むっつり注意報!(非エロ)
北田秀一×わぴこ


今日も朝からいい天気。さわやかな朝。
後方から駆け足の音が聞こえてくる。
振り向かなくてもその足音の主が誰だかわかる。

「はよーん、秀ちゃん!」

ほら、やっぱりわぴこだ。

「わぴこ、おはよう。」

僕に向けられる笑顔が眩しい。今日のわぴこもすごく可愛い。
隣を並んで歩くわぴこを見おろす。
ふわふわの髪、華奢な体。水色の半袖のセーラー服がよく似合う。
その制服の隙間から白い肌がのぞく。

白い肌、そして、白い…ブラ…。

「秀ちゃんどうしたの?」
「えっ?な、何が…?」

もしやのぞき見たのがバレた?

「なんかボーっとしてるし顔も赤いし…風邪ひいたの?」
「え、いや、大丈夫だよ。」
「そっか、良かったー。」

下着を見て興奮してた、なんて言えるわけないよな。
でももし言ったら…?

―そんな少しじゃなく……、わぴこの全部を見て!

なーんて、フフ…フフフ

「秀ちゃんやっぱ変!」

今日は1限目から体育だ。
衣替えで夏服なので男子は半袖半ズボン、女子は半袖にブルマ。
どこにいてもピンクの髪を探しあてることができる。
準備体操をするわぴこ。
ブルマから伸びたすらりとした生足。柔らかい太ももに挟まれてみたい…。
女子はバレーボールを始めた。
激しく動きまわるわぴこのブルマがずり上がってぷるんとしたお尻が溢れる。
他の男子に見られやしないかヒヤヒヤしたけど、素早く人指し指をブルマに差し入れ整えた。

…人指し指になりたい。柔らかい桃のようなお尻に埋もれてみたい…!

「おいっ、秀ボー!危ない…っ!」

―バシィィィィン!!!

そういえば男子はドッジボールだった。
飛んできたボールを顔面で受けてしまった。

「秀ちゃん!大丈夫?!」
「秀ボー…なんでニヤニヤしてるんだ?どっか打ちどころ悪かったんじゃ…。」

休み時間。隣の席のわぴこは机に座りこちらを向いて足をぶらぶらさせている。
次の授業の教科書を用意しつつ、わざとらしくないように消しゴムを落とす。

「秀ちゃん、何か落ちたよ。」
「あ、自分で拾えるから。」

慌ててわぴこを制止する。
消しゴムを拾うふりをしながらさりげなくスカートの中をのぞき見る。

魅惑の三角地帯。………白だ。
デンジャラストライアングルゾーン。探検に出掛けたい…。


―キーンコーンカーンコーン

ようやく給食の時間になった。
給食なんかよりわぴこを食べたい。まだ未熟の果実をじっくり味わいたい…。
ふと机の上の果物が目に入る。今日のデザートはバナナだ。
給食を平らげたわぴこは丁寧に皮をむき、バナナを頬張る。
反り返りはち切れんばかりの太いソレを、ゆっくり先端から口に含み舌でじっくりと味わう。

わぴこの小さい口で僕のバナナを………。
僕のバナナが大きくなってしまった。

5限目。昼食後の満腹感と午後の気だるさで、わぴこはいつものようにお昼寝タイム。
寝顔も可愛い。
机に突っ伏して寝ているせいで制服がズリ上がり、細いウエストが見える。
もう授業に全く集中できなかった…。


ようやく放課後。
葵はバーゲンの為早々と帰ったからわぴこと二人きりで下校だ。
隣を歩くわぴこが、前方にペンギンが横切ったと駆け出す。
そこへ突然のつむじ風。

「わわっ!」

ふわりと浮き上がったスカートを押さえる。
が、前を押さえたものの後ろはそのままめくれ上がり…。
夏の太陽よりも眩しい。


…中学2年、夏まっさかり。






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