番外編
*この作品は雪影村の事件は起きず冬美や綾花は生きていて金田一の高校にいる設定です。根本的にはじめが受けです。ご了承ください。 俺の名は金田一一。今、三人の女性に追われている身である。その三人は幼馴染の美雪と雪影村からこっちに転校した冬美と綾花である。 事の発端はその三人の下着を盗んでしまった事に限る。目撃したのが草太であったせいでその三人にチクったのだ。だからその三人は血走った目で俺を追いかけようとする。 そーっと覗くと美雪達が全員の声が聞こえる。 「どう?何か金田一君の情報は得られた?ったく何処に言ったのよあの馬鹿は!」 ゲッ冬美!指をパキポキ鳴らしながらいつでも殴る準備をしていて、額に青筋までたってやがる。 「いいえ、何も無いわ。美雪ちゃんの方はどう?」 綾花…笑顔を見せながらも何か黒いオーラが出てるぞ。冬美よりある意味怖いぞ… 「駄目ね。こうなりゃ明智警視や剣持警部に助っ人として頼もうかしら?」 ちょ…ちょっと待て美雪!?それはいくらなんでも反則だぞ。慌てた俺は足元にあるゴミ箱に体が当たりドンと派手に音を出してしまった。 実はこれが美雪達のトラップだったって事であることに気がつかずに…早速、聞いてしまった三人は俺の元に駆けつける。そして、まるで獲物を見つけた見つけたかのように俺に迫ってくる。 「あらまあこんな所にいたのね金田一君。」 冬美…暴力反対!俺は怖くて後ずさりをすると後ろにはもっと怖い黒いオーラを纏った綾花が待ち構えていた。 「なんで逃げるのかな?あたしたちの下着を盗んだあなたが悪いんじゃない。」 逃げ場の無い俺に追い討ちを掛けるかのように美雪も俺を睨んでいる。やべぇこのままじゃ俺、間違いなく殺される。高遠よりもこいつらの方が怖い。その証拠に腰が抜けて足も震えてしまっている。 「はじめちゃん、そんなセクハラや痴漢行為の事をしてあたしたちが許すと思っているの?お仕置きを覚悟しなさい!」 流石の俺も死を覚悟した。こんな情けない形で死ぬとは…せめて遺書ぐらい書いとくべきだったなと後悔する俺であった。 怒りまくっている美雪と冬美は今にでも攻撃しようとしたが、綾花が手で止めて二人を牽制する。一番こいつが考えている事の方が危ないのに… ニコニコと笑顔を出しながらも黒いオーラを出しまくっている姿は他の二人よりも怖い。そして、二人に耳打ちしやがった。どうせとんでもない作戦を考えているんだろうけど。 「はじめちゃん、今からはじめちゃんの選択は三つあるわ。一つはあたしのアイデアでお仕置きされるか、二つ目は冬美ちゃんのアイデアでお仕置きされるか、三つ目は綾花ちゃんのアイデアお仕置きされるか、好きに決めて頂戴。」 ちょ…ちょっと待て!どれも同じで変わらないじゃないか!俺はアイデアを質問した。 「お前らのお仕置きのアイデアって一体何なんだよ?」 一番先に答えたのは怒りを露にしてる冬美だった。 「決まっているじゃない。皆でリンチに決まってるでしょ。腕が鳴るわ。」 冗談じゃねぇ、即座に俺は手を前に出し首を横に振った。今度はジト目で美雪のアイデアを語る。 「はじめちゃんの大〜好きなジェットコースターの12時間耐久レースよ。」 それも勘弁してくれ!俺がジェットコースターが大嫌いなのに…それも地獄だぞ。綾花のアイデアにする。それが自分で自爆ボタンを押したとも知らずに… 「綾花のお仕置きにするよ。こいつらのお仕置きよりは酷くないだろうしな。」 綾花のアイデアを聞きそびれたが、綾花は目を光らせていかにも嬉しそうな顔をしていた。アイデアの外された二人は悔しい所かそっちへ行くように三味線を弾いていたのを俺は知らなかった。美雪と冬美も妖しい笑みを見せていた事を気がつかずに。 一応念のために綾花のお仕置きのアイデアを聞いてみた。 「綾花、お前が考えていたお仕置きって一体何なんだ?」 俺は余計な質問なんかするんじゃないと後悔するのはこの段階で知る由も無かった。こいつが一番何考えているか解らないのに…楽しみな顔で綾花が答える。 「金田一君とあたしたちでお茶会をして楽しい夜を過ごすの♪場所は誰もいない金田一君の家に集合ね♪」 変化球で綾花の言った意味が今一つ釈然としないが了承する。ちょうど、俺の家族が旅行でいないって事なんだが何で知っているんだ。美雪でさえ知らない情報なのに… 俺は知らなかった綾花は秋葉原で盗聴器を購入し俺の部屋に仕掛けていたのを… 綾花のアイデアにより、楽しそうに俺の部屋に上がる女性陣。俺に綾花が持ってきた紅茶を入れて欲しいと言われたので早速準備に取り掛かる。どうやら俺の部屋で一体何を企んでいるんだ?普通に騒ぎたいだけか? なんとなく釈然としない俺は、紅茶をみんなの分に手渡しした。美雪もお菓子を持ってきたらしく、楽しく頬張っている。女同士で騒ぐなら別に俺の部屋じゃなくても別に良いだろうと呆れてしまう俺は紅茶をがぶ飲みしてしまう。 変な香りのする紅茶だが味は確かに美味しい。元々、甘党でない俺は紅茶ばかりついつい飲んでしまう。その数分後俺の体内に変化が起きる。 なんと俺のムスコが急に大きくなり、腫れるような痛みが出始めたのだ。苦悶の表情でまともに喋れなく脂汗を掻く俺に三人は妖しげな目で俺を見下ろす。 「どうやら、効いてきたみたいね♪はじめちゃんってやっぱりあの紅茶ばかり飲むんだもん♪」 何か嬉しそうな顔をしてんじゃねぇ美雪。顔面蒼白の俺をよそに綾花は作戦どうりとガッツポーズを決める。 「あの紅茶ね、性欲を上げる催淫効果のある紅茶なの♪あなたはあたしたちと既成事実を作るの♪それに誰が金田一君の子供を速く作るか競争よ♪」 ちょ…ちょっと待て、その既成事実って何だよ!それにそのゲーム感覚で俺を弄るなよ。 美雪はともかくお前らは島津が好きだったんじゃ無いのかよ!っていきなり頬を引っ張るなよ冬美。痛ぇじゃねぇか! 「島津君の失恋はあたしたちにタブーよ。廃校になるんだし、田舎っぺの彼よりも都会でコネのありそう金田一君の方が効率が良いんだし…」 冬美…変わったなお前。って事は俺が色々な有名人と知り合いなのも知っているのか? 「大当たり♪だって、金田一君の部屋に盗聴器を仕掛けたのあたしなんだし♪それに生活が苦しいから金田一君の部屋に居候したいのよ♪」 綾花…なんて事を…それに潤んだ瞳で同情を誘うような爆弾発言は止めてくれよ。 三人は一斉に俺の服を強引に脱がし始めた。そして俺が一番気になっている部分をジーっと見つめる。 女に見られて恥ずかしくなっている俺をよそに美雪達は楽しそうに俺のムスコを手で触れようとする。 「それにしてもはじめちゃんのあそこって大きいわ♪」 そんなうれしそうな目で見るな美雪。いつものお前じゃねぇぞ! 「いかにも我慢できそうもなさそうね金田一君は♪あたしたちが処理してあげる♪」 冬美…楽しそうにそんな所を触るんじゃねぇよ! 「この提案を選んだあなたも同罪よ♪ちゃんとあたしのお仕置きを聞かなかったんだし♪それにこのお仕置きを皆が狙っていたんだもん♪それにあたしたちもその紅茶飲んだわよ♪」 綾花…お前がとんでもない女だって事は理解した。全ては俺にこの作戦を引っ掛ける罠を仕組んだ張本人だって事が!ってお前らも服を脱ぐんじゃねぇよ。 俺の目の前で完全に全裸となる美雪達、普通に見れば彼女らはグレードの高い美少女達である。均整の取れた綺麗な体型をしてるので興奮しないわけが無い。 なおさら反応する俺のムスコ…それに今度は楽しそうに舌で舐め始める女性陣。 「金田一君ってあたしの舌が気持ち良いのよね?」 「冬美よりもあたしでしょ?」 「はじめちゃんはあたしの舌だよね?」 誰の舌なんてそんな事、俺が知るかよ…そんな事はお構いなくどんどん舐めるのが激しくなる。やべぇ、そろそろ限界だ。 「は…離れろ!出ちまう!」 俺はビクビク震えながら、俺の意思とは関係なく美雪達に射精を思いっきりしてしまう。美雪達も驚いてしまい顔に俺の白濁とした独特の臭いをする精液が彼女たちの顔面に掛かってしまう。 すると、美雪達は楽しそうに俺の精子を飲み込んでしまう。変な趣味を持ってるなお前ら…俺の汚い精子がそんなに好きか? 俺のムスコがまだ元気なのを良い事に俺を押し倒す女性陣、美雪は自分の秘所を拡げて俺のムスコに押し込んでしまう。どうやら、美雪も処女だったらしく膜が破けて出血をしている。顔を見るとガクガク震えながらも明らかに苦しそうなのにやせ我慢をしてるのが見えた。 「あたしの初めてがはじめちゃんなの!やっぱりはじめちゃんのおちんちんは大きすぎだわ。でもそれがいい。」 おい!無理して動かすなよ。お前だって痛いだろうが!って綾花、楽しそうに何で自分の性器を俺の顔に近づけるんだよ。冬美もおれの乳首なんかしゃぶってんじゃねぇ! 「金田一君の感じるところを舐めているの。」 そんな事は俺は望んでねぇぞ冬美!くすぐったいだろ! 「金田一君の舌であたしのおマンコを舐めて。」 俺の顔に思いっきり押し付けるなよ綾花!舌を出せば良いんだな?こうなりゃヤケクソでやってやるとも!俺の舌で綾花の性器を丹念に舐める。すると、よっぽど気持ち良かったらしく、嬉しそうな声を上げる。 「そ…そこ!気持ちいい!金田一君の舌って上手ね。最高よ。」 そんな事で褒められても困るのだが、嬉しそうな声で美雪は勝手にドンドン腰を動かすし、そのせいで俺のムスコもそろそろ限界が来て子宮の奥までこれでもかというぐらい沢山射精をしてしまう。 マジでやべぇ!美雪の性器から溢れんばかりの俺の精子が流れ込んでいる。美雪は随分ご満悦そうな声を出す。 「あたしのお腹に沢山のはじめちゃんのが入ってる♪気持ち良かった♪」 充分満足した美雪は即座に離れ、今度は綾花が物欲しそうに俺のモノを眺めている。 「今度はあたしの番ね♪美雪ちゃんが騎乗位ならあたしはバックでやろうっと♪」 そう言いながら綾花は自分の秘所に俺のムスコに挿入する。って冬美!お前は俺の肛門を舐めるなよ! 楽しそうに美雪も俺を喋れないようにする為にキスで舌を入れたりするんじゃねぇ。俺の精子の臭いがするじゃねぇか。 綾花も処女だったらしく膜を破れてたらしい。でも動きが激しかったので俺は知る由も無かった。 「きついけど金田一君のおちんちんは最高よ。処女を奪ってくれてありがとう♪」 勝手にズンズン挿排を繰り返すたびにおれのムスコがまた限界をきてしまう。綾花も美雪同様濃い精液を子宮の奥まで射精してしまった。 「金田一君のセックスってはまるね。またしたくなったりするわ♪」 とんでもねぇ事を言ってんじゃねぇ。でも、不思議だなこれだけ射精しても俺のムスコは全然衰えてねぇなんて。まさか紅茶のせいでは? 冬美が俺の悩んでいる疑問に察知したらしく、俺の考えの答えを出す。 「よく気付いたわね。この紅茶は性欲を10倍に上げる能力を持っているの。だから金田一君が完全に燃え尽きるまであそこは勃起したままよ♪」 綾花が離れた後、今度は冬美の秘所が俺のムスコを強引に入れる。こいつも楽しんでやがる。 美雪は自分の胸を俺の顔に差し出し始めた。 「はじめちゃん、あたしのおっぱいを吸って!気持ち良くなりたいの♪」 綾花も美雪に負けじと胸を俺の顔に押し込む。そんな意地の張り合いなんて見たくねぇ。 「金田一君、あたしのおっぱいも舐めなさいよ!美雪ちゃんだけでなくあたしも気持ち良くなりたいの♪」 美雪の左の乳首と綾花の乳首を交互に舐める。一方の冬美は冬美で勝手にどんどん進んでいる。 「はじめちゃん、舌使い上手い♪感じちゃう♪」 「あたしもよ。感じちゃう♪」 「初めてセックスをするけど、こんなに金田一君のが素晴らしいなんて♪あたしにも金田一君の頂戴♪」 こいつらだけで満足しやがって勝手な奴等だ。俺も人の事は言えないがな。やべぇ、俺の精液が欲しいなら幾らでも出してやる。二人も膣出しをしたので、三人目を出そうが出さないが大差はねぇ。 ー数時間後、こいつらのセックスのローテーションのせいで俺は白く燃え尽きた。一方の女性陣はご満悦そうな顔で皆寝ていた。 翌日、親に完全にバレてしまい、責任として綾花と冬美は俺の部屋に居候という形になる。綾花の作戦どうりに…しかも生活費は俺がバイトしなきゃ駄目な羽目になる。涙が出るほど財布が軽いぜ 更に数ヵ月後、全員妊娠を発覚するのは言うまでも無かった。俺、高遠に殺されていた方が幸せかもと考えると無理やり引き摺られ説教を喰らう羽目になる。 「はじめちゃん、高遠に殺された方が幸せだと思っていないわよね?」 そんな顔で睨むなよ美雪… 「そんな事したら、あたしたちは許さないからね!」 指をポキパキ鳴らすな冬美… 「あなたは父親のいない子供にさせる気なの?」 そういう脅迫も止めてくれよ綾花…なんだかんだ言ってもこいつらは妊娠しても変わらないだな。 こいつらと重婚してしまうのかよ。マジで犯罪になるから勘弁してくれよ。俺はその気が無いのに却下されて愕然とする情けない俺だった。 SS一覧に戻る メインページに戻る |