QBさんの、営業活動
キュゥべえ×鹿目まどか


夜。
まどかは自室のベッドの上で膝を抱えて座っていた。
時刻は夜中の3時。
両親はもう寝ているだろう。だけど、ちっとも眠気が来ない。

(さかやちゃんも魔法少女になって、でも私は)

魔法少女になっては駄目という、ほむらの言葉を思い出す。
まみの最後のシーンが浮かぶ。
自分も何かしたいのに、魔法少女になる決意ができない。

(わたしは、このままでいいのかな?)

ぎゅっと膝を抱き締める。
その時、部屋の窓がコンコンと小さく叩かれる音が聞こえた。
膝から顔をあげる。
すると窓の外には、軽く首をかしげたキュウベエが居た。

「まどか、眠れないのかい?」
「キュウベエ」
「部屋にいれてよ、まどか」

キュウベエの言葉に、まどかは戸惑いながらも窓をあける。
キュウベエは小さな体でスルリと窓の隙間から部屋の中へ入り、
まどかの足元に座った。

「悩んでるみたいだね、まどか」
「私、さやかちゃんも魔法少女になって戦ってるのに、私は…」
「何もできない。その事を悩んでるんだね」
「うん」

頷くまどかに、キュウベエは少し身を乗り出して言った。

「魔法少女になる決心がついたのなら、ボクの準備はいつでもできているよ」

魔法少女になる。
その言葉に、まどかの瞳が少し揺らぐ。
けれど、まどかはキュウベエの言葉に頷くことはなかった。

「…ううん、駄目だよ。私、やっぱり魔法少女にはなれない」
「そうかい、残念だよ」

キュウベエはまどかの言葉に少しうなだれる。
そんなキュウベエの姿に、まどかは罪悪感を覚える。

「やっぱり駄目だな。魔法少女になる決心がつかないのに、
さやかちゃんや、この町のみんなの為に何かできないのかなって
そんなこと考えちゃうんだ。そんな資格なんてないのにね」
「まどかは、役に立ちたいんだね?」
「うん」
「でも、魔法少女にはなりたくない?」
「うん。贅沢かな?」

つぶやいて、まどかは俯く。
キュウベエは数秒沈黙し、何かを考えるしぐさをした。

「1つだけ、魔法少女にならなくても役に立てる方法ならあるよ」
「本当に!?」

キュウベエの突然の言葉に、まどかは俯いていた顔をパッとあげた。

「グリーフシードがソウルジェムを清めるのは知っているよね?
実は、普通の人間でも、グリーフシードと同じ効果を持つ石を作り出すことができるんだ」
「それってどうするの?その石を作れば、私もさやかちゃんの力になれる?」
「もちろんだよ!」

まどかの言葉に、キュウベエは大きく頷いた。
そのあと、じっとまどかを見つめていった。

「本当は魔法少女になってくれるのが一番良いんだけど、無理強いはできないからね。
石を作るのはちょっと痛かったり恥ずかしかったりするけど、耐えられるかい?」

痛かったり、恥ずかしい?
痛いというのはともかく、恥ずかしいというのはどういう意味だろう?

「大丈夫。さやかちゃんの力になれるなら、耐えられるよ」
「そう。それじゃあ契約成立だね」

キュウベエはそうつぶやくと、その耳をシュルリと触手のように伸ばし、
まどかの体内に突き刺した。

「ひゃっ、なにこれ、気持ち悪い!」

突然変化したキュウベエの耳に、まどかは小さく悲鳴をあげる。

「石を作るのに必要なんだ。どうせなら、まどかがあまり痛くないようにというボクの配慮だよ」

キュウベエはそういうと、まどかの体内から触手を引き抜いた。
それと同時に、まどかは自分の身体の変化に気づく。
風邪をひいて熱を出した時のように、身体が熱いのだ。
マラソンをしたあとみたいに呼吸が荒くなり、頭がぼうっとする。

「キュウベエ、なんだか身体が熱いよ」
「まどかの身体の中のホルモンバランスをいじったからね。
今のまどかは少しの刺激でも敏感に反応する身体になっているんだよ。
こんな風にね」

そういうとキュウベエは、触手をスルリとまどかのパジャマの中に差し入れた。
キュウベエがまどかの肌をなでると、まどかの身体がビクッと反応する。
こそばがりのまどかだけれど、今の感じはくすぐったいのとは少し違う。
身体がむずがゆいような、熱くなるような、不思議な感覚だった。

キュウベエは触手でまどかの身体を撫で回す。
腹の辺りを撫でていた触手は上へと這い上り、風呂上がりで下着を着けていなかったまどかの胸へとからみついた。
まどかの胸を数回締め上げた後、その先端でまどかの乳首を何度も撫で、トントンとつつく。

「やあん…ああ…なにこれっ…ああっ」

キュウベエに胸を弄られて、まどかは荒い息を吐きながら声をあげた。
明らかにおかしい。
少し撫でられただけで、電気が走ったような衝撃が身体を駆け抜けた。
どうしようもなく、気持ちがいいのだ。

「キュウベエ、私変だよ。どうちゃったの?」
「少し体内を弄らせてもらったからね。今のまどかには、こんな軽い刺激でも、たまらない快感になっているはずだよ」
「快感って…あああぅん」

まどかは何かを喋ろうとしたが、キュウベイにコリコリと乳首を転がされて言葉にならない。
背筋を抜けるよな快感が身体を駆け巡る。もっと触ってほしくてたまらない。

「人間の女の子は、こうするととても気持ち良いらしいからね。
まどかもそうなんだろう?」

尋ねながら、キュウベエは巧みにまどかの身体を撫で回す。
そのたびに声が漏れ、身体をビクビクと反応させながら、それでもまどかは必至で首を左右に振った。

「ち、ちがうもん。こんなの嫌だよ、きもちよくなんてないっ」
「本当かい?おかしいな。データではもう気持ちよくて堪らないはずなんだけど。確かめさせてもらうよ」

キュウベエはそういうと、触手を動かし、まどかのパジャマのズボンをストンと床に落とし。
露わになったまどかのピンクのショーツは、すでにグショグショに濡れて、太ももに愛液が流れていた。

「ああ、やっぱり体液の分泌量があがっているね。身体はちゃんと反応してるのに、気持ちよくなっていないのかい?」

まどかは自分の下半身を見下ろして、顔を真っ赤にした。
お漏らしでもしたあとのように、ショーツがぐっしょり濡れている。
本当は、気持ちよくてたまらないのだ。
だけど、恥ずかしすぎて、キュウベエにはとても言えない。

「ち、ちがうの。こんなの、気もちいいからじゃなくて…」

まどかは、俯きながら必死で状況を否定する。
どうしてこんなことになっているのか、少しも分からない。
けれど、キュウベイは責めを止めることはなかった。

「気持ちよくないってことは、刺激がまだ足りていないのかな?
だったら、これでどうだい?」

キュウベエはまどかのショーツをずらすと、触手の先端で陰茎を小刻みにつつき始めた。
今までとは比べ物にならない刺激に、まどかは悲鳴をあげる。

「ひぁ、ああああ、それだめぇぇぇぇっ!」

必死で抵抗を試みるが、キュウベエの動きは止まらない。
止まらないどころか、さらに激しくまどかを責め、もう片方の触手でぐいぐいと胸を締め上げた。

「あーあ。まどか、君の体液の所為で僕の耳がびしょ濡れになってしまったよ」

まどかを激しく責め立てながら、キュウベエは何の感情もこもらない声で、そうつぶやいた。
その言葉がまた、まどかの羞恥心を煽る。

「いやぁ…キュウベっ…おねがい…もう…」

まどかは苦しそうな声で、キュウベエに嘆願する。
けれど、キュウベエは動きを止めない。

「やめてほしいのかい?それとも、もっとしてほしい?」
「っ………んん」
「どっちなんだい、まどか?」

乱れるまどかとは対照的に、とても冷静な声で尋ねるキュウベエ。
まどかは目に涙を浮かべながら、その質問に答える事ができなかった。

やめてほしいと思っているのに、こんなことは嫌なのに、言葉が出ないのだ。
とても気持ちがいい。
もう少しで、何か、頂点のようなものに達しそうになる。

「黙っていたら分からないよ、まどか」

キュウベエはそういうと、少しだけ触手の動きをとめる。

「あっ…やだっ、もっとっ…!」

咄嗟に声が漏れてしまい、まどかはハッとする。
何をいってしまったのだ、自分は。まさか、こんな変態な行為を自分からねだるなんて。

「なんだ、やめてほしいんじゃないのかい。まったく、分かり難いね」

キュウベエは止めかけたいた動きを再開し、先ほどよりももっと早く、激しくまどかを責め立てた。
陰茎に細かい刺激を与えながら、もう一本の触手をズルリとまどかの中に差し入れる。
ツッと一筋の血が、まどかの太ももに垂れた。

「痛っ…あっ…んんん」

一瞬だけ痛みが走るが、それもそのあとにやってきた快楽の波にかき消された。
ずぶずぶと音をたてて、触手が差し入れされる。うねるような動きに、押し寄せる快楽。
まどかの正常な思考はすべて奪われてしまっていた。

「あ、ああああっ、きもちいいよ、キュウベエ!」

気がつけば、まどかは自身の身体を上下させて、自ら腰を動かしていた。
キュウベイの触手をぐいぐいと締め付け、快楽を貪る。

「だめぇ…もぅ、変になっちゃうっ、ああああああっ」

まどかが限界に近いのを悟って、キュウベエは深くまで触手をつきいれた。
まどかの背が弓なりにそって、そのあとぐったりとベッドに倒れこむ。初めての絶頂に、身体を上手く支えられなかったらしい。

ハァハァと荒い息を吐き出して、必死で呼吸を整えようとする。
まどかの中から触手を引き抜き、元の耳の形に戻すと、キュウベエは倒れこんだまどかを見下ろしなかがら言った。

「このくらいで立てなくなっちゃダメだよ。君には、今から沢山の人間と性交をしてもらわなくちゃならないんだから」
「え…?」

キュウベエの言った言葉の意味がわからず、まどかは呆ける。

「ソウルジェムを浄化する石…グリーフストーンと呼ぼうか。それを作るには、身体の中にたくさんの穢れを溜める必要があるんだ。
君はこれから毎晩、たくさんの人間と性交しなければならないんだよ。
大丈夫、相手はボクが適当に見繕って用意するから、君はただ精液を受け止めるだけでいい」
「そんな…うそ、だよね?」

まどかは虚ろな目でキュウベエを見る。
これから毎晩、見ず知らずの男と交わらなければならないだなんて、信じられない

「君は、ちょっと痛かったり、恥ずかしかったりするけど、大丈夫だって言ったよね」
「そんな、だからってそんなの!」
「僕は嘘はついてないよ。君の身体だって、たくさんの性交に耐えれるように変えてあげた。安心して。今の君なら、どんな刺激だって気もち良いって思うようになるから」

キュウベエの言葉に、まどかは混乱して何も言うことができない。
けれど、キュウベエはまどかの思考が正常に戻るのを待ってはくれなかった。

「それじゃあ、まずは一人目だ。君を転送するから、しっかりやるんだよ」
「そんなっ!」

恐怖に顔を強ばらせたまどかの姿が、部屋の中からかき消える。
キュウベエが選んだ男の元へ運ばれたのだ。
まどかの部屋に一人残ったキュウベエは、残念そうにひとり言を呟いた。

「本当は、魔法少女が魔女になたときのエネルギーが一番良いんだけど。でも、こんな小さな絶望でも積もればかなりのエネルギーになるからね。君には期待してるよ、まどか」






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