種族を超えた恋愛
シチュエーション


少年は、深夜、家族に内緒で外に出掛ける日課が出来た。
夜の十一時。
漆黒の帳が少年の知る世界を覆い隠してしまった中で、少年は公園へと向かう。

「こんばんわ」
「こんばんわ」

キィ、キィと錆びたブランコが嫌な音を立てるのをBGMに、少年はブランコに座る少女に声をかける。
返ってくる返事は、優しく穏やかないつも通りの声。
彼女はどこに住んでいるのか、何者なのか、少年は知らない。
ただ、彼女と出会った夜に一目惚れして、以来彼女の難病(精液を飲まないと体が弱ってしまう病らしい)を聞かされてから、毎夜毎夜彼女のために精液を飲ませてあげに来ているのだ。
好きだったグラビア・アイドルの載っている雑誌も、ちょっとエッチな雑誌も、全部捨ててしまったのは早計だったかも知れない、なんて思いながら。
しかし少女の卓越した美貌を目にしてしまったら、あんなグラビア・アイドルなんかでオナニー出来るはずもない。


実は女の子はサキュバスで二人は種族を超えた恋愛に幸せを感じるも、サキュバスの母親が少年をサキュバスに相応しいかテストと称してつまみ食い。
ただ女の子と恋人になりたい一心の少年は、サキュバスの母親の予想以上のテクニックを見せて、やがてトロトロのデレデレにしてしまう。
それから一人暮らしを始めるようになった少年の家には、サキュバスの母娘が一緒に暮らすようになったとさ






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