金田一一の災難 黒魔術編
番外編


美雪達と肉体関係を持ったせいで今まで以上に親密になってしまった。その証拠に軽井沢まで一緒に付いてきやがった。
美雪はともかく綾花と冬美の行動には正直呆れてしまう。遊びで来てるんじゃないんだぞ。

「あたしたちが一緒に向かうのに何か文句でもあるの?はじめ君は?」

冬美…その用意周到なガイドブックの本の数を見たら観光気分にしかなってないぞ。溜め息をついて仕方なく俺が軽井沢に向かう本当の意味を伝える。

「俺は友人である研太郎の取引先の社長が変死したので殺人事件では無いかの調査の依頼で軽井沢に向かっているのにお前らは…」

綾花は俺宛の手紙を実は覗いたらしく、逆に好奇心に惹かれてしまったようで本音を語る。

「殺人事件ならその会社の事を色々調べたいわ。それに井沢君のことならあたしたちも美雪ちゃんから詳しく聞いているわよ。」
「そうよはじめちゃんはあの事件以来の井沢君の事が心配でしょうがない気持ちは解かるけど焦らないの。」

美雪…全部教えたのか?俺のミスのせいで心にトラウマが出来る事件を…気分が暗くなっちまう。
綾花が優しく抱擁をしながら俺の耳元で語りかける。

「それは貴方のせいじゃないんだし、気にしちゃいけないわ。」

笑顔で内心は怒っている美雪もその姿に嫉妬したのか俺の背中を抓る。

「そうよはじめちゃん。後悔なんてらしくないわよ。」

この光景に我関せずの冬美は新幹線の車内案内板を見ると目的地がそろそろだと気付く。

「そろそろ着くわよ。」

俺たちは軽井沢に辿り着くと幼馴染の研太郎に遭遇する。

「お〜い金田一、七瀬さん…ってそちらの美人さん達は?」

素っ頓狂な顔をする研太郎。俺は言い辛かったのだが思わず本当の事を言ってしまう。

「実は俺と(小指を立てて)これのかんけ…」
「余計な事を言わないの!」
「もっと空気を読みなさいよ!」

見事なダブルの強烈なハリセンが俺の頭に直撃する。美雪は助っ人と説明する。

美雪の説明で納得したのか俺の態度で理解したのか研太郎はどうでも良い表情で溜め息をついて自己紹介を始めた。

「とりあえず、自己紹介をします井沢研太郎です。よろしく。」

綾花も冬美も研太郎とは初対面で緊張した面持ちで自己紹介をする。

「蓮沼綾花です。よろしくお願いします。」
「社冬美です。所で井沢君って金田一君の話だと社長をしてるんですよね?」

冬美の質問に研太郎は素直に答える。

「ええ…大した会社じゃないんですけどね。こいつの力が借りたくて呼んだんですよ。」

綾花と冬美は俺をジーと怪しみながら見ている。事件を解決できるのかこいつにってような視線で俺は早速、依頼内容の説明を研太郎に求める。

「所で…お前の依頼先の社長ってどんな奴なんだ?」

研太郎は新聞の記事を見せて具体的に説明する。この事件最近出たばかりのを…

「火祀コーポレーションって知ってるか?身元不明の死者がこの社長なんだ。大袈裟に公表すると色々混乱をきたすようでな。」

美雪達もこの事件は知っているので納得してるようだ。更に研太郎は説明をする。

「社長の部屋の中に趣味であった鉄道模型の中に濡れている真っ二つの人形が置かれていたんだ。死に方が社長そっくりに。」

何となく嫌な胸騒ぎがする俺の勘は決して間違いではない。そのクライアントの車に乗り、依頼主の元へ駆け込む。
調べてみると色々な事が解かる。この火祀一家の家族血縁の無い者同士の家族である事、金持ちの豪邸である事が解かる。
祈祷の先生ってのがあまりにも気になる…俺の直感が間違いなければあいつではないのかと確信してしまう。
黒魔術の儀式が終わった後、クライアントから借りた部屋で寝ようとしたらずっしりと美雪達が待ち構えていた。あの儀式がよっぽど怖かったらしい。
俺は念の為に質問してみる。

「お前ら…俺の部屋に来て何してんだよ?」
「あんな怖い物見て平気な子なんているわけ無いじゃないはじめちゃんの馬鹿!」

逆切れすんな美雪…

「そうよ、だから男なんでしょしっかりしなさいよ。」

冬美…それとこれは違うと思うぞ。

「あたしたちも貴方の温もりが欲しいからこっちに来たの。」
って事はここでやる気かよ綾花?冗談じゃねぇ今すぐ研太郎の元に行こうって…何だ急に俺の股間が急に熱くなったぞ?
「早速効果が出始めたようねはじめちゃん♪」

美雪…一体何を?

「あの紅茶の中に強力な精力剤を仕込んだの♪」

マジかよ綾花?

「はじめ君を早速犯すわよ♪」

冬美まで…

ギンギンに腫れていく俺のムスコ…そのせいで脂汗がダラダラと流れていく。美雪達は全裸になる。
その様子を見て綾花と冬美は俺の耳たぶを甘噛みしはじめる。

「はじめ君、敏感ね♪」
「さてと誰が彼の子供を一番速く産むか競争よ♪」

種馬じゃないんだぞ俺は!心の中で泣いている間に美雪がいきなりズボンを摺り下ろし始めた。

「今日のノルマは一人8発だからねはじめちゃん♪」

いきなり俺のペニスに嬉しそうな顔で自分のオマンコを入れて腰を派手に動かすなよ美雪…

「やっぱりはじめちゃんのちんちんって気持ち良い♪最高よ♪」

そんな事言ってる間に苦悶の表情になる俺は射精しちまう予感が的中してしまう。

「離れてくれ美雪!中出ししちまう!」
「ダメよ♪危険日だから思う存分出しなさいよ!腰を挟んでいるのに逃がさないからね♪」

やばい、美雪の膣内が気持ち良いせいで子宮の奥まで一杯射精しちまった。
それを見た綾花は美雪からあふれ出る俺の精子を飲み始める。

「美味しい♪はじめ君の精子…癖になるわ♪」

今度は冬美が俺のペニスを自分のオマンコに入れる。

「まだまだ元気ね♪安心したわ…さっさと腰を振りなさい!」

美雪以上に厄介なのが冬美だ自分から腰を動かさないから始末が悪い。
渋々動かすと徐々に冬美はご満悦そうな顔をする。

「やれば出来るじゃない♪」

そりゃそうだお前に躾けられたんだから…心の中で涙を流す俺…やべえ又出ちまう。

「そうよ一気に出すのよ♪って綾花おっぱいを揉まないで感じるから!」

そのエロいやり方をすると射精が早く出てしまった。どうやら綾花は焦れていたのでさっさとしたかったようである。

「はじめ君、今度はあたしよ♪」

ああ、こうなりゃやけだこっちから犯してやる。いきなり綾花を押し倒そうとするすると美雪と冬美が俺の顎にダブルビンタを入れる。

「ダメよはじめちゃんは受けなんだから♪」
「そうよ犬はご主人様の命令に従いなさい♪」
「ごめんね♪はじめ君はあたしたちの忠犬だもんね♪」

そう言いながら綾花も俺のペニスに自分のオマンコを挿入する。

「最高ね♪はじめ君のムスコは逞しいし、締め付け具合が何ともいいもの♪」

綾花に限らず美雪も冬美とのセックスも何とも言えないほど相性がいい…その世界に嵌るのは男の本能と言わざるえないな。
予想だが一番速く産みそうなのはこいつかもしれないなと理由は無いが考えてしまう。

「あたしもそろそろ限界だわ♪出して!」

言われなくても沢山出してやる!妊娠しても文句言うなよ!
これがこいつらのせいで翌朝まで続いた。早速、研太郎が俺の顔がやつれていると心配する。

「どうしたんだ金田一?こんなにやつれて?七瀬さん達肌がツヤツヤしてるな?」
「実は美雪達にミル…」

ハリセンで俺の頭を即効で叩く美雪と綾花…完全に気絶した俺に替わり冬美が事情説明をする。

「何でもないですよ。呪いがこわかったみたいで…」

どうやら納得したようだ。

事件を解決したのだが犯人が研太郎で高遠の操り人形になってしまった事に俺は追い詰めてしまった事を未だに後悔している。
あの優しいあいつを犯人に仕立てた高遠…怪我が治ったら絶対に見つけてやる!
って何で美雪達が看護服を着てるんだよ?

「そりゃもちろんはじめちゃんの専属のナースとして剣持警部にバイトの紹介で雇ったのよ♪」

美雪…それって違法じゃねぇの?

「作業はナースの人に任せるからやんちゃを止めてくれって医者に頼まれたのよ♪」

綾花まですっかりノリノリになってやがる。

「最近、あたしたち生理が来ないのよね…誰かさんのせいで陽性反応出ちゃった♪」

俺って言いたいんだろ冬美!もはや何も言い返せねぇ。
研太郎に面会するとき奴らが付いて来た本音を話そう。呆れるだろうけどな






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