直樹
○○○×ミザリィ


午後5時半。
夕闇迫る繁華街を俺は闊歩していた。
傍らには一人・・いや、一匹のペットを連れて。

「ん・・・・・んふぅ・・・・・・・・ ・・・・・」

そのペットは甘い喘ぎ声を漏らしながら首にかけた鎖を引っ張られ、俺の後を随従している。
いや、ペットって言い方もおかしいか。こいつは俺にとって愛玩の対象というよりむしろ奴隷、家畜・・・・
いや、ただの一所有物。“物”といった方がいい。

「ねえママ・・・・あれなぁに?」

3歳ぐらいの幼子が俺の玩具を指差して無邪気な好奇心を向けた。

「しっ・・・・見ちゃいけません!」

母親はそれを見るやギョッとした表情を浮かべ、娘の視界を遮るとまるで汚い物でも見るかの様にそそくさと
目を逸らした。道行く人々も好奇と好色の目で、見てはいけないと思いつつ俺達の方を見入っていた。
腰より長く伸ばした流れるようなウェーブのかかった髪。エメラルドの様な輝きを持つ深い緑色のそれは染料
で染めたものとは違い見るものを夢心地にさせる神々しい自然の美しさだ。
背はすらりと高く、手足はすらりと長い。豊満だが形のいい乳房は内側からはちきれんばかりにたわわに実り
引き締まったウエスト、水密桃のようなおしり。
豊艶且つ均整の取れたプロポーションは世界中のどんなトップモデルにも適わないだろう。
そしてその美貌たるや・・・・まるで美の女神が地上へ降りてきたかの様だ。
美しく筋の通った鼻や野苺のような唇。象牙色の肌。年齢は判らないがおそらく20代後半か。
切れ長で美しい瞳は片方が髪に隠れ、それが一種独特の神秘的な美しさを醸し出している。
そしてその全身から発せられる濃厚なフェロモンたるや劣情をかき立てられない男はいないだろう。

この極上の美女が、今は俺の玩具になっている・・・・・・・・
素っ裸にされた身体には見事なプロポーションを強調するかのように、全身に荒縄が亀甲縛りにくい込み、
特に鬱血するくらいにきつく絞められた乳房が円錐にゆがみ、凶器のように前に突き出していた。
その頂点ではとんがった乳首にピアスが嵌められ、そこから結わえられた小さな鈴が歩く度に「チリンチリン」
と揺れて、乳首をさいなめると同時に周囲にその存在をアピールする。

股間の最も敏感な部分に宛がうよう結び目の団子を作り、締め上げる。膣にはローターとバイブを同時に挿れ
もちろん電源はMAXにして入れたままだ。お尻からはアナルビーズが尻尾のように垂れ下がっていた。もしこの
アナルビーズを地に着けるような事があればお仕置きだと俺は事前に言いわたしている。
口にはギャグボールが噛ませられてそこからヨダレをだらしなく垂らし、首に犬の首輪。その首輪から繋がれ
ている鎖を引っ張られて繁華街を歩かされているのだ。
目隠しをされているが大勢の人の気配は分る。見えない恐怖がなまじ見えているより羞恥を煽る。
夕暮れの繁華街は買い物に出かけた主婦や、帰宅途中の学生、サラリーマンでごった返している。
道筋の一方に進む人々と、それとは真逆の方向で二列になっている人波のちょうど真ん中で俺はその一つの
玩具を連れて歩いている。

「ん・・・・・・んぐんっぐぅぅ〜〜・・・・・・」

ギャグボールを噛ませられた唇から声にならない喘ぎが漏れる。
本来ならローターとバイブによる相乗効果は歩く事はおろか立つ事すら儘ならない振動なのだ。
歩いた道筋を記すかのように愛液が転々と零れ落ち、鈴の音が鳴り響いた。
沈魚落雁とは正にこの事だ。俺達の歩く道をまるで海を割ったモーゼの如く人波が裂けていった。
ヨチヨチと歩く女に少々業を煮やした俺は、不意に荒々しく繋いでいる鎖を引っ張った。

「ふぐぅっ!!」

バランスを崩した女は前のめりに転倒し、強かに胸を打った。後ろ手に縛られている為受身を取る事が出来ない
のだ。石畳に倒れ込む女の尻を蹴り上げ俺は言った。

「さっさと歩け!!この牝ブタめ・・・!!」

そして俺は女のバイブが嵌められた股間に足を当てると、そのまま体重をかけてグリグリとねじ込んでやった。

「んぅっぐぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!んぐぐぐぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

子宮の壁にローターとバイブがめり込み、凶悪なまでの振動が全身を駆け抜ける。
その衝撃はオーガスムスなんて甘っちょろいものではない。身体がバラバラになり、神経が焼き切れる感覚だ。

「んブッ・・・・ んッ・・・・んぶっぶぅぅ〜・・・・・・」

その仕置きから開放される為、女は声にならない声で必死になって許しを請う。その姿は文字通り牝ブタそのものだ。

俺の名は直樹。
つい一月程前までは女も抱いた事のない初心な男子高校生だった。
そして今俺の足元に這い蹲るこの女こそ、俺が憧れ思い焦がれていた女神、ミザリィ・ストーカーの成れの果て
の姿なのだ。

繁華街を歩ききった所に地元では結構な大きさの駅がある。
待ち合わせスポットとしても有名で、6つの電鉄が交差するこの駅は夕暮れともなると帰宅ラッシュの時間とな
り、電車が来るたびに箱詰めにされた夥しい人々による人波が出来る。

「・・・・・・・・この辺でいいか」

駅の出入り口近くにスペインの彫刻家が造ったとかいう奇妙なブロンズ像があり、この町のちょっとした名物に
なっている。俺はこの駅で一番目立つこの場所にミザリィを止まらせると、人波に向かって尻を突き出させて
そこから垂れるアナルビーズをゆっくりと抜いた。

「ぐ・・・・・ぐぅぅっ・・・・・・・」

ビーズが一つ一つミザリィの中から引き抜かれる度に、肛門の穴が大きく引き伸ばされ、括約筋を刺激する。
一気に引き抜いてしまって肛門をズタズタにするのも面白いが今はしない。
この前やってやった時はお産みたいにケツの穴からだくだくと血を流して大笑したけどな。
全てのアナルビーズを引き抜いた後で俺はナイフを取り出すと、全身にくい込む荒縄の股間の部分に滑り込ませ
て切断し、縄で固く結んで固定していたバイブを引き出すと膣の中に指を入れてローターを取り出してやった。
小一時間ミザリィの中で暴れまわっていたそれは、既に愛液にドロドロにまみれ臭気を放っていた。
俺はバイブとローターを床に捨てると、最後にミザリィの後ろ手に縛られている縄をナイフで切断した。
これでミザリィの両手の縛めは解かれたが、これでミザリィがほんの少しでも自由になったわけではない。
服従という名の鎖は、この女のもっと心の奥底の精神の根幹にあたる部分を雁字搦めに縛り、骨の髄まで奴隷と
しての習性が沁みついているのだ。
それはブロイラーが檻を開けても逃げ出さないのと同じ、家畜の究極形とも言えた。
俺はナイフをしまうと代わりに鞄の中から細長い、棒状になった鞭を取り出した。人間に使うというより、牛や
馬に言う事を聞かせる為に使う物だ。

 ピシィッ!!

俺はミザリィの足元でその鞭を一度派手に鳴らしてやった。
ビクッとミザリィの身体が恐怖に震える。条件反射というヤツだ。
俺はこの鞭に反応するよう、徹底的にミザリィを仕込んでやったのだ。

「しゃがめ」

 ピシィッ!! 
 
 俺はミザリィの足元の床を激しく打ち鳴らした。
俺の命令に反応し、コクリと小さく頷くとミザリィはブロンズ像の前にしゃがみ込んだ。

 ピシッ パシッ

俺はミザリィの内股を軽く打つと、新たな命令を下した。

「爪先で立って股を開け」

従順な家畜は云われるがままに、少し恥らいながら股を大きく開くとつま先を立てる。
女性が排尿をするあのポーズだ。

ビシィッッッ!!!!!

無意識に股間を隠そうと伸ばした手を、俺は思いっ切り引っ叩いた。

「バカヤロウ!!手で隠すヤツがあるか、両手は後ろだ!!」

ミザリィは真っ赤にはれた手を少しさすると、腕を後ろに回して臀部の辺りで両手を組んだ。

「腰が曲がってるぞ腰が!」

 ビシッ! バシッ!

俺は姿勢が前屈みにならないように背中を打ちつけ、ミザリィの背筋をぴんと伸ばしてやった。
するとミザリィの形の良い乳房から、引き締まったおなかを立て筋に走る臍。そして女として最も隠しておきた
い恥丘や排泄器官さえも露にさせる。下腹部の翳りは面白半分に剃り落とされていた。
いつしか俺達の周りにはこの世にも淫猥なショーを見物する人だかりが出来ていた。

「顔を上げろ!」

 パシ!

俺はミザリィの顎を軽く打つと、俯いている面差しを上に向け、観客とって最も美しく見える角度へと調整して
やった。そして頃合を見計らって目隠しを取りギャクボールを外した。

「オオオッ・・・」

観衆がどよめいた。

それほどまでに、素顔をさらけ出したミザリィは息を呑む美しさだったのだ。
と同時に、ミザリィの目に飛び込んできたのは、100人近くの人々による好奇の視線だった。
羞恥に美貌を歪ませつつも、主人の命令には絶対服従する憐れな牝奴隷は排尿のポーズのまま次の命令を待った。

「両ヒダを広げてクリトリスを見せろ。ギャラリーによーく見えるようにな」

ミザリィはおずおずと秘部に手を伸ばすと、ピンク色の肉壁をゆっくりと開いて、その上奥にある赤い突起を観
衆の前に見せつけた。
俺はウキウキと心を弾ませながら次の命令を出す。

「よーし、つぎはそのままマンズリをこけ!うんと下品に、みっともなく!」

 ビシィッ!!!

俺は景気付けにミザリィの背中を一発思いっ切り鞭打ってやった。






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