学園祭編
金田一×蓮沼綾花


金田一一は校庭でミステリー研究会で売店の売り子の案内をしていた。
元々、一自身は全くやる気が無かったのだが、部長であり幼馴染の七瀬美雪
に仕事くらいちゃんとやれと言われ、渋々やらされていた。
サボって村上草太の屋台のたこ焼きでもつまみ食いでもしようと思った。

その時、いきなり金田一君と呼んで一の背中に抱きついてきた人がいた。
そう今、一の彼女である蓮沼綾花であった。
一はいきなり綾花が何でここにいるのか困惑した。
その理由を綾花は嬉しそうに説明をする。

「実は七瀬さんに学園祭が教えてくれて、東京の学園祭ってどんなのが見てみたかったの。」

田舎の学園祭は明らかに昔の風習とよくある屋台とかばかりで少し飽きていたのである。
金田一は草太のいる屋台を諦め、綾花に食べた事のないケバブの屋台に行くことにした。
さすがに見たことも無い料理だったので困惑する綾花に一は説明をする。

「パンの中にキャベツと肉を入れるんだけどソースが色々あってな。辛い味を食べたいならチリソース、辛くない味だったらヨーグルトソースがあるぜ。」

一はチリソースを頼むと、綾花もチリソースを頼んだ。
綾花にとって初体験の味だった為、一口食べてみると、美味しかったらしく感動して生きているって素晴らしいと思った。
そもそも、雪影村の事件でずっと最後まで一と一緒にいなければ間違いなく犯人の島津匠に殺されていただろうし、まともな恋も出来なかっただろうと一に感謝をする。
一は綾花の分までケバブの料金をちゃんと奢った。
一は綾花に見学の案内をしようとしていたら、怒りの形相で美雪が近付き説教を始める。

「一ちゃん、売り子の仕事を何でデートでサボっているの?こっちは猫の手も借りたいと言うのに!」

ミステリー研究会の出し物は女がメイド喫茶であった。
当然、美雪もメイド服である。
美雪はサボったお仕置きとして、一にメイド服を着てもらおうかしらと言うと、困った表情で綾花は美雪に謝りだした。

「御免なさい。私が来たせいで金田一君に案内してもらったの。だから許してあげて七瀬さん。」

友人の願いとなれば、さすがの美雪も許さざる得なかった。
呆れた顔で一は美雪にツッコミを入れる。

「だいたい、客が入っているなら、お前がここまで来るわけねぇだろ?大体お前らが料理音痴すぎるんだよ。」

図星だった美雪はしょぼくれた顔で、だって皆料理が下手だと思わなかったんだもんと文句を言う。
助け舟を出そうと考えた綾花は自分から手伝おうと言い出す。
一は客に手伝わせるのは勿体無いと言うが、綾花は彼氏や友人の店の力になりたいと宣言したので承諾は美雪は決めた。
店の調理場では、全然売れてないせいで元気の無い部員ばかりであった。
綾花が手伝いますと言うと別に期待していないから良いよと皆言う。
綾花が料理を作って暫く経つと、客がいっぱい来てしまったのである。
皆、味が良くて集まったようで、部員がてんてこ舞いになってしまった。
真壁達、部員も綾花が料理したものを試食をしてみると確かに他の部員が作ったのより遥かに旨かったのでビックリした。
流石の美雪も綾花の方が料理が上手くて一が惚れるのも無理ないと理解してガッカリする。

学園祭終了後、真壁は綾花は一体誰なんだときくと美雪が一の彼女だと説明する。
全員、ビックリしてしまう。
一番、彼女が出来そうもない一がこんな可愛くて、料理も出来るのが彼女なんて信じられなかった。
男子部員は嫉妬の目を向けていたが、美雪は良いじゃないのと切り替えした。
夕方になると、今日中に帰る予定だった綾花に一は自分の家に泊まったらどうだと言うと、ホッとした表情で綾花はありがとうと言う。

一も綾花が来てから謝りと感謝の言葉を述べた。

「綾花、折角の学園祭で帰りを遅くして今日中に帰れなくて、ゴメン。でも、お前がいたからこそ学園祭も盛り上がったよ。ありがとう。」

綾花は別に一と一緒にいたいからと言った。
一の家に辿り着くと、母親に自分の彼女だと紹介する。
母親は自分の息子に彼女が出来て驚いてしまうが、歓迎してしまう。
母親はここを自分の家だと思って構わないと言って、二人で一緒に風呂でも入りなさいと言う。
母親は息子が彼女と肉体関係ぐらい持っているだろうと完全に気付いているのだ。
一と綾花は互いに裸になり、風呂場に入った。
先に湯船に入るのは一が先に入って欲しいと綾花は言った。
石鹸で体を洗おうとする綾花の体に泡を見て、一は興奮していきなり綾花に抱きついてしまう。
心の準備は出来なかった綾花だったので、先に奉仕しなきゃダメよと言う。
いきなり一は自分のチンポを綾花のオマンコに挿入を試みるが、手でガードした。

「金田一君、今回は攻めは私がやりたいの。」

一のチンポをいきなり鷲掴みし、綾花は右足の親指と人差し指の間でチンポを挟む。
綾花は指をグイグイ動かすと、一のチンポは我慢できずに気持ち良い喘ぎ声を出す。
一は気持ち良くてイキそうになると、興奮した綾花はいきなり口の中に銜えた。
綾花はジュボジュボ激しい音を立てながら吸い出すと一は我慢できないと言う。
しかし、綾花は止めるどころか更に激しく動かすと一は射精をしてしまう。
一の上に綾花はまたがり、オマンコにチンポを挿入する。
始めは苦悶の表情をする綾花だったが、ヌチャヌチャ激しい音を立てながらピストン運動を繰り返す。
息遣いが荒くなった綾花が一に私の膣は気持ち良いか聞いてみると、一は最高だと答える。
キスをしながらやっていると流石に両方とも我慢できずに膣内に射精をしてしまう。
綾花は一に雪影村の事件で一に感謝していた。

「雪影村の事件であの時、金田一君と一緒にいなかったら、島津君に殺されていたと思うの。今の私があるのは金田一君、貴方のお陰よ。」

どうやら事件の事はある程度吹っ切れた綾花を一もホッとしていた。
綾花の心には死んだ友人の春菜や冬美の分まで頑張っているのだと一も承知していた。
一の部屋に綾花を連れて行くと、照れた顔でプレゼントを綾花に渡そうした。

「俺が一生懸命バイトで稼いだ物なんだけど受け取ってくれるか。」

綾花は箱を開けてみると、指輪であった事に驚いてしまう。
一は気に入ったら装着してくれと頼むと、喜んで指輪を左手の薬指にはめてキスをする。
綾花はかなり高かっただろうし、バイトも大変だっただろうと考えてしまう。
それだけ一は綾花を愛してしまった証拠でもあった。

翌日、綾花は雪影村に帰り、仲間にも冷やかされたが、お構いなしで喜んでいた。






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