佐久蓮学園3
シチュエーション


「ここはこの方程式を使って、ですね」
「おおー」

三時間目の教室。授業はあるはずなのに、教室には望と生徒が一人しかいない。そこで二人は問題用紙を挟んで向かい合っていた。

「それじゃ先生、ここの問題は全部そのやり方で解けるの?」
「ええ。あ、よく分からなくなったら一年の教科書のここを読むといいですよ」

2年C組の今日の授業は体育だが、今は望ではなくシェスが授業をやっている。なぜなら、この時期の佐久蓮学園の体育は、プールの授業だからだ。

『彼女に任せなさい。サキュバスがわんさかいるプールに近づいたら、30分保たずに死にますよ』

教頭に真顔でそう言われた望は、大人しく教室で待機していた。ちなみに同僚の船坂もプールには行かず、職員室で書類の山をさばいている。
そんな彼の前で問題を解いているのは、ほっそりとした色白の少女だ。名前を細川莉弓(ほそかわりく)という。

「どう、先生?」
「……うん、満点ですね。よくできました」
「やったあ!」

望が全ての答えに丸をつけるのを見て、莉弓は本当に嬉しそうだった。

「これぐらいできれば授業にもついていけますよ。本当によく頑張りましたね」
「ううん、先生がちゃんと教えてくれたからだよ」

彼女は幼いころから病弱であった。サキュバスの種族的特徴として体が頑丈だとことがあるが、彼女はその中には入れない例外だったらしい。一年の頃からしばしば入院しては授業を休む有様だった。
それを学級委員の智から聞いた望は、わざわざ彼女の病室まで出かけていき個別に勉強を教えていた。病気のせいで授業に出れない生徒を、彼が見捨てられるわけがない。
幸い、彼女が入院しているのは学園の附属病院だったので、通うことは難しくはなかった。莉弓は中一の知識も虫食いだったが、それでも望が丁寧に教えればちゃんと理解してくれた。
そのうち莉弓の体調が良くなって学校に通えるようになると、二人の個人授業の場は病室から教室に変わっていった。主に放課後に行われる特別授業だったが、今日は望も莉弓もプールに入れないので、体育の時間を使って数学の復習をやっていた。

「それじゃ、今日はこの辺にしておきましょうか」
「え、もう?」
「ええ。あと5分ぐらいでこの時間も終わってしまいますし。新しい問題をやるには時間が無いですし」
「そっかー……」

それっきり、二人の会話は途切れてしまった。普段ならここぞとばかりにおしゃべりを始める莉弓が今日は大人しいのに、望は首を傾げた。

「あ、あのさ、先生」

しばらく沈黙が続いた後、ようやく莉弓が話し始めた。望の顔色を窺うよう、おどおどと。

「なんですか?」
「先生ってさ……今まで、女の人と付き合ったことって、ある?」

そう言う莉弓の顔は少し赤かった。もちろん、聞かれた望の顔も少し赤い。まさか、生徒から恋の話をふられるとは思ってもいなかった。

「……いえ、ありませんね」
「男の人も?」
「当たり前でしょう!?」

ぶっとんだ問いに思わずツッコミを入れる望。稀に女性と見間違えられる容貌だからといってそっちのケがあると勘違いするなど、失礼にもほどがある。

「そっかー、いないんだ……」

しかし莉弓は何やら思うことがあるようで、望の返事もロクに聞かずにぼうっとしていた。

「……あのね、先生」

やがて、物思いから帰ってきた莉弓が口を開いた。

「私――」
「いぃぃやったあああぁぁぁ!!」

突然、廊下から叫び声が聞こえたかと思うと、教室のドアが一枚、内側に向かって吹き飛んだ。それと一緒に、金髪の少女が教室に飛び込む。

「あたしの勝ちだ!香奈、約束通り昼飯は奢ってもらうよ!」

ドアを蹴破って入ってきたのは、プールにいるはずの香奈だった。勝ち誇った顔で、廊下に向かって叫んでいる。

「み、美琴!水着を着たままなんて卑怯だよー!」

そこに、濡れそぼった髪をタオルで拭きながら香奈が入ってきた。どちらも、プールから戻ってくるには余りにも早い。

「二人とも、どうしたの?」

ようやく我に帰った莉弓が二人に聞くと、美琴はあっけらかんとした表情で答えた。

「ん、簡単な事さ。プールから早く帰って来た方が、遅かった方に昼飯を奢るって賭けをやってたの」
「えー……」

病弱な莉弓なら絶対にやりたくない賭けである。そんな彼女の心境には全く気付いていない美琴が、教室を見渡しながら言った。

「ところで、先生は?」
「え?」

目の前に、と言おうとした莉弓の目が、望を探してさまよった。さっきまで向かいに座って話していた望は、今は影も形も無い。

「まさか……」

莉弓と美琴、そして香奈の視線が蹴破られたドアに集中する。

「……きゅう」

案の定、望は飛んできたドアの直撃を受け、その下敷きになって目を回していた。

☆☆☆

「だーかーらー、ごめんって言ってるじゃない!」

そして昼休み。廊下を歩いている望に美琴は必死に謝っていた。

「ドアは直したし、先生も無事だったし、一件落着でしょ?」
「……機嫌は直りませんけどね」

いきなりドアをぶつけられて、すぐに許せる人間はそうそういない。温厚な望でもそれは同じだ。

「だからそれを直したいから謝ってるんじゃん、ね?」

前に回り込んだ美琴が両手を合わせて謝るが、望はその横をするりと通り抜けた。

「……むぅ」

すたすた歩いていってしまう望を見て、美琴は唸る。しょうがないので、用意しておいた作戦を実行することにした。
少し離れた望に向かって、一呼吸置いて駆け出す。

「ちょりゃあーっ!」
「ごはあっ!?」

そして、無防備な背中に向けて本日二度目の飛び蹴りを放つと、望の体は見事に吹っ飛んだ。しかし、丁度廊下の突き当たりで蹴られたため、彼の目の前には教室のドアがある。
このままぶつかる、と思いきや教室のドアがタイミングよく開いた。その中に望が飛び込んで、そして机がどんがらがっしゃん、と倒れる音が中から響いた。

「香奈、サンキュ」

小さくそう呟くと、美琴も教室に入り、そしてドアを閉めた。

★★★

「いたた……」

一方、吹き飛ばされた望は頭を抑えながら立ち上がるところだった。空き教室に放置されていた机の山に頭から突っ込んでしまい、まだ視界が揺れている。
とりあえず立ち上がろうとすると、突然背中から誰かに抱きつかれて、また地面に押し倒された。

「ふにゃあああっ!」

望に抱きついてきた人物は、バチバチとやかましい音をバックコーラスに嬌声混じりの悲鳴をあげている。
嫌な予感のした望が身をよじってなんとか後ろの人物の顔を見てみると、やはりというか何というか、一番よく知っている生徒の香奈だった。

「す、すいません香奈さん、今は離れて……っ」

始業前に会ってから、香奈はこうして何かと望に迫ってくる。教育者として振り払わなければならないとは思っているのだが、こうなってから断ることができた試しはない。
魔除けのネックレスの電撃を愉しんでいる香奈をなんとか押し退けようとする望だったが、しっかり抱きついている香奈は中々離れない。

「はう、イイよぉ……って、あれ?」

香奈の体を走る電撃が、不意に止まった。魔除けが急に消えて困惑する望と香奈。その二人の頭上から、声が降ってきた。

「全く……こんなのがいいとか、あたしにゃやっぱり分からないよ」

望たちの側にきていた美琴が、ネックレスを指に掛けて振り回しながら二人を上から覗き込んでいた。

「あーもう、美琴!せっかくイイとこだったのに!」
「ほ、本田さん!何なんですかこれはっ!?」

抗議の声を上げる香奈の下で望がばたばたと暴れている。美琴はしゃがみこんで彼の顔を覗き込むと、そのまま唇を奪った。

「んっ……」
「っ!」

驚きで固まった望の唇の隙間から、柔らかな舌が滑り込んでくる。その一時の口付けで、望はすっかり大人しくなってしまった。

「ふう……これで大人しくなったろ」

てらてらと濡れた唇を舐めとると、美琴は満足そうに呟いた。

「二人とも……んっ、なんで、こんなことを?」
「んー?」

その言葉に、望の首筋に舌を這わせていた香奈が顔を上げる。

「えーと、最近せんせー、エッチで攻めるようになってるじゃない?」

薫の一件以来、望は以前と比べれば少しはセックスに積極的になっていた。一度意識的に主導権を握ったお陰で、少しは自分から動くようにもなったらしい。

「だからー……」

香奈と美琴が目を合わせる。

「ごほうび?」
「おしおき?」
「……どっちなんですか、もう」

二人の口から同時に出てきた違う言葉に望は頭を抱えたかったが、香奈に押さえられてはそれもできなかった。

「ま、いいじゃないの。みんなで愉しい思いをするんだからさ」

そう言いながら回り込んだ美琴が、望のベルトに手をかけた。相変わらず香奈からキスの雨を降らされている望にそれを防ぐ手立てはなく、あっという間に下着もろともズボンを下ろされる。
露わになった望の肉棒は、美琴の期待通りすっかり硬くなっていた。

「ふふっ、準備はできてるみたいね」
「うあっ!?」

そのそそり立った望の分身に美琴は唾液と指を絡ませ、上下に扱き上げる。香奈に視界を阻まれ快感だけが伝わった望は、思わず腰を浮かせた。

「それに香奈の方も、すっかり出来あがってるじゃん?」
「あふっ、いきなり、ゆびっ、いやぁっ!」

美琴は空いたもう片方の手で、香奈の秘所に指を突きこむ。既に濡れている彼女のソコは、先程の電撃で感じていた証だ。
折り重なる二人の、最も敏感なところを思う様責める美琴。その指先に弄ばれながらも、香奈はひたすら望の唇を吸い続ける。

「んっ、くはっ、ひうっ……」
「んちゅ……かな、さ、あうっ!」

二人に上と下の両方から責められて、早くも望が達しそうになる。本能のままに射精をしようとしたその時、のしかかっていた香奈の体が一際大きく震えた。

「あ、ダメっ……ああああッ!?」

一際甲高い嬌声をあげた後、香奈はぐったりとして動かなくなってしまった。

「ありゃ、もうイッたのか……香奈の奴、そんなに感じてたのか?」

呆れたような美琴の声が聞こえる。だが、聞こえるだけで、射精寸前で止められている望にはそれを理解するだけの余裕はない。
荒い息を吐きながら香奈の体をどかそうとすると、手が添えられた。そのお陰で、香奈の体は教室の床に横たえられる。
そして視線を戻した望は、そこにいる美琴の姿を見て固まった。

「どう、先生?たまにはこういうのもいいだろ?」

学校の制服を脱ぎ捨てた美琴の体は、先程のプールの時間からずっと着ていたスクール水着に覆われていた。体にぴったりと張り付くあの生地のおかげで、美琴の豊かな胸もくびれもはっきり分かる。
そして秘所を隠す細い布地の部分は、いまはすっかり濡れて色の濃い染みを作っていた。

「ふーん、いい顔してるじゃない」

食い入るように自身の肢体を見つめる望の様子に、美琴もそれなりに満足したようだ。彼の上にのしかかると、肉棒を秘所で擦り上げるように腰を動かす。

「あ、うう……」

ぬるぬるした水着の生地と、柔らかい肉に挟まれた肉棒から途方も無い快感が襲い掛かる。しかし、絶頂に至るまでは一歩遠く、そのもどかしさは望を更に苦しめるだけだった。
今にもイッてしまいそうな望の様子に、美琴は考える。挿入してすぐに射精されては、こちらも愉しむ暇が無い。

「……あ、そうだ」

不意に、美琴がなにか途方もないことを思いついたような笑みを浮かべた。それを見た望の背筋に悪寒が走る。

そんな望の様子を知ってか知らずか、彼女は笑みを崩さぬまま香奈の髪に手を伸ばすと、彼女のポニーテールを作っていたリボンを外した。

「すぐに出されたらつまらないからな」
「ま、まさか……」

望が抵抗する間もなく、美琴は勃起したペニスをリボンで縛り上げる。緩くだが、これで射精はできまい。

「さて、それじゃ本番っと」
「ま、まって……うああっ!?」

制止の声も聞かず、美琴は水着の生地をずらすと膣内に望の肉棒を挿入した。柔肉がキツく淫靡に絡みついてくるが、リボンで縛られたペニスでは快感を吐き出すことができない。

「あはっ!いつも、よりっ!カタいよっ!」

その分一層硬くなった肉棒で自身を貫いて、美琴は快感を貪っていた。好き勝手に動くだけでナカの肉棒がビクビクと震え、彼女の快楽を高めていく。
それは望も同じなのだが、絶頂を迎えたくても迎えられない。それなのに快感だけを乱暴に与えられて、一種の拷問のようになっていた。

「美琴さんっ、はっ、これ、はずしてぇ……!」

必死に哀願する望の目には涙が浮かんでいた。その、嗜虐心をそそる表情に美琴の胸が高鳴る。
腰を振りながらそっと望に顔を近づけると、彼の目じりの涙を舐めとる。少しだけ塩辛い味がしたのは、微かに汗もかいているからだろうか。

「じゃあ……私がイったら、ね」
「そ、そんなっ!」

望の顔が更に歪む。その表情に愉悦感を覚えながら、美琴は一層激しく腰を動かした。既に限界を超えている望は、意味のない声をあげながらその責めを受け取ることしかできない。
そんな望の様子に満足している美琴だったが、彼女にも限界が近づいていた。

「んっ……先生、もういい?」
「は、はいぃっ!」

腰の動きは止めないまま、リボンに手をかける。サキュバスとしてはやはり膣内に出されるのがいい。食事にもなるし、なにより一番気持ち良い。
種としての本能のままに、美琴はペニスを縛り上げていたリボンを取り去った。

「――ッ!!」

その瞬間、望の脳内に爆発的な快感が雪崩れ込んできた。生き場を失っていた精液が出口を見つけ、尿道を、そしてその先の美琴の膣内に流れ込む。
普段では決して得られない感覚に、望は声をあげることもできなかった。

「ああっ、ナカに……入ってきてるぅ!」

その奔流を体の中に叩きこまれた美琴もまた、絶頂に達していた。多すぎる量に結合部から精液が溢れているのに、それでもなお柔肉は精液を搾り取ろうときゅうきゅう肉棒を締め上げる。
そんな状態が三十秒ほど続いた後、美琴が仰向けに倒れた。その勢いで二人の結合も解ける。どちらも荒い息をするばかりで、まともに会話できる状態ではなかった。
なんとか望が体を起こすと、精液塗れの下半身を晒して天井を見つめている美琴がいた。そのヴァギナはまだいやらしく口を開いており、白い涎がそこから零れている。
官能的な光景に、思わず望は生唾を飲んだ。肉棒はまだ精液を吐き切ってはいなかったようで、硬さは失われていない。

「せんせぇ……」

そんな彼の背中に、甘い声がかかった。
振り返った望が見たのは、腰を高く上げ、望に自分の一番恥ずかしいところを見せつけている香奈の姿だった。

「指だけじゃ、足りないよぉ……」

制服は既に脱ぎ捨てており、美琴と同じく水着だけの格好になっている。その水着も上半身部分は脱げて、背中からサキュバスの証である蝙蝠の羽を晒していた。

「か、香奈さんっ!」

自分の正体を隠しきれないほど興奮している香奈の誘いを、今の望が断れるわけが無い。彼女の背中に覆いかぶさると、既に濡れそぼった秘所に肉棒を躊躇い無く突き入れた。

「はぁんっ!いきなり、激し、ひうっ!」

いきなり最奥をガンガンと突かれて、香奈が悲鳴にも近い嬌声をあげる。普通の人間なら耐えられないような交わりだが、サキュバスの、しかもドMの香奈にはむしろこれぐらいがご褒美だった。
自我をほとんど失いながら腰を振る望が、ふと目の前で揺れる羽根に目を止めた。香奈に突きこみながら、ほとんど無意識のうちにその羽根に舌を這わせてみる。

「ひにゃあああ!?は、羽根はらめぇっ!」

あまり他人には触られないところを急に舐められた香奈は大きく背中を反らせた。その勢いで望の肉棒がもっと深いところを抉った。

「あっ、そん―――」

元々指で自分を慰めていた香奈は、その一撃であっさりと達してしまった。きゅうっと締まる膣に望もあっけなく精液を吐きだす。

「ああっ、出てる……出されちゃってるよぉ……」

地面に伏した香奈は、子宮で精液を受けとめながらうわごとのように呟いている。その顔は、まるで楽園を彷徨っているかのようであった。
しばらく香奈の中に精液を注ぎ込んでいた望であったが、満足すると肉棒を引き抜いた。栓の抜けた香奈の秘所から、飲み込み切れなかった精液がドロリと流れ落ちる。
精液を吐き出した望は、床にへたり込んでいる。三回も射精すれば、流石に息が上がるのは当然だ。

「おいおい、まさかもう終わりって訳じゃないよな?」

その望の耳元に囁く声があった。それに反応する間もなく、望の背中に柔らかい二つの果実が押しつけられる。
いつの間にか意識を取り戻していた美琴がゆるりと、しかし逃げられないように望に抱きついていた。

「いや、あの、もうすぐ次の授業が……」
「何言ってんだ。私『たち』はまだ足りないぞ?」

望の股間を甘い刺激が襲う。見ると、もう目覚めた香奈が熱心に望の肉棒にしゃぶりついていた。

「んちゅ……もっと……もっと欲しいよぉ……」
「ほら、香奈だってこう言ってるし」

美琴も香奈の横で肉棒に舌を這わせる。女生徒二人の濃厚なフェラチオで、望のペニスは強制的に勃起させられつつあった。

「あ、あの……」
「「いいから、楽しも?」」

☆☆☆

「……えー、先生曰く、『五時間目の授業は自習』だそうです」

学級委員の智がそう告げると、教室に歓喜のざわめきが広がった。
智としては普通に授業をして欲しかったのだが、肝心の教師があんな状況ではどうしようもない。ドアの隙間から見た三人の痴態を思い出した彼女は、頭の痛い思いだった。

「一条さん」

溜息をついていると、ふと声を掛けられた。いつの間にかクラスメイトの莉弓がいる。

「先生、どうしたの?」
「誰かと面会しなくてはいけないようで。それも、結構長引きそうでしたわ」

咄嗟に嘘をつく。なぜ誤魔化そうとしたのか、彼女自身にもよく分からなかった。

「女の人?」
「……いいえ」
「そう。それならいいや。ありがとね」

それだけ言うと、莉弓は自分の席に戻っていった。どうということはない、日常の会話だ。
なのに、こんなに胸騒ぎがするのは何故だろう。智は我知らずのうちに、制服の胸元を握りしめていた。






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