リカちゃんせんせい
番外編


「ねえ、今日はクリスマス会なのよ・・・。」
「へえ、なんだか僕には懐かしく感じるね。」

朝日が差し込むベッドで、リカは男性と寝転んでいた。

「さあ、そろそろ起きなきゃ。今日は仕事だよ。」
「うん・・・」

「!!!」

リカはベッドの下にサンタの格好をしたのだめがいるのを見つけた。

「!!のだめちゃん!!どうしてここにいるの!!」
「ふにゃ〜、リカちゃん先生おはよう。」
「昨日からずっとここにいたの・・・・?」
「うん!わたし偉いからサンタさんがいないの知っているの!
だからリカちゃん先生のサンタになろうとしていて・・・。これ!プレゼント!!」

「!!!」

リカは蛇の抜け殻を渡された・・・。

「もっと早くに渡したかったけど・・・。でもリカちゃん、夜になったら苦しそうな声を出しているから。」

「!!!」

リカとその恋人は引きつった顔でのだめを見ていた。

「リカちゃんなんで裸なの?」

その質問には絶対に答えられなかった・・・

「やったあ!リカちゃんにケーキ買ってもらった!」

リカはすべての口封じのためにのだめに昨日のケーキをご馳走した。
もっともこの少女が口封じなどできるはずも無いことは分かっていたが
少なくともこのピアノ教室の悪評を少しでも軽減するための
策として考えられることはしたつもりだった。

のだめがケーキを食べているとコータと真衣がピアノ教室にやってきた。

「センセー!こんにちはー!」

コータは両親にクリスマスプレゼントで買ってもらったであろうヒーローの必殺剣の玩具を
リカに当てていた。

「のだめちゃんずるい!ケーキ食べてる!」

「えへへ!」

のだめは口の周りにクリームをつけながら笑っていた。

「さあ、今日はクリスマスの歌を歌いましょう!」

「え〜!俺もケーキ食いたい・・・。」

口封じのケーキがすべて逆効果になった瞬間である。

「じゃ・・じゃあ、お歌が終わったらケーキを作ってあげるから・・・。」

「やったあ!!」

(これじゃあ、ピアノ教室よりお菓子教室・・・。)

「ジングルベール!ジングルベール!」

リカがピアノを弾きながら子供達が歌う。やっと理想の音楽教室になった。

「じゃあのだめちゃん、宿題のジングル・ベルを弾いてみましょう!」

ジングル・ベル

ジェームス・ピアポントによって作詞・作曲された一般的なクリスマスの歌・・・

軽快なリズムはまるでトナカイが走り首の鈴を鳴らしているようなメロディを奏でる・・・。

by千秋真一

鍵盤を触っていた千秋が振り返る。
「・・・何か呼ばれたような・・・。」



場所は変わって日本

「のだめちゃん宿題しっかりやってきたようね!」
「だってスーパーとかでも流れているもん!楽勝だよ!」
「コータくんはもうちょっとしっかりお勉強しましょう!」
「ちぇーっ」
「真衣ちゃんはリズムが良くできていました!」
「えへへ・・・。」

「さあ、お菓子作りはじめましょう!」

リカはスポンジの生地をさっさと作りオーブンにかけ
お歳暮で貰ったフルーツの缶詰を開けた。
後はクリームつくりである。
あわ立て機が音を立ててクリームをあわ立てる。

「わたしクリーム泡立てるのやってみたい!」

「のだめちゃん、気をつけてね。」

リカは心配そうにのだめを見守る。のだめはそっと泡だて機を持ちクリームをあわ立てた。

「上手だわ!」

のだめは調子に乗ってしまい、クリームが角を作っても泡立てを止めなかった。

「のだめちゃん・・・もうそろそろ・・・」

のだめはリカの忠告など聞こえずそのままあわ立てつづけた。すると硬くなったクリームが
泡だて機によって跳ね飛ばされた。

「きゃあ!!」

「!」

あたりはクリームだらけになってしまった。コータは顔についたクリームを丁寧に指で舐めた。

「真衣ちゃんクリームついている!」

のだめは真衣の顔に付いたクリームを舌でペロっとなめた。

「リカちゃんも!」

のだめはリカの顔や首筋についたクリームを舐めた。こそばゆい感じをしてしまった。

「・・・わたし昨日リカちゃんがしていたことやってみたい・・・。」

「えっ・・・。」

「あのね、体にクリーム乗っけてぺろぺろ舐めるの・・・。」

「!!!」

リカは目の前が真っ白になった。
コータと真衣もボーゼンとしていた。

(終わった・・・。のだめちゃん。見ていたのね・・・。)

「俺も!俺もやってみたい!」

「私も!」

リカはのだめたちに衣類を脱がされ
3人も裸になってしまった。

リカはボールに入ったクリームを塗りたくられてしまった・・・。
アソコや胸の乳首などは言うに及ばず・・・。

「すげー!」

コータはリカのクリームの乗った乳房に吸い付き
真衣は反対の胸を舐めていた。

「あああん!!」

リカの敏感な肌はやわらかい舌触りで襲われていた。

のだめはリカの恥丘にクリームをのせ異様な様を眺めていた。

(これじゃあ・・変態教室・・・。)






SS一覧に戻る
メインページに戻る

各作品の著作権は執筆者に属します。
エロパロ&文章創作板まとめモバイル
花よりエロパロ