三宅麗華
○○○×ミザリィ


とある地方都市のとある住宅街の一角に一軒のオカルトショップがある。
絶世の美女と評判の店主の名を捩って「美沙里」という名の看板が掲げられた店舗の地下室では、部屋の中
央にひとつ置かれた椅子の上で、店主であり、アウターゾーンのストーカー(案内人)でもある無敵のヒロ
イン、ミザリィが全裸で悶えていた。

「フフ、いい格好ね」

ミザリィの痴態を観賞しながら冷たい笑みを浮かべるのは、第50話「契約」でアウターゾーンのアイテム
を不用意に使った代償として悪魔に魂を奪われ、風呂場で全裸で死亡したはずの三宅麗華である。
地獄の最下層に連行され、悪魔たちの性奴隷として奉仕を強いられていた麗華は、不屈の執念と悪魔相手に
磨いた性技で地獄の侯爵マルコキアスの寵愛を受け、悪魔の力を身につけた性義のダークヒーロー<デビル
マンレディー麗華>として復活を果たしたのだ。
人間界に舞い戻った麗華は早速ミザリィを捕獲すると地獄のアイテムを使ってアウターゾーンの不思議パ
ワーを封じてしまう。
そして人間に用いれば一口で精神が崩壊するという淫魔の毒から精製した媚薬を、裸に剥いて革ベルトで緊
縛したミザリィの穴という穴からたっぷりと注ぎ込み、三日三晩ぶっ通しの拘束淫具責めで嬲り抜いていた
のだった。

「あ…あぁ!…あああぁあ……ッ!」

ムチ打ち、ロウソク、木馬責め。
一時の休息も無い快楽地獄に数え切れないほどの絶頂を向かえ、それでも収まらぬ身体の疼きに汗と涙と淫
水に塗れた裸身をくねらせ、獣のようによがり狂うミザリィ。

「次はコレで可愛がってあげる」

グロス仕上げの黒のボンデージに身を包んだ麗華は腰をかがめ、足元に置かれた壷の中からカニとクモとサ
ソリを掛け合わせたような奇怪な生き物を取り出す。
それは地獄の魔物の中でも女性に対する性的な拷問に特化した、獄淫蟲と呼ばれる生き物であった。

「フフ、どこまで耐えられるかしらね?」

麗華の手を離れた獄淫蟲は細いが強靭な脚を伸ばし、セクシーにくびれたミザリィの柳腰をがっちりと捕ま
えた。
そして全身から分泌する滑りをよくする粘液とパワフルな動きで、むっちりしたミザリィのヒップと椅子の
間に外骨格特有の節くれだった体を割り込ませると、ジュラ紀の角竜のようにゴツいスパイクを突出させた
円錐形の頭部を性器に突き入れ、同時に太く、長い蛇腹関節を持つ尻尾を、ミザリィの菊門に捻じ込んだ。

「あくうっ、あお、んああああっ!」

子宮と直腸から耐え難い肉の快感が押し寄せてきて、脳が処理できる容量の限界点をあっさりと突破してし
まう。

「ダメよっ、抜いて――抜いてくださいッ!!ああああ……!当たってるッ、奥で……あああんっ、硬いの
が当たってるッ!!」

ウエーブのかかった長髪を振り乱し、男の目を魅了しないではおかない美巨乳をぶるんぶるんと躍らせて、
あられもない声で泣き叫ぶミザリィ。

「ほおっ!ふおおおうっ!止めて、これ以上はもうおおおおお!」

ミザリィの悶えぶりを満足そうに眺めつつ、麗子は両目を細めて微笑んだ。
ヒールの高いブーツを履いて、ツカツカとミザリィの周りを巡り、手にしたムチをヒュンヒュンと鳴らしな
がら、隠しきれない喜びに冷たい美貌を綻ばせている。

「ほら、こうすると堪らないでしょう?」

麗華の指が、ミザリィのクリトリスを抓んで淫靡な動きをみせた。

「こッほぉぉぉぉぉおおおおおッッ!!」

ビンビンに勃起した淫核をセンズリされ、たまらずオルガスムスの高みに突入するミザリィ。

「はああああ、おおおおおううっ!イク!また、またイッちゃうううっ!」

秘唇を豪快に抉る蟲の頭部の周囲から、半透明のネバつく愛液がどっと噴出してびしゃびしゃと床に降り注
ぐ。
椅子の下に出来た淫水溜りは乾く間もなく次々と追加が注がれるため、直径2メートルものサイズになって
いる。
溺死するほど大量の快感に煩悶するミザリィの痴態を、麗華は氷の微笑を浮かべて満足気に見守る。

(こんな奴の目の前で、くやしい!でも……)

悔しくてたまらないのに、ミザリィの身体は止めようも無く愉悦に蝕まれている。
更なる悦楽を求め、無意識のうちに鼻を鳴らし、腰をくねらせてしまう。

「イヤらしい…あれだけイッてまだイキ足りないの?」

甘い吐息を漏らしながら腰を浮かせ、尻を振りたてるミザリィに向かってムチを振り上げる麗華。

「卑しいメス豚にはお仕置きよッ!」

ムチがミザリィのデルタゾーンに収まった獄淫蟲の甲羅を打つと、蟲は最終コーナーでムチが入った競走馬
のようにギアを一段階あげてピストンする。

「はぁウッ―――――!!」

革ベルトを引き千切るような勢いで悶え狂うミザリィ。
白目を剥いて魔淫のアクメに突入したエルフ耳の美女は汗まみれのボディを引き攣らせ、淫らなリズムで腰
を揺らし、自らの内股と椅子の上にたっぷりと蜜を垂れ流す。

「今度はこうよ!ほら、お啼きなさい!」

二度、三度と、ムチが陰部を強打する。

「ひぎぃぃッ!!ヒぐおぉっ!お…ほぉおおォォォォッッ!!」

官能の狂炎に包まれ、甲高い嬌声をあげながら、ミザリィはいつまでもいつまでも達し続けるのだった。








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