声をあげた。

「がまんしろ、もう少しだ、うっ、いいぞ・・・」

大使の男根が震える。

「さあ、残さず飲み込むんだぞ!」

そう言うと、大使は瞳の頭を押さえ込み、
大量の精液を心地よさそうに、そして遠慮無く瞳の口の中に放出した。

「ん!!」

生臭い匂いが口一杯に広がり、おもわず吐き出しそうになる。

「うぅ!?うぶ…うっ…むぅ…ぶえ…」

次々にドピュッ、ドピュッと流れ込む粘液を、窒息しないために必死に嚥下しようとする。
しかし、生まれて初めて飲まされる精液を全て飲み込むことなどとてもできない。

「んー!んー!」

口に肉棒を突っ込まれながら、喉に張り付くように絡みつく精液に喉を詰まらせる瞳が涙を流す。
だがしかし大使に頭を押さえているため逃げることも出来ず、口の中にどんどんと粘液が流し込まれる。
飲み込みきれない精液が口から溢れ、吹き出た粘液は床や瞳のレオタードに真っ白な染みを作っていった。

大使の射精が終り、精液に満ちた口内からズルズルと肉棒が引き抜かれる。
すると、今度はサングラスの男が、瞳に握らせていた肉棒を瞳の前に突きつけた。

「さあ、今度は俺のを頼むぞ。」

男は、半開きになった瞳の口に遠慮無く己の肉棒を突っ込んだ。

「ん、んー!」

大使のより太く、そして長い肉棒に喉を突かれ、瞳が涙を流す。
瞳の手でしごかれ続けたペニスは既に熱く脈打っていた。
男は瞳の前髪を掴み、顔を無理矢理前後させる。
そして、涙を流して強制奉仕をさせられた瞳の口の中に、再び精液が放出された。

「なかなか良かったぜ。」

乱暴にサングラスの男の肉棒が引き抜かれるのに従い、
ダラダラと精液が滴りながら瞳の口から流れ落ちる。
完全に肉棒が引き抜かれると、瞳の口からゴビュッと粘液が溢れ出た。

「おやおや・・・・せっかくの美人が台無しだ・・・・」

大使の嘲笑をよそに、瞳は激しく咳き込みながら、口から白濁を零し、穢れきった様子で呆然としている。

「これは頑張ったご褒美だ。」

サングラスの男が後から瞳の耳たぶを噛みながら、
とどめとばかりにレオタードの上から両乳首をまとめて摘み上げ、強めに引っ張る。

「ひぃぃぃっ!!」

絶頂が瞳の頭の中を白く灼いた瞬間、がくりと瞳は唾液と精液に汚れた床の上に、俯せに倒れた。

「クックック・・・・なかなかいい拾いものでしたな。」

サングラスの男は、だらしなく口から精液を垂れ流しながら失神している瞳を後ろ手に縛り上げるとソファーに座らせる。
口をから涎を流し、顔を精液で汚した彼女は、ヒクヒクと動くだけでただ呆然としている。

「さて・・・・次はどうしましょうか?」

ニヤニヤ笑いながら大使が男に語りかける。
すると、一台の車が、大使館の脇に止められた。

「ん・・・」

男達が窓から外を見る。
運転席から、一人の女が絵を持って出てくるのが見えた。

「どうやら、キャッツの仲間が到着したようですな。」
「そうか・・・・・・・・・絵を受け取り次第、すぐに始末しろ。
その後、もう一度彼女で楽しもうじゃないか、はっはっはっ。」






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