堕ちていく名探偵
番外編


村上草太に扮した怪盗紳士は金田一一を鳩尾にパンチで気絶させ学校の倉庫に監禁した。
はじめは完全に手足が硬いロープで固定されているのに気付くと目と口をガムテープで耳を栓で塞がれ、全く視界も見えず、何も聞こえず、喋る事すら出来ない事に困惑してまった。
まさか、草太がこんな酷い事をするのか理解が出来ないでいると草太のお面を獲った醍醐真紀の顔の怪盗紳士が何も言わずに信じられない行動を起こす。
はじめだけを拉致したのではなく幼馴染の七瀬美雪も監禁していた。
ただ、美雪の場合ははじめほどのきつい拘束でなく手足をロープで縛られているだけだった。
このような理不尽に酷い状況に陥れた怪盗紳士を睨む美雪…なぜ、自分とはじめがこんな事をされなきゃいけないのか怒りの衝動で納得が出来ずに口に出す。

「なぜ、あたしとはじめちゃんにこんな事をするのよ?目的を答えなさいよ!」

美雪の怒りをまるで嘲笑して見下するかのように怪盗紳士は目的に答える。

「貴方はただそこでじっと見ていれば良いのよ…金田一君の身体に用があるんだから…」

怪盗紳士の指がはじめのズボンのチャックを広げて中身のモノを取り出そうとする。完全に草太だと勘違いするはじめ…冷や汗がダラダラ滲み流れてくる。

「(よせ!馬鹿草太!俺にそんな趣味はねぇ!)」

怪盗紳士は妖しい肉食獣のような目ではじめの肉棒を摘み口づけを交わす。そんな事とは知らないはじめは嫌そうな顔をする。
そして、目的が何なのかここではっきりと確信に変わった。

「(俺の童貞が目的なのか!変態草太め!)」

男にフェラチオという奉仕で勃起など絶対に男のプライドとして屈辱だと感じたはじめは苦悶の表情で我慢した。
中々フェラで勃起しないのをEDかと不思議がる怪盗紳士…すると嘲笑混じりに美雪が皮肉を言う。

「貴方のフェラが下手糞なだけでしょ!」

カチンときた怪盗紳士は上半身を裸になり、胸の谷間にはじめの肉棒を挟み込み擦り付けるパイズリしながらフェラに走る行為を始めた。

「(何だ?俺の知らない感覚が!!)」

フェラでも限界に近かったはじめにパイズリが来ては流石のはじめの肉棒でも勃起せざる得なかった。はじめの情けない姿を見て美雪は軽蔑するかのように目を逸らしてしまう。

「はじめちゃんの根性無し…」

すると怪盗紳士は下半身も脱いで自分の結合部とはじめの肉棒を軽く擦り合わせてわざと美雪に見せ付けて宣告した。

「七瀬さん、お先に金田一君の初物を頂くわ♪」

はじめは草太と完全に勘違いしているので草太の肛門を挿入させると思っていた。

「(よせ!草太…やめろ!俺の童貞消失がやおいなんて御免だ!)」

ジタバタして完全に嫌がっているはじめを見て、美雪は悲しくて涙を流してしまう。

「ごめんね…はじめちゃん何も助ける事が出来なくて…」

怪盗紳士ははじめの肉棒を根元まで入れ、激しく腰を打ち付けるかのようピストン運動を繰り返す。

「金田一君のおちんちんって最高ね♪クセになりそう♪」

歯軋りをしながらはじめの方は男でイクなんてプライドが許さないから意地になっている。だが、百戦錬磨の怪盗紳士に陥落させるのに激しい腰の動かし方と顔面に胸を押し付けるだけで時間が掛からなかった。

「そろそろ…アタシも限界ね♪金田一君もそろそろ落ちそうだし♪」

計算高い快楽にはまっている怪盗紳士の予告どうりはじめも我慢できずに一気に射精をしてしまう。
セックスをやり遂げた怪盗紳士は美雪のロープを解き、見下した表情で離れていった。
幼馴染の童貞を奪われた悲しさに途方にくれる美雪…果てたはじめの服を着せて開放すると一部始終を見ていたことをはじめに伝える。

「はじめちゃん…辛かったよね…あたし…助けたくても助けられなかった…」

あの姿をみて泣き崩れる美雪…自分の羞恥を幼馴染に晒されたのははじめにとっても屈辱しか残ってなかった。

「お前…全部見ていたのか…」

心配する美雪から意外な事をお願いする…

「はじめちゃん…あたしを抱いて…」

なぜ、美雪がこんな大胆な事をいうのかはじめは状況が全く理解できなかった。美雪にとってもはじめを奪われた屈辱で自分の方が絶対に喜ぶはずだと確信が持てるからだ。
互いにとんでもない誤解してしまっているのである。はじめは草太に犯されたと思い、美雪は好意の無い怪盗紳士にはじめの童貞を奪われたと思っている。






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