慰み者
福永ユウジ×神崎直


「慰み者になれよ」

フクナガが言った言葉は猥褻だった。彼はもう、自分を取り繕うつもりはないのだろう。
そんな命令など拒否しようとした、拒否しようとしたが…


「はっ…はぁ、……ああっ!ひああっ・・・!」


仕方なかった、そんな命令に従わざるを得ないほど追い詰められていたのだ。
本人の意図せずに艶っぽい喘ぎ声が漏れた。

白い尻がフクナガの目の前にさらされた。フクナガは体を密着させて後ろから腰を打ち付ける。
パンッパンッとお尻から心地よい音が響いた。

悔しい…!こんな風に相手の言いなりになるなんて…!


しかしそんな意思とは裏腹に体は相手のモノを完全に受け入れていた
自分の中に入ってくるものを熱く感じる。

「随分といい感じになってきたじゃねーか?感じてるんだろ。」

フクナガの勝ち誇る声が聞こえた時
カチンときてこう言い返した



「調子に乗るんじゃねー、フクナガ糞」






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