島田君(非エロ)
千秋真一×野田恵


いつもの夕食時。
その日のメニューは、八宝菜で、相変わらずよく来るし、よく食うのだめを
見ながら、たまごスープをテーブルに並べている時のことだった。

「ふぎ〜…おいしいデス!ユンロンもびっくりデスよ先輩!」
「そりゃどうも…。それより、お前明日の休みは用事あるのか?」
「たまごが固まりすぎデス…」
「聞け。明日、日本の出版社が俺の取材に来るんだと。
ヒルトンホテルのディナー付きだけど、お前…来るか?」
「ヒ、ヒルトン!?」
「あぁ、一回は断ったんだけど、エリーゼのプロメテウス…じゃなくて
プロモーションの一環だから、拒否権は無いらしい。」
「行きます行きマス!ほわぁ、また特大ピンナップですか〜…」
「違う!お前!来るなら恥かかせんなよ…。」
「分かってマスよ。ぎゃは〜何着てけばいいデスかね〜…」

ったく…。
ほんとはこいつを連れて行きたくなんて無いんだけど
また腹空かせてぴーぴー言うだろうし、俺一人で行ったら何言われるか分かったもんじゃないし…。
黙って行こうにも、こいつの諜報能力はCIAも真っ青だし、止むを得ないか。
ましてや、日本で発売されるであろう音楽雑誌と、その読者(特に峰)のことを
考えると、間違ってものだめの匂いを嗅ぎ付けられてはマズイんだけどな…。

ご機嫌になったのか、のだめは鼻歌を歌いながら、珍しく食器の片付けをし始めた。

ま、いいか…。なんとかなるだろ…。

翌日、天気は快晴で、まさに取材日和だ。
約束の時間は二時。
まだ十分時間はある。
シャワーでも浴びてこようと、隣で寝るのだめの肩に布団を掛けなおしてベッドを後にした。

しかし、たかが取材の為に高級ホテルで食事なんて、なにか裏がありそうだな…。
純粋に音楽のことだけ聞かれればいいんだけど…。
ふっ…何を聞かれるんだろう。
千秋さんの才能の秘密は?とか、今後の展望は?とかかな…
嫌味にならないように答えなきゃな…。

たっぷりとバスタイムを楽しみ、体をクールダウンさせようと、冷蔵庫から
ミネラルウォーターのボトルを出し、そのままソファに腰掛ける。
…が、まだのだめは目覚めて無い様子で、寝室から寝言が聞こえてくる。

「ううん…島田君…むにゃ…」

聞き間違いか?
今のだめの周りにはいないであろう名前が聞こえた気がしたが…。

「のだめも…しま…く…」

千秋は今夢に出ているであろう人物の事が気になり、とっさにのだめの肩を揺らしながら声を掛ける。

「おい!」
「むにゃ…わっ!何…」
「何じゃねーよ。何の夢見てたんだよお前!」
「夢……?」

急に起こされて、目の前にいる千秋は不愉快な顔で怒鳴っている状況。
のだめは今何が起こっているのか把握するのにしばしかかったが
素直に質問の意味を考え始める。

「夢……見てましたっけ?んーー…、ミルヒがエッチな下着買ってくれたとこまでは
覚えてるんデスけど〜…」
「……もういい…」

そこまで聞いてなんだか続きを聞くのは疲れそうなのでやめておいた。
多分、聞き間違いなんだろうな…。

「ほれ、早く起きろよ。もう昼だぞ。」
「ぎゃぼっ!ほんとデス!今日は気合入れて支度しなきゃいけないのに!
もー、先輩が夜中まで…!パンツ履く暇も無いデスよのだめ!」
「げほげほっ!……も、もう、いいから早くシャワー浴びてこい。
あと、気合は絶対入れなくていいからな。」
「どういう意味デスかぁ?」
「いや、い、いつも通りが可愛いって意味だよ。他意は無い…。」
「ぎゃはぁ。ではお風呂行ってきます!」

そう言うとのだめは近くにあったバスタオルを体に巻きつけスキップでバスルームに向かった。

パンツ履く暇ねーって、仕方ねーだろ、んなの。

千秋は顔を赤くしながら、脳内で言い訳をしつつ、白いシャツに袖を通した。

その後は、ど下手くそなあいつの化粧を直してやったり、ノースリーブを着ていた
のだめを、出来るだけフォーマルな白いワンピースに着替えさせて、やっとのことで
ここ、ヒルトンホテルのロビーにいる訳なんだけど…。

「取材の人どこデスかね?日本人なんでしょ?」
「あぁ。目立つと思うんだけどな…。」

そう言って、きょろきょろと、白人ばかりが座り、談笑を楽しんでいるロビーをぐるりと見渡した。

と、その時______

「のだめ!!」

驚いた顔で、持っていたバッグを落としながら、ぽかーんと口を開けている東洋女性が一人。
しかし、次の瞬間満面の笑顔でこっちに…のだめに近づいてきた。

「のだめ、のだめじゃなか!?」
「ほぎ〜………あっ!!ユキちゃんやなかとデスか〜!!」
「うわぁ、嘘みたい…なんでフランスばおるの?」
「のだめは留学ちしとるとばい!ユキちゃんこそ、どげんしよるかん?」
「なんちゃなかぁ!仕事で来とるとよ!おいは今出版社で働いとるで!」

なん…なんだいきなり?
知り合い…か?

「おい、のだめ…」
「先輩!すごい偶然デス!高校の同級生なんデスよ!こんな地球の裏側で会うなんて嘘みたいデス!」

そう言って俺を嬉しそうに見上げる。
ユキと呼ばれていた、いかにもなかっちりスーツを着ている女性は、のだめとの再会に
呆けていた顔を、すかさずシフトチェンジし、俺に向き直った後、再度驚いた顔をする。

「え…?のだめの彼氏さん…?でも…」

そう言ってカバンをごそごそと探り、取り出した写真と、千秋の顔を見比べた。

「ぎゃはぁ、そうばい!あいはのだめのスイートダーリン、千秋先輩ばい!」
「え…?千秋?千秋、真一さんですか?」
「な、なんで先輩のファーストネーム…」
「おいは…じゃない。私、この人の取材に来たの!」
「え…じゃあ…」
「す、すいません!申し遅れました!私、桶須出版の浜田ユキと申します!
千秋さんの名前は、日本の音楽界でも、有名で、駄目元で取材の申し込みをさせて頂いたんですけど
プロダクションの方に快くOKして頂いて…本日はありがとうございます!」
「あ、あぁ…千秋、千秋真一です。」

そう言って差し出された右手を握り返す…が、手を離してくれない。

「はぁ〜、写真でみるよりずっと素敵ですね…」
「え…はぁ…どうも………あの…手…。」
「あっ!す、すいません私ってば!み、見とれちゃって…」
「ちょっとユキちゃん!先輩に色目使ったら駄目ぇ!」
「な、なによ、色目って!のだめこそ、こんなかっこいい人…」

言い争う二人に周囲の視線が集まるのを感じ、まだ言い換えそうとするのだめの口を
慌てて手のひらで押さえる。

「もが〜!もごっ!」
「あの、移動しませんか?あの、お願いですから…」
「あっ、すいません!お部屋にご案内します!カメラマンが待機しているので…」

そう言ってのだめをにらみつけながら、歩き始めた彼女の後に付いて歩き始める。

しかし、類は友を呼ぶ、割れ鍋に綴じ蓋、変態には変態だな…。

そう考えながら、今日一日の事を考え、憂鬱そうにため息をつく千秋だった。

「次は、斜め上を見ながら……そうそう、ちょっと悲しそうな顔で…はいOK!」

一体何枚写真を撮る気だ…。
しかも、ポーズまで指示してきやがって…!

部屋に入ると、まるでグラビア撮影のような照明と、反射避けの白い布が掛かっている状況に
少なからず面食らった千秋だった。
案の上、さっきから何枚も色んなポーズで写真を撮られている。
のだめは、部屋の隅に追いやられ、椅子に座ってこちらをじっと見ている…がその表情は明らかに
不機嫌なものだった。

俺だってこんなこっぱずかしいことやりたくない!
でも、部屋に入るなりホテルマンがエリーゼからの手紙を持ってきたからだなー…
何が“分かってるわね”だ!
くそ、あの鬼畜ドイツ人が!!

「いい加減にしてください!ユキちゃん!
なんでそんなに何枚も撮るんですか!?のだめだってそんな一杯写真持ってないのに!」
「何言ってるのよ、これはね〜仕事なの!し・ご・と・!」
「嘘!どう考えてもユキちゃんの趣味でしょ!もー、ずるい!ポラください!」

唯一の命綱だったのだめは当てにならない…。
しかし、本当にもういい加減にしてくれ…。

そう考え泣きそうになる千秋だったが、カメラマンもそろそろ疲れたのか
彼女にそろそろ止めようと進言してくれているようだ。

「そうね…もう十分撮ったし…そろそろインタビューに移りますね。」

そう言って撮影機材を片付け始めた。
俺はのだめの隣の椅子に腰掛けながら、その様子をぼーっと眺めていた。
もう、疲れてできれば話すのもだるいが…。

「先輩…もうディナーはいいデス。食われちゃいますから帰りましょ。」
「ばーか、んな訳にいくかよ。そんな事したら後でどんな目に遭うか…」
「大げさですよ〜!」

げはげはとのだめは笑っているが、大げさじゃないんだよ。
エリオリコンビは…。

片づけが終わり、テーブルにユキも腰掛けると、録音用の小型テープのスイッチを押した。

「では、改めて、よろしくおねがいします。」

さっきとはうって変わって丁寧にお辞儀をしてくる彼女に、こちらも気を取り直す。

「では、今からインタビュー始めます。
えっと、千秋様…千秋さんは、若干23の若さでありながら…」

録音しているせいか、一時間程の取材は、まぁ予想通りのまともなものだった。
俺は、正直に今の思いとか、今後のこととか、こっちでの生活やらを話し、いい記事になったのでは
ないかと自画自賛している時、終盤に差し掛かって、思いもがけないことになった。
それまで、お利口に黙っていたのだめが、口を挟み始めたのだ。

「先輩、のだめのこともお話してください!」
「はぁ〜!?なんで…」
「だって、先輩は日本の6000万乙女の憧れの的なんデスよ!
もう、のだめ降りかかる火の粉を払うのはうんざりなんデスよ!」

そう言って、ユキの方を見ながら訴えてくる。

「ば…バカかお前!なんだ6000万乙女って。星の瞳かよ!」
「そうよのだめ!そんなことしたら、今後写真集…じゃなくて、今後の取材にも
障るでしょうが!もー、あんたは昔から人を振り回すんだから!」
「なんでデスか?ただひとこと、こっちで一生のパートナーが出来たって言ってくれればいいだけなのに…」
「ぶはっ、何が一生のパートナーだ…」

そう言って、のだめのことを小突こうとしたが、あまりの真剣な表情に、上げた右手を下ろした。

「あの…じゃあそれでお願いします…」
「えっ、書いちゃっていいんですか?」
「はぁ…」
「先輩…大好きデス…」

(アホかこいつら…)

なんだかんだ言ってのだめのわがままを聞いてやる千秋だった。

「じゃ、じゃあそろそろ下に下りませんか?」
「あ…もう6時か。」
「はい!VIP用の個室を予約してあるんですよ!」

ユキに促され、レストランに降りていく3人。
カメラマンは時差ぼけで眠たいようでせっかくのディナーはキャンセルした為
千秋は正に四面楚歌な状況を実感していた。

いがみ合っていたのだめとユキだったが、やはり懐かしさもあるのか、エレベーターの中でもう
仲直りし、千秋に分からない言語と話題を話し始める。
疎外感を感じながらも、のだめの昔話が聞けるかも…と、ディナーとは別に、少なからず期待するのだった。

世界のヒルトンだけあって、やっぱり料理は一流だった。
ワインと料理も絶妙の組み合わせで…
気付いた時にはのだめは、前後不覚になるまで泥酔していた。
しかも、その飲み相手であるユキも同様に…。
個室であり、フルコースを通した後の為、給仕も下がっている、正に3人だけの空間であることが
酔いに拍車を掛けたようだった。

「のだめ〜ほんとあんた出世しちゃって、こ〜んないい男捕まえちゃってサ、
音大だって、受験したことすら秘密にして〜。ていうかあんたいつピアノなんて弾けたのよ〜。
聞いたことも見たことも無いっつーの!」
「何言ってんデスか〜、のだめのピアノは最高ですよ〜ねっ先輩?」
「あ?あぁ」
「もーラブラブもいい加減にしてよね〜。こっちは男日照りだっつーのに!
あんたは昔から、みんなの憧れの人をさらりと攫ってくんだから〜!」
「ぎゃは〜、何言うとデスか!」
「そうじゃない、島田君だって、あんたいつの間にか…」

島田…?って誰だ?
のだめの顔を見て反応を窺うが、すでにべろべろで、グラスに話しかける勢いだ。
朝聞いた名前は聞き間違いじゃなかったのか?

「そんなことより、ユキちゃん、またあのモノマネやってくださいよ!
マッサージ椅子に座ってる豊臣秀吉!」
「え〜、仕方ないわね、一回だけだかんね!」

そう言っておもむろに、声を震わせて、どうもー豊臣秀吉でーす!と声を張る彼女に
大爆笑するのだめだったが

悪い…全然笑えね〜。
というか島田って誰だよ!

小一時間二人で盛り上がっていた二人だったが、しばらくすると、のだめはテーブルに伏せて
すやすやと寝息を立て始めた。
それとは対照的に、少しずつ酔いが醒めてきたのか、ユキはミネラルウォーターを飲み始めた。

「のだめ…お酒弱いのね〜」

そう言って勝ち誇った笑みでのだめを見下ろすユキに、俺はさっきから気になっていることを聞いてみた。

「あの…浜田さん、こいつの高校の時ってどんなんだったんですか?」
「どうって…このまんまですよ。いっつも変なことばっかり言ってて、みんなを煙に巻くタイプというか…。
本能で生きてるっていうか…。基本的に普通の常識は通用しなかったですね。
あ、でも友だちは多かったです。色んなジャンルの変人ばっかりでしたけど…」

へー…
考えてみると、こいつの昔の話って初めてだな…。
友だち多いなんて意外だな。まぁ嫌われるタイプではないけど。
優しい時もごくごく稀にあるし…。

そう思い、幸せそうに寝ているのだめの顔をゆるんだ顔で見つめてしまう。
…と、呆けている場合ではない。
肝心なことを聞いてなかった。

「なるほど、あの…それで、彼氏とかは…いたんですか?」

島田って言うんだろその男は!!

「え……?あー…ど、どうだったかな…」

わざとらしくとぼけているが、もうネタは上がってるんだよ!

テーブル照明用に置かれている、ミニキャンドルをユキに近づけ、まるで
取調べのデカのようにさらに尋問する。

「わ、分かりました。吐きます吐きますから…」

姿勢を正し、グラスに入った水を一気に飲み干すと、ユキは諦めたように話し始めた。

「彼氏…っていうか、当時テニス部のキャプテンで、ファンクラブもあるような
爽やかな好青年がいたんですけど…もう、学校中の女生徒の憧れの的で…。
3年生の時、のだめとその島田君って人が同じクラスになったんです。
島田君は結構前からのだめのことが好きだったみたいで…。
この子も黙ってれば可愛いからだと思うんですけど、島田君がのだめに猛烈アピールをしてた時期が
あったんです。」

やっぱり…な。
結構ショックだが、やっぱり誰から見ても可愛いんだな。
こいつ、俺に黙って…そんな軽そうな男と…!
テニスやるなんてよっぽどチャラ男に決まってる。
ふふ、でも、こいつの処女は俺様がもらったんだよ…!
島田破れたり!!

「あの…聞いてますか…?」

不敵な笑みを浮かべている千秋を薄気味悪そうな視線で見ながらも、ユキは話し続けた。

「それで、誰から見ても分かりやすいアピール…帰り道で待ち伏せして一緒に帰ったり
無理やり同じ委員会にしたり…してて、急速に二人の仲は近づいて…。
のだめもあの当時は島田君のこと好きだったんじゃないかな〜。
付き合うことは無かったんですけど、今思うと、その時期のだめ音大受験でいっぱいいっぱいだったのかも…。
ファンクラブの子に呼び出されても、必死で交際を否定してて…
ほんと、なんだったんですかね?
結局卒業してから、彼は地元の企業に就職して、去年結婚したから、まぁ二人は
高校時代からは発展せずに終わったと思うんですけどね。」

そこまで話し終わった時、ふいにのだめがむっくりと体を起こした。

「先輩…のだめ吐きそうです…」
「わーーーっ!バカ!トイレ行け!」
「だっこ…いつもみたいにして連れてってくだサイ…」
「ば…そんなことしてないだろ!」
「うっぷ…」
「分かった!分かったから…」


その後はのだめの介抱に追われ、ゆっくりユキと話すこともできずに、
出来上がった雑誌を送ってくれることを約束し、タクシーで帰宅した。
のだめは、まともに歩けない様子だった為、重たい体を引きずり、やっとの思いでベッドに寝かせた。

「ふーーーーー…ったく重てーなー!」

こっちの苦労を知らずに、のだめはまたもすやすやと寝息を立て始める。

「おい、のだめ…ちゃんと着替えて寝ろよ」
「うーん…」
「おい、のだめ…」
「分かってマスから…」
「のだめ…島田って誰だ…?」
「え…?」

だるそうに、かろうじて返事するのだめに、さらに質問を繰り返す。

「島田って奴のこと…好きだったのか…?」
「洋七…?」
「違うって…高校のときのテニス部の島田だよ!」
「なんで知ってるんデスかぁ…」
「いいから答えろよ。俺よりも好きだったのか…?」
「島田君はぁ…のだめと昔ピアノ教室が一緒で…高校で再会したデスよ…
いくらご飯のこと覚えてて…ぷぷ…まだおならでソの音出せるよって披露してきたデスよ…」
「ソ…?」
「テニスなんてして、かっこ付けてたけど、学校離れるとおならで演奏しようってしつこく誘ってきて…
今頃どうしてるんデスかね…」
「も…もう分かった…。ちなみに島田君は結婚して子供が二人いるそうだ。」
「え〜?嘘デスよ〜。あんな珍奇な人が結婚できたんデスか?」
「あぁ…お前に言われたくないかもな…」

話し終わると、再びのだめは眠りに落ちていった。
俺も今日はくたびれた。
もうこのまま寝てしまおう…。

数日後、約束通り送られてきた雑誌には、俺の写真が巻頭カラーで数ページに渡って
繰り広げられており、キャッチコピーは
「現代の貴公子、熱愛発覚!?」だった。

さっきから鳴っている電話は…峰だろう。
それにしても、インタビューの内容が20行くらいしか無いのはなぜだ…。
なんのPRなんだ!?

あぁ…電話の音がうるさい…
ヒルトンディナーの罠にはめやがって!

行き場の無い怒りは脳天気によろこんでいるのだめに向かうのであった。






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