信じあえる仲間
武田ユキナ×神崎直


エデンの園ゲーム・・・
私、武田ユキナは欲望と金が渦巻くこのゲームの中で何よりも大切な物を見つけた。
神崎 直
私が初めて手に入れた信じあえる本当の仲間。
LIAR GAMEが終わった今でも私は「信じる」という事を教えてくれた彼女を忘れられないでいた。

私は経営しているカフェの様子を見に来ていた。
そしたら・・・。

そこに神崎 直がいるではないか!!
えっ!!なんで!?私の店に!?ちょっ!!心の準備がっ!!
っって・・・一人じゃねぇのかよ!!あの秋山ってやつにおまけにキノコまで!!

私は何時しかカフェではなく直ちゃんの様子を見に来たみたいになっていた。

キノコ「じゃ今日はここで!!またいつか会おうね!!直ちゃん!!」
直「はい!!今日はとても楽しかったです!!」

やめとけ!!やめとけ!!キノコはやばいって・・・。

直「秋山さんも楽しかったですよね?」
秋山「お前が福永に会うと言ったからきたんだ。こいつは何するか分からないからな」

実際お前も怪しいけどな!!
エデンの園で直ちゃんのリップクリーム借りるってどんな神経してんだよ!!

直「そんなこと言ってもほんとうは楽しかったんですよね?」
秋山「違う!!」
キノコ「何熱くなってんだよ〜。」
秋山「っっ。帰るぞっ!!直っ!!」
直「えっ?まっ・・・待ってください!秋山さ〜ん!!」

えっ?私も待ってだよ!尾行しなきゃ!!

直「秋山さんどこ〜・・・。先に帰っちゃうなんてあんまりですよ〜。」

どうやら秋山のことはあきらめたみたいね・・・。
もしかして直ちゃんの家を知るチャンス!?
その時だった・・・。

直「きゃっっ!?」
直ちゃん!?どうした!?
ガキ達「わーい!ひっかかったひっかかった!!」
直「またひっかかっちゃったバナナトラップ・・・。もう・・・。次こそこんな事しちゃだめだよ!!」
ガキ達「はーい」

次こそは?
って明らかに常習犯でしょ!!っていうかあんな漫画でしか読んだことのないような罠にひっかかるなんて・・・。もうバカ正直ってレベルじゃないような・・・。

去っていくガキ達・・・。
もしかしてここが直ちゃんの前にでるチャンス!?
尾行してましたって思われるのはいやだしな・・・。
ええぃ。行っちゃえ〜!!  

平常心、平常心!
大丈夫!私ならできる!
そう自分に言い聞かせながら私は直ちゃんに話しかけた。
そう・・・。あたかも偶然直ちゃんが転んだのを見てしまったように。

ユキナ「なっ、直ちゃん大丈夫!?」
直「あっ!ユキナさん!!お久しぶりです!!」
ユキナ「うん・・・。」

私は彼女の笑顔に見とれていた。私も相手を落ち着かせることができる笑顔をつくれる。でも私の笑顔は人の懐に入る為のもの・・・。
それに比べて彼女の笑顔は純粋で・・・。下心なんて一切なくて・・・。

直「ユキナさん? どうかしましたか?」
ユキナ「い、いや別になんにも・・・。」
直「そうですか? あっ!せっかくですから家に寄っていってください!!すぐそこですから!!」

ここしかない!!そう思った。彼女をもっと知るには!!

ユキナ「じゃ・・・。そうするわ。」
直「はい!!」  

直ちゃんの家・・・。彼女は紅茶を注ぎにキッチンにいる。
さて、どうしたものか・・・。彼女を知るとなると・・・。考えただけで体が熱くなる。

直「あっ。そこらへんに適当に座っててください。」

落ち着くために言われた通りに適当な場所に座る。座ったものの私の胸の鼓動は激しく動き、一向に落ち着かない。

直「お待たせしました〜。あっ!紅茶でよかったですか?」
ユキナ「うっ、ううん。」

もう曖昧な返事しか返せなかった。だってもう彼女を押し倒すことにしか意識がいっていなかったから・・・。

バタンッ!!

直「きゃっ!?」

私はもう歯止めがきかない所まできていた。私は強引に彼女の唇を奪う。

直「っん・・。ゆきなさん?」

そして彼女の開いた唇に自分の舌を押し込む。

直「・・・!っうっやっ・・・。」

彼女の息はどんどん荒くなっていく。

直「ふん・・・。いやっ!」

彼女は足をジタバタさせ抵抗する。
私は彼女の服を下着だけになるように脱がし、彼女の小振りな胸を揉む。

直「あっ・・・。いやっ!はぁ・・はぁ・・どうして・・・。」 
直「どうして・・・。」

私は愛撫でをしていた手を止めた。

直「どうして・・・。こんなこと・・・。」
ユキナ「あなたの事が好きだから。」
直「えっ・・・?」
ユキナ「秋山なんかに渡さない。あなたは私のものになるの。」
直「なっ・・。どうして・・。」

私は彼女の下着を取り払う。

直「ゆっユキナさんっ!!」

彼女は頬を赤らめる。
私は彼女の秘部に顔を近づける。

ユキナ「クチュッ。チュバッ。」

わざと卑猥な音をたてながら丁寧に彼女の秘部をなめあげる。

直「あっ・・。いゃっ・・。はぁん・・・。」

そろそろ限界なのだろうか?彼女の体が小刻みに震えてきた。

直「はぁんっっっっ!いやぁぁぁっっっ!!」
ユキナ「いやって言うわりには相当気持ちよさそうね。」

彼女の両手はしっかりと私の頭を押さえつけている。
イタズラっぽく微笑んで言う。

ユキナ「バカ正直も嘘をつくのね。」

彼女はさらに顔を赤らめる。

直「こっこれはぁ・・・。」
ユキナ「お願いして。」
直「えっ・・・?」
ユキナ「お願いしてくれたらイかせてあげる。」
直「そんなの・・・。むりですぅ。」 
ユキナ「ほら、はやく!」
直「うっ・・・。」

私は彼女の秘部をちょこんとなめる。

直「あっ・・。あんっ・・。」
ユキナ「ほら!」
直「・し・・く・・・・い・。」
ユキナ「何?聞こえないよ?」
直「・・・し・・てくだ・・さい・・・。」

私は約束通り激しくなめる。先ほどよりも卑猥な音をたてながら。

直「あっ・・・。ゆ・・きな・・さっんっ・・・。わっわたしっ・・・!もうっっっ・・!あっぁぁぁぁぁぁぁぁっん!」
達した・・・。まるで糸が切れた操り人形のようにぐったりしている。

今更になって私の中で罪悪感がこみ上げてきた。

直「・・・さんっ・・。」
ユキナ「ん?」
直「ユキナさん・・・!」

やばいな・・。押し倒したりしなきゃよかった・・・。どう責任とろう・・・・。

直「ユキナさん・・・。わっわたしもユキナさんの事・・・好き・・・・です・・・。」






私はLIAR GAMEがあってよかったと思う。
だって・・・・、思い合うことのできる仲間ができたのだから!!


■番外編
秋山独り言

俺は福永に言われたことに腹が立っていた。
腹が立っていた理由は一つ。
図星だからだ。
直の事が好きなのは当に気づいている。でも認めてしまったら負けのような気がして・・・。何に負けるのかは分からない。
福永にか?
今の自分にか?
それとも復讐のためにマルチを潰した過去の自分にか?
いくら考えてもこればかりは答えも必勝法も思い浮かばない。
そもそもなぜ俺は直に協力すると言ってしまったのか?
俺の今は亡き母のように人を疑うところを知らなかったからか?
直と母を重ね合わせていたからか?
違う!!
もしかしたら初めて会った時から俺は直に惚れていたからなのかもしれない。
色々考えてもキリがない。



実は俺があの場から逃げ出した理由はこれだけじゃない。
カフェで物陰からずっと俺らを見ていた奴がいた。
確か・・・・。ファイナルで戦ったニセXの武田ユキナとかいう奴だ。
みんな負債ゼロだったろ?なんの恨みがあってこっち睨んでくるんだよ?


俺は福永の図星発言と意図不明睨みつけによって居づらくなったから直も置いて逃げ出した・・・・・。
今まで相手の心理を読めなかったことは一度もない。
神崎 直。こいつの心だけはどうしても読めない・・・。


・・・・・!
クックックックック・・・。
これには必勝法がある。
俺があいつの隣に居てやる事だ。






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