悪霊大杉(非エロ)
番外編


中神記者「鬼形君。また霊に取り憑かれたって?」
鬼形礼「ちょっと違うけど似たようなもんです。変な女の子が突然、
   僕の妹だって言い張ってうちに住み着いているんです」
中神記者「なんか最近の深夜アニメみたいな展開だな…で、それが恐怖なの?」
鬼形礼「中神さん変な脳内変換しないでくださいよ。その子、鬼形礼子って
   いうらしいんだけど、夜な夜な化け物に変身して僕に襲いかかってくるんですよ」
中神記者「妖怪変化か?そこまでは信用できないな」
鬼形礼「なんなら僕の部屋に泊まりますか?」
中神記者「がってん、しょうちのすけ!」

 で深夜――鬼形と中神が布団を並べて寝ているところへ、いきなり襖が開いた。

奇妙な妹「お兄ちゃぁぁん…」
鬼形礼「キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!!」
中神記者「鬼形君、台詞が違うよ…」
鬼形礼「あ、間違えた。キタァァァァァァァァ〜ッ!」
奇妙な妹「記者のオジサン!そこは私が寝る場所よ!邪魔しないで」
鬼形礼「ぅわああああっ!」恐怖に怯えた。
中神記者「鬼形君もちつけ!いや、落ち着け。俺にはただのロリロリした
女の子にしか見えんぞ。スルーだ、スルーしろ!」
奇妙な妹「あぼーんしてやるぅぅ!」

 奇妙な妹は中神に襲いかかった。物凄い力で首を締め上げる。

中神記者「な、なんだぁ?この馬鹿力はとても少女のものとは思えん。
   よぉし、そうか、そういうことなら俺も空手バカ一代を見て育った
   世代だ。反撃するぞォ!」
   
 中神は少女の股間に手刀を突き立て、相手が一瞬怯んだところを投げ飛ばした。
 少女が着地して立ち上がろうとする寸前に顔面に膝蹴りを食らわし、
 ひっくり返ったところを連続の当て身で少女の柔らかな腹部を猛攻する。

鬼形礼「中神さん、ちょっと止めて!」
中神記者「なぜだ?こいつは化け物なんだろう。迂闊に力を抜くと逆襲されるぜ。
   俺が化けの皮を剥いでやる!」
   
 中神は少女の寝間着を引きはがし丸裸にした。更に片手を後ろに思い切り
 ネジ上げて、容赦なくケツを怒突く。
 
奇妙な妹「きゃぁぁぁぁっ!」

 少女の腰の内部で何かがボキリと折れる音がした。

鬼形礼「だめだこりゃ。完全にリョナになってるよ…orz」
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恐怖新聞 深夜刊
『中神記者、二十五話を待たずに婦女暴行で逮捕』
 鬼形礼の級友である中神緑子の兄、中神記者は本来、第二十五話・交霊会で
逮捕されるはずだったが、その時を待たずして奇妙な妹事件にて、鬼形礼子と
なのる怪少女に、正当防衛を遙かに超える暴行を加えたため、鬼形の両親の通
報により逮捕された。ある霊能者の霊視にによると、これは、鬼形の部屋には
ポルターガイストの他に2ちゃんねるの煩悩意識の集合体が集まっていて、
悪霊大杉、の状態だったためらしい。






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