ヨコヤネタ2
横谷ノリヒコ


「ふーん」
「な、何ですか?」
「いや、穿いてないんだ?」
「!? い、いや、その、これは、えと、ですね」
「いやいや。人の趣味をとやかく言うつもりはありませんが……ねぇ?」
「あぅ……ゲ、ゲームと関係無い質問は止めて下さい!」
「関係無い? それを決めるのは検査官である私では?」
「そ、それは……」
「では、尋問を続けましょうか。何故穿いていないのです?」
「そ、そんなの答えたくありません!」
「……いいでしょう。どうせ、アキヤマシンイチの命令なのでしょう?」
「え、ど、どうして!?」
「くくくッ……アハハハハッ! また超能力を使ったとでも?
いいえ、今のはただのハッタリですよ。くくッ。あなたは実にも面白い」
「うぅ……」
「しかし。あなたのチームには男性が三人いたはず……気付いていないとでも?」
「し、知りません、そんなの……私はただ」
「『秋山さんに命令されたから』……随分と信頼しているようですね」
「あ、秋山さんは優しくて良い人です!」
「別にそんなことはどうでもいいんです。
今重要なのは、その秋山さんの命令で、あなたは危険にさらされていると言う事です」
「……え?」
「私のチーム……いえ、元々このグループに若い女性はあなたしかいませんでしたから、ねぇ」
「ど、どういう意味ですか!?」
「それを……今からお教えしましょう」

「ちょ、秋山落ち着けって!」
「どけ、フクナガ。俺はあの白髪を全部ぶち抜いてお前の頭に植毛させる!」
「あのヨコヤが直ちゃんの手に触ったくらいでキレるなっつーの!
ていうか植毛とかキモいんですけどォォ! おいこらチビキノコも手伝え!」
「オオノ様と呼べ」
「ッせぇよチビキノコ! 童貞! 真性包茎はお呼びじゃねぇんだよッ!」
「ちょっと、二人とも落ち着きなよ!」
「うあーそうですねーすいませんねーってうるさいんだよドブスがァァァ!」

「あ、くそッ! このカメラもうちょっと横にずれろよ! アングル悪りぃな!」
「ちょっと金歯こっち来い」






SS一覧に戻る
メインページに戻る

各作品の著作権は執筆者に属します。
エロパロ&文章創作板まとめモバイル
花よりエロパロ