とあるソープの前にて
番外編


「おっ。そこのお兄さん!いい娘いるよー。最近入った新人の娘なんて超オススメだよ!」
「えっ…あ、いや、僕高校生ですから」

が、むしろ店員

「そういう事なら安くしとくよ!さあっ入った入った」
「いや、それ法律違反…あ!ちょっ…」

引きずり込まれるように入店し何やかんや宣材写真を値踏みする高校生。

「うわ…この娘、ウチの高校の七瀬さんに超・激似かも」
「彼お目が高い!この娘はウチの超売れっ子で空いてる事の方が少ないんですヨ?美雪ちゃん御指名入りまーす」
「って、ちょっ僕まだ…でも待てよ『美雪』…??」
「はぁ〜い!」

と、奥から、素晴らしく悩ましいボディの清楚優等生系黒髪ロングの美少女登場。

「って……七瀬さん!!!?」
「え…?あっ!(やっばぁい、の顔の後何事もなかった様に)…初めまして、美雪で〜す!」
「いや初めましてって毎日学校で…うぷ」
『初めて会った』客の口を両手で塞ぐソープ嬢。
「お部屋にご案内しますね!」
「へへへ部屋って…あのっ七瀬さん?」

しっ、と声を潜めるソープ嬢。

「んもう。いいわよ、もう今日はタダで…。たっぷりサービスするから、そのかわり私がこのお店で働いてるコト
絶対誰にも内緒にしてね。いい…?」
「……は〜い…」


翌日。同じソープにて。

「ええ?今日も来たのぉ〜?昨日あんっなに射精(だ)したのに〜??」
「きょ、今日はちゃんとお金払うから…」
「んー。まぁ別にいーけど。脂ぎったオジサンの相手とか苦痛だし…ゆっくりしていって?」
「じゃあ…今日もヨロシク…!」

と寝そべった高校生の――は既に天を向いていた。

「もう…そんなに私のコト気に入ったんだ…?私のテクなんてまだまだなのにナ?」

美雪の手が彼の――に伸びる。

「そんなコト…ないよ…うっ…」
「ふふ。失礼しま〜す…」






SS一覧に戻る
メインページに戻る

各作品の著作権は執筆者に属します。
エロパロ&文章創作板まとめモバイル
花よりエロパロ