俺の夏休み ローション編
シチュエーション


微かな物音に目が覚めると、何やらサラサラと二の腕をくすぐるよな感覚が…。

「ごめん…起こしちゃった?」

腕の方に目を向けると、少しばつの悪そうな顔をしながら
パッチリ開いたドングリ眼がオレを見ていた。
どうやらオレ専用の抱き枕が、水でも飲みに行って
再び落ち着いて眠れる位置を探してたみたいだな。

「……何処に行ってたんだ?」
「おしっこ」
「そうか………じゃあ、綺麗に舐めないとなぁ…」

「ちょっとぉ、お兄ちゃん?!…寝ぼけてるのぉ?」
「あぁ、寝ぼけてる……だから、あやねのオッパイが吸いたい」

あやねの胸元に潜り込み、Tシャツの上から乳首を探して唇を這わせると
柔らかな乳房とは明らかに感触が違う、1円玉くらいの大きさをした固い何かが…。

唾液でTシャツが濡れるのも気にせず吸って居ると、布の越しに乳輪が引き締り
徐々に乳首が固くなるのが、唇に伝わって来る感触で分った。
たった数日で、感じ易くなったもんだなぁ…あやね。

「ンン〜ン!…お兄ちゃんは、赤ちゃんみたいでちゅねぇ……ンッ…ャン!」

喘ぎを堪えながらも短い腕をピンと伸ばし、トランクスの中身を
握ろうと、細い指先が陰毛を掻き分けている。

「…あやねの…ズズゥ乳首は美味しいなっ…チュッチュッチュッ…」

握り易いように少し腰を突き出すと、あやねは亀頭を逆手に掴んで擦ろうとしてくれた。
しかしまだ擦るには距離が遠いと感じたのか、オレの太ももに足を絡めて
身体を密着させようと、すり寄って来る。

まさかこんな気怠い朝を、あやねと迎える日が来るとは…。

「ァン!……ちょっと待ってぇ〜!!!大変、もう精子出ちゃってるよぉ!」

「…ソレ、精子と違うぞ」
「えっ、精子とちがうの?」

「ソレはカウパーと言って、精子を出したのを我慢してると勝手に出てくるんだ」

かうぱー?ガマンしてたら出るの?
ちんちんの不思議って、まだまだ有るんだなぁ…。

「いま精子出したいのぉ?」
「あぁ、凄い出したいよ」

「じゃあ、あやねの出番だねっ!…早く言ってくれれば良いのにぃ〜
お兄ちゃん、ちんちん出してっ!」

「あやねが脱がしてくれよ、オレのパンツを」

「分かったぁ〜!…よいしょっ…よいぃ〜しょ!うわぁぁ!?」

パンツを脱がされると、歓喜に湧き踊る愚息が勢い余ってカウパーを
あやねの鼻先に直撃したみたいだ……スマン、あやね。

「…このネバネバがぁ、カウパー?」

不思議そうに鼻先からすくい、指先でカウパーをニチャニチャ伸ばしている
あやねの姿を見ると、またオレの悪戯心が騒ぎ出したぞ。

「…それは舐めても、苦くは無いぞ」
「ホントにぃ?…チュプゥ…ホントだぁ、苦くないよぉ」

「だろ?……だからさぁ…ちょっとだけ亀さんの口に…
チュウしてくれないか?」
「いいよぉ……おはよっ、亀さん!…チュッ!…チュッ!」

あやねが尿道口にチョンチョンとキスをする度、亀頭の先に
柔らかな感覚と、狂おしい程の刺激が伝って来る。
久々に亀頭へ感じる人肌のせいで、このまま腰を突き出して
口の中に突っ込みたい気分だ……でもそんなこと、実際には出来ないけどな。

「そのまま昨日みたいに擦ってくれ」
「ハァ〜イ」

手が汚れるのも気にせず、握った手から二チャニチャ音をさせて
亀頭にキスをしながら、あやねが朝一からシゴいてくれる。
夢のような朝を迎えてんだなぁ、オレって。

「…気持ちいい?」
「気持ち良いぞ……もう出そうだ…後は自分でするから、もう離して良い…」

「えぇぇ、あやねが精子出したいのにぃ〜!!!」

お兄ちゃんのケチっ!……あ〜ぁっ、自分でシコシコ始めちゃったぁ…。
せっかく上手に精子を出す、練習しようと思ったのにぃ〜!!

絶対にいつか自分で出すより、あやねが精子出した方が気持ちいいって
お兄ちゃんに言わせるんだから…。

「あやねの気持ちは嬉しいが…このままだと布団が汚れるからな……
今度、部屋でのやり方…教えるよ」

「…はぁ〜い」
「……もう出そうだ…オッパイに…かけて良いか?」

「よいしょ!っと……ハイ、精子を飛ばして良いよっ」

おっぱい見えるまでTシャツを上げたら、お兄ちゃんが
ちんちんを乳首にグリグリ当てるから、クスグったいよ。

やっぱり私が出したいなっ…精子。
でも手を離すと服が汚れちゃうから、今はダメかぁ…。

「……出すぞっ!」

水鉄砲みたいにビュゥ!って、おっぱいに精子を飛ばしてるお兄ちゃんって…カワイイなぁ。

途中までだったのは残念だけど、夢中で精子を出してるお兄ちゃんを見てたら
なんか私も嬉しくなっちったぁ。

「おにぃ〜ちゃん!気持ちよかったぁ?」
「…良かったぞ、凄い」

「へへっ!うれしぃ〜なっ!嬉しいなっ!」

変わったヤツだ、朝からザーメンぶっかけられて喜ぶなんてな…
でも本当にかわいいヤツだよな。

もう考えられ無いし、考えたくも無い、あやねの居ない1人の生活なんて…。

「ティッシュで拭くから、あんまり動くなよ」

「は〜い……精子って何時間で溜まるのぉ?」
「時間?…時間は分かんねぇなぁ」

「じゃあ、1日になん回出せばいいのぉ?」
「そうだな……3回くらいかな?」

「分かったぁ!出したい時は、いつでもあやねに言ってねっ!」

胸を吸い始めた時に比べると部屋も明るいなり、時計を見ると
時刻は午前5時になろうとしている。

前夜に早寝をしたおかげで、久しぶりに8時間も寝ることが出来た。
身も心もスッキリとした、朝を迎えることも出来たし
狂い始めていた生活サイクルが、これで元に戻せるだろう。

でも早起きよりも、朝からあやねとベッドの上で過ごす
アンニュイな時間も捨て難い。
この生活も、いつまで続けられるのか分からないことだし
もう少しだけ、この甘ったるい時間に浸るとしようかな。

「お兄ちゃんさぁ…偶にあやねのこと……えっと…」
「何だよ、どうした?」

「あやねのこと…かわいいって……言ってくれるよねっ」
「あぁ、あやねは凄くカワイイぞ」

「ありがとう……じゃあね、どんな所がかわいいと
思ってくれてるのかなぁって……ドコかな?」

まぁ、見た目から全部カワイイんだけど……偶にはオレも
気の利いたことの一つでも言って、格好つけたいしな…。

「…あやねが笑うと、パァ〜っと周りに花が咲いたみたいに
明るく輝いて見えるんだ…今の季節ならヒマワリの花かな、その明るい…」
「ウァアァァァ〜!!!今日、何日!?」

ここからオレの甘い囁きが始り、乳でも揉み始めようかと思っていたのだが
あやねは突然ベッドから飛び降りて、机に向かい突っ走って行く。

何事かと、行く末を見守っていると今度は卓上カレンダーを分捕って
うん!うん!と頷き始めた……一体何なんだ?。

「今日ひまわり当番の日だぁ〜!!!」
「…ヒマワリ?……何だよ、ソレ?」

    □■□

現在時刻は午前7時。
あやねとマッタリとした時間を過ごす筈が
急遽、慌ただしい朝に変わってしまった。

「そうゆう大事な予定は、目に付く所に書いとけよ…」

「ごめんなさい……電車とバスで行ってくるから
お兄ちゃんはお家で待ってて…」

いつもは遠慮知らずな元気娘のくせに、こうゆう所だけは控えめと言うか
男心をくすぐるのが、上手いんだよなぁ……あやねは。

「行かないとは言って無いだろ?…ちゃんと連れて行くから、そんな顔すんな」
「…ごめんなさい……ありがと」

朝っぱらから、ちょっとした修羅場を演じることになった理由は、クラスで育てる
ヒマワリの水やり登板が今日だと、あやねが今朝になって突然言い出したからだ。

「そろそろ出ようか。昼間だと2時間くらいで行けるけど、朝は混んでるからな。
忘れ物は無いな?」

「うん!ちゃんと買って貰ったブラしてるよぉ〜、ほらっ」
「ありがとう……じゃあ、無くてっ!!」

そんなムッチムチの太ももを露出したデニムのショーパン履いて
オレンジ色のブラなんか見せられたら、襲いたくなるだろっ!!!
その捲り上げたTシャツ脱がして、泣くまで乳首を吸ったろかっ!

でも…今から始めたら、遅刻するじゃねぇか。
生殺しは、止めてくれよ…。

「持って行く物は無いのかって、聞いてんだよ!!」
「別に無いよ、水やりするだけだもん」

「あっ、そう……行くぞ、コンチクしょう!!!」
「おぅ!連れて行かれるぞ、こんちくしょ〜」

1日くらい水を掛け忘れても、枯れはせん!と言いたい所だが
子供にとって学校の用事は、仕事みたいな物だからな。

それにヒマワリよりも、気になることが有るみたいだし
ドライブ気分で行きましょうかね。

「それでねぇ、名前は紗奈ちゃんって言うんだけどね」
「ほぅ、それで?」

「あやねにスッゴイ優しくてねっ、いっ〜ぱい面白い話を聞かせてれるからっ
だぁ〜い好きなんだぁ…」
「へぇ…それならお礼に、昼飯にでも誘えよ」

「うん……誘ってみる」

どうしちまったんだ?
あやねの奴、急に表情を曇らせやがって…。
その紗奈とか言う友達と、何かあるんだろうか?

「どうしたんだ、あやね?」

「あのね……紗奈ちゃんいつも、あやねと話してると…
途中で何処かに、行っちゃうだ…」
「何で?」

「…学校で紗奈ちゃんと仲良く話してると、男子が邪魔するの」
「……もしかして、その子ってカワイイのか?」

「う〜ん…カワイイより大人っぽくて、綺麗な感じかな?」

あやね、それは小学生男子特有の、構って欲しいから
イジメるってヤツじゃないのか、多分?

「あと女子も聞こえるように悪口言ったりして、邪魔するの…」

わざと聞こえるようにって……幾つになっても女の人間関係って
難しいと言うか、ネチっこくて怖いよな…。

しかしそうなると、その子はクラス全体にイジメられてるってことか…。
でもあやねは優しい子だって、言うしなぁ……イジメの理由は何だ?

「そしたら紗奈ちゃん『ごめんね』って、寂しそうにどっか行っちゃうんだぁ…」
「何だよソレ、何か理由があるんだろ?」

「紗奈ちゃん男の人と夜遊びしてるって、噂されてるの…」
「…クラスの誰か見た、と言ってるのか?」

「うん…クラスの子が塾の帰りに見たって言ってた…」
「でもあやねは、そんな噂は信じられない……だよな?」

「うん、絶対ウソだよ!…だって紗奈ちゃん、スッゴイ優しいんだもん…」

多分理不尽な理由で、クラスのボス的な女子にでも目付けられて
根も葉もない噂を立てられてるんだろうな…可哀想に。
そんな状況じゃ、あやねも仲良くし辛いよな。

オレが頑張れとか変に煽って、あやねがイジメのターゲットに
でもされたら、本末転倒だし……情けないが、掛ける言葉も見つかんねぇよ。

「だからね、紗奈ちゃんの『ごめんね』って言うのは、もう見たくないの…」
「だよな…」

「うん…あやねはもっと仲良くなりたいの、紗奈ちゃんと」

「じゃあ仲良くなる為にも、今日は3人で飯を食いに行こうぜ
だから何も気にせず、紗奈ちゃんを誘って来いっ!」
「うん、ガンバってみる」

約2時間半のドライブを経て、無事に学校へ到着。
どれくらい時間が掛かるのか見当も付かず、車の中で二本目の缶コーヒーを
片手に待っていると、ようやくあやねの姿が見えた。

その隣には、長い黒髪を風に揺らしながら歩く少女が1人
多分あの子が、あやねの言ってた子なんだろう。

「お待たせぇ〜!紗奈ちゃん、ご飯一緒に食べに行くれるって!」

控え目に車から少し離れた所で、あやねが戻るのを待つ少女。
背が高くて大人しいそうと言うか……ぶっちゃけ悪く言えば、幸薄気な雰囲気の女の子。

でも顔立ちは悪くないし、伏し目がちにオレたちの様子を伺う姿には
正直、キュンと心を刺激されてしまう。
あれでニッコリ微笑まれでもしたら…。

「そうか……綺麗な子だな」
「ハァッ?…なに言ってんの?」

………誰だよ、オマエ?
あやね…オマエはそんな汚い言葉使いを、する子じゃなかったろ?

「とっ!?とりあえず紹介してくれよ」
「うん!ちょっと待ってねぇ〜」

元のあやねに戻ったか…。
でも一瞬見せたあの人格は、一体何だったんだ?

「紗奈ちゃ〜ん、お兄ちゃんがぁぁぁ!紗奈ちゃんが綺麗だからぁ〜
絶対一緒にぃ、ご飯食べ行きたいってさぁ〜!」

あのバカ!!!!公衆の面前で、何てこと言い出すんだぁ!

「あと紗奈ちゃんが来てくれたらぁ〜!何でも好きなもの、食べて良いってさぁ〜!!!」

それじゃ下心丸出しの援交オヤジの誘いみたいで
誰かに聞かれでもしたら、通報されちまうじゃねぇかぁ!

「ハァ!…ハァ!…こんにちは、オレはコイツの叔父なんだよっ!
それで今からコイツと飯食いに…」

「なに焦っての?」

うわぁ……また出たよ。
今度は嫌な女だなぁ……やっぱ幼くても女は魔物だ…
普段の愛くるしいあやねは、一体何処へ…。

「あの……良いんですか、私も一緒で?」

間近で見ると目は少し茶色味がかり、肌は白くあやねと同い年とは
思えない手足の長さをしている。
どっか外国の血でも、混ざってるのか?。

「あぁ、君さえ良ければ歓迎す…る……よっ?」

だから睨むなって、あやね!!!!
ホントにオマエは、一体どうしちまったんだよ…。

「…それじゃ」
「やったぁ!!早く行こっ!」

可憐な少女は凧でも上げる勢いで突っ走る、あやねに手を引かれ
舞い散る花弁のようにフラフラとヨロケながら、車の中へ引きずり込まれた。

あれじゃ見た目は、無邪気な妹に手を引かれる姉だな。

「何が食べたい?」
「おすしぃ〜!!」

「オメェじゃねえよ」
「なっ!?」
「…私は何でも良いです」

「じゃあ、寿司は大丈夫かな?」
「なんでぇ?!!」
「はい…大丈夫です、嫌いじゃありません」

「……やっぱりお寿司屋さんに行くんじゃない」

この際ご機嫌ナナメで軽く人格崩壊を起こしてる、我が姫は放って置くことにして
お客様も居ることだし、寿司屋を探さねば。

「この辺に寿司屋って、何処に在るだ?」
「……………」
「……ここを真っ直ぐ行った左手に、一件ありますよ」

「決まりだな、あやねもソコで良いよな?」
「………別に」

こりゃ放って置く訳にもいかんな、後のご機嫌とりが大変そうだ。

「さぁ〜着いたぞぉ!いっぱい食べような、あやねっ!」
「…………」

そんな窓に頬杖突いても、オマエには似合わないって…。
絶対にオマエは電子のシートで外を見ながら、無邪気に足をバタつかせてる方が似合うぞ。

「寿司は嫌なのか?」
「………別にャァハハハ!!!!!なにすんのよぉぉ!」

やっぱり脇腹をくすぐるのは弱いんだな、今後の参考になった。

「オマエが何時までも、不機嫌そうな顔をしてるからだ…
可愛い顔が台無しだぞっ」

「…かわいい?………そっかなぁ〜♪…もぅ、お外で言わないでよぉ
恥ずかしいなぁ〜、お兄ちゃんたらぁ…」

やっとあやねに憑いていた、嫉妬の塊みたいな
悪霊は成仏してくれたみたいだな。

「先にお店に入って、席取っとくねっ!!」

「……ハァァ〜」
「プッ!、仲良しなんですね」

「いやぁ、何と言うか……スマンね、騒がしいヤツで」

「楽しいですよ、私はあやねちゃんのこと大好きですから」

姫はすっかり機嫌を直されたようで、食事を始めると
寿司を口の中へ軽快に放り込んでいる。

助かった…あのままだったら、本当に神社にでも連れて行こうかと思ったぞ。

「遠慮しないで、君も好きのドンドン食べて」
「はい、ありがとうございます」

しっかりしてるなぁ…姫とは大違いだ。
こんな子が夜の街を男と出歩るくなんて聞かされても、俄かに信じられんな…。

「トイレ行ってくるぅ!」
「元気に宣言するな!それに外では、お手洗いと言いなさい」

「は〜い。紗奈ちゃん、お手洗いに行ってくるね」
「いってらっしゃい」

こんなに優しく笑える子が噂通りの子とは、やはり思えん…。
悪い子じゃなさそうだし、気になるなぁ……ちょっと探りを入れてみるか。

「家に連絡しとかなくて、大丈夫なの?」

「はい……ママはいつもお昼頃まで寝てますから……仕事で帰るの遅いんです」

なるほどねぇ…親が家に居ないから、夜も出歩けるのわけか。

「そっか、お母さん仕事を頑張ってるんだね」
「はい……家はお父さんが居なくて…」

「アァァ!話さなくて良いよ……オレも家のこと話すの嫌いだったから
家は母ちゃんしか居なかったからさ」
「そうなんですか?」

「うん、だから学校でもさ…親の話が始まったら、しれっと気付かれないように逃げてたよ…
特に父の日が嫌いでさぁ…あの日は1日中、最悪の気分だったな」

「同じです!……私も…お兄さんと同じです」

彼女はオレに似た境遇を感じたのか、偶に言葉を詰まらせながらも
自分の正直な気持ちを話してくれた。
その姿からは先程までの大人びた感じは消え、幼い知恵を絞って1人悩む少女が一人。

辛いよな…誰にも話せない、悩みが有るってのは…
それも年端も行かぬ、こんな子じゃ尚更だろ。

「怖いんです、私……クラスの人に何か言われると
お父さんのことを言われそうで…」

そればかりはなぁ……助けたくても、周りは何も出来ないし
本人の気持ちの持ち方次第なんだよ…紗奈ちゃん。
君が片親で有ることを恥と思うか、それとも君を育てる為に
一生懸命に働くお母さんを、どう想うかで決まるんだから…。

「…実はねっ、あやねから聞いてるんだ…君への悪い噂ってやつを」

「そうですか…」
「アァ!!でもあやねは言ってたよ『紗奈ちゃんはそんな子じゃない』って」

「嬉しいです……1人でも、そう思ってくれるのは…
それがあやねちゃんなんて…凄く嬉しい」

真っ白だった頬は朱色に染まり、大きな瞳からは今にも涙が零れそうだ。

こんな場面にあやねが戻って来たら大変だ、またもう1人のあやねが出て来ちまうぞ。

「まっ?!まぁそんなに悩む事も無いさ、あやねは紗奈ちゃんを
大好きな事には変わりないだから」

オレの軽いノリで話そうよ的なオーラは、今の彼女には全く通用しないようで
更に紗奈ちゃんは俯いてしまったよ…。

「お兄さん…」
「ハイ!?」

「もし…私がお父さんのことを、あやねちゃんに話したら…」
「…はい」

「今まで通り……私と話してくれると、思いますか?」

……凄く怖いんだろうな、あやねに真実を知られるのが。
でも彼女は今、勇気を出して自分の殻を破ろうとしてる。
オレに出来ることは力強く、背中を押してやる事くらいだな。

「当然だよ!さっきも、あやねが言ってたぞ
『もっと紗奈ちゃんと仲良くなりたい』
って、珍しく真顔でさっ!」

「…本当…ですか?」

「本当だって!それにあやねが真顔になるなんて
夏に雪が降るくらい珍しいんだぜっ!」

「………………ぷっ!!」

……あれっ?…オレ、おかしなこと言ったか?
結構熱く、紗奈ちゃんを勇気付ける言葉を贈ったつもりだったんだが?

「クックックッ!!!……はぁぁ…すみませんでした。つい、おもしろくて」
「そうなんだ……オレ、変なこと言った?」

「夏に雪なんて、絶対振りませんよぉ〜」

確かに……オレのボキャブラリーの無さには、泣けてくるな…。

「そうだね、振らないよね………でもさ、何で夜に出歩いたりするの?
紗奈ちゃんが夜遊びしてるとは、到底思えないんだけど」
「あのっ!?それは…」

急にモジモジし始めた彼女は、おそらく先程までとは違う理由で顔を
真っ赤にしてると見た!……まさか、年上の彼氏でも居るのか?

「…なるほどねぇ、あやねと会話する話題が欲しくて本屋に」
「……ハイ」

そりゃ大変だったろ、姫は落ち着きが無いからな…よっぽど興味が湧かないと、
一カ所にジッとして、話を聞くとは思えんしな。

「それをクラスの人に見られて、変な噂が…」

「とにかくさ…近所とは言え、紗奈ちゃんみたいな子が
夜に出歩くのは危ないぞ」
「はい、ママにも言われてるんですけど…」

「そうだろ?紗奈ちゃんみたいな綺麗な子が…」
「アァッ?」

また、オマエかよっ!!!
いい加減にあやねの体から出てけ!塩まくぞ、塩!!

「楽しそ〜ぅ…あやねもぉ、その話に混ぜてよっ!」
「オマエなぁ……絶対に勘違いしてるぞ!これはっ」

「あのっ!…私、全部話します」
「そんなに焦らなくても…」

「いいえ、この場で話した方が私もスッキリして……逃げ出さずに
もっと仲良くなれると思うから」

決意の込められた彼女の横顔は凛として、とても綺麗に見えた。
頑張れ紗奈ちゃん!…君の勇気は、必ずあやねに伝わる筈だから。

「あやねちゃん、今まで話して無かったけど……私ね、お父さんが居ないの」
「えっ…」

「学校でみんなに知られたく無かったから、何か言われると逃げ出してたの…。
秘密にしてて、ごめんなさい」

余程のショックを受けたのか、あやねはオロオロとして
頭を下げた紗奈ちゃんを、ただ見ることしか出来ずにいる。

まあ、あやねには居て当然の父親が居ないんだからな…。
いきなり箸を1本渡されて、飯を食えと言われるのと一緒で
驚きの余り、掛ける言葉も見つから無くて当然だろう。

「紗奈ちゃんは言いたく無い事を、あやねに話してくれたんだぞ
何か言うことが有るだろ?」

「あっ!?…絶対に言わないよっ、学校で誰にも言わないからっ!」

「そうじゃないだろ、あやね」
「えっ?」

「もしあやねが同じ立場なら、どんな時に友達へ秘密を話すと思う?」
「それは…」

あやね、オマエが一言『ありがとう』っていうだけで
紗奈ちゃんの世界は、パァっと明るく変わるんだ。
だから正直に思ったことを伝えてやれ、紗奈ちゃんへ。

「私だったら………あぁぁっ!!!お父さんのことで、誰かにイジメられてるんだぁ!」
「オイッ!!!違うぞぉ!」

「紗奈ちゃんを、そんな事でイジメなんて許せないっ!!!…紗奈ちゃん!」

「ハイっ!!」
「これからはあやねがずぅ〜っと一緒だから安心してっ!
あやねはチビだけど、空手習ってたから強いんだよっ!!!」

「えぇっ!?……ありがとう」
「オマエ……確か1ヶ月くらいで、道場に行くの止めただろ」

「2ヶ月だよぉ!……もう月謝を払ったから、行けって言われて…」

まぁ良いか……全く真意は伝わらなかったが、結果はOKなんだから。

「2人とも突っ立ってないで、ドンドン喰え」
『ハァ〜イ』

その後は遠慮することも無く、食事をする紗奈ちゃんの姿は
無邪気に笑って、年相応に見えて来るから不思議なものだ。

とにかくロリコンのオレにとっては、至福のランチタイムを過ごすことが出来た。

「ごちそうさまでした」
「どういたしまして」

「紗奈ちゃん、絶対に約束だかねっ!」
「うん、ママに聞いてみるね」

俺が気づかぬ間に2人は、我が家でのお泊まり会を約束したらしい。
こんな綺麗な子と我が家で一緒に過ごせるのは、大変嬉しく思い
オレの意識は、正にヘブン状態になりかけた…がっ!

よく考えてみると30のオッサンの家に、小学生とは言え
こんな可憐な少女が泊まりに来るのはマズイのでは?

「必ずお母さんに聞くんだよ!!!あやねの家じゃなくて
『独身30男の家』に泊まって良いのかって!」
「ハイ、聞いてみます」

「じゃあねぇ〜、紗奈ちゃん。絶対に電話してねっ!」
「うん、バイバイ」

大変残念に思うが、諦めよう……これだけ危険要素を盛り込んだ
注意事項を伝えれば、母親が許さないだろう。

「お兄ちゃん!……さっきは…何か勘違いしてっ、ごめんなさい!」

「気にするな、それより紗奈ちゃんと仲良くなれて良かったな」
「うん!」

「それに…ヤキモチを焼いたあやねは可愛かったぞ」
「言わないでっ!…恥ずかしいよぉ…」

エロ抜きでも、オレはあやねを可愛いと思ってる。
だから限られた時間ではあるが、2人で仲良く良くやってこうぜ。

「実家に寄ってくか?」
「多分お母さん居ないから、行かなくいいよぉ〜」

「そっか…じゃあ、その辺でもブラブラしてから、我が家へ帰るか」

「うん!そうしよぉ〜」

地元のオバチャン達が普段着で行き交う、地味な商店街を
腕にあやねをぶら下げて、ゆっくりと街並みを眺めながら歩いて見る。
雑貨屋などを覗いていると、まるで長年連れ添った
彼女と散歩をしてるような気分を味わえた。

やっぱり恋人気分で過ごす2人の時間には、爽やかな青空の下が一番似合う。
さっさと宿題を片付けて、海へ山へとデートを行かなくちゃなっ、あやね。

    □■□

道路には車線を示すセンターラインも無くなり
すれ違う車は営業車や、施設団体の名前の入る物ばかり。
周りは鬱蒼と茂る杉の木に囲まれ花粉シーズンになると、黄色い霧を発生させるこの道は
一部の人にとっては有る意味、恐怖スポットと変貌する緑の壁。

このまま車を走らせれば、我が家までは後30分ってとこだな。

「……オシッコしたい」
「はぁ?…家まで我慢出来そう……じゃないな」

ハンドルを握ったまま、サッとあやねに目を向けると
膝の辺りをギュッと握り、全身を強張らせている。
さっきから妙に口数が減ったと思っていたら、トイレを我慢してたのか…。
この様子じゃ、限界も近そうだな。

「その辺で…」
「イヤだぁっ!」

「そうだよなぁ、あやねは女の子だからなぁ〜」

どうすっかな……オォ!確かこの先に、公園が在ったような?
とにかく行ってみるか、迷ってる暇は無さそうだし。

「あやね、もうちょっとの辛抱だからな?」
「……は…い」

地元の人でも、知らないんじゃないかと思ってしまうような
全く人気の無い高台に造られた、景色を見渡せるだけの小さな公園。
役所の人間は何を思って、こんな誰も来ない山の上に公園なんて作ったのかね…
税金の無駄遣いだろ……まあ今回だけは、行政の適当さに感謝するけどな。

「はぁ〜やぁ〜くぅぅぅ!!!!!」

切羽詰まっているあやねさんは、右手にオレを掴み
左手で腰の引けた股を押さえて、体を縦に揺らしている。

「待てよ、いまティッシュを出すから」
「ニャァアァァ!!!!急いでよぉ〜!」

ポケットティッシュを取り出すと、あやねはオレの手を荒々しく掴み取り
おそらく現在出せる、最大速度でトイレに向かって駆け出した。

「オイ!?オイっ、ちょっと待て!」
「えぇっ!!!なにっ?」

「何処までオレを、連れてく気なんだ…」

「だってぇ〜!!トイレの中は暗いし怖いから、ドアの前で待っててよぉ〜」

確かに日中でも日差しの入らない、このトイレは何か出そうで怖いな…
それに人気の無い公衆トイレに付き物の、変質者でも潜んでたら大変だしな。

「お願いしますっ!何でも言うこと聞くから、ココに居てっ〜!!!」

「分かったから、早くしてこい……ドア、開けとこうか?」
「…………バタァン!!」

オレの戯れ言はあやねの一睨みと、ドアを叩き付ける音に掻き消された…。

幸いなことに男女の区分も無いし、人なんて絶対に来そうに無い薄暗いトイレ。
オレはこれからお小水を垂れ流す、姫を護衛する門番となった。

「お兄ちゃん居るぅ〜?」
「あぁ、居るぞ」
「絶対そこに居てよぉ」

声を掛けながらも、デニム地ショーパンのジッパーを素早く下ろす
ジィっと鳴る音が聞こえて来る。

カサカサと音を立てていた、衣擦れが聞こえ無くなと
激しく便器を叩き、ジョ〜と勢い感じさせる生々しい水音だけが
静かなトイレの中に響いた。

「居るぅ〜?」
「…居るぞ」

恥ずかしいなぁ……ここのおトイレ、水が流せ無いんだもん…
お兄ちゃんにオシッコする音を聞かれちゃうな…。
こんな時に限って、いっぱいオシッコで出ちゃうしなぁ……恥ずかしいよぉ〜!!

「……長いな」
「言わないでぇ〜!!」
「スマン!?…聞こえちまったか」

最初は噴き出す小便がビチャビチャと、飛び散るような音を鳴らしていたが
徐々に便器の一点を突く、シャーと勢いを無くした水音に代わり始めた。

初めて聞いたあやねが発する生々しい音に、風呂で見慣れた筈の尻をどうしても見たい。

決して綺麗とは言い難い便所に這いつくばり、下の隙間から覗いて見ると
先を尖らせたカワイイ桃尻が、パックリ開いた中央にシワシワのお口を見せている。
そのまま視線を下げれば便器と桃尻の間には、黄色い液体が捻れながらも
空中に綺麗な一本の水流を作っていた。

おそらく普段より口を開いていた可愛い肛門は、シャッ!シャッ!シャッ!っと
最後に小便を絞る出す水音に合わせて、口を縮めている。
ヒクヒク動く肛門は、股から垂れる黄色小便を飲み干すように
何度もオレへ動いて見せた。

チョロ…チョロ…っと、滴の飛び出す感覚は縮まり
あやねはティッシュを手に取って、カサカサと丁寧に拭き始める。
肛門に垂れたオシッコも拭いているし、手の動きを見る限りでは
ワレメには指を挟んで、綺麗に拭いているようだ…感心!感心!。

「……ありがとう…ございました」

扉が開くとほっぺを桜色に染めたあやねが、もじもじと俯き加減に姿を見せた。

「オゥ、気にすんな。間に合ってよかったな」

「…うん……あれっ?…お兄ちゃん、精子出したいの?」
「えっ!?」

「だって、ちんちん大きくなってるよぉ?精子溜まったの?」

気づかぬ間にオレのバカ息子は、フル勃起でズボン持ち上げてやがった。

「大丈夫?…ココで出して帰るぅ?」

「……お願いしようかな」
「オッケェ〜、あやねに任せてっ!」

薄暗い便器の中で、あやねに亀頭を吸って貰うのもエロスな感じで悪くないが
せっかく人気の無い公園に居るんだし
解放的に青空の下で、手コキして貰うのも良いなぁ…。

「…トイレの裏に行こうか?」
「お外でするのぉ?」

「偶には良いじゃないかぁ…あやねぇ……痛っ!?」

お兄ちゃんはパンツの中に手を入れようとしたからパシッ!と手を叩いてやった。
さっきオシッコしたんだから、そんな所を触ったら汚いだけだよぉ…

「お股はダメっ!…おっぱいなら良いよっ」

ちょっと残念そうなお兄ちゃんは、Tシャツに手を入れて
おっぱい触りながら、トイレの裏に私を連れてった。

でもブラの中に手を入れられると、ストラップが引っ張られて痛いんだよねぇ…。
やっぱり私はブラ着けるの、キライだなぁ…早くもお家に帰って、外したいよ。

「ちんちん、どうやって握れば良いのぉ?」

ずっと後ろからおっぱい触ってるお兄ちゃんは、ハァハァ言ってて何か具合悪そう。
早くあやねが精子を出して上げなくちゃ〜!……そしたらお家に帰って、ブラが外せるっ!

「…このままギュッと、握ってくれ」
「ハァ〜イ」

「あと……ちょっとだけ、オッパイ吸っても良いか?」
「それは…」

お外だもんなぁ……でもお兄ちゃん辛そうだし…。

「周りから…見えないようにしてよ?」
「オゥ!!」

Tシャツを少しだけ上げると、お兄ちゃんは頭を入れて
あっという間にブラのホックを外して、驚いた……私より上手だな。

右のおっぱいを全部口に入れて、お兄ちゃんが乳首をペロペロ舐めると
ぎゅ〜って、頭を抱っこしちゃった。

お兄ちゃんの頭を抱っこして、おっぱいペロペロされるの私は大好きっ!
だって気持ちいいから………でもちょっと長すぎだよ、お兄ちゃん

「お兄ちゃ〜ん、ちょっとだけって言ったのにぃ〜」
「スマン…じゃあ、精子を出して貰おうかな」

「了解しましたっ!」

お兄ちゃんに、どうやって精子出す?って聞いたら
『ちんちんを後ろから握ってくれ』だってさ。

お兄ちゃんのお尻にピッタリくっ付いたけど、ちんちんを擦るにはちょっと遠すぎるよぉ…。

これじゃ上手に手を動かせないから、ちんちんを引っ張ってるだけになるけど…。
お兄ちゃん、これで本当に良いの?。

「…もう出るから…離すなよ」

あやねは意味も分からず我慢汁で濡れるカリ首を、後ろからギュゥっと
引っ張ってくれるから、オレは腰を振るだけで
立ちバックをしてるような気分を味わえる。

「…出すぞっ!」

カクカク動いていたお兄ちゃんが、お尻をニュ〜ンって前に出したら
ビュルン!ビュルン!精子が元気に飛んでったぁ〜!?

「おぉおぉ〜!すっごい飛んでるぅぅう!!!」

ちょっとだけビックリしちゃったけど、あやねは精子出すの慣れてるから平気だよっ!

急いでお兄ちゃんの前に行って、気持ち良くなるように
亀さんの首を擦って上げたら、ドロォ〜って残りの精子が出てきた。

やっぱり思った通りだ、あやねは精子のこと勉強してるから
お兄ちゃんに言われ無くても、ちゃんと分かるんだぁ。

手がベチャベチャになっちゃったけど、まだ亀さんが精子出してるから
ちゃんと最後まで精子を出すからねっ、お兄ちゃん!

「もう…良いぞ」
「まだだよぉ〜、ちんちんビクッ!ってなってるもん」

お心遣いは大変嬉しく思いますが、オマエが精子まみれの小さな手で
いつまでもネチネチ擦ってたら、また勃起しちまうんだよぉ…。

スマンな、節操の無い叔父で。

「ありがとな、本当にもういいから……あぁ、手を洗いに行こうぜっ!」

「あぁっ!?ちょっと、ココで待っててぇ!」

何かを思いついたあやねは、洗面所に向かって突っ走り
戻って来ると、手には濡らしたチェックのハンカチが握られていた。

「あやねがちんちんを、綺麗に拭いてあげるからねぇ〜♪」

本当にオマエは優しい子だなぁ……こんな最低な、叔父なんかに。

でも半勃起したチンコを手の平に乗せて、拭きながら鼻歌を鳴らすのは止めてくれ。
吐息が当たって、また勃起しそうだから…。

「ハイっ!綺麗なったよっ」
「ありがとな…それじゃハンカチ洗って、帰るとするか」

「そうだねっ、お腹減ったしね」

家に着いたのは午後6時を過ぎた頃。
12時前に昼飯を食ったから、もう腹が減り過ぎて準備するのも面倒だ。

こんな時頼りになるのは買い置きの冷凍食品。
さっと火を通すだけで、チャーハンと餃子の中華定食が出来上がり。
でもスープは朝の残りを、冷蔵庫に入れてた味噌汁だけどな。

「いただきま〜すぅ!」
「オゥ!ドンドン喰え」

しかし毎回不思議に思うがとこんな小さな体の一体どこに
大量の食材達が消えてゆくんだろうか?

「ご飯食べたら、浴衣着ても良い?」
「あぁ、別に良いぞ」

昼間に商店街をぶらついていた時に雑貨屋とも洋服屋とも言い難い
小さな個人商店の店先に飾られていた可愛らしい浴衣。
当然あやねは見つけた途端に、ディスプレイされた浴衣の前へ
突っ走しって行き、目をキラキラ輝かせた。

値段も手頃で着付けも簡単と、店員に説明されたら
浴衣は夏に欠かせないアイテムだから、買わない訳にはいかんだろう。

「あやね、着物とか浴衣を着る時は、下着を着けちゃダメなんだぞ」

「うっそだぁ〜、お兄ちゃん…またえっちなことするんでしょ?」

「嘘じゃないって!…飯食ったらネットで、嘘じゃ無いと証明してやるよ」

何か目的を持つと、あやねの行動力はハンパじゃない。
飯をあっという間に平らげて、機敏に後片付けを手伝ってくれた。

「ほらウソじゃ〜ん」
「……あれっ?」

浴衣を着る時は下着を着けない、なんて取り決めは無いようで
検索した結果は、逆に浴衣用の下着なんて物が出て来たわけで…。
俺の常識力なんてこんなものさ、昼間も紗奈ちゃんにも笑われたしな…。

「元気だしなよ、お兄ちゃん…あやねはいつでも、おっぱいくらい見せるから」
「…ありがとな」

「あのさ、お兄ちゃん……お風呂…まだ入らないの?」

風呂?………アァァ!!!そうだよ!
肝心な本日のビッグイベントを忘れてたぁ!

今日は風呂場でローション使って、あやねにエクスタシーを教えるんだったな。

「あやねの小さなちんちんの触り方……教えてくれるんだよね?」

そんなもじもじ照れるなよ、無茶苦茶にしたくなるじゃないか…。
でも安心しろ、今日は優しく丁寧に教えてやるからなっ!

「恥ずかしいのか?」

「ちょっとだけ……だってさぁ、オシッコが出て来る所なんだよぉ」
「でもオッパイより気持ちいいぞ?」

「うん、だから楽しみなんだぁ…」
「じゃあ、風呂に入ろうか」

「うん…抱っこして、連れてって!」

バンザイして待っているあやねをヨイショ!と胸に抱えれば
短い足をオレの腰に巻き付けて、ハシャいでくれている。
顔を見ればニコニコ笑い、何も不安に思っていないようだ。

これで安心して、心行くままにあやねを楽しめるぞ。

小さな我が家で相応に短いはずの廊下が、やたらと長く感じてしまう。
風呂場へ一歩近づく毎に、緊張が喉をカァっと痺れさせる。

「すぅっ〜ごい、気持ち良いでしょ!!おっぱいより凄いんでしょ?」

チキンなオレと対照的に、あやねは期待に心を踊らせ饒舌になり
ついでに体の方も、抱っこされる腕の中で身振り手振りをして
期待の程を表現するようにタコ踊りを見せている。

「ビックリするなよ〜、すんげぇ気持ち良いだからっ!」

興奮状態のあやねは脱衣場に入ると同時に、オレからピョン!と飛び降り
ズボンとパンツを2枚一緒にストン!と下ろす、離れ業を見せてくれた。

「ほらぁ〜、お兄ちゃんも早く脱いでぇ〜!」

呆気に捕られ棒立ちになったオレの姿に、あやねはヤキモキして
駄々っ子のように手を振り回して急かし始めた。
すると絶妙な丈のTシャツがヒラヒラ揺れて、ふっくらした黒い溝がチラチラ見える。
案外と丸見えよりチラ見えの方が、グッと来るなぁ……チラリズム最高!

…あっ!もしあやねがローションを気に入ってくれたら
今度はTシャツだけ着せて、上からローション垂らしてみよう。
きっと凄い興奮すると思うな…。

「はい、はい…すぐに脱ぐから、ちょっと待て」

服を脱ぐ前にシャンプーなどをストックしている場所から、ピンク色のボトルを取り出した。
手に取ったボトルの中で、気泡をゆっくりと浮き上がらせて
今から僕の出番ですねと、オレに語り掛けて来るローション君。

待たせたね、やっと君が日の目を見る時が来たよ。

「あっ、かわいぃ〜!!!…何、ソレ?」

「コレはローションと言って。あやねの敏感な部分を、優しく触る為の物だよ」

「へぇ〜、ピンク色で桃のいいニオイがするぅ」

オレの手に握られたローションを、興味津々で覗き込む
あやねに目を向けると、Tシャツの胸元から生意気に浅い谷間を見せてやがる。
……あれ?…いつの間にブラを外したんだ?

「あやね…ちょっと真っ直ぐ立って、背中を向けてみろ」

「…こんな感じ?……ゃん!?」

背後から乳を揉んでみると、やっぱりブラをして無い……なんて、どうでも良くなって来た。

「柔らけぇ…」

「お兄ちゃんの…えっち」

「ローション…使って良いよな?」

「…うん、使って」

何かあやねもしっとりとした感じになって、盛り上がってきたぁ!
もう辛抱堪らん…。

「あやね、始める前にチェックしとくぞ」
「…へっ?」

ちっぱいを揉んでいた手の位置を、素早く肩に移動させ
あやねをクルっと正面に向けた。

「ちょ!?ちょっとぉ〜!」

オレが素早くしゃがむと、あやねは本能的にサッと腰を引いて
内股気味に秘密の場所を隠そうとする。

「見とかないと……危ないだろ?…ナイーブな所だからさ」
「……うん」

足の付け根を肩もみをするように、手を広げて掴めば
自然と割れ目の横に親指が添えられた。

徐々に親指へ力を加えると、柔らかい少女の脂肪に指が埋まり始め
ピッタリ閉じた肉の双璧が、ゆっくりと開いて行く。
まず最初にクリトリスがジワジワと迫り出し
次は小さなヒダが、可愛らしく立ち上がって来た。

「…まだ……かな?」

「もうちょっと…」
「うん」

膣口は小さなホクロ程度に穴を広げているが、いくら目を凝らしても
尿道口はピンク色の肉壁に隠れて、見つからなかった。

「…大丈夫みたいだな」

「それじゃあ、あやねのちんちん触っても良いだよねっ?」
「あぁ、大丈夫だ」

「やったぁ〜!早くお風呂に入ろ!入ろっ!」

さっきまでの大人しい雰囲気は何処へやら、いつものあやねに戻っちまったよ…。

まあこっちの方があやねらしくも有るし
一緒にローションプレイも楽しく出来るだろう。

「そう焦るな、まず体を洗ってからだ」
「ハァ〜イ!」

浴室に入り、魅惑のちんちくりんボディを手洗いする間は
オレの邪心が暴走しないよう無心を心掛けて洗う。
その方が後に控えている楽しみが、倍増するはずだからな。

それに一発で病みつきにして夏休みの間中
あやねを快楽の海へ、必ず沈めてやるんだぁ〜!

「よしっ、洗い終わったな」

「ありがとうござ……お兄ちゃん、チンチンがパンパンになってるぅ…
精子出そうか?」

オレに無心を貫き通せる強靭な精神なんて、やっぱり宿って無いか…
本当に辛抱を知らない卑しい人間だな、オレって…。

でも……せっかくあやねが出してくれる、って言ってんだし
抜いて貰っとくか。

「お願いしよかなぁ…」
「あやねにぃ〜、任せなさぁ〜いっ!」
「オイ、石鹸使わないのか?」

「フッ!フッ!フッ!…大丈夫だってぇ、あやねは自信満々なんだからぁ〜」

もう石鹸使わない方法は、思い付いちゃってるもんねっ!
ちんちん擦りながら亀さんにチュウしたら、ヌルヌルが
いっぱい出て来るから、それを使えば良いだよぉ。

「チュッチュッチュッ…ヂュッ!…気持ちいい?」
「…あぁっ?!…気持ちいいぞ」

驚いたなぁ……チュウと言うより、唇を亀頭の先にびったり当てて
チュウチュウ吸ってるぞ。
それに溢れ出す我慢汁を唾に混ぜて、チンコに垂らしてやがる…。

やっぱり女性本能で、男の触り方が分かるのか?
……あやねがまた進化したな。

「ヂュゥ!ヂュゥ!ヂュゥ!…ねぇお兄ちゃん」
「何だ?」

「タマタマ袋にもチュウして良いのっ?」
「べっ!?別に良いぞ」

やったねっ!朝から思ってたんだよねっ、タマタマ袋にチュウしたいなぁ〜って。
ムニムニしてる所をヂュ〜ゥって、思いっきり吸ってみたかったんだぁ。

「ヂュゥ!ヂュゥ!……ズズズッ!!…チュゥチュゥチュゥ…」

スゲエな…この天然娘は玉袋を半分くらい、口の中に吸い込んじまったぞ。

しかし……手コキしながら玉袋を愛撫するなんて、いくらなんでも進化が急激過ぎないか?
これじゃ次は何をしてくるのか、予想も付かなんな。

「チュゥゥッ!…チュゥゥゥッ!…痛くなぁ〜い?」
「……大丈夫…だ」

「じゃあさ、タマタマ吸っても良いのかな?」
「あんまり強くしなければ、大丈夫だけど…」

「分かったぁ〜…ズズズッ!…ズズッ!!…クチュッ…クチュッ…」

やっぱりだぁ!ウズラの卵みたいで気持ちいぃ〜!!
ブニブニとコリコリがお口の中で動いて、気持ちいぃ〜!!!
また精子出す時の楽しみが1つ増えちゃったっ!。

「そろそろ…出す…ぞ」

「クチュッ…チュゥプ!……うん!…じゃあ、強く引っ張るよぉ〜」
「…頼む」

風呂場の椅子に腰掛けるオレの前で、あやねは風俗嬢のごとく膝立ちになり
自ら亀頭を胸に向け、飛び散る精子を受け止めてくれた。

「今度はあやねの番だねっ!」

いつもなら感想を聞いて来たり、最後までシゴいてくれる筈が
余程ローションプレイが楽しみなようで、オレのチンコは
ビクビクと動きながら、精子を垂れ流したままだよ…。

「準備するから、胸についた精子を洗い流しとけ」
「ハァ〜イ」

少女が無邪気にぶっかけられたザーメンを洗い流し、その隣ではオッサンが
桃の香りが漂う浴室で、ピンク色のローションをお湯に溶いている。
なんて不思議な空間なんだ…。

当然のごとく初めての状況に、緊張の一つくらいは有っても良さそうな場面だが
不思議と落ち着いていられるのは、何の所為なんだろう…。
ローションの香りに、アロマ効果でも有るのか?

「それじゃ、始めるぞ」
「ハァ〜イ、お願いしますっ!」

浴室の床にお尻をペタンと着けて、女の子座りをするあやねは
風呂桶に入った薄いピンク色をしたローションを、興味津々で触り始めた。

「良いニオイだけど、ヌルヌルしてるねぇ」
「それが良いだ。ヌルヌルしてるから、大切な所を優しく触れるんだぞ」

「ふ〜ん、そうなんだぁ」
「それじゃ始めるぞ」

「ハァ〜イ、よろしくお願いしまっす!」

あやねの背中から生ヌルいローションを手にすくい
トロッと産毛のような陰毛に垂らしてみた。

ゆっくり流れ落ちるローションが染み込むのを待つ間
ちっぱいにも少し塗みる。

「…どうだ」

「あやねの身体、ピッカピカだねぇ!」
「これはどうだ?」

「あぁん!!……いつもより…気持ちいい…」

胸全体を鷲掴みにして揉み始めると、あやねは少しだけ
うっとりした目に変わった。
じゃあ、そろそろ本番に生きましょうかね。

薄くローションが溜まる深い溝の間に、ニュルっ指を沈めた。

「どんな感じだ?」

あやねはまだ何も感じないようで、自分の股に流れるローションをジィ〜と眺めている。

「ワクワクするぅ〜!」

そんな意味で聞いたんじゃ無くて、性的な感想を聞いたんだけどなぁ…。
まぁ良いか…じゃあ張り切って、あやねの期待に応えようじゃないか。

「中に塗り込むからな」
「優しくねっ!」
「あぁ、優しくするぞっ〜!」

流れ落ちようとするローションをバターを塗るように、しっかりと掻き上げれば
まだ型崩れを知らない割れ目が閉じようとして、指を挟んできた。

それにクリアなローションは、泡立つボディソープと違って
指先で何が起きているのか分かるので、身体を洗う時とは比になら無いほど興奮する。

「まだ大丈夫そうか?」
「…うん」

少し大人しくなったあやねを胸に抱いて、次は割れ目の中で
ゆっくり円を書いて、全体にローションを馴染ませた。

時おり触れるクリトリスはムニッっと、まだ柔らかく
包皮も剥けて無いようだな。

そして小さな穴に小指を何度か出し入れすれば、下拵えは完成。

「…気持ちいいか?」

「うん……お兄ちゃんの指…気持ちいぃ…」
「教えてくれ…あやねは、どこを触ると気持ちいい?…」

「…穴ぽこクチュクチュの時と……ちんちんを触られた時」
「そうか……じゃあ、どっちが良い?」

「穴ぽこは怖いから…あやねのちんちん触って…」

クリトリスを弄り始めると胸に頬擦りしながら、あやねは目を閉じて
満足げな表情をオレに見せてくれる。

右手にはオレのギンギン勃起した根元を掴み、あやねの敏感な部分に触れると
まるでソコが気持ちいいと教えてくれるように、ギュゥ〜と握り返す。

「ァッ!…ンンンッ…チンチン!チンチン!」

クリトリスを指先で練り回していると、ムニっと柔らかい包皮の中に
コリっと固くなってゆく物を感じる。

「イヤッ!…ァッアツ!…ソコ!…ソコッ!」

先端は指先の感覚で、顔を見せているのは分かるだが
もっと包皮から剥き出そうとしても、なかなか出て来ない。

繊細な部分と分かっているだけに、指先では力加減が難しく
傷付けてしまわないかと不安になる。

「あやね」

愛撫していた手を休め、あやねを呼び掛けると
顔を見上げて返事をする目は、トロ〜ンとして焦点が定まっていないようだ。

「………ぅん」

おそらく無意識にだろうけど、固く反り上がった竿を握る右手だけは
クチュクチュ鳴らしながら、今も健気に動かしている。

「チンチン触られるのは、気持ちいいだろ?」

「…ぅん」
「ちょっと手を貸してみろ」

あやねの左手を取り、勃起して膨らんだクリトリスを人差し指で触らせた。

「…中に固いのがあるだろ?」
「…ぅん」

「コレを皮から出すと、あやねがもっと気持ち良くなれんだ…
でもソコは、凄く柔らかいだろ?」
「ぅん」

「指先だと爪が当たって、傷が付くかもしれないから危ないんだ」
「ぅん」

「だから…舌を使って、優しく出してやろうと思うだけど…
良いよな、あやね?」

「…ぅん…お兄ちゃんに任せる」

洗い場に寝かせるとあやねは、ちゃんと言葉の意味を理解したようで
顔を手で覆い、恥じらいながらも脚を開いてくれた。

オレを信じて足を開いたあやねの姿に誓って、クリトリスを剥くだけ、
他には何もしないと心に決め、太ももを肩に担いで股に顔を埋めた。

「はっ…あっ…あっ…」

甘ったるい桃の香りと、久しぶりに感じる性器の生々しさを
舌先に感じると、あやねの力の抜けた喘ぎ声が浴室にこだまする。

クリトリスの包皮を唇に挟みながら、先端を舐めてるいと
今までとは違う、ツルンとした感触がした。

「んんんんっ!…お兄ちゃん…お兄ちゃん!!!」

両手で割れ目を開くと、ローションでテラテラ光る桜色の中に
赤く充血したクリトリスがピン!と立っている。
そしてクリトリスの先端には、滑らかな丸みをすり真珠のような
小さな陰核亀頭が顔を覗かせていた。

「終わったぞ……大丈夫か?」
「…お兄ちゃん…お兄ちゃん」

あやねは直ぐに起き上がり、胸の中に飛び込んで来る。
強く抱き締めて髪を撫でると、落ち着きを取り戻し
また眠るように、オレの胸に顔を埋めた。

もう何も心配無いからな、後は優しく教えるから…。
でもその前に少し休むとしよう、あやねも疲れただろうからな。

「ちょっと休もうか?」
「……へっ!?」

えぇぇ〜!!!……せっかく、気持ち良くなって来たのにぃ…。

それにお兄ちゃんたら、すぐに止めちゃうんだもんなぁ
あやねのちんちん舐めて貰うの、スッゴイ気持ち良かったのにさぁ…。

足を開いて見られるの、凄い恥ずかしかったけど
気持ち良くなれると思ったから、あやねはガンバったのにぃ〜!!!
お兄ちゃんのケチっ!

「…どうした?」

「止めちゃうのぉ〜?」

「えっ!?いやっ、止めはしないけど…
あやねが辛そうと言うか……元気なかったからさぁ」

そ・れ・はっ!……気持ち良かったのぉ〜!!!!!
まったく……お兄ちゃんは鈍チンだなぁ…。

でも元気な方が喜んでくれるのかぁ…。
だったらちょっと恥ずかしいけど、正直になって
お兄ちゃんにもぉ〜っと、ちんちん触って貰おっとぉ!

「そんなこと無いよぉ〜、あやねは元気持ち良いよっ!」
「…ゲンキモチイイ?」

「そうだよっ!あやねはもっとお兄ちゃんに、気持ちいいこと教えて欲しいんのぉ!」
「そっ!?そうなのかっ?」

「うん!!!…だからもぉ〜っと、あやねのちんちん触っよぉ〜」
「おっ!?オゥ!任しとけっ」

お兄ちゃんの抱っこされながら、ちんちん触って貰うと
凄い気持ちいいだなぁ……うっとりしちゃうよ。

でもちんちん触られると、最初は黙ってられるんだけど
途中から恥ずかしい声が出ちゃうんだよねぇ…何でだろ?

「ねぇお兄ちゃん。気持ちいいと、何で『アン!』とか
『やぁん!』とか何かイヤらしい声が出るの?」

「それは………気持ち良いから…じゃないか?」

「ええぇ〜!!だってお兄ちゃんは気持ちいい時でも、声を出さないじゃん!」

また難しいことを聞いてくるなぁ、あやねは…
喘ぎの原理なんて、聞いたことないぞ。
それに学者達でも喘ぎの原理なんて説明出来るのか?

「なんでぇ〜!!教えてよぉ〜!」
「ダァアァァァ〜!!!」

「ひいぃぃぃ!?……お兄…ちゃん?」

「オレが『アン!』と『イャァ〜ン!』とか言ったら
気持ち悪いだろうがぁ!!!!」

「そっ!?それは……気持ち悪いね」

「そうだろうが…だから男は気持ちいい時でも、声出さないんだっ!」

「へっ!!へぇ…」
「分かったか?」

「うん…スッゴイ分かった」
「じゃあ今から、あやねをアンアン言わすからなっ?」

「うっ?!…うん……優しく…お願いします」

ビックリしたぁ……珍しくお兄ちゃんが怒っちゃった…。
私って、そんなにダメなこと聞いたのかなぁ?

「じゃあ、再開する」
「ハイっ!」

「…そんなに緊張すんなよ」

「だってぇ……怒ってるんでしょ?」
「はぁ?怒ってねぇぞ、別に」

「そうなんだぁ…じゃあハリキって、始めよぉ〜!」
「オゥ!」

どんな感じに触ってくれるかなぁ〜♪…あっ!?
お兄ちゃんの指が入って来た…。

あぁ〜ん…でも、ちんちん触ってくれなぁ〜い!
……注文って…しても良いのかな?

「あのぉ〜……注文良いですか?」
「はぁっ?……どうぞ」
「ちんちんをお願いします」

寿司屋?…そうゆう、あやねなりのプレイ?

「へっ!?へいっ!…チンチン一丁入りま〜す!」
「ちょっと!?そんなにお股を開かないでぇ〜!!!」

「だって、見えねぇじゃん?」
「…そうだね、お願いします」

うわぁ……私のお股って、こんなになってるんだぁ…初めて見た。
あっ!…あのピコンって飛び出してるのが、私の…ちんちん?

「ソレが…ちんちんなの?」
「そうだ……ほれっ!」

「にゃぁん!?……ちんちんって…気持ちいぃ〜!!」

お兄ちゃんがちんちんをツン!って触ったら、体がビクッってなっちゃうけど
すぅ〜ごい!気持ちいい…。

「あやねのちんちん触ってぇ!もっと触ってよぉ〜!!!」

お兄ちゃんが優しく触ってくれると、ちんちんから頭の方まで
痺れるみたいな感じが、ジュワ〜って広がってくよ…。
これがホントの『気持ちがいい』…なのかな?

「ウゥン…ヤァン!…ンンッ…ァン!」

恥ずかしいけど、勝手に声がでちゃうよ…。
それに何だかポォ〜っとして、よく分かんない……もうベロの先まで痺れちゃったぁ…。

「もっとぉ…ンンッ!」
「何だ?」

「ハァ…ハァ…もっとグリグリして……ちょっと痛くても…良いから」
「了解だ」

んんんっ!!!……はぁぁぁ…もう頭の中はクラクラで、天井も床もどっちか分かんない。
ちんちんが潰されて…凄く気持ちがいい……。

でも……もぉぉ〜の凄く、オシッコがしたぁ〜い!
どうしよぉ〜!!!!!

……こんなの初めてだよぉ…お腹の中にドンドン
おしっこ増えてるのが、分かっちゃうぅ〜!

「あやね…大丈夫か?」

最初は座椅子のようにオレへ背中を預け、大股を開いて愛撫を受けていたあやね。

しかしローションの海にに溺れ、まるで息継ぎするようにピーン!と勃起させた
クリトリスをクチュクチュと刺激する度に、大きい開いていた足を徐々に閉じて行く。

顔を真っ赤にして、愛撫するオレの手を股にギュゥっと挟み
初めて訪れるアクメの瞬間に備えてるようだ。

「うぅぅぅ…ダメ……かも」

もうガマンの限界、オシッコ出ちゃいそうだよぉ〜!!

……でもこのままオシッコしたら、凄く気持ちいいだろうなぁ。

オシッコをガマンして出した時の、体がムズムズっとして気持ちいいのと
お兄ちゃんにちんちん触られる、気持ちいいのが一緒になったら…
ものすごく、気持ち良さそう。

ちんちんグリグリされながら、気持ちいいオシッコしたいよぉ〜。

「お兄ちゃん…オシッコ……する」
「出せ、そのまま足を開いて出せっ!」

やったぁ〜!!!、良いだよね?
あやねはオシッコしても、良いだよねっ?

「ありがとぉ…あっ!…あっ!…」

あやねがオシッコを吹き出せるように、邪魔な肉溝を左右に開くと
赤く充血した肉壁に、突然ホクロのような黒い点が姿を見せる。

次はオシッコを出し易いように、クリトリスに刺激を加えると
ホクロは小さな穴に変わり、あやねのオシッコがピュッ!ピュッ!と漏れ始めた。

「出し…ちゃうよ……オシッコ…出…りゅっ!」

足を床に突っ張らせ、あやねが股間を突き上げた次の瞬間、透明なオシッコが吹き出し始めた。

「んんんんっ!!!!」

初めての絶頂を迎えたあやねは、尻を浮かせて力の限り
オシッコを飛ばそうと足を踏ん張る。

さらにいつもは隠していた尿道口をカッ!と開き、あやねは勢いを増してオシッコを撒き散らした。

「はぁぁ……気持ちいぃ〜」

オシッコに勢いが無くなると、あやねはガクンと尻を床に着いた。

力無くダラ〜ンと開いた股からは、今もチョロチョロとオシッコを垂れ流し
目はトロ〜ンとさせて、満足げな表情を見せている。

正直この姿を見てオレは、少し驚いている。
あやねは絶頂を迎える時には泣き出すか、怖がったりすると予想していたから。

「……手…止まってるよぉ」
「あぁ!?スマン!」

まさか愛撫の果てに、小便を漏らしている
あやねに指示を受けるとは…。
オレもまだまだ修行が足りんな。

「はぁぁ……」

未だ小便を垂れ流しながら、恍惚の表情を見せている
あやねのクリトリスを撫でてやると、更に意識は何処かに飛んで行く様子だ。

……コイツ…大丈夫なのか?
快楽に溺れてくれるのは嬉しいだが……ちょっと、マズい気がするな。

「…あやね?…大丈夫か、あやね?」

「…はぁ〜?…………ア"ァァァ!!!」
「どうした!?」

「あぁああぁぁぁ…ごっ、ごめんなさぁ〜い!!!!!!」
「オッ!?オイ、どうした!!!!どっか痛いのか?」

「ごめんなさぁ〜い!…うぅっ!ゴホッ!…ごめんなさい…
うっ!うっ!うぅぅ…ホントに…ごべんなさい」

まだ自分の股からチョロチョロと垂れ出している、小便を目にすると
あやねは突然大粒の涙を流して『ごめんなさい』と必死に繰り返す。

漏らしたことを、オレに悪い事をしたと思ってるか?

「…気持ち良くて、出ちゃったんだろ?」

「うぅっ…ヒック!…うん…ごべんな…ヒック!…ざい……うわぁぁぁ」

「ありがとな」

何故かお兄ちゃんは『ありがとう』と言って
私を優しく、お膝に抱っこしてくれる。

嫌いになられると思ったのに…
私はまだオシッコがでてるのに、お兄ちゃんは抱っこしてくれた。

「なんで…ヒック!…ありがとうなの?」

嬉しいのに涙が止まらなくて、体がヒック!ヒック!なると
一緒にオシッコもピュッ!ピュッ!って出ちゃってるのに
お兄ちゃんはニッコリしながら話し掛けてくれる。

「あやねが気持ち良くなってくれたからさ」
「…そうなの?」

「あやねもオレが気持ち良くなったら、嬉しいんだろ?」
「…うん」

「じゃあ一緒じゃないか?」
「なにが?」

「あやねだって、オレの精子を汚いと思って無いんだろ?」
「うん」

「オレだって、あやねのオシッコを汚いとは思わない…
これで、おあいこだな?」

「うん…ありがとう、お兄ちゃん」

泣き止んだあやねを綺麗に流し、脱衣場に出でも虚ろな表情を見せているので
桃の香りが微かに残る身体を拭いてやる。
すると、あやねがある事に気がついた。

「着替え……忘れちゃったね」

「あっ!…居間から直接風呂場に来たんだったな」

我が家の家系は裸族じゃ無いから、裸のままで室内をウロウロするのには
オレもあやねも抵抗を感じてしまう。

「…バスタオルを巻くか?」
「そうだね…すっぽんぽんよりは良いよね」

情事の後とは思えない、常識的な一面をお互いに見せ合って
あやねは先に脱衣場を出て行った。

しかしあやねのヤツ、まださっきの余韻を残す体で
フラフラしながら歩いてったが、大丈夫だろうな?

とりあえず永風呂のせいで喉がカラカラだ、麦茶でも持って
あやねの部屋に無事な姿を確認に行くとするか。

「ハイ、どうぞぉ〜」
「…ありがとな」

行儀が悪いと思いもしたが、あやねのことが心配で着替える前に
麦茶を取りに行くと、バスタオルを巻いたままのあやねが
冷蔵庫の前で麦茶をがぶ飲みしていた。

やっぱりオレたちには、似たような血が流れてるんだなぁ…。

「ふぁあぁぁ…何だか、もう眠いよぉ…」

「朝が早かったからな…もう寝るか?」

「うん、眠ぅ〜い…お兄ちゃん抱っこして」
「ハイ、よっ!とぉ」

もう目が閉じかけているあやねを胸に抱えて、部屋へと向かう。
ズリ上がるバスタオルからは、カワイイお尻が顔を出し
オレが歩みを進める毎に、プルンと波打ち誘惑してる。

でも今日は止めとこう、もう疲れた。

    □■□

カーテンから差し込む日光が、今日も灼熱の夏日を告げている。
でも十分な睡眠時間は疲労を回復し、汗ばむ体とは裏腹に
スッキリとした目覚めと、爽やかな朝を得ることが出来た。

しかしオレの腕の中には、爽やかな朝には似つかわしく無い姿をした少女が
まだ可愛らしい寝息を立てている。
昨夜巻いていたバスタオルは何処へいったのか
あやねは全裸でオレの胸に顔を埋めていた。

もし警察が踏み込んで来たら、何の言い訳も出来すぎ
確実に現行犯で逮捕のシチュエーションだな。

「ぅうぅ〜ん……おはよう…今日は早起きだね」

寝ぼけ眼を手で擦り、肩に薄手のタオルケットを背負った全裸の少女
う〜ん……絵になるな。

だがいつまでも全裸のままで居られたら、オレの煩悩が覚醒しちまう。
残念だが、今朝のロリータ鑑賞会は終了だ。

「おはようさん、前は隠さなくて良いのか?」

「う〜ん?…あれっ、お兄ちゃんがタオル外したのぉ?」

「いいえ、違います!…オレが起きた時には、あやねはその姿でした」

「そっか……暑かったのかなぁ?」
「全部見えてぞ、隠さなくて良いのか?」

「別にお風呂とベッドの上では良いよぉ…
どうせお兄ちゃんが触ったり、脱がしたりするからぁ」
「そうなんだ…」

朝一からお得な情報が聞けたなぁ…。
じゃあベッドの上では、何をしてもOKなのか?

「お兄ちゃん」
「はいっ?!」

「昨日、お風呂場でしたのがぁ……エッチなのぉ?」
「まぁ……そうだな、アレはエッチと言える」

そっかぁ、アレがエッチなんだぁ…。
じゃあ今日からあやねも、大人の仲間入り?……だったらぁ…エヘ…エヘッ…エヘヘヘヘ。

「オイっ…オ〜イ!……あやねぇ、大丈夫かぁ〜?」
「…ヒッ…ヒヒッ!…うひひひひ…」

じゃあこれからは、あやねがしっかりと
お兄ちゃんの面倒見て上げなくちゃねぇ〜♪

「お兄ちゃん、またちんちん大きくしてるんでしょ?」
「えっ?……あぁ、確かに」

「精子出し上げるから、ちんちんを出しなさいっ!」

突然なにを言い出すんだ、コイツは?………まさか!
また昨日みたいに、あやねの別人格が現れたのか?

「ほらぁ…パンツを脱いで…よぃ〜しょっ!」
「ちょっ!?待てって!」

「なぁ〜に?…お兄ちゃんは、精子出したいんでしょ?」
「えっ?!…いやぁ…まぁ…はい」

「ホントに手が掛かる子だわぁ、お兄ちゃんってば…
困ったちゃん、なんだからぁ」

昨日とは違う人格みたいだなぁ…。
あやねの中には、あと何人の人格が住んでいるのだろうか?

…でも抜いて貰えるなら、どの人格でも良いか
本体はあやねなんだし。

「おはよう、ちんちん!今日も元気だねっ…チュゥゥゥ…ジュッ…ジュゥ」

そうだった、昨日のからあやねの手コキはバージョンアップして
吸うとゆうオプションが付いたんだったな。

これを更に上手いことバージョンアップすれば、フェラチオの完成かぁ…。
今後どのように誘導して、あやねにしゃぶるを追加させるか研究せねばなっ!

「チュプチュプチュプ゚……う〜ん?」

あやねは吸い付いた裏筋から唇を放し、首を傾げて何かを考え始めた。
カリ首をニチャニチャと擦りながら、ジィ〜っと何かを考え続けている。

「……どうした?」

「ちんちんって……舐めても気持ちいいじゃないかな?」
「どっ!?どうかな……舐めてくれたら、分かるかも」

「そうだねっ……ぺぇ〜ちょっ!…ペチョペチョペチョ…ジュルッ!…どうかなぁ?」
「良いんじゃないかなぁ…」

「やっぱりねっ!思った通りだぁ」

隠しオプション、舐めるが追加されたぁ〜!!!
そうだよ!くわえる前に、舐めるだよな。
オレとしたことが、うっかりしてた……勉強になりました、あやねさん。

「じゃあ続けるねっ!……ペチョペチョ…チュッチュッ…ジュゥジュゥジュゥ」

もう舐めたり吸ったで、オレの頭の中はグチャグチャだぁ〜!!!

先を固く尖らせた小さな舌が、チロチロ舐めてると思えば
次は柔らかな唇が吸い付いて刺激しやがるぅ〜!

もうダメだ……頭が回んねぇ。

「…うっ!」
「ふぇ?…うぁっ!!!精子が出て来たぁ〜!」

「はぁ……気持ちいい」

「うわぁ〜!!…えっとぉ、えっとぉ…」

焦りまくるあやねを後目に、オレは遠慮無くぶちまけた。

どうしようも無いあやねは、亀頭を握って精子が飛び散らないように必死な様子。
でもオレは亀頭を握られ気持ちいいなぁと、脳天気に
心行くまで射精と言う名の快楽に溺れたのだった。

「……コレ、どうすれば良いの?」
「スミマセン……宜しかったら、そのままチンコ離さないで
風呂場へ付いてきて貰えますか?」

「…はい」

朝一からすこぶる機嫌を損ねられた姫の為に、朝食は豪華せねばと
風呂場であやねにチンコを洗って貰いながら、心に誓う。

朝食とは思えない高カロリーな料理を食卓に並べると、案の定
姫の機嫌は急上昇で快方へと向かい、爺もホッと一安心でございます。

朝食を済ませると姫は現在の職務である、夏休みの宿題に直ぐ取り掛かられ
爺は片付けや洗濯するようにと仰せつかった。

「なぁ、どっか出掛けようぜ」

「ダメだよぉ〜、お兄ちゃん忘れたのぉ?」
「何を?」

「あやねは宿題終わらせるまで、ドコにも行かないって言ったでしょっ!」

家事を済ませて居間に向かうと、あやねは真剣な表情で宿題を片付けていた。
暇を持て余しているオレは、遊びに行こうと誘ってみるが
あやねの一度決めたことは、最後までやり遂げるとゆう
立派な意志の前に、粉砕されかけている。

「昨日は出掛けたじゃないかぁ〜」

「アレは特別なのぉ!…絶対にあやねは出掛けないよ」

そんなこと言われても、オレは家政婦じゃないんだから
家事ばっかりやっててもヒマなんだよっ!

……こうなったら早く宿題を終わらせるしか、遊びに出掛ける方法は無いな。

「オレにも宿題、手伝わせろよ」
「こんなのあやね1人で十分だよぉ…」

「そんなこと言わずにさぁ…なっ?オレにも手伝わせてくれよぉ〜」

「…そんなにお願いするなら、別に良いけど」

了解をいただきさえすれば、後は馬車馬のごとく片っ端から片付けるだけさ
社会人の力を嘗めるなよー!!!

「こんなの、ズルしてるみたいで嫌だよぉ…」
「ごちゃごちゃゆうな、さっさと写せ」

直接書くとバレバレなので、オレがノートに答えを書いてあやねが写す。
この完全な分業制で、時間の無駄もバッチリ省ける。

いちいち難しい所を教えるまで、ジッと待機なんて出来るかってんだ。

「あっ、電話だよ」
「放って置け、用事があるなら携帯にかかって来るから」

ワンコールで留守電に変わる、我が家の電話からは
控え目に話すとばかり思っていた少女が、歓喜の声をスピーカーから響かせた。

「アァァ!!紗奈ちゃんだぁ!」

「早く取れ、切られちまうぞ」
「うんっ!」

バタバタ電話に駆け寄って、受話器を掴んだあやねは
相手の鼓膜が心配になるくらい、デカイ声で話し始めた。

「うん!うん!ホント〜!!!じゃあ今から行くよぉ……
えっ、大丈夫だよぉ〜……うん、一応ねっ」

「お兄ちゃ〜ん、今から迎えに行けるでしょ?」

主語が抜けてんぞ!!!……まぁ、大体予想はつくが。

「紗奈ちゃんの家にか?」
「うん、お母さんが一回お兄ちゃんに会いたいんだって」

「いいぞ、えぇっと…今が11時半かぁ…
それなら2時半に行きますって、伝えてくれ」

おそらく娘を泊まりに行かせても大丈夫か、オレを品定めする気なんだろうな。
まああやねが居るとは言え、いきなり独身30男の家に泊まりに行きたいと
小学生の娘に言われたら、母親としては当然の事だ。

でもまあ……よくオレに会う気になったなぁ、てっきりダメの一言で済ますと思ってたんだが。

「紗奈ちゃんがお泊まりに来る楽しみ、だってさぁ
あとお兄ちゃんに、よろしくお願いしますって言ってたよ」

多分その話はお流れになると思うぞ、あやね。
無職でオッサンのロリコ…少女趣味は見た目じゃ分かんねぇよな。

とにかく!喜んでいるあやねには申し訳ないが、紗奈ちゃんは泊まりに来れないと思うぞ。

「じゃあ、準備して出掛けるか」
「オッス!」

近所で農家をやってる爺さん婆さん達が作った物を持ち込む、直売所に寄り
日持ちしそうな蜂蜜と干し椎茸を手土産にと買い物カゴの中に入れる。
あとオレ達の昼食に、美味そうに見える押し寿司とおはぎを追加して
一路あやねの地元へと出発した。

「ハイっ、ア〜ンしてっ!」
「…旨いなぁ、この押し寿司」

「でしょ!おはぎも美味しいよ」

酢飯とアンコを一緒食べて、ホントに旨いか?……って違う!
今は万が一の為に、一言あやねに注意しとかなくちゃな。

「もし、紗奈ちゃんが家に来ることになっても
チンチンやオッパイのことは、絶対に秘密だからな」

「分かってるよぉ〜、あんなこと言える訳ないじゃん…恥ずかしくて」

良かったぁ……あやねにも羞恥心と言うか、乙女心がちゃんと備わっていたんだな。

「でも…朝からお兄ちゃんに触って貰えないのは、ちょっと寂しいなぁ…」
「オレもだよ……けど、もし紗奈ちゃんが泊まりに来ることになったら
今まで以上に仲良くなれんだからさ」

「そうだねっ…ハイ、ア〜ンしてっ!次はおはぎだよっ」

「それは…遠慮しとくよ、運転中だし……残りは全部、あやねが食べて良いぞ」

途中で紗奈ちゃんの住所を電話で聞き、ナビへ入力。
紗奈ちゃんの家に到着したのは、約束した午後2時半を5分程過ぎた頃だった。

それにしても…あやねっ!
家の場所を知らないのに、簡単に迎えに行くとか言うなっ!!!

「……でけぇマンションだなぁ」

立派な造りのマンションを見て、ちょっと中に入ることに気後れしたが
大きなガラスの自動ドアを一枚潜り、次の扉の横に備えられた
インターフォンに部屋番号を入力した。

呼び出し音が鳴ると、直ぐにスピーカーから若い女性の声が聞こえ
エントランで待っていてくれと告げられる。

正直オレは、エントランの付いたマンションなんて入るのは初めてだ。
場所の雰囲気にも呑まれてるし、紗奈ちゃんの母親が
どんな人物かと、気になって落ち着けない。

緊張の余り来客用の椅子にも座れずに、落ち着かない体とは対照的に
目線はエレベーターの回数表示を凝視してしまう。

「お待たせしましたぁ〜」

エレベーターから現れたのは、身体のラインを強調するような
ピチッとしたTシャツとデニムを見事に着こなす、美しい女性と
その後ろには大きなバッグを持った、紗奈ちゃんが居た。

「遠いところをわざわざ迎えに来て貰って、本当にすみませんねぇ」

笑顔の似合うこの女性は、見た目オレと同い年くらいに映るが
多分オレより5つ位は上なんだろうな。

昔は55才の女を30代後半と間違えたぐらい、オレは女の歳を当てるのが苦手だ。
友人に言ったら、見た目プラス5才加えたくらいで見れば
女の実年齢は正解だと言われて、今はそれを実践している。

「コレ、つまらない物ですが」
「あらっ!すみませぇ〜ん、こっちがお世話になるのに」

…この人、紗奈ちゃんをオレに預ける気なのか?

「あの…娘さんを?」

「ちょっと……向こうに行きましょっ!」
「えっ!?ちょっと」

紗奈ちゃんの母親は、ニコッと悪戯な微笑みを見せた途端
急にオレの手を引いて、エントランの端へと引っ張って行く。

横目に見える大きな胸はブルブル揺れて、最近は発育途中の胸ばかり見ていた俺には目に毒だ。
それにローライズを履く大きなお尻からは、少し尾てい骨の辺りが見えて刺激が強すぎる。

「初めてなのよっ!!」

やっと止まってくれたと思ったら、今度は喜びの笑顔を見せながら
正面に回り、オレの両腕を掴んで熱く語り出した。

「ハイっ?…何がですか?」

「紗奈が私に、あんな一生懸命お願いして来たのっ!!!」

興奮余りオレを掴んだ手をガクガク揺らし、胸元の緩いTシャツからは
一緒に大きなオッパイがブルブル揺れるのが見えている。

「はぁ…」

白地に淡い紫のレースをあしらった、久しぶりに見た大人のブラ。
突き出た乳は、ブラカップの継ぎ目を肌から浮かせ
深い谷間を作っている。

「だから嬉しくってぇ……普段はあの子、ちっともおねだりとかしないのよ」

少し俯き加減に身体を倒すと、胸も一緒に垂れ下がりブルンブルン左右に揺れていた。

「…そうなんですか」

「それなのに、あやねちゃんが誘ってくれたから
どうしても泊まりに行きたいって、頼んで来たのぉ〜!!」

何故かオレの胸に飛び込んで、2人の距離を0にした紗奈ちゃんの母親。
密着されて分かった、このブラはパットが入って無い。
だからあんなに乳が揺れてたのか…。
それに目の前では巨乳がオレの体に押し潰されて、ブラから肉がはみ出しているからな。

悪い人じゃなさそうだけど……ちょっとぶっ飛んだ感じの人だ。
それにこの人は、ちゃんと我が家の環境を理解してんのか?

「紗奈ちゃんから聞いてると思いますが、オレは一人暮らしの独身男ですよ」
「らしいわねっ」

「本当に良いですか?大切な娘さんを、オレの家なんかに泊まりに行かせて」

「それもそうねぇ…」

やっぱりこの人は喜びの余り浮かれて、何も考えて無かったみたいだな。

「大丈夫よぉ〜。あなたなら紗奈を預けても、心配ないっ!」

「あのっ……良かったら、その根拠を聞かせて貰えますか?」

「私は夜の女よっ!…男を見る目には、自信が有るの」

いいえ、あなたの目は節穴です。
オレはロリコンなんですから。

「だから、紗奈のこと宜しくお願いね。あとコレ、食費とかに使って」

「別にそんなのいいですよ」
「良いからっ取っといてっ!」

「…分かりました、確かに。じゃあ、娘さんをお預かりします」
「宜しくねぇ」

「あぁ!心配でしょうから、毎日必ず一回は紗奈ちゃんに電話させますんで」
「流石は私が見込んだ男っ!気が利くわね」

正直、身体以外は苦手なタイプだな…この人。

「それじゃ、気をつけてねぇ〜」

この軽いノリのお母さんは、周りなど気にせず
ガンガンオレたちに手を振り見送ってくれた。

「お兄さん、お世話になります」

「そんな堅苦しい挨拶なんて要らないよ、こちらこそ宜しくね」

「ハイっ、あやねちゃんも宜しくね」
「うん!!…でも紗奈ちゃんバック大きいねぇ〜」
「アァァァ!!!!」

「なにぃ!?…どうしたの、お兄ちゃん?」

一番肝心なこと聞いてなかったよ…。

「紗奈ちゃんは……何日泊まるのかな?」

「1週間の予定ですけど……もしかしてお母さん、言うの忘れてましたか?
……もし迷惑なら」

「そんなことないっ!!!!そんなことないよぉ〜、なぁ、あやねっ!」

「うん!!大歓迎だよぉ、べりーうぇるかむだよっ!」
「スゲェな、あやね!英語じゃないかぁ〜」


確かに直訳したら『とても歓迎します』って、もっともらしく聞こえるが
多分間違ってると思うぞ、veryの使い方。

「でしょ〜!!あやね英会話習ってたんだぁ……1ヶ月で止めちゃたけど」
「ははは…そうか…とにかく、紗奈ちゃんのことは大歓迎だから」
「そのとぉ〜り!!」

「ありがとうございます…凄く…楽しみです」


紗奈ちゃんみたいな大人っぽい子と一緒に過ごせるのは、本当に嬉しく思えるん事なんだけど
これから一週間はあやねの身体も触れないし、手コキも無しかぁ…。

でも2人の少女に囲まれた、夢のような生活も始まるんだよなぁ…。

スッゲェ複雑な気分だ。






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