千秋真一×野田恵


シャワーを浴び寝室でウトウトしていたら

「せんぱーーーーーい、どうデスカ?」

と、のだめがパタパタやって来た。
のだめは頭に猫耳のカチューシャを付け
短いエプロン付きのワンピースを着、スカートの後ろには、しっぽらしき物が付いている。

「なっ、なんだそれ!」

のだめが回るたびにしっぽが、ピョンコピョンコはね正直とても可愛い。

「ターニャがくれたんデス、のだめに絶対似合うからって、かわいいデスカ?ニャン、ニャン
食べちゃってもいいんデスよ。はうん」

と、腰を突き出し手は猫招きをする。

のだめの手を引き、ベットに倒し組み敷いた。

「ギャボ!せ、せんぱい、な、なにするんデスか!!!!」
「手招きして誘ったのはそっちだろうが」

覆い被さった姿勢からキスをする。
最初は軽く、そしてどんどん深く口内を貪る。

「んっ…ふぁ…!」

身体を摺り寄せてくるのだめは、まるで本当に子猫のようだ。

しっぽの付いたワンピースは可愛いが、このまま事に運ぶわけにはいかず手早く脱がした。

「あっ…や…!」

あっという間に下着だけにされた。

首筋に舌を這わせ、舐めながら軽く吸い上げると

「あんっ…はぁ…んっ」

と声が漏れる。

のだめの手が首に回り、唇を寄せてくる。
求められているように感じ、千秋も欲望が沸き上がり、再び深い口付けをかわした。

開いた唇の間から舌を差し込み、歯列をなぞりながら、口内を余すとこなく犯し、お互いの舌をゆっくりと絡める。

「あぁ…ふぁ…」

水音と共に甘い吐息が漏れる。

唇を離し首筋、鎖骨に舌を這わし、痕を残しながら胸元へと降りてゆく。

「ブラ外して」

のだめがブラジャーを外すと、仰向けになっても崩れない、張りのある乳房が現れた。
千秋の手によって自由自在に形を変えてゆく乳房、下から揉みしだいてやるとまた甘い声が漏れた。

「やぁっ…あぁ…ふぁっ!」

ピンク色の乳首を掴むとたちまち硬くなっていく、先をツンツン突いてやると
のだめの身体にまるで電流が流れたかのように、ビクビクとそれに合わせて跳ねる。

「あんっ…もう…」
「…やだったか?」

潤んだ瞳をして顔を振る。

指で乳首を捏ね、舌で舐め上げてやると。

「ああんっ!やぁっ…ん…!」

胸元で動く千秋の指と舌に翻弄され、悶えるのだめの姿は、千秋の興奮を高めていった。
乳首を交互に口に含みながら時々甘噛みをする。

「あ…んんっ…あんっ…ゃん、ゃん!」

のだめの足が千秋を煽っているように、足に絡みつく。

千秋はのだめの身体に沿って、手を撫で下ろし
のだめのやわらかな肌を手のひら全体で味わっていく。

のだめは千秋の手の動きに高揚し
千秋の背中に腕を回し、やわらかな胸を千秋の胸板に押しつけながら身体を揺らす。
乳房は震えながら形を変え、硬くなっている乳首が胸板にあたるとゾクゾクする。
千秋の興奮はますます高まっていくばかりだ。

千秋は紐パンに手を掛けショーツを剥ぎ取った。

ぐっと両脚を開かせ、のだめの秘所が露わにされた。
そこはもう濡れそぼって、後から後から愛液が溢れ出してきていた。
千秋は誘われるままに舌に絡ませ飲み込んでゆく。

「あ…ああぁんっ!ああああぁぁぁん…」

舌を這わせただけで、のだめは快感に身を震わせている。
わざといやらしい水音を響かせて、丁寧に舐め回す。
秘所がひくつき、開いているのだめの足がブルブルと震える。
膨らんだ花蕾へ吸い付くと

「あぁん!ああぁっ…だめぇ…そ…そこ…だめぇ…」

千秋は、一瞬舌を離したら
のだめは

「やぁん!…せ…ぱいの…いじわる…」

恨めしそうに千秋を見つめる。

「もっとして欲しい?」
「もっと、してぇ……くだサイ……」

蚊の鳴くような声でのだめは答えた。

ぴちゃっ、くちゅと、音を立てながら穴に舌を出し入れする。

「あぁっ…んん…あんっ!」

再び花蕾に吸い付き、集中してそこを激しくペロペロ舐め上げると

「ああんっ…も…もぅ…だめぇっ!いやぁぁっ…んぁ……ああぁぁっ…」

のだめはいとも簡単にイってしまった。

千秋は絶頂の余韻でまだひくついている穴に指を入れた。

「だめぇ…ゃあんん…まだ…そんな…やぁんんんっ…」

のだめは千秋の手から逃れるように腰を捻るが
千秋はお構いなしに、不規則な痙攣を続けている中に指を押し込んでゆく。
うねる内壁、絡みつく愛液、のだめの感じる場所にたどり着いた指は、容赦なくそこを擦る。

部屋にのだめの歓喜の声が響く。

「あ、あっあ!せん、ぱ……、…っん!んっ…あっ…い…」

のだめは根元まで埋まった指を、ちぎりそうに締め付け身体を震わせながら

「ああぁっ…ま…た、ああん、また…イ…イク……ああっ」

のだめの力が抜け落ち、ベットへ身体が沈み込んだ。

千秋は絶頂感が収まるまで、のだめ淫らなを姿を官能していた。

のだめはそんなこととも知らず、無造作に身体を投げ出したまま、波が引くのを待っていた。
ふと、千秋がジッと見ていることに気がつき

「せん…ぱい、なにを見てるんデスカ…」

猫耳を揺らしながら問う。

「のだめの姿がいやらしくて、可愛いかなと思って、ダメだったか」
「カズオ…デス…」

のだめは顔を真っ赤にし背を向けた。

「じゃあもうやめ?」
「そんな…」

潤んだ目でオレを見つめるのだめ

「ウソだよ、もう我慢できない、猫だからバックだな」
「えっ!」

と言うまもなく、力ないのだめを四つん這いにさせ
千秋は両手で腰を掴み、先端をあてがいゆっくり挿入していった。

「んっ はああっ!!」

途中かきまぜながら、くちゅくちゅ音を立て出し入れをすると

「…あっ…ああん…はぁん」

のだめも軽く腰を揺らしながら答える。
一緒に猫耳も揺れる。

のだめの膣口が男の象徴を咥え込んでいる姿が丸見えで、
その場所からはとめどなくトロトロと愛液が流れ出しシーツにシミを作っていく。

それを目の当たりにした千秋は、のだめの中でますます大きくなっていくのを感じ
千秋の中で何かが弾けてしまった。

空いている手で胸をもみしだきながら、花蕾を指でいじってはさむ、
のだめからは悲鳴のような喘ぎ声が上がる。
首筋にキスし背中全体に舌を這わせ、のだめの腰に打ち付ける肌と肌の音が、部屋中に響き渡る。

「せ…ぱい…かお…」

のだめが何を言いたいのか分かった、千秋は繋がったままのだめを仰向けにした。

「ひゃん!急に…あんっ」

肩に足を乗せぐっと根元まで突き挿し何度も出し入れをする。

そのたびのだめは子猫のように啼き叫ぶ、繋がった場所から溢れる蜜、絶えず嫌らしい水音が聞こえる。
挿入したまま内壁を抉るように回すと

「ああぁんっ!…だめぇっ!」

されるがままに快感は加速し、喘ぎが絶え間なく漏れてる。

のだめの内壁と愛液が柔らかく絡みつき気持ちが良い。
深く最奥を突き上げる、これ以上は入り込めない柔らかい壁にぶち当たると

「いやあぁあ!…ああぁんっ!」

のだめは跳ね上がりそうになる身体を抑えるかのように、千秋の背中にギュッとしがみつく。
吸い付くようにうねる内壁が、千秋を扱くように締まり始めた。
千秋も必死になって激しく突き上げた。

「んぅ…あぁっ…だめぇ!っ…いやあぁ!あ…ああぁんっ!やあぁっ!イっちゃ…ああぁっ!」
「のだめ…オレも…」

のだめの痙攣と締め付けが強くなり、搾り取られるようにきつく締め付けられ
二人同時に果ててしまった。

千秋はしばらく締め付けられているのだめの中で余韻にひたっていたが、ズルッと引き抜いた。
そこには白濁した液がまとわりついていた。

まだボーとしていたのだめは

「今日はのだめ…猫なんデス…猫はミルクが大好きデス…だから…」

と言って千秋に付いていた物を舌で綺麗に舐め取っていった。

猫耳を付けたままペロペロと舐め、咥え吸い付いている姿は
まるで母猫のミルクを飲んでいるかのように千秋の目には映った。

「きれいになりマシタよ」

まだ火照った顔で見上げる。

「そんな事しなくて良かったのに」
「愛している…夫のためなら…何だって…しマス…」

言ったかと思うとパタッとベットに倒れこんだ。

「のだめ…?」

のだめはスースー寝息を立てている。

「疲れて寝入ってしまったのか…」

千秋は自分の胸にのだめを抱き寄せ猫耳を取り、乱れた髪を撫でのだめの耳元で

「ずっと側にいろよ、オレの可愛い子猫…」

そう囁いて、額にキスをし
千秋もまた心地良い眠りについた。






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