LIVEALIVE 多夫編
シチュエーション


まったく、どうしてこんな事になっちまったんだい。

『クンクンクンクンクンクンクンクン・・・・(・∀・)!』

こ、こらポゴ!そんな、稽古着に顔突っ込んで匂いを嗅ぐんじゃないよ!!
ここんところくに水浴びもしてないってのに……
ああもう、なんだいその甘えきった顔は!
原始人だけに、ちっとぐらい匂いのきつい方が好みなのか?

『そうそう。男にとって匂いってのは案外大事なんだぜ!』

アキラ…勝手に人の心を読むんじゃないよ。
というか、妙子さんのパンツを頭に装備するのはいい加減にやめな。

『白……でござるか。いやこれは意外』

お…おぼろ丸!あんたいつの間にあたいの真下に潜り込んだんだい!
ネコけり!竜虎両破腕!!
ちっ…相変わらず逃げ足だけは速いね…。

『お前達…その辺りにしておけ……今は仲違いをしている場合ではないだろう……』

さすがサンダウン、いい事言うね。惚れちまいそうだよ。
……ポンチョから女物のシミーズが見え隠れしてなきゃね!!
全く、とんだムッツリ保安官だよ。
隣で気持ちよく全裸になってフル勃起させてる奴のほうがよっぽどマシだ。

『レイ俺だ!セックスしてくれ!!』

知性の欠片もないストレートな告白。こいつらしいね。
そんなんだからゴリラ以下の知能なんだよ。
同じ徒手空拳ってことで稽古相手としちゃ最高なんだが、
こいつとの交わりほど退屈なもんはない。
何しろ猿みたいに、ただ突っ込んで動かすだけだからね…。

『心拍数 上 昇。脈 ニ 乱 レ ア リ』

ああキューブ、心配してくれてるのかい?可愛い奴だね。
あたいなら大丈夫さ、男所帯にゃあ慣れてるんだ。
ただこうも癖のある連中に毎日熱を上げられちゃあ、女として変な気持ちになっちまうね。
あたいみたいな強面のどこがいいんだか…

ああ、待ちなポゴ、そんな無理矢理突っ込むんじゃない、あんたのはいきなりじゃ痛いんだ…。
っ!アキラ、なに超能力で腕を拘束してんだい、後で覚えときなよ!!!
うぇ、く、口にまで……苦い、くるしい……


くっそぉ、どうして…こうなっちまったんだい、おっしょーさぁあん!!!!






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