落し穴
番外編


「うわっ!」

「ってぇ…」


「あー…落し穴だ。古典的すぎて想定外でした。瀬文さーん大丈夫ですかー」

「…なわけないだろ」

「ですよねー。しかし元SITがこんな罠に…ぷぷwウケる」

「…早く引き上げろ」

「この深さですし、片手じゃ踏張れません。私まで道連れになります」

「…ならロープを持って来い」

「あいにく片腕しか使えないのでロープを持ってきた所で引き上げられませんし、どこかの柱に括り付けるのも無理です。」

「………。」

「助けてほしいですか?ねぇねぇねぇ☆」

「…人を呼べ。」

「…わかりました。……もしもし陽太?…うん。なんかさー瀬文さんが落とし穴に落ちちゃってさぁ……そー!アハハ!元SITの癖に!!まじウケるよねー」


その後、持ち前の気合いを使って自力ではい上がる瀬文さん






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