ジャスティスガール「レッド堕落編」
シチュエーション


「あ、あっああ」

ダークアリーナの巨大モニターに一人の少女の肢体が映し出される。
先の闘いにおいて、敗北したジャスティス隊のリーダーの少女、
七村岬である。

「うっ、ううう」

先ほどから様々な組織の者たちに犯され、その赤いコスチュームは、
さまざまな体液でべとべとになっていた。
彼女は様々な組織が目を付けており最も人気の高いスーパーヒロインであった。

そんな彼女は今日もうすでに何人目か分からない数の相手を務めていた。

「それにしても、彼女の処女を奪った、ブラック・マジシャン殿は羨ましいですな」
「いや、吾輩のきいた話だと、彼ではなくプロフェッサー・Jが奪ったと聞いたぞ」
「ん?Mr・オセロが手に入れたのではないかな?」
「ふふふ、私はあの子の可憐な花を散らしたのはゾーグ星人だと聞いたわ……」

モニターを見ながら彼らは楽しそうに会話を続ける。

やがて、ナメクジのようなアモール人が満足したのか、岬より離れる。

「ううう、うっ……」

岬はいろいろなものでべとべとになった体をゆっくりと起こす。

(もう、何人目だろう?みんなは無事なんだろうか)

ボーっとする頭で考える。
そこへ地獄伯爵が近づいてくる。

「ジャスティスレッド、気分はどうだね?」
「…………」

少女は何も答えずじっと伯爵の顔を見つめる。
そして、

「みんなは……ぶじ、ですか?」

微かだがはっきりとそう尋ねた。

「何をもって無事、というか判断には非常に困る、だが恐らく、
凌辱具合は君が一番ひどい、それだけは保証してあげよう」

何とも言い難い答えだが、それを聞き、

「そ、う、ですか……、私がほかの子たちの分も相手をします、
だからほかの子たちには手を出さないでください」

そう言うと少女は深く頭を下げた。

「なるほど……、ではもう一度君にチャンスを上げよう」
「えっ?」

伯爵の出した内容とは、この後のショーに出ることだった。
そこで、ダークアリーナの戦士と戦い、勝利することができれば、
全員無事に解放する。そんな約束だった。

(私が勝てばみんなは助かるんだ)

「わかりました、やります」この日一番はっきりした声で岬は返事をした。
「……ふん、ではこの後まもなく試合をしてもらうことになる、
準備のための部屋を用意するのでそこで待っていたまえ」

その言葉を聞き、岬はこくりとうなずいた。



「さあ、みなさま!!再びこのリングの上にあの娘が帰ってきました!!
エンジェル隊との死闘を繰り広げた、あのジャスティス隊のリーダー、
ジャスティス・レッドです!!」

地獄伯爵が声高らかに告げる。
コロシアムの中には特製のリングが作られ、そこにはすでに変身が完了した、
ジャスティスレッド=七村岬がコーナーを背に立っている。

「さて、対するは、わがダークアリーナが誇る無敗の戦士、
バーサーカー&ザ・ブライドです!!」

反対側からは、三メートルは有ろうかという巨大な大男と、
露出の高い深紅のドレスを着た妖艶な雰囲気の美女が歩いてきた。

2対1

既に勝負はレッドに不利な状態からはじまる。
格闘戦は苦手なレッドに果たして勝ち目はあるのだろうか?

(せめて誰かいてくれたら……)

だが自分以外、今ここにいる者はいない。
レッドはそんな自分の弱い心を振り払うように首を振る。

(しっかりしろ七村岬!!お前はジャスティス隊のリーダーなんだぞ!!)

不安な気持ちを振り払うと、きっと目の前の二人を睨みつけた。

(今度は、悪者二人なんだから、最初から全力で倒しにかかろう!!)

ジャスティスレッドはそう決意した。

試合開始の合図とともに、レッドは目の前の敵、バーサーカーに殴りかかる。

「ジャスティス・インパクトー!!」

レッドの拳が正義の焔に包まれる、渾身の力をこめて、
レッドは必殺の一撃を目の前の敵に叩き込んだ。

ドゴォォォォォォ!!!

すさまじい煙と爆音が上がり、リング、いやコロシアムが吹き飛ぶほどの、
衝撃が辺りを包む。

だが、煙がはれるとそこには無傷のバーサーカーが立っていた。

「ああん、おじょうちゃん、面白い特技を持ってるわね♪」

そう言うと、ザ、ブライドはくすりと笑う。

「ムスメ、オワリカ?」

バーサーカーは感情のこもらぬ声で告げる、それは、レッドにとって、
死刑の宣告に等しかった。

「う、そ、私の必殺技が聞かないなんて」

よろよろと後ろによろめくレッド。

「あら?子猫ちゃんもう終わりみたいよ」
「ソウカ」

そう言うが早いかバーサーカーはこぶしを振り上げる。

(来る!!)

咄嗟にレッドは攻撃を防御するため腕をクロスさせる。

ブン。

その大ぶりのパンチは、ガードの上から軽々とレッドを弾き飛ばし、
リングロープに叩きつけた。

「はぐっ」

背中を思い切り強打し、レッドは声を上げる。
強化スーツはあらゆる攻撃を軽減し彼女たちを守る。
彼の力は其処まですさまじい物だったんだろう。

「もう、もっと手加減しなさいっていてるでしょ?」

パシン!ザ・ブライドがバーサーカーの顔を平手でたたく。

「スマナイ、デモオレ、デキルカギリ、チカラヌイタ、アイツ、ヨワイ」

今日二度目の死刑判決がレッドに降りた。

「しょうがないわね、じゃあ、私が相手をするから、あんたは引っ込んでなさい」

手でバーサーカーを追い払うような仕草をすると、ブライドはリングに上がる。

「ふふ、かわいいお譲ちゃん、うれしいわ」

ぺろりと、自分の指を舐めると、ブライドはにやりと笑った。

「う、うう」

一瞬ひるんだレッドだったが、バーサーカーから彼女に変わり、
少し勝機を見出す。

(さっきの相手には効かなかったけど、今度は効くかも)

ギュウ、っと固くこぶしを握ると再び右手に真っ赤な焔が灯る。

「ジャスティス・インパクト!!!」

少女は叫ぶと渾身の必殺技をザ・ブライドへと叩き込む、はずだった、

ピシリッ、それよりも早くブライドの鞭が飛び少女のスーツは胸元より裂ける。

「!?いやあああ!!!」

少女の悲鳴がアリーナ中に木霊する。

「ああん、いい声、逝っちゃいそう」

くすりと、ブライドは笑い、ゆっくりと少女に近づく。

「ざ・ん・ね・ん・で・した〜」

胸元を抑えて恥ずかしそうにする少女へ。

「あなた、もう皆さんにヤラレテル所見られてるんでしょ?」

そう言いながら片腕でレッドの両腕をグイッと引きはがす

「あ!?いや、やめて!!」
「あら、あら、さっきまでは0んこから0ん汁垂らして、
『逝く、逝く』叫んでたんでしょ?」

卑猥な言葉を口にしながらブライドはにやにや笑う。

「うぅぅ、そんな事……」
「あら、しらっばくれるの?じゃあ、バーサーカー!!」
「オウ」

巨人が呼ばれるとリングに入ってくる。
ビクリ、レッドは恐怖で体を震わせる。

「この子犯していいわよ」

楽しそうにブライドがほほ笑むと、大きな咆哮をあげて、
バーサーカーは、レッドに組みついてきた。

「いやああ!!やめて、やめて!!」

必死にレッドは脱出を試みるが、バーサーカーに、組み付かれてぴくりとも動けない。
そして、

ビリビリ!!

少女を守っていた特殊素材のスーツはあっけなく破り捨てられた。

「やめて、やめて!!!」

レッド、いや、今は完全に七村岬に戻った少女は、ただ泣き叫ぶしかなかった。

(みんな、司令官、パパ、ママ、誰か助けて!!)

少女の悲痛な祈りは、だが、しかし誰の耳にも届かない。
足を無理やり広げると、少女の大切なあすこへ、バーサーカーは、
自身の欲望まみれの肉棒をねじ込み始めた。

「あああ!!!だめ!だめ!!」

巨大でごつごつした指が少女の胸を乱暴にもみしだく。

「あああぁぁぁ!!」

小柄な少女は精いっぱい体を動かし脱出しようと試みるが、ぴくりとも動かない。

「まあ、泣き叫ぶばかりじゃあ、お客も見てて飽きるだろうしねえ」

そう言うとザ・ブライドは覗き込むように少女の顔のところに自分の顔を持っていく、
そして、
ツッー、っと、口から唾液を垂らし、少女の口の中に注ぎ込む。

「!?」

そのとたん少女の体がビクリと反応する。

「ま、がんばったご褒美ってとこかな?これで痛みはなくなって、
バーサーカーの肉棒でも咥え込みたくってしょうがないって事に成るはずさね」

「ああ、んん」

確かに、岬は体中から火であぶられるような快感を感じる。
今日、大勢の相手を務めていたからなおだろう。

「あああ!!!ううう!!だめ!だめ!」
「ふふふ、もう限界みたいね、さあ、〇ん汁ぶちまけながら派手に行きな!」

パチン

平手が岬の顔をたたく。

「あああ!!!だめ!だめ!いやあああ!!!!」

派手に叫びながら、ついにジャスティス・レッド=七村岬は再び、
敗北を喫した。



こうして、七村の闘いは敗北に終わりあとは一方的なバーサーカーと、
ザ・ブライドによる『美少女・凌辱ショー』が繰り広げられていた。
モニターに大事な部分を大写しで写され、
派手に潮を吹きながら、完全失神するまで攻めは続いた。



気がつくと少女はまた元の部屋に戻ってきていた。

「みんなごめん、私……、負けちゃったよ……」

暗い部屋の中ぽつりと少女がつぶやく。

だが、少女に休んでいる暇はなかった。
ガチャリとドアが開くと気味の悪い生き物が入ってくる。

「ひぃ」

少女は脅えた様に後ずさるが、すぐに捕まり、
体中を触手のようなもので犯される。

存分に犯された後は、再び、伯爵により淫猥な試合へと出させられる。

負けたらレイプの『鬼ごっこ』
強力な媚薬が入った、泥の中での泥レス
下剤を入れられての我慢比べ
等など
いづれも対戦相手は自分と同じようなスーパーヒロインばかりであった。


そして、試合のない時は犯される。

一度は絶望のあまり舌をかんだことがあったが、
すぐに生き返らせられ、代わりに他のジャスティス隊の少女が、
少女の目の前で犯されていた。

「可哀そうに、君がバカなまねをしなければあんなめにあわずにすんだのに」

泣き叫ぶ彼女たちを見ながら、伯爵は少女にそう呟いた。

少女は暗い部屋の中、ぼーっと意識の定まらぬ頭で壁を見詰めていた。
体は定期的な治療により健康そのものだが意識のほうは限界に達していた。

もう何日たったんだろう?・
一日であったか、何年も過ぎたのか。
それも分からない。

みんなは元気かな?
目の前で公開凌辱を受けてる姿を最後に再び会えずにいる。
最年少のホワイトはピンクと常に一緒だと聞いた。

「ピンクさんごめんなさい……、教えてもらった技、効きませんでした」

ポロリと涙がこぼれる。

「またブルーと、学校に行きたかったな……」

そろそろ、夏休みが始まったんだろうか?
それとも、もう新学期が始まったのか?

「やっぱり、ゴールドさんがリーダーのほうが、よかったんだ」

何のとりえもない自分のせいでみんながこんな目に逢っている。

「パパ、ママ、ごめんね、岬、悪い人たちに負けちゃったよ……」

再び涙がこぼれるが、その涙を見られないように、
少女はくるりと壁に向き直り、壁に頭をつけしくしくと泣き始めた。

「司令官、御免なさい、、やっぱり私、ただの役立たずでした」

少女が自分を責めたその時。

「それは、ちがうわ」

ガチャリ、
ドアがあき。
一人の女性が入ってきた。
その女性を見て岬は思わず驚きの声を上げた。

「司令官!!」

その姿を見て思わず司令官に抱きつく。

「司令官!助けに来てくれたんですね!」

やわらかな胸に顔をうずめて少女は泣き出した。
その頭にそっと優しく手が置かれる。

「もう大丈夫よ」

いつもの、司令官の温かく、やさしい手、
やわらかな匂い、
厳しいけど、優しい。
まぎれもなく、本物の岬の知る司令官がそこにいた。

いつかのように、敵の化けた偽物なんかじゃない。

「あ!司令官、ここには隠しカメラが有るんです、
早くしないと悪い奴らに見つかっちゃいます!」

はっと気がつき、岬は司令官から頭を放す。

だが、再び両腕でギュッと、頭を胸に戻される。

「しれい……官?」

違和感を感じた岬が恐る恐る見上げると。

いつもと同じ、優しい笑顔で

「だいじょうぶよ」

にこりと笑う

「だって、私が悪い人だもん」

くすり、

いたずらっ子のように、司令官はほほ笑んだ。

「え?どういう、こと、ですか?」

不安が、早鐘のように岬の心を打つ。

「聞こえなかったの?私悪人なの、今までね、みんなを騙してたの」

くすくすと、司令官は、笑う。

驚き、その手から逃れようとするより早く司令官は
そのまま床に少女を、押し倒す。

ボフ、床に敷き詰められた『こういうとき専用の』絨毯に岬は倒れこむ。

「は、はなしてください!!」

岬はその手を逃れようとする、が、
小柄な少女の力ではその手を振りほどくのは、無理な話であった。

「!?はなせ!!また司令官に化けて私を騙す気だな!!」

暴れる岬にそっと司令官は耳元に唇を寄せた。

「岬、ほんとにあなた、素直でかわいい子」

ぺろり、そのまま司令官の舌が耳に触れる。

「ひゃ!?は、はぅぅ」

こんな時なのに感じてしまう自分に悔しくなる、
そして、
今度は、小ぶりで形のいい胸に指が這う。

「知ってる?あなたのメディカルチェックの時、
もう少し増量しようかって意見が出たのよ、だから私、
この子はこれだからいいんだって言ったの」
「は、ああ、んん」

司令官の指が岬の体を這いまわる、声が出ないように必死に我慢するが、
ピン、指で一番感じる部分をはじかれ。

「ふあああぅぅ!!」

体をビクリとのけぞらせる。

「も、もうやめてください、これ以上、司令官を侮辱しないでください」

少女は哀願した。

「まだわからないんだ、ほん、っとに、かわいい!!」

左手で脇腹の横をさすりながら、右手では、再び胸の突起を、
指ではじく。

「はゆぅぅ!……、お願いです、今までみたいに舐めたり、
違うところに入れてもいいです、だから、司令官の真似だけは…」

なおも哀願する岬に司令官はそっと指で口をふさぐ。

「ふふ、岬、この唇、だれにあげるんだっけ」
「!!?」

岬は驚きで目を見開く。

「今まであなた、多くのものに犯されても、ここだけは守られてたわよね?
なんで?」
「あ、ああぁぁ……」

岬の中で何かが崩れてゆく。司令官はブレスレットを外す、
カラン、放り投げられたそれは、音をたてた。

左手は気がつくと少女の恥じらいの部分へと侵入してくる。

「あああ!!」

体をまた大きくのけぞらす岬。

「『大事なものだから一人前になったとき、大切な人に渡す』そうよね?
だから私みんなにお願いしてたの、ココだけは止めてあげてって」

クスリ、司令官は笑いながら指で唇をなぞり、左手では、下の唇を、弄んだ。
グチュグチュと左手の指の動きが激しさを増し、岬を攻め続ける。

「さあ、お逝きなさい岬」

司令官の指の攪拌運動は、岬の肉壁をそぎ取り、
愛液を全て?き出すかのように激しくなる。

「いや!!だ、だめ、だめ!だめぇぇぇ!!!」

絶叫とともにびくびくと体をけいれんさせて少女はゆっくりと失神した。

「おやすみ、岬」

そっと、倒れた岬の腕にブレスレットをはめる。
そして、
岬の唇に、
司令官は優しくキスをした


〜エピローグ〜

「んん、」

グチュグチュ、部屋の中で二人の少女が妖しく絡み合う。

「すごいね、ブルーもうこんなにグチャグチャだよ」

くすくすと少女は、笑う。

「レ、レッドだってこんなにビショビショじゃないですか」

眼鏡をかけた少女もくすくすと笑った。

「こんどさあ、ブルーも母乳が出るように改造してもらいなよ、

すっごく気持ちがいいよ?」

「へぇ〜」


そんな少女二人のやり取りをモニターで見ている二人の男女
地獄伯爵と、司令官こと伯爵の愛人マダム・ヘルであった。

「あの子たち本当に、すばらしいわ」
「ああ、私の邪魔立てをする対抗組織の力を削ぐのに尽力してくれた、
それどころか、こうまで素晴らしい変貌を遂げてくれるとわ」

やがて二人の様子を見ていた伯爵はマイクを握る。

「さあ、ダーク・レッド、ダーク・ブルー出動だ、
竜ケ崎姉妹と言う者達を、
捕まえてこのアリーナへ連れてきてくれたまえ」

「はい!!司令官、ダーク・レッド必ずや期待に添えるように、
ガンバリマス!!!」

そう言うと、少女は笑顔で、敬礼をした。






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