真兄ちゃま×由衣子
番外編


真一は押売交響楽団客演の為パリから三善の家に戻って来ていた。

トントン……。

「どうぞ……」

部屋のドアがノックされたため、真一は返事をしながら体をそちらに向けた。

「真兄ちゃまっ。ちょっといい?」

入ってきたのは従妹の由衣子だった。
小学五年生の十一歳で、なかなかの美少女であり、最近になって髪をポニーテールにしているのが可愛らしい。

「いいよ」

真一が答えると、由衣子は嬉しそうにニッコリ微笑みながら跳ねる様な動きで近づいてきた。

「あのねぇ……そのぉ……由衣子のお部屋で、一緒に映画観たいなぁって……」

両手を後ろで組み、上半身を前に傾けながら上目遣いで見上げてくる。

「映画か……うん、よし観よう」

本当は指揮の勉強をしたかったが、由衣子の誘いに比べれば大した事ではなかった。
何しろ真一は、由衣子が可愛くて仕方がなくなっていたからである。

「やったぁ♪ 真兄ちゃま大好きぃっ」

由衣子は嬉しそうに抱きついてくる。
こういった行為が、真一が由衣子に対して甘くなっている原因の一つだった。

真一は嬉しげにはしゃぐ由衣子に手を引かれ、自分の部屋を出た。

「じゃ、ここに座ってっ。すぐ始まるからねぇ」

由衣子の部屋に行くと、真一はベッドに座る様に促された。

目の前にはテレビが置いてあり、DVDプレイヤーらしきものがある。
その傍で機器を操作している由衣子を見つめながら、真一は部屋に漂う香りに少々鼓動を早めていた。
女の子の部屋であるためか、甘ったるい香りが鼻腔を刺激していたのだ。

「始まるよぉ〜〜。私ここねぇっ」

由衣子はベッドに近づいてくると目の前に腰を下ろした。
そこは真一の開いた両脚の間であり、可愛らしい尻が股間に触れているのが感じられ動揺してしまう。

「お、おい……何でここに座るんだ?」
「え〜〜? いいでしょぉ? 由衣子、真兄ちゃまとくっついて映画観たいのぉ」

可愛らしくおねだりされると何も言えなくなってしまう。

「しょうがないな……」
「わっ、やったぁ♪ だから真兄ちゃま大好きぃっ」

胸に細い腕を絡みつかせ、子猫の様に頬擦りしてくるのに心臓がドクンと跳ね上がる。
幼いとはいえ、すでに第二次性徴を見せ始めている由衣子の体は、肉欲を湧き上がらせるのに十分な魅力を持っていたからだ。
その証拠に股間の一物が少し硬くなっている。

「ほら、映画が始まるぞ。黙って観ような」

内心の動揺を隠しつつ、何とか意識をそらそうと思いながらテレビ画面に視線を向ける。

「うんっ。でもこうしてていいでしょ?」

真一の理性にとっては拷問とも言える事を無邪気に口にしながら、由衣子は振り返ってクリクリとした瞳で見つめてきた。

「ああ……いいよ……」

肉欲に呼吸を荒くしながら、理性を叱咤して答える。

「ありがと、真兄ちゃまっ」

嬉しそうに微笑む由衣子の可愛らしい顔に理性の壁が壊れかかるが、それを何とか建て直し、
さらに意識をそらそうと映画に集中しようとする。

(って……おいこれ……)

ところが始まった映画を見た瞬間、真一は激しく動揺してしまった。
何しろいきなりベッドシーンが展開されているのだ。
女優の見事な裸体が画面に現れ、その豊かな乳房がブルンと揺れるのに息を呑む。
裸で男女が絡み合い、ねちっこいキスが繰り返される様子に真一の一物はギンギンに硬くなった。
ただでさえ興奮していた肉欲が限界まで膨れ上がる。
真一は鼻息を荒くしながら、それでも何とか意識をそらそうと画面から視線を外した。

だが色っぽい喘ぎ声が容赦なく耳に響き、再び画面を見つめてしまう。

(ちょ……なんでこんなにエッチなんだよ……ポルノじゃないにしても、子供が見るには際ど過ぎるぞ……)

そうしているうちに、真一は自分の手がいつの間にか由衣子の股間の位置に来ているのに気が付いた。
興奮のあまり動いてしまったのだろう。
ミニスカートであるため、もう少し動かせば由衣子の大事な部分に触れてしまいそうだった。

(ま、まずい……誤解されたら大変だ……)

いくら興奮しているとはいえ、さすがに幼い従妹を襲うほど理性を無くしている訳ではない。
一気に覚めた肉欲に、今度は焦りで息を荒くしながら、真一は慌てて、しかし気が付かれぬ様、ゆっくりと手を移動させた。

(え……?)

ところがどういう事なのか、由衣子の手が真一の腕を掴み、股間の辺りに近づけてくる。

(由衣子……?)

驚いて見ると、由衣子は特に意識している様子もなく画面を注視している。
どうやら無意識のうちに動かしているらしい。
何しろ強烈なベッドシーンだ。
興奮してそうしてしまっていても不思議ではなかった。
実際真一も同じ様にしていたのだから。
だが力を込めて振り払えないせいか、ついに指先が由衣子の大切な部分に触れてしまった。
そこは温かく、驚いたことに少し濡れていた。
由衣子ももう十一歳。
こういうセックスシーンを見ていれば濡れるのも当然なのかも知れない。
そしてそれは、己の触れている少女の肉体が女であるという認識を真一に持たせた。
認識は肉欲を誘い、肉棒がグンっと力を増す。
大きくなった肉棒は由衣子の幼い尻に触れ、心地良い快感を伝えてくる。

無性に由衣子を抱きたい衝動が湧き起こってくる。
幼いながらも女の肉体を背後から抱える様にし、指先はその秘所に触れているのだ。
しかも由衣子は余裕のある服を着ているせいか、上から覗き込むとプックリと膨らんだ胸と小さな乳首が見える。

(綺麗だ……乳首がピンクで……可愛い……)

胸が膨らんでいることは知ってはいたが、こうして実際に生で見るとたまらないものがあった。
大人の女性と違うその慎ましい膨らみと、幼さを感じさせる桜色の乳首は、真一の中の嗜虐心をそそり、肉欲を激しく高めた。

「ゆ……」

呼びかけようとして口をつぐむ。

由衣子の呼吸がハァハァと荒くなり、顔も上気してボンヤリとした表情を浮かべているのに気が付いたからだ。
それは幼いだけに奇妙な色気のあるものだった。

「ぁ……ぁ……ぁぁ……」

荒い息に混じって甘い声が漏れる。
気が付けば指先の触れている部分はすでに濡れ濡れ状態になっており、由衣子が感じているのは明らかだった。

(ゆ、由衣子……)

これ以上我慢できないと思った真一は、頭の片隅で罪悪感を告げる意識を無視すると、ゴクリと唾を飲み込み自らの意思で指を動かし始めた。

「あっ……」

その瞬間、由衣子の体がビクンっと震え、少しだけ後ろに振り返る素振りを見せた。
だがそのまま動かず、黙ってされるがままにしている。
それに安心した真一はさらに強く股間を擦り、小刻みに指先を動かしていった。

「あ……はぁ……あ……」

ピクッ、ピクッ、と由衣子の体が震え、呼吸が甘く荒くなっていく。
真一はその可愛らしい声を聞きながら指をパンツの中に潜り込ませると、直接秘所を擦り始めた。

「あ……ん……あぁ……あん……」

クチュクチュと卑猥な音が部屋に響き、由衣子が甘い声を上げながら布団をギュッと掴んでいる姿に興奮が高まっていく。

(由衣子っ!)

声にならない息を吐き出しながら由衣子をベッドに押し倒し、可愛らしい唇に荒々しく吸い付いていく。

「んっ……んんっ……んっ……」

舌を押し込み、口内を舐め回しながら幼い胸の膨らみを何度も揉みしだくと、由衣子の体からだんだんと力が抜けていくのが分かった。

「んんっ……んっ……んふぁっ……あっ、あっ、ああんっ……」

そのまま服を捲くり上げ、現れた白い肌に一瞬息を飲みつつ、横になったため膨らみのほとんど無くなった胸に舌を這わす。

「やっ……はぅっ……ああっ……」

ベロリと舌で微かに残った膨らみを押し込み、小さな乳首にチュパチュパと吸い付いていく。

「あっ、やぁっ……はぁんっ……」

可愛らしく悶える様子に興奮しつつ、パンツを一気に脱がし、ミニスカートを捲くって先ほどまで触れていた秘所をさらけ出す。

(綺麗だ……)

そこには輝くばかりに美しい、ピンク色をした秘所があった。

ゴクリと唾を飲み込みつつ、唇を押し付けてクリトリスを舌でくすぐっていく。

「あぅっ、あっ、ああんっ……」

由衣子の体がビクッと跳ね、細い太ももで頭を強く挟んでくる。
それを両腕で抱える様に持ちながら舌を強く擦り付けていくと、悶えがさらに激しくなった。

「あんっ、はぅっ、やぁんっ……」

愛液がダラダラと溢れ、もう準備万端といった様子を見せている秘所に、真一は股間で猛りまくっている肉棒を入れる決心をした。
幼い従妹を犯すのに罪悪感が無いと言えば嘘になるが、それ以上の興奮に心も体も包まれていたため、
とてもではないが止める事などできなかったのだ。
これほどまでに愛らしい少女を犯すという禁忌の思いは、逆に肉欲を高める効果しかもたらさなかったのである。

由衣子の細い両脚を広げて肉棒を持つと、その幼い膣穴へと近づけていく。

「あぅっ!」
「うぅっ!」

二人の声が重なり、ズブリと亀頭の先が膣穴にめり込んだ。
幼さを感じさせる固い秘所の感触を味わいながら、肉棒をゆっくり押し込んでいく。

「いっ……!」

ある箇所を過ぎた瞬間、由衣子が体を硬直させた。
どうやら処女膜を破ったらしい。
自分が由衣子の初めての男になった事に満足感を得ながら、さらに奥へと肉棒を進めていく。

「いっ……ぐっ……痛っ……」

辛そうな由衣子の声を可哀想に感じながらも、真一はキツイ膣の感触に快感を得ていた。

(うぅ……何て……何て凄い締め付けなんだ……気持ちいいっ……)

初めてであるにも関わらず肉体は作用するのか、膣内のヒダヒダが肉棒に絡み付き、奥へ奥へと引き込んでくる。
その気持ちの良さに逆らうことなく腰を進めて行くと、やがて肉棒の全てが収まった。
そこで一旦動きを止め、息を吐く。
由衣子を見下ろすと、苦痛に顔を歪めつつも何やら満足げな表情を浮かべている。
乱れた服から白い肌と微かな膨らみが見え、今自分が幼い少女を犯しているのだという思いに興奮が高まっていく。

「いっ……うっ……いっ……」

腰がリズミカルに振られるたびに、由衣子の小さな唇から苦痛の声が漏れ、可愛らしい顔が歪む。
その事に罪悪感を感じつつも、幼い肉体を支配している状況に雄としての興奮が高まり、思わず腰の動きを早めてしまう。
由衣子の肉体は幼いがゆえに雄としての支配欲を充足させ、それが凄まじい快楽となって真一を恍惚状態にしていた。
己の腰の動きで小さな体がビクンっ、ビクンっ、と反応を示すのが最高であり、何より苦痛を浮かべる顔とは裏腹に、
幼い膣がまるで歓迎するかの様に肉棒を引き込んでくるのがたまらなかった。

「痛っ……ぐっ……あぐっ……」

肉棒をギュッと握り締め、強引にでも精を吐き出させる様としてくる膣の蠢きは、由衣子の肉体の若さ貪欲さを感じさせ、
思わず負けじと腰の動きを激しくしてしまう。

「いっ……ぐっ……痛いよぉっ……」

まだ快感を感じられていないのが不憫だったが、処女である以上、仕方のないことだろう。
何度かすれば気持ち良く喘ぐ様になるはずだと思い、そのまま腰を振り続ける。

「ぐっ……いっ……あぐっ……」

由衣子のハァハァといった荒い呼吸と、時折聞こえる苦痛の声をBGMにしながら、真一は必死に腰を振りまくった。

「いっ……あっ……あっ……はぅっ……あっ……ああっ……やっ……あんっ……」

しばらくそうしているうちに、由衣子の声に甘さが混じってきた。
どうやら苦痛が無くなってきたらしい。

「あっ、あっ、ああっ……はぅっ、はっ、はぁんっ……」

もう完全に快楽の声を上げながら由衣子は体を震わせている。
表情も歪みはしているものの、それは快感からくる淫靡なものになっていた。

「あんっ、あんっ、ああんっ……やっ、やっ、やぁんっ……」

由衣子の甘い声が部屋に響く。
女の子らしく可愛らしい模様の布団の上で、それ以上に可愛らしい従妹を犯している自分。
己の一突き一突きで甘い声を上げ、幼い体を震わせる由衣子を見ていると、何やら極悪人にでもなったかの様に思えてくる。

(ああ……俺は……こんな小さな子を犯してる……由衣子の処女を奪ってる……)

ゾクリとする様な恐怖と、それ以上の興奮が湧き起こってくる。

「はんっ、はんっ、はぁんっ……ああっ、あっ、あふんっ……」

興奮が腰の動きを強め、それに反応した由衣子がそれまで以上に声を高めた。
一突きごとに幼い体が上下に動き、頭が後ろに仰け反る。

「ああっ、あんっ、やぁっ……凄い、あんっ……凄いよ、ああっ……凄いのぉっ……」

頭を激しく左右に振り、髪の毛を乱しながら由衣子は乱れた。
その様子を嬉しく感じた真一は、布団の上に手を付いて叩きつける様に肉棒を出し入れしていく。

「ああんっ、あんっ、あやぁんっ……はぐっ、はっ、はぁんっ
……真兄ちゃま、ああっ……真兄ちゃ、あっ……真兄ちゃぁまんっ……」

由衣子が求める様に叫びながら、潤んだ瞳で見上げてくる。

その甘い呼びかけと虚ろな表情が射精感を高め、真一はラストスパートとばかりに腰の動きを強めていった。

「あんっ、あんっ、ああんっ……凄い、ああっ……凄いの、あんっ……凄いよぉっ……はぅっ、はっ、はぁんっ
……真兄ちゃまっ、真兄ちゃまっ、真兄ちゃまっ……あんっ、あんっ、あやぁっ……
由衣子、ああっ…あっ……由衣子おかしくなっちゃうぅっ……やっ、やっ、やぁああああああああんっ!」

「うぅっ!」

由衣子の絶叫に合わせて精を放つ。
ドピュドピュドピュと、激しい勢いで精液が幼い子宮に注がれていく。
真一はガクガクと体を揺らしながら、たまらない開放感に頬を緩め、何度も射精していった。

「あ……ああ……あ……」

初めて感じるであろう精液の噴出に、由衣子は微かな声を漏らしながらうっとりとした表情を浮かべている。
それは幼いながらも色気を感じさせ、射精の快感と相まってたまらない興奮を感じさせた。
しばらくしてようやく最後の精を放ち終えた真一は、ゆっくりと由衣子の上に倒れ込んだ。






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