和姦・初体験
村上草太×七瀬美雪


―それは夏休み前半の暑いある日のこと―

金田一と草太、美雪のいつもの三人で最近評判の大型プールに遊びに行く事になった。

「じゃーん、どお?」

目の前に現われた、まぶしすぎるウェポン級のビキニ姿に俺は前かがみを余儀なくされた。
金田一が来ていたら同じ反応をしていたに違いない。
奴が食中毒を起こして、三人で来るはずのプールが急遽二人きりになった。

「す…すごく良く似合ってるよ」

冒険したデザインではないが、胸の谷間の見事さはとても高校生とは思えない。
たぷんと揺れる巨乳の下には、キュッとくびれたウエストが、更に下には胸のサイズよりありそうな
超ボリューム満点のヒップが美しい曲線を描いていた。美雪がクルリと回ってみせる。

「うふ、ちょっぴり奮発したの」
「か…可愛いよ!!ホント…まぶしい」
「えっ…」

美雪が頬を染める。

ガラにもないコト云っちゃってるし…俺ってば…
美雪も照れてるのかもじもじしている。
許されるなら抱き締めてしまいたいほど可憐である。

ああ…こんなに可愛くて清純な娘に俺は…。

前かがみの自分に自己嫌悪に陥る草太。

ずきんっ。

「いててて…ゴ、ゴホン!…泳ごうか?七瀬さん」
「うんっ!」

一刻も早くプールに入りたい草太であった。

「キャッ冷たい、気持ちいい〜」

はしゃぐ美雪に微笑しながら水中でムスコを触る草太。

ホッ…。

水の冷たさで何とか縮こまってくれたようだ。

それにしても…やっぱり七瀬さんの可愛さはダントツだなぁ…

周囲の男が、可愛くてプロポーション抜群の美雪をチラチラ見ては、一緒にいる草太を煙たそうに見てる。
俺がいなかったら今頃ナンパされまくりだろうな…危ない危ない。
だが当の美雪は何処吹く風で、男のいやらしい視線が集中してるとも気付かず、
ゆさゆさと胸を揺らし、楽しそうにビーチボールと戯れている。

「草太くーん、パース」

ぽこっ。

よそ見してた草太の頭にボールが当たった。おっと、いけない。

「あん、よそ見しちゃダメ」

ううっ可愛いなぁ…もっと違う時に聞きたい…

「草太くーんボール投げてー」

ん〜どうしようかな?

「欲しければ取ってごらん?」

と俺はジェスチャーで伝えた。
草太のイジワルに美雪が楽しそうに乗ってくる。

「いいわよ〜、うふふ、えいっ」

スカッ、と美雪の腕が宙を舞う。

「きゃっ」
「はい、残念」
「もぉーっ、絶対取るから…っ」

都会っ子に見える草太だが、元々は千葉の海に面した町の出身で、意外と泳ぎや素潜りが得意だったりする。
見た目は文科系なのに妙にスポーツ万能で逞しい体躯をしているのは、そういった理由からかもしれない。
女の子の美雪に手は抜いてくれたが、やっぱり草太にはかなわなかった。

「む〜〜っ」

段々ムキになる美雪。
よけるのをやめて草太はボールを上に持ち上げた。

「届くかな?」

草太はクスクスと笑ったが、美雪は草太の背の高さと逞しい胸にドキッとしてしまう。

「あっ?」

動揺したため水中でバランスを崩した。

「七瀬さんっ!?」

とっさに美雪を抱きとめる草太。抱き合う二人の横をボールが落ちた。

「……!!」

どちらにとっても不意打ちの抱擁だった。
裸同然の身体。
草太の胸に、布一枚向こうの美雪の乳首の感触がはっきりと感じられた。

うわ……

同様に、美雪の下腹部には海パン越しの草太のモノが当たっている。

え…?…固い…???……!!!

美雪の顔がみるみる赤くなる。
その理由を察した草太が美雪から即座に離れた。

き…気付かれた…!!

ウソ…、草太くんが…?

スケベな金田一がムスコを反応させてるのには慣れっこの美雪でも、爽やかで
いかにも奥手な草太が反応させているのには驚きを隠せない。
草太にはデートに誘われた事もあるし、告白はされてなくても何となくだが想いは、ほのめかされていた。

草太くんが…私に…反応…?

海育ちの草太の鍛えられた浅黒い肉体が自分を想い切なくしているかと思うと、美雪の身体の奥が熱くなった。

二人はギクシャクしたままプールを後にした。
全く会話のないまま段々人気のない道に入ってゆく。
草太がキョロキョロしだす。

あ、あれ…?来た道と違うような…。俺もしかして道間違えた…!?

目の前には『御休憩』の文字を掲げた、例の建物が並ぶ。

「…!!!」

恐る恐る、横の美雪を見ると、ひどく困った顔でソワソワしていた。

さ…最悪だ…!!

内心でパニックを起こす草太だったが、美雪の目にはクールな横顔にしか見えなかった。

ど、どうしよう…草太くんラブホテル選んでる…?私まだOKもしてないのに…このままじゃ私…?

美雪がチラッと草太の顔を見る。
白状すると草太との浮気願望がないわけではなかった。

…草太くんの感触が…まだお腹に残ってる…

もし草太くんに、どうしてもって頼まれたら私…断れないかも?
草太くんが、どうしても私じゃなきゃダメって云うなら私…私。
草太くん…!

美雪は思わず草太の腕にしがみついていた。

「えっ!?」

仰天する草太。

なっ、何…!?何事…!?どういうイミ…!?

美雪は恥ずかしそうに俯き、ただ草太の腕をきつく抱き締めている。
必然的に草太の腕に巨乳が押しつけられる。

ぎゅっ、むにゅっ、たぷぷん。

うぐッ!?今、そんな…もう俺知らないからね…!?

「はっ…はっ…入ってもいい…かな!?」

一番落ち着いた雰囲気のホテルの前で立ち止まり草太は荒い息で美雪に尋ねた。

やん…草太くんたら待ちきれないみたい…

美雪は素直にコクンと頷いた。

…ウ…ソ…だろ…?

草太は美雪を連れて急ぎ足でホテルに消えていった。

先にシャワーを済ませた草太は布団の中で下着一枚になって美雪を待つ。
下着の中では、恥垢を丁寧に洗い落とされたムスコが何とか射精をこらえ、愛しいめしべとの出会いを
待ちわびていた。
美雪は部屋に入ってすぐに携帯の電源を切っていた。
それが彼女の決意に感じられ、草太は安心してシャワーを浴びれたのだった。

「…お待たせ」

おお…!!

バスタオルを巻いた美雪が恥ずかしそうに出てきた。

意外…!てっきり服着て出てくると思ったのに直球でくるとは。

ベッドの前まで来ると、シャワーの間ピンで止めていた髪をファサッとおろす。
いい匂いが風にのって草太の鼻腔を刺激した。
草太が身体をずらしてスペースを開けると、恥ずかしそうに美雪がベッドに入ってくる。

布団の中に入ってからバスタオルを取り、ベッドの下にハラリと落とす。
その上に純白のパンティが、パサッと落ちる。

お、俺も…!!

草太も慌てて下着を脱ぎ、ベッドの外に放る。
布団の中で二人は生まれたままの姿になった。

「な…七瀬さん」
「…やさしくしてね」
「も…もちろんだよ…!」

覆い被さる草太の背中に美雪が腕を回す。
初めての口づけは甘ずっぱい味がした。

「七瀬さん…七瀬さん!」

童貞の草太の見様見真似の愛撫に美雪の身体が少しずつ昂ぶってゆく。

「もっと…強く触っていいよ?」
「う…うん」
「…あんっ」
「ゴ、ゴメン…」
「…ううん」

美雪のカラダの抱き心地に草太のムスコは恥ずかしいほど先っちょをヌルヌルにしていた。
もっと…よく見たいな…
布団を撥ねのけたい衝動にかられたが勇気がない。
美雪を不機嫌にさせて折角の初体験がオジャンになっても困る。
布団の中で美雪の股は大胆に開かれている。
脚の間に草太の身体を迎えて抱き合っているのだ。

「草太くん…熱い」
「えっ!暑い!?布団から出るかい…?」

ものすごく喜んだ声になってしまった。

「草太くん暑いの?…だからこんなに熱いんだ…」
「へ??」
「ううん、何でも。暑ければ布団どけていーよ?」

おっしゃあーー!!

バサッ!!

草太の視線が美雪の裸身を駈けおり一番大切な場所に注がれる。

…七瀬さん

濃すぎず薄すぎずのヘアの下に全開のおま〇こが鎮座していた。

…初めて…見た…

美雪は少し恥ずかしそうに顔を背けたが抵抗感はないようだった。

「…初めて男の子に見せるんだから…感謝してね?」
「すっ…するするっっ!!!」
「ふふ」

いとおしさと性欲が草太の中で爆発した。

「あんっ…草太くん?」

美雪の性器にキスする草太。

「…七瀬さん!」

美雪の秘裂を草太の熱い舌がはい回る。美雪の場所は既に湿っていた。

「草太くん…ダメ」

七瀬さん…うれしいよ。俺のあんなヘタクソな前戯に…キミはココを濡らしてくれてたんだね…

「あっ、…」
「七瀬さんの…すごくキレイだ」

憧れのクリトリスはぷっくりと自己アピールしていた。
爪で傷つけないよう皮を剥いて執拗に舐めた。

レロレロレロッ、ペチョペチョッ。

「あひ…!?ダメェ…!」

性器を晒しピクピクする美雪に、草太のムスコはたまらなそうに先走りを滴らせる。
美雪の愛液と共にシーツに点々と染みができた。

「ハアハア…ううっ!」

我慢の限界のムスコが草太に痛みを訴える。
草太の切ない表情に気付いた美雪が腕を広げた。

「草太くん…きて?」
「えっ?でも」
「ちゃんと濡らしてくれたから大丈夫…それに、早く草太くんと…してみたいナ」
「ホ、ホントに俺でいいの…?後悔しない?」

こくんと美雪は頷いた。
もう一度キスを交わしてから、草太はゆっくり美雪の太腿を抱えた。
それほど体毛の濃くない草太だが、美雪は少し草太の脚の毛がくすぐったい。
少し前まで、男の下半身や体毛など汚らわしいとしか思わなかったのに、と美雪は思う。
草太のペニスはもちろん、濡れた亀頭すら、いとおしさを覚えてしまう。

くちゅっ。

互いの粘膜が触れ二人は同時にビクンとした。
草太はどきどきしながら美雪の秘裂を突き進んだ。

……?
だが結合する気配はない。
ムスコの固さも美雪の濡れ方も申し分ない。
???…。

「…草太くん、そこじゃないわ…もっと上よ」
「ゴ、ゴメン…えーと…ここかな?」
「ん…ゆっくり…ンッ!」

美雪のナビのお陰で亀頭がすんなり膣穴を訪問した。

「くっ…!」

今にも噴出しそうな白いマグマを懸命にせき止める草太。

「痛い…?七瀬さん?」

すごく痛かったが美雪は否定した。

「大丈夫…草太くんの方が辛そうよ?…続けて?」
「う…うん、爪立てていいからさ」
「クスッ、本当に立てちゃうから」
「いいよ」

美雪を強く抱き締め、頬にキスをしながら腰を進めていく草太。

「つ…ぅ」

美雪が唇を噛む。あれだけ濡れていても痛みは軽減しないらしい。

ううっ…でちゃうよ…

やさしくしなきゃと心では思っても身体はせっかちに美雪の処女穴開通を急いでいた。

「あっ…草太くん、それっ」
「えっ?どれ??」
「中で何か張ってない…?」

云われてみれば確かに膜のようなものが…膜…?
性にうとい草太でもピンときたようだ。

「どうしよう…どれ位の力で破れるのかな…七瀬さん?」
「わ、私が知るワケないでしょ?バカ」
「そ…そうだよね!ごめんっ」

もう、嬉しそうな顔しちゃって…

「私…力抜いてるから…」
「う、うん…我慢できなかったら云って?」

美雪が頷くと草太は結合部に少し体重をのせた。

「うう〜んっ」

美雪の呻き声の後草太の陰茎がゆるやかに根元まで沈んでいった。

「は…入ったよ…七瀬さん」
「ん…草太くんの血管が浮き出てドクンドクンッて…。草太くんも…私の鼓動感じる…?」
「うん…すごく」

草太は会話するのも辛いようだ。

「イッていいよ…草太くん」
「えっ?」
「いいの…お礼よ」

何の…?

聞かなきゃいけないのに…俺は辛抱できない所まで来ていた。

「草太くん…はんっ」

がむしゃらに草太は美雪の上で腰を振っていた。
パンパンと肌の当たる音は四往復する前で途切れた。

「くう…っ!!」

ドピドピッ!ドププッ!

「ひゃん…!」

溜まっていたらしい大量の精液がたっぷり膣内に放たれる。

…草太くんの…いっぱい…あったかい…

「ハアハア…七瀬さん…」
「草太くん…」

二人は抱き合いしばらく離れないでいた。


「これ…ホテルの人に見られちゃう…よね?」

シーツには美雪の血液が付着していた。
恥ずかしそうな美雪に草太は一層いとしさを覚えてしまう。

「…あ」

草太に抱きすくめられ身をあずける美雪。

「俺…まだ混乱してて、なんて云ったらいいか…ありがとう…最高だった…」
「…ん」
「ま…また俺と会ってくれる…?」
「…いいよ」

美雪はいつもと同じ笑顔だった。

「あ…ありがとう…」
「電話するね」
「待ってる…!」


それから本当に彼女から電話があって…残りの夏休みは二人きりで会いまくった。

何故か「好きだ」の一言が云えなくて…今も微妙な関係だけど…
片思いの頃より俺は…充実してるし…ときめいていたりする。






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