まぞが島物語 失われた誇り
シチュエーション


アヤは将晃と浜辺を歩いている。

(アヤ。その服 可愛いね)

将晃は優しくアヤに微笑みかけている。

(ありがと・・この服・・)

と、アヤが自分の服を見ると、次の言葉が出てこない。
アヤが身に付けているのは、羽毛のような褌ひとつだ。
将晃はアヤを見て悲しそうに沈黙する。

「まさあきくんっ!」

アヤは叫ぶと、  夢から覚めた。


「お目覚めじゃな。アヤ」
「松吉さん・・」

少し離れて、目前には、松吉があぐらをかいて、酒を飲んでいる。
アヤは壁に背をもたれて、両足をM字に拡げて座らされていた。
忌まわしい現実に引き戻され、アヤは落胆する。

「よく眠っておったのう。あまり気持ち良さそうなんで、声をかけづらくてな。 よいしょっ・・と」

松吉はゆっくりと立ち上がり、アヤに近寄ってくる。

「じゃが、おかげでお前の裸を堪能して、うまい酒が飲めたわい」

「いやっ! これは  なに? わたしに なにしたの?」
(手が動かせないっ!  首が重いっ! なんなの?)

「下着なしでは あまりにも不憫じゃからな。寝ておる間に着せてやったぞ」

松吉は怯えるアヤの頬を手のひらで撫でた。

「それから、ワシが昔、飼っておった雌犬の首輪を嵌めてやったで」

松吉の手はアヤの首を撫で、首輪の締め具合を確認する。

「なぜ・・こんなことを?」

アヤは抗おうと体をよじる。

「アヤ。無駄じゃ。手は動かんぞ。後ろ手に縛っておるんじゃ」

いたぶるように松吉の手は下に降りていき、柔らかい乳房を撫でる。

「いや。やめてっ 意地悪しないで ください」 

両手を後ろ手に封じられたアヤは首を振り、ただ揉まれるのをじっと耐えることしかできない。

松吉の手は、さらに腹部の下へ降りていく。
下腹部の陰毛部分に辿り着くと、指先でその縮れ毛を弄ぶように引っ張る。
松吉の指にアヤの艶やかな繊毛がからみつく。
敏感な皮膚が、松吉の意のままに引っ張られる。

(えっ?  下着を 穿かせてくれてるんじゃないの?)

アヤは怖々と自分の股間に目をやる。

「あっ! こ れは あのときの・・」

それは以前、物干しに掛けてあった褌だった。
糸のような麻縄が腰紐になり、わずかな薄布が亀裂を被っている。
しかし、黒々とした陰毛の大部分が、白布からぶざまにはみ出している。


アヤが松吉の膝の上で気を失ってから、すでに数時間が経過していた。
この間アヤは、昼間の疲れと慣れない酒で、深い眠りに落ちていた。
松吉はアヤが眠りに落ちている間に、紅い帯をほどき全裸に剥いた。
次に、自分の家へ帰り、首輪と鎖と荒縄、そして手製の褌を持って来た。
そして服従させるための首輪と鎖をアヤに装着し、両手を荒縄で後ろ手に縛った。
さらに無防備な下半身に、自分好みの卑猥な褌を締めさせたのだ。


「よく似合うぞ。アヤ。毛がいっぱいはみ出て、お前の淫乱ぶりがよくわかるわい」
「ひどい あんまりです」
「まったく 恥ずかしい女じゃ」

松吉は笑いながら麻縄をつまみ、強く引っ張る。
白布が亀裂に食い込み、敏感な肉の蕾を刺激する。

「ああっ! もう もう やめてえ!」

「いや、まだまだじゃ。 このまま 外を散歩させてみようと考えておったところじゃ」
「そ・・そん なぁ ひ どい!」
「せっかく雌犬になったんじゃ。記念の散歩じゃ」
「・・それだけは ぜったい いやです 許してっ」
「なあに大丈夫じゃ。外はまだ夜明け前じゃ。誰もおらんわい」
「だって ・・  いやなん ですっ」
「何が嫌なんじゃ?」
「だって・・はみ出した  い 陰・・毛をさらけだすなんて 辛すぎます  お願いです そんな酷いこと やめ・・」 
「そうか 毛が見えんのならいいんじゃな?」
「え? ゆるしていただけるんですか?」
「質問に答えるんじゃ。この毛を見られなければワシの言うことを聞くんじゃな?」

松吉はアヤの陰毛を弄ぶように撫でる。

「 は・・は い」

アヤは戸惑いながら、その意味を深く考えきれず答えた。

「よしっ!わかったわい。さあ立つんじゃ!」

そう言うと松吉は、アヤの身体を支えて立たせる。
首輪にはずっしりと重い鉄の鎖が繋がっている。
松吉はその鎖を握り、アヤを犬のように引く。

アヤが連れてこられたのは、さっきまで入っていた風呂場だった。
まとわりつく湿気と石鹸の香りが、アヤの残り香を連想させる。

「ここで なにを するんですか?」

アヤは不安になり、松吉を見た。

松吉はそれに応えず、手桶に風呂の残り湯を汲む。

「生温い 良い湯加減じゃ 」

あろうことか、松吉はその手桶を口に運ぶと、ゴクゴクと一気に飲み干した。

「くぁー! うまいのうっ! 酔い覚ましに最高じゃで アヤからたっぷりと出汁が出とるでな」

(ひいっ! きたない くるってる このひと)

アヤは松吉の奇行に、恐怖を覚え身震いをする。

「どおれ ワシ好みの雌犬に生まれ変わらせてやろうかの」

松吉はもう一度湯を汲み、口に含むと、アヤの身を締めつける麻縄をほどいた。

「あっっ!」

突然、陰部を晒されるが、アヤはそれを隠すすべすらない。

松吉はほどいた褌の紐を、怯えるアヤの口に咥えさせる。
アヤの腰に手を添え、体の前にしゃがみ込む。
目の前に、艶やかな黒い若草が生い茂っている。
酒濁りの薄汚れた目で、食い入るように、その草むらを鑑賞する。
次に、そこを目がけて、ぶぁっと、口に含んだ湯を吹きかける。
一瞬で霧状の湯が、アヤの股間を濡らす。
陰毛が濡れて、怪しく輝く。

「お別れじゃ。アヤ」

そう言うと、松吉はアヤの陰毛が生えている地肌に、石鹸を塗りつけた。

「い・・いやあっ それは だめぇっ!」

アヤは松吉の思惑を察して叫んだ。

「アヤ。騒ぐんじゃないで。怪我をするからのう」

松吉の手には、剃刀が握られている。

「ゆるしてっ ゆるしてぇっ ゆるしてえっ!」

アヤは頭を何度も何度も横に振る。

(いやあっ! なんで こんなことをっ?!)

しかし松吉の動きは止まらない。
アヤの柔肌に、冷たく光る剃刀を、ピタリとあてる。
一瞬だけ力を込めて、肌の上を滑らす。
非情な冷たい刃先が、成熟した女の若草を刈り取る。
剃刀が滑った部分の陰毛が消え失せ、青白い肌が剥き出しになる。
剃られた陰毛は無惨な姿で、剃刀にまとわりついている。
松吉はその行為をアヤに確認させるため、縮れ毛の付いた剃刀を見せつける。
アヤの切なげな表情を眺め、満足気に笑う。
松吉はまとわりつく陰毛を湯で洗い流し、再び刃を這わせる。

本人の意に反して、じょじょにアヤの下腹部から黒い陰りが取り払われていく。

数分後、そこには大人の女の装飾を完全に失い、放心したアヤが立ちすくんでいた。
白磁のような恥丘と剥き出しの亀裂が、松吉の好奇の目に晒されている。

(なんて浅ましい姿にされてしまったの こんな老人に 陰毛を剃られて 雌犬扱いされるなんて)






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