まぞが島物語 堕天使は魔女のように笑う
シチュエーション


アヤは松吉の唇に自分の唇を這わせ、舌先を入れる。
しなやかなピンクの舌は松吉の舌にからみつく。
アヤは、狂ったように松吉を愛撫する。
無精ひげを舐め、首筋を舐め、貧弱な老体をゆっくりと時間をかけて舐め尽くす。

(はやく なめさせてください これを)

アヤは松吉の巨根を頬張りたい一心で奉仕を続ける。

それは松吉への愛情からではない。
あくまでも肉欲を満たしたいからにすぎない。
アヤは1匹の雌になって松吉の肉体を求めた。

「よかろう。思う存分、味わうがええ!」

松吉は布団の上に大の字になって寝転がる。

「舐めるんじゃ アヤ」

「あぁっ ありがとうございます!」

アヤは大きく広げられた松吉の足の間に跪く。

(もう ほんとに がまんできないっ!)

アヤは両手で男根を握りしめ、妖艶に笑う。

(すきっ すきっ だいすきっ!)

巨根の先端からは、透明な液体が滴り落ちている。
アヤはごくっと息をのみ、ゆっくりと軽く口づけをする。
先端の液体を掬い取るように舌全体で舐め上げる。
小さい口を精一杯開けてその巨大な性器を頬張る。
頭を上下させて亀頭を摩擦する。

「うぐっ うぐっ うぐっ・・・」

黒髪が乱れるのも気に掛けず、無心に愛撫を続ける。

「ううっ こ こりゃ凄い ええぞ つ 次は ここじゃ・・」

松吉は快感に悶えながら、両足をさらに拡げ腰を浮かす。

アヤは屹立した一物を口から外すと、その下にある肉袋を両手で持ち上げる。
ひんやりとしたその塊には、二つの丸い肉玉が入っているのがわかる。
アヤはそれにも性技を凝らし、舌を這わせ口に含む。
大切な宝物を愛でるように。

「ええぞ ええぞ ここにはこれからお前の中に放つ子種が詰まっておるんじゃ」

松吉は頭を起こして、一心に己に奉仕するアヤを見つめる。

「お前の中に入りたくてたまらん奴らじゃ。お前の腹の中を泳ぎ回りたくてな」

「あっ ああぅ  はあ はぁ はやく きて わたしのなかに なかにはいって わたしを せいふく して」

アヤは松吉の陰嚢にしゃぶりつく。

「よおし!よおし!それでこそ雌犬じゃ!さあて 締めはここじゃっ!」

松吉は自分の両足を持ち上げ、その醜悪な肛門を晒した。

「えぇっ?・・」

一瞬意味がわからずアヤは躊躇する。

「ほれ 舐めるんじゃ ワシのケツを。さあっ!」

松吉は催促して腰を振る。

「・・・だ・・だっ  て」

アヤは汚れた松吉の肛門にためらう。

「ほれ どうしたんじゃ! 欲しいんじゃろ? はよう 舐めろ!」

松吉はためらうアヤを楽しんで、その薄汚い肛門を拡げる。

「堕ちるんじゃ。アヤ。狂うのじゃ。アヤ。お前は変態なんじゃから な!」

「あぁっ! あああ・・・!!」

アヤは大きく叫ぶと、目を閉じて松吉の肛門に口づけをする。
そして舌を這わせ、その汚れた排泄口を舐め始める。

(もう どうなっても いい!!)

アヤは松吉の尻に頬摺りをして自分を納得させた。

「さあ ワシも我慢できなくなったわい。この雌犬め!ワシの上に跨れ!」

松吉は己の尻に顔を埋めるアヤの頭を撫でる。

アヤは言われるまま顔を上げ、老体をまたぐ。
そそり立つ陰茎に手を添えて、自分の陰部に当てる。

「は はい  いいんですね いれても アヤの中に」
「ええぞ アヤ お前のいやらしい内蔵の奥まで突いてやるわい」

「う うぅっ あああっ! はあはあっ! おおき  い! おおっき  いいいっ!!!」

アヤの肉体が松吉の巨大な陰茎に貫かれ串刺しとなる。

「と とど いてる おくにぃ いやぁあああ!」

突き刺された瞬間、アヤは一瞬だけ我に返った。

(ヤダ ナンデ コンナコト・・マサアキ クン マサアキ、、)

しかし、体を裂く快感に、その意識はすぐにかき消える。
アヤは自ら大きく腰を動かし、その快感に呑まれていく。
しなやかな肉体が老体の上で踊る。

「あぁっう あっうう!いいっ!いいっ!いっっいっ!」

言葉にならない喘ぎ声が口から漏れる。

その時、家の外で人の声が聞こえた。

「アヤ いるのか?」

その声の主は紛れもなく、将晃だった。

「ほほう 将晃か・・性懲りもなく来おったか。間抜けな男じゃ」

松吉は自分の上で腰を振るアヤの乳房を鷲づかみにして、ほくそ笑んだ。
アヤは未知の快感に陶酔し、将晃の声がまるで耳に入らない。

「将晃 ええぞ 入って来い!」

松吉は外の将晃に声を掛ける。

「ええモノを拝ませてやるで。お前が夢にまで見た ええモノをな」

間もなく部屋の襖が開き、将晃が足を踏み入れる。

「 ・・ア  ヤ・・」

将晃はその光景を目の当たりにして、瞬時に入ってきたことを後悔する。

それは見てはならない光景だった。
一対の男と女が全裸でまぐわう秘密の場面。
男の性器によって女が悦びを与えられる至福の時。
女が女であることを実感させられる厳粛な瞬間。
神聖さと低俗さが同居する不条理な空間。

「ああぁっ ああああ ああぁっ ・・・・」

悲鳴とも歓喜の声とも取れる喘ぎ声が、絶え間なく女の口から漏れる。
女はなめらかな黒髪を振り乱し、しなやかな裸体を男の上で上下させている。
形の良い乳房が振動で大きく揺れている。
女は将晃の存在に気づかず悦楽にのめり込み、淫欲の宇宙を彷徨っている。

その女は、まちがいなく自分の最愛の人、アヤなのだ。
快感に悶える、自分が今まで見たことのないアヤの姿なのだ。
あどけない顔で笑い、真顔で話すアヤとは違う、自分の知らないアヤなのだ。
しかしこれこそがアヤ本来の姿なのだ。

そしてその本性は、下に寝転がってる老人によって覚醒されている。
ずっと愛し続けた自分の手ではなく、加虐的な笑みを浮かべる老人の性器によって。

将晃は、夜明けの浜で見たアヤの姿を信用していなかった。
きっとアヤはこの老人にだまされて、囚われているんだ。
アヤは助けを求めている。
そう思っていた。
しかし、その考えが甘かったことを悟った。

アヤは自分の意志で腰を上下させ老人の性器を味わっている。
誰にも強制されているわけではない。
アヤが求めているものがこの老人なのだ。
この老人から与えられる快感に酔いしれる表情こそが真実なのだ。
この老人こそがアヤが選んだ男なのだ。

将晃はそのまま部屋を出ようとする。

「逃げるのか。負け犬め」

松吉は立ち去ろうとする将晃に声を掛ける。

「アヤは雌犬。そしてお前は負け犬か。おもしろいのう」

将晃は松吉をきっと睨み返す。

「ほう。ええ目をしておるわ。まだ諦めきれんようじゃな」

松吉はアヤの両手を握り、自分の体の上で跳ねているアヤの上体を引き寄せる。
二人の汗にまみれた肉体が重なる。
秘部が露わになり結合する男と女の性器が目に焼き付く。

「将晃。せっかくじゃ もう少し見ておれ もっとええモノを見せてやるで」

そう言うと松吉は腰をゆっくりと動かし始める。

ピチュっ ピチュっ ピチュっ・・・

松吉の陰茎の出し入れによって、アヤの女陰を擦る音が耳を突く。
その動きによってアヤの喘ぎは大きくなり、時に小さくなる。

「あああっっ!  ぁぁっ  ああぁぁああっ!  ぁ  あああっっ!!」

松吉の性器は異常に長く、そして太い。
女の手首ほどの太さもある陰茎がアヤの小振りの性器に出し入れされている。
それはアヤの陰部から20cm以上出ているにもかかわらず、まだその全貌を見せていない。
アヤの体内にいったい、どれだけの部分が埋め込まれているのか。
それを知る権利は将晃に与えられていない。
目の前で繋がっている、アヤと松吉のみが知りうる事なのだ。
そしてその凶悪な性器が、根元まですっぽりとアヤの体内に送り込まれる。
松吉の性器の全てを飲み込まされて、アヤは歯を食いしばり、切なそうによがり声をあげる。
二匹の淫獣のつがいは、全身に体臭が漂う汗を垂らして、その快楽に浸る。

「将晃 お前にはわかるまい。今、アヤはワシの一物を締め付けておるんじゃ。きつくな」

松吉は嬉しそうに声を掛ける。

「とてもきつく締め付けておるわい。いじらしいではないか。ワシを喜ばそうとしておるんじゃ」

そしてアヤの尻を両手で鷲づかみにして拡げる。
アヤの肛門が将晃の目に飛びこむ。
やわらかい肉の谷間に息づく放射状のシワ。
その下に小さな口を精一杯開けて巨根を咥える女の性器。
すっかり陰毛を取り払われた性器が粘着した愛液を滴らせている。

「どれ、そろそろいかせてやろうかの。よく見ておれ。将晃。アヤが気をやるのをな」

松吉の腰の振りが大きくなり動きが加速する。
その動きが頂点に達し、松吉は巨根の根元を、更に肉の奥へめり込ませるように、グイグイと突き出す。

「あああっ!あああっ!ああああああああああ!!」

松吉の攻めに耐えきれず、アヤは大声で叫ぶ。

「あ」

アヤの肉体が硬直して小刻みに震える。

「う」

松吉の尻の筋肉が収縮する。
二人の動きは、同時に止まり、だらしなく折り重なった。

「どうじゃ 将晃 アヤがいきおったわい この淫売はほんとに好き者じゃ」

額に汗をにじませ松吉は笑う。

「今ワシの子種達は、こいつの腹の中を泳ぎ始めたところじゃ。卵を捕まえようと先を争ってな」

松吉はぐったりとしたアヤの尻を撫でる。

「ウジャウジャ泳ぎ回って探しておるで。その一匹が卵を捕まえたらどうなるかのう・・のうアヤ」

尻をパンパンと軽く叩く。

「え・・・」

アヤが陶酔の夢から覚める。
アヤは快感に頬を紅潮させて、松吉の顔をとろんとした目で見つめる。
そして妖しげに微笑むと、松吉の唇に自分の濡れた唇を重ねる。

「アヤ、気づきおったか どうじゃ ワシの一物の味は」
「すごく すごく よかった こんなの はじめて です」

アヤは甘えた声でそう言うと、微笑みながら松吉の顔中にキスをする。

「そうか。よかったな。今、将晃も全て見終わって一緒に喜んでおるところじゃ」
「えっ?」

アヤは驚き、顔を上げて振り返る。

「ま さ あき くん・・」

二人は見つめ合うが声も出ない。

アヤの肉体には、まだ松吉の巨根が刺さったまんまだ。
アヤの愛液に塗れた赤黒い陰茎が、栓となって一滴の精液も体外へ漏れていない。

「将晃。もう帰ってええで。ワシらはこれからまた頑張らねばならん」

アヤの表情は蒼白に変わり強ばる。
将晃は小刻みに体を震わす。

将晃はふと腰に手をやると、ベルトから小さな棒のような物を外した。
そして両手でそれを突き出す。

その棒のような物は、古い短剣だった。
重厚な装飾が施された、少年が持つには不釣り合いな短剣。
将晃はその短剣の鞘から、半身だけ刃を抜いた。
冷たい刃が覗き、キラリと光る。

「な なにをするんじゃ・・・血迷ったか!将晃!」

松吉は動転して声をあげる。

松吉はもともと気が小さい人間だ。
弱い者には強く出るが、権力や暴力の前には簡単にひるんでしまう小狡い男だ。
その性格のため、島の誰からも軽視され、この年になるまで港の雑用で生計を得て、嫁の来ても無かった。
松吉にとって世間知らずのアヤはまさに、格好の餌食だったのだ。

将晃は差し出した短剣をパチンと音を立てて、鞘に収める。

その音に反応して松吉は、ぶるっと体を震わせる。
松吉は身の危険を感じ、あまりの恐怖に失禁してしまう。
アヤの中に陰茎を挿入しているにもかかわらず、体内へ大量の尿を放出し始める。
老人の排泄した熱い尿が、アヤの無防備な体内を猛烈な勢いで満たしていく。
アヤの膣の中で充満した尿は、荒れ狂い出口を求める。
アヤの陰肉と巨根の間を突き破り、シャーと音をたてて噴出する。
アヤから溢れだした松吉の尿が、二人の体を濡らし、白いシーツを黄色く染めていく

将晃は沈黙したまま部屋を立ち去った。

「へっ!負け犬め。薄気味悪い奴じゃ!脅かしおって!」

松吉はようやく放尿を終え、虚勢を張って、吐き捨てるように呟く。

「将晃君・・」

アヤは将晃のいた場所を見続ける。

老人の鼻を突く尿の臭いが、小さなアヤの部屋に漂って沈殿する。
呆然とした二人は、お互いの性器が、まだしっかりと繋がっていることさえ忘れてしまっている。
生暖かい尿に濡れた布団が冷たくなるまで、二人は尿に塗れたまま身じろぎもしなかった。






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