村上草太×七瀬美雪
「ミ・・・・・ミニスカートでウエートレス〜〜〜!?」 学校にはじめの声が響く。今は昼休みだ。 「マ・・・マジか!?美雪!!」 必要以上に反応するはじめに少し反発しながら美雪が答える。 「べ・・・別にミニスカートがはきたいわけじゃないけどバイトのユニフォームなんだから仕方ないじゃん!」 はじめはさらに美雪を問い詰める。 「う・・・上はどんなもん着るんだ!上は!?」 美雪は迫ってくるはじめの迫力に押される。 「 上は・・・・ビキニの上みたいのにフリルがいっぱいついてて―・・」 はじめは血の気がひき青ざめる。 「ビキニの上のフリフリ!?」 はじめの脳裏には、ほとんどノーパン喫茶のようなところで働く美雪の姿がうかぶ。 「 いか〜ん!そ・・そ・・そんなイカガワしいバイトが高校生のするもんじゃない!!」 興奮するはじめに戸惑いながら美雪は、 「ちょっ・・・ちょっと〜何想像してるのよ〜〜!!」 顔を真っ赤にしてこたえる。 「ミニスカートのウエートレスっていっても、お店がプールサイドにあるだけよ!」 「へ・・・プールサイド?」 はじめは想像と違う言葉がでてきたことにキョトンとした。 「 新しくオープンする『サニーサイドランド』っていう遊園地のプールサイドで コーラとかアイスコーヒーとかを泳いでる人たちに運ぶのよ。」 美雪は新しく始まるバイト生活に希望が膨らむのか、嬉しそうにはじめに説明する。 「お客さんも水着なんだからおヘソが出てたって違和感ないでしょ?」 「・・・まあ・・たしかに・・・・」 はじめはホッとしたのと少し残念なのがが入り混じり微妙な顔で納得する。 「そーそー!オープニング招待券もあるの! 今度の日曜日なの!はじめちゃんも来ない!?」 美雪ははじめの微妙な思いなど気づかずに無邪気に誘ってくる。 「ケッ!そんなもん・・」 はじめはそんな美雪が少しまどろっしこく素直になれなかった。 「 じゃあ俺行こっかな」 そんなはじめの手からひょいっとチケットを奪い取る手が、 「げっ!草太!」 またも天敵がちょっかいだしてきたとはじめは思った。 「サニーサイドの招待券ゲット!!俺、行きたっかんだー!ココ!」 ニコッと草太は爽やかに笑う。はじめには真似できない笑顔・・・。 「七瀬さんここでバイトしてるならなーんかおごってもらおっかな〜!」 はじめが草太を羨ましいと思うのは、こんな風に美雪に素直に甘えれるところだ。 「いいわよ!村上君。来てくれるならスパゲティくらいおごっちゃう! 飲み物は入場料込みでフリードリンクだから」 「ほんと?ラッキー!」 はじめはふたりのやり取りを見てムカムカしてきた。 (・・・だいたいこの2人はいつのまにこんなに仲良くなったんだ。・・・) ほんの少し前までは、ふたりの仲はここまで接近していなく会話もどこがぎこちなかったが、 最近ではたまにだがはじめにも入れない空気を作ることがある。 原因のわからないはじめはその度にイラツクのだ。 おそらく、はじめが感じている2人の間の空気は体を重ねた者が無意識にだす連帯感であり、 童貞のはじめはもちろん気づくはずもなく、当人たちにも意識はない。 「おい!コラ草太!その券は俺がもらったんだぞ!」 はじめは2人のの間の空気を吹き飛ばすように叫ぶ。 「え?だってお前は行きたくないんだろ?」 いきり立つはじめに反比例して草太は冷静に答える。 その事がはじめをさらに苛立たせる。 「行きたくないなんて、ひとっ言も言ってないっ!返せ!!」 そっけなくきっぱりと草太は答える。 「やだねっ!」 2人は臨戦態勢に入る。 「コノヤロ!俺より3センチ背が高いからっていい気になりやがって!」 はじめは草太の手にあるチケットを無理やり取ろうと手を伸ばす。 「取れるものなら取ってみろ!」 2人は子供のようにチケットの取り合う。手と手をはたき合い、本気だ。 「あの〜〜」 そんな2人を見かねたのか美雪は、 「そんなケンカしてまで奪い合わなくってもー、招待券ならいっぱいあるんだけど・・・。」 美雪は両手いっぱいにチケットを広げる。 「そんなに欲しいなら余分にあげるわねハイ」 2人は恥ずかしくなったのか押し黙る。 「・・・ども・・」 声をそろえ素直に受け取る。 結局2人は一緒にいくことになった・・・。 「 あ〜っ!やっとバイトが終わった!」 何が楽しいのか、はじめと草太の男2人が並んでプールサイドで日光浴をしてる所に、 午前からバイトに入って、終えた美雪がやって来た。 「お待たせ!さっ!みんなで泳ごー!!」 2人が見上げると、ビキニに包まれ太陽の光に輝く美雪の姿が。 (ドキン…) 水着姿になると、いつも以上に美雪の大きな乳房が強調されて見え、 若い2人はあっというまに下半身に血液を集めた。 「 ? どうしたの?2人とも・・」 「 い・・いや」 (ちょっと今のは下半身の都合が・・・・) 「も・・もう少しこのままで・・・」 (コーフンがさめるまで・・) 小声で訳のわからない言い訳をする2人に 「何 言ってんの!早く行こ〜!早く!!」 やっとバイトが終わりテンションの上がっている美雪はそんな2人の言うことは無視して、 2人の手を掴み引っ張って、プールの方へ歩き出した。 「あわ!ひ・・・・・引っ張るな〜っ!!!」 流れるプールや波のプール、テンションの高い三人はしこたま遊んだ。 小一時間も遊んだ頃、三人の中で一番体力の無いはじめはしだいに疲れ始めた。 高校生のくせに、いやにおやじくさいはじめである。 しかも、昨日の夜は何を考えてるのか夜更かしをしていた。 ( あ〜、ねみ〜、、昨日ゲームにはまったのが悪かったかな〜) そんなはじめをよそに2人は笑顔満面で楽しんでる。 (プールサイドで寝て〜な〜、好きなんだよな〜プールで寝るの・・・) プールサイドには気持ちよさそうなリクライニング風のチェアーやハンモックまで用意されている。 (あ〜、でも寝たらこの二人きりにしちゃうな〜、もすこし頑張るか・・・) そんな感じにテンションの落ち始めたはじめをよそに、 「ね〜!ね〜!次はウォータースライダー行こ〜よ〜!!」 美雪が園内の端にある巨大な滑り台を指差していった。 (うっ!!・・・) とっさにはじめのマインドが恋のライバルと戦うモードから、めんどくさり屋さんモードに変わった。 「・・・、ごごめん、限界・・、少し疲れた・・・」 満面の笑顔の美雪にはじめはあやまる。 「わり〜けど、そこで少し寝てっから、2人で行って来てくんないかな〜」 「え〜、も〜しょうがないな、はじめちゃんは。少し寝たら戻ってきてよ〜」 付き合いの長い美雪は、そんなはじめの行動は慣れてるのだろう、笑って応えた。 むしろ、そんな少しだらしない部分もふくめて美雪ははじめが好きなのかもしれない・・・。 「 じゃあ!行こ!草太くん!!」 (えっ!!) 草太にとっては願ったりかなったりの展開である。 じゃまな恋敵のはじめが勝手に抜けてくれたのだから。 2人はウォータースライダーに向かって歩きだした。 ウォータースライダーはなかなかに立派なもので滑るには階段をかなり登らなきゃならなかった。 階段部分では高いところにあるためか風がけっこう強く吹いていて、 濡れた体に吹き付けるられると、夏とはいえ結構寒かった。 しかも、人気があるためか多少順番待ちをしなければならず、美雪は寒さに少し震えた。 「上に登ると、結構さむいね〜、」 腕くみした手をさすりながら美雪は言う、 「そうだね・・・」 応える草太の目に、前に並んでるカップルが抱き合って暖めあっている姿が入った。 美雪に目を移すと、唇が紫に変わっている。 草太は、震えている美雪の肩をそっと抱き寄せた。 (え?・・・) 美雪はびっくりして体を強張らせる。 「・・・、風邪なんかひかれたらはじめに怒られちゃうからな・・・」 草太は苦しい言い訳をする。 「・・・どう?暖かくなってきた?」 素肌に伝わってくる、草太の温もりと、耳元に囁かれる草太の声に美雪はドキドキした。 2つとも、かつて経験したものだった。 「・・・。」 真っ赤になって美雪はうつむいた。拒絶することは何故かできなかった。 しばらく2人は肩を寄せ合って、階段を登った。 美雪も草太も、心臓が破裂するくらいドキドキしていた。 苦しいような、でも何か心地よい気分だった。 階段も終わり、おどり場にあがった。滑り台まで列はあと少しだ。 そんな時、少し強い風が2人に吹き付けてきた。 たなびく髪をかき上げようと顔を上げた美雪の視界に先ほど草太が見たカップルの姿が入ってきた。 (幸せそう・・・、私達もあんな風に見られてる?) 男女として、まだデートらしいデートをしたことの無い美雪は何かむしょうに嬉しくなった。 順番は次第に進み、とうとう前のカップルの滑る番になった。 カップルは2人前後にくっついて並んで座り一緒に滑りだした。 一人で滑ってもいいが、二人までなら一緒に滑れるのだ。 「僕達も、一緒に滑ろうか?」 肩を抱いたまま、草太は美雪に問いかけた。 「・・・うん。」 真っ赤になって美雪はうなづいた。 2人で滑るスライダーはとても楽しかった。 何回か滑ったが、美雪と草太は滑っている間も並んでいる間もずっと体を寄り添っていた。 抱き合っていたといっても過言ではないだろう。 2人のドキドキはその間ずっと続いていた。 小一時間もたった頃、2人ははじめのところに戻り始めた、手をつなぎながら・・・。 はじめのところに戻ると、はじめは案の定、プールサイドのチェアーに寝そべり寝ていた。 もしかしたら起きていて、2人が遅いんじゃないかと怒ってるかもしれないと、 心配していたので、少しほっとした。 はじめの近くに来ると、美雪はつないでる手をサッと草太から離した。 草太からすれば、当たり前のことなのだが何か無性に腹がたった。 さっきまで、あんなに楽しそうだったのに、つないだ手から温もりを感じたのに、 温もりだけじゃない、ドキドキした気持ちまで伝わってるように感じ、 それは美雪も同様に感じてくれていると思ってたのに・・・。 「クスクスはじめちゃ〜ん、ま〜だ、寝てたの〜?」 テンションのあがっている美雪はじめの元に駆け寄って、 チェアーの横に立ち、嬉しそうにはじめの顔をつっつき始めた。 美雪としたら、あくまでさっきのドキドキは擬似恋愛であり、 あの時以来、完全に友達として接してくれている草太も同様だと思っていた。 草太も同じように思ってはいたが、実際にはじめの元に行く美雪の姿は辛かった。 さっきまであんなに近くに感じた美雪があっという間にはじめのところに行ってしまったと感じる。 あの時以来、あきらめ封印してきた想いが草太の心を支配しはじめた。 (やっぱり・・、簡単にあきらめるのは嫌だ!!) 草太は美雪の後ろからフッと覆いかぶさりはじめを眺める振りをしながら、 手を美雪の太ももの後ろに這わせた。 (・・・え?) 美雪は驚いた。 (何?草太くん・・・?) 振り向いた美雪の目には真剣な草太の顔。 美雪は思い出した、あの時の顔だ。 そして草太はただの友達じゃない、自分を好きだと言ってくれた男の子だったことを。 (でも、こんなところで・・・、) 2人の後ろにはちょうど植え込みにより敷居ができており見えづらくなっているとはいえ、 白昼の往来である。 はじめの横の、2人から見た前方に並んでいるチェアーには人が寝そべっており、 はじめから見た前、2人の左には流れるプールが流れており、たくさんの人が通り過ぎる。 ちょっと注意を振り向ければ簡単に見られてしまうところだ。 「あ…、はちょっと…、やめて…草太くん」 後ろから草太に抱きしめられ、さらに周りにばれるのを恐れて美雪は身動きが取れない。 それに美雪は草太を責める気持ちにはなれなかった。 草太の気持ちを知っていたのに、気軽に甘えたのは自分だった。 もちろん受け入れるつもりはなく、機会をみて抜け出そうと思った。 「し!!声を出さないで・・・」 美雪の目に幸せそうに眠るはじめの顔が映る。 声を出すとはじめにばれる。。美雪は全く抵抗できなくなった。 (は…ん、、はぁ…) 草太の手が太ももの内側へと移る。 ばれるのが怖いのは草太も一緒だ、自然に動きはソフトになる。 (ん〜、、い!あん…) そんな触り方が功をそうしたのか、緊張に強張っていた美雪の体がだんだんほぐれてきた。 公衆の面前で、はじめの目の前で、そんなシチュエーションも逆に興奮を促す原因にもなっていた。 じょじょに草太の動きは大胆に変化する。 「!!!!」 美雪の肩が、小さく震えた。 草太の手が、水着の間から入り、美雪の恥丘の上におかれた。 そんな時はじめが少し寝返りをうった。 「ビクッ!!」 2人は身をひそめるようにじっとした。 しばらく2人はその体勢のままでいたが、 しかし、体勢が体勢だ。こんなところ他の人に見られたら・・・。 美雪は、なんとか体をずらそうと体を動かしはじめた。 それを遮り、草太のもう片方の手が、所有権を主張するように、 美雪の腰をがっしりつかむ。 美雪はうしろを振り向いて何か言おうとするが、 草太の真剣な瞳にぶつかるばかりだ。 草太の手の甲は、水着の中にすっぽり入っている。 さすがにあからさまな動きはできず、目に付かないほどに、 少しずつ動くだけなのだが、それだけに微妙な刺激が、 美雪の下半身に伝わってくる。 (…ん、、ん〜…) 美雪は、おしっこを我慢しているように、もじもじと体を動かす。 美雪の体がほんのりさくら色に染まってきた。 後ろから覗き込むと、唇をキュッと結び美雪の顔は快感をこらえるよう見える。 草太は小さな突起を軽くつまんだ。 「んん!!」 いままで我慢してきたが、さすがに美雪は声をだしてしまった。 「ん〜」 はじめがまた軽く反応する。 何せ、美雪はすでにチェアーにもたれかかっていて顔がはじめの顔の目の前に来てる。 はじめだけじゃない、周りもいつ気づくかわからない状況だ。 しかし、草太の息子は完全に元気いっぱいになっており、 水着のなかで自己主張をしている。 大きくなった下半身は、体を接している美雪にもはっきりと感じることができるほどだ。 (いや・・まさかまずい、、さすがに・・・) 草太は周りを見渡した。 五基ほどあるチェアーに寝そべっている人はみな寝ているし、 万一起きたとしても、はじめの体に遮られよく見えないだろう。 前の流れるプールは、今いる位置から少し先にトンネルがあり、 プールに入っている人間はそこに目が行き、よほどの事が無い限り、 こっちに目がくることはないだろう。 草太は水着の前を少し下げ、大きくなった分身を外に出し、美雪の腰の辺りにあてがった。 美雪の素肌の温度を感じ、分身はさらに熱くさらに大きくなっていく。 (そ草太くん・・・。何してるの?) 美雪は怖くなった。 (まさか、こんなところで変なことしないよね?) 今の状況も、すでに十分変なことなのだが美雪が怖がってるのは、違う行為だ。 しかし、草太の興奮はすでに極度に達していた。 目の前にはじめが寝ている状況も、草太の興奮に火をかけていた。 草太は美雪の水着の中に入っている手を少しずらし、 腰にまわしている手を自分の分身に沿えて、美雪の陰部にあてがった。 (え?ちょっ待って) 美雪は抗おうと思ったが、体は動いてくれなかった。 (いや) (ん、、んんん〜) 草太は腰を前に進めた。 草太はゆっくり少しずつ、しかし着実に自分の分身を美雪の中に入れて行った。 美雪は、はじめの寝顔に目をやった。 (ごめんね…、ん) (なんて、気持ちがいいんだ…) 草太は美雪の中に感動した。 かつて、一度味わったことのある感触だ。 そう、あの日以来・・・。 あの日、最後と約束し、もう二度と交じり合うことのないはずだった、 互いの肉体の一部が、またこうして触れ合っている。 しかも、こんな屋外で・・。 触れ合っている部分以外は、外気に一目にさらされている状況だ。 そんな状況だからこそ、動くことができず、体を微妙にずらす程度のことしかできず、 余計に2人は互いの感触を感じることができた。 美雪の中は草太のものをキュッキュッと掴み、自然にマッサージをした。 草太のものは美雪の子宮にちょうどピッタリ届いていた。 草太は油断すると出してしまうと感じた。 (んんん…) 2人は体を少しづつずらす。 (んんんっ) 声に出すことはできない。 (んんっん!) 美雪は、ふと顔を上げる。 視界には、平和そうな風景が広がる・・・。 太陽の光にきらめくプール、透き通るような青空、 チェアーに寝そべり幸せそうに眠る人々、目の前に横たわる大好きな人、 体に感じていることとは別世界の光景がそこにはあった・・。 (ん!!!) 草太のものが美雪の子宮を軽くつついた。 美雪はまた、違う世界に戻される。 (ん、、んんん…) 声を出せないのがもどかしい。 (わたしってんいやらしい子なの…かな?) (好きなん人の前で…他の男の子にされてん!のに…こんなに気持ちいいなんて) 声を出さないように、音を出さないように、つながっている2人。 (んんぁ!) ふと、美雪はプールサイドから一人の子供がこっちを見ていることに気づく。 (!!!!) 美雪はビックリした。 しかし子供は2人が何をしているのかは、まったく理解できなかったのだろう、 また流れるプールをトンネルの方へ泳ぎだした。 しかし、そのことが美雪を少し美雪を現実に戻すのとあることを思い出させた。 (んこ子供、、あれ?ん!?きょ今日あ!ぶない日!!) 美雪は草太に振り返って言った、 「草太くん…、お願い、絶対外にだして…」 草太は、美雪に今の行為は肯定してくれた気がして、 「あぁ…、もちろん」 と、喜んで答えた。さらに、、 「そろそろばれるとまずいし少しとばすね…」 「うん…」 草太は、少し腰の動きを速くした。 側から人に見られれば、完全にsexをしているとばれる恐れはあるくらいだ。 「んんぅん!!」 もはや、美雪も小声ではあるが声が漏れるのを抑えることができなくなってきた。 「ん…はぁぁ。」 (凄い。はぁん…) ぷるぷる豊満な乳房が揺れ動く。 草太は下から静かに突き上げる。 「ぅ、ぅぅ…ああ。」 (こんなのって…) 草太はウエストをがっしり掴み、摩るように背中をなぞると、美雪はさらに高まっていく。 (そ、そこ弱い…みたい。…くぅ…あぁ) 「ん。んん〜。」 美雪は振り返るとお互いの舌を絡ませた。 草太はそんな美雪に応えるように一物を美雪の奥へと突き刺す。 美雪の愛液でぬめった陰部に、草太の先走りが絡み、ぐちょぐちょと音が漏れる。 (す、凄い。ん!なんか…) (あ。あぁ。こ、怖い。なんか変。はぁん) 2人は汗だくになりながらしっかりとくっつく。 唇をぎゅっと噛み締める美雪。 (んこ、こわ…これ?いくって?…いくぅ!!) 美雪は内腿を痙攣させ、背筋を伸ばした。 (やばい、、抜かないと!!) ぎゅ〜っと膣が締まり、草太のものは射精感に包まれた。 草太は急いで美雪の膣から自分の一物を抜こうとした。 そんな時、はじめが、 「ふぁ〜」 とあくびをして伸びをはじめた。 (ビクッ起きる!!) 草太も美雪もビックリして体を強張らせる。 「ビュッ!ビュッ!」! そして、ちょうどそのとき美雪の一番奥に刺さっていた草太の分身から、 射精が始まってしまった。 (や、やばい) (んン!!はん!あん、あぁ〜あ…) 美雪は勢いよく流れ込む草太の精液を膣の奥に感じた。 しかし、後悔している暇はなく、草太は逆に美雪の中に全部出し切り、 急いで膣からものを抜き水着の中にしまった。 「あれ〜お前ら、戻ってきてたんだ〜ふぁ〜」 はじめは寝ぼけて、しゃべりかけてきた。 美雪は平和そうなはじめの顔を見ると、いま行っていた行為がとても恥ずかしく、 はじめに申し訳ない気持ちで一杯になった。 「なんだよ〜来てるんなら、起こしてくれればよかったのに」 「うん・・・、ごめんね、、はじめちゃん」 美雪はなみだ目だ。 「ん?いや!泣くことはないよ、泣くこた〜」 「 あれ?さっきあくびしたからかな・・・。」 「はじめちゃん見てたら、わたしも眠くなってきちゃったみた・・・」 ツー、 そのとき、美雪の膣から草太の精液がこぼれてきた。 「!!」 「ごめん、はじめちゃん、わたし、トイレ行ってくる。」 美雪はそういうと、トイレにむかって歩き出した。 「あ!金田一、わり!俺もトイレだ、少し待っててくれ」 そういうと草太もトイレに向かった。 「なんだ?あいつら」 はじめは2人に少し違和感を感じたが、戻ってくるまでにもう一眠りしようと、 チェアーに横になった。 草太はプールサイドを先に歩く美雪を早足で追いかけた。 美雪は顔を真っ赤にし、うつむきながら歩いている。 美雪は先ほどの行為が周りの全員に知られているかのような気分になっていた。 流れるプールが曲がり、ちょうど流れるプールの上に被さる様につくられた トンネルを越えた辺りに階段があり向こう側に渡る事ができる、 そんな場所で草太は美雪に追いついた。 「まって、美雪ちゃん!」 草太は美雪の腕を掴む。 振り向いた美雪の目にたまった涙を見つけてしまう。 「・・・、ごごめん、お俺なんていったらいいか・・・。」 美雪を傷つけた事に対して、深い後悔の念を抱く。 しかしながら、なぜか行為じたいに対してはまったく後悔はしていなかった。 自分の美雪を想う気持ちは本物だ。強く思っていた。 だからこそ、言葉としてはこうでた、 「ああの、俺、なんかあったら責任はとるから・・・、」. 草太は顔を真っ赤にして、気持ちを伝えようとする。 「あ〜、何言ってんだ俺・・・、今はそういうことじゃなく・・・。」 「今の俺なんかが子供作っても、美雪ちゃんに迷惑かかるだけだし・・・。」 あせって、考えていることが全て言葉になる。 「ご、ごめん、今は俺の気持ちなんかより洗いに行くことのほうが先だよな・・・。」 しどろもどろな草太を見て、美雪は悲しい気持ちが少し和らいだきがした。 草太は掴んだ美雪の腕をそのまま強く引っ張り、トイレに向かって先に歩き出した。 …の続きとして、 @涙を浮べながらトイレで性器を洗い流してくれる草太の優しさにク ラッときた上に感じてしまう美雪。無意識に草太の手を握りしめ、 お互い見つめあう二人。言葉もないままトイレの個室内で唇を重ね ディープキス。唇を離し、泣きながら「草太くん、ごめんね…。今 は、ここまでで許して…」という美雪。 @−@その場では諦める草太。ただ、美雪への真剣な想いを改め て伝え、「絶対に何もしないから」「最後の思い出にして 踏ん切りをつけるから」という言葉で翌週末に金田一抜き で二人きりでのデートの約束を取り付ける草太 @−A勃起した下半身をどうしようも出来ず、哀しく美雪を見つ める草太。「わかった。我慢して、君のことを諦めるよ」 「でも真剣な想いだったんだ」という草太にホロッとした 美雪は @−A−@「はじめてだけど…お口でなら…。草太くん の気持ちがそれでおさまるなら…」とフェラ チオ。しゃぶている内に美雪も興奮して… @−A−A「前はもう駄目だけど…後ろなら草太くんに あげてもいいよ…」と初アナルセックス。痛 いけど性器以上に感じてしまう美雪 @−A−B「中に出さないって約束してくれるなら、も う一度だけ…いいよ」とトイレ内で再び求め あう二人。草太は外に出そうとするが、やは り我慢できず中出し Aトイレで泣きながら一人で性器を洗い流す美雪の後姿を見ているう ちに、寂しさと怒りの交じり合った複雑な感情にとらわれる草太。 「はじめちゃん…ごめんね…」美雪のそのつぶやきに、洗い流し終 わった美雪の性器をどうしても再び汚したい欲望にとらわれ、泣き 叫んで抵抗するのも無視して美雪をトイレ内で凌辱。 A−@ボロボロの水着をまとい、性器を精液で汚されたままトイ レの床で泣きじゃくる美雪。その姿に更に欲情する草太。 美雪をもっと穢したい、美雪を俺のものにしたい、美雪を もっとボロボロにしてやりたい…。草太は再び美雪の体に 手を伸ばし、口・アナル・性器に凌辱の限りを加え… A−@−@二人を探しに来た金田一がトイレを覗くと、 精液まみれで床にころがる美雪と、放心状態 で座り込む草太。金田一は何も声をかけるこ とが出来ず、一人プールを去る… A−@−A二人を探しに来た金田一がトイレを覗くと、 首を絞められて絶命している美雪。涙を浮べ た苦悶の表情。水着はボロボロ、性器やアナ ルは精液まみれ。床にちらばった尿や便が、 美雪が被った地獄の責めを物語っている。金 田一は誓う。「じっちゃんの名にかけて、犯 人を捕まえてやる!」 A−@−B二人を探しに来た金田一がトイレを覗くと、 掃除用具入れにあったカッターナイフで乳房 や下腹部を滅茶苦茶に切り刻まれ、血まみれ で悶え苦しむ美雪が…。瀕死の美雪がつぶや く。「はじめちゃん…ごめんなさい…。好き でした…誰よりも…」はじめは何も言わず。 美雪の唇に自分の唇を重ねる…。その姿を目 撃する一般トイレ利用客が警察へ通報。そん なことを無視して美雪の唇をむさぼる金田一。 美雪は、幸せそうな表情で死んいく…。 A−A…しようとするが、挿入する寸前で何とか自分を抑える草 太。「ごめん、ごめん…」泣きじゃくる草太の姿を見て、 怒りよりも母性本能をくすぐられる美雪。そっと手を差し のべ、草太を引き寄せる。豊満な美雪の胸に顔をうずめて 泣く草太。「でも…俺の想いも真剣なんだ…」弟や息子に 対する愛情のような、暖かい気持ちがわきおこる美雪。言 葉もないまま、水着をずらし、草太に乳首を吸わせる美雪。 「ごめんね、草太くん…。今はこんなことしかしてあげら れないけど…」赤ん坊のように美雪の乳首を吸い続ける草 太。「美雪…美雪ちゃん…」「何も考えないで…。今は、 何も…」 「美雪ぃ〜。草太ぁ〜」金田一が、寝ぼけた顔をこすりな がら二人を探す。「トイレにでも行ってるのかな?」金田 一の足が、二人が居るトイレへと向かう… 2人は息を切らせながら抱きしめあっている。 今のこの世界には二人の体温以外には何も感じられないくらい近づいた気持ちだ。 少したってから、2人は自然に口を合わせた。 先ほどとは違い、唇を重ねるだけのキスだ。 実際の時間にしては、数秒のことだろう。 でもふたりの中では永遠に近い時間を終えて、 見詰め合うなかで、二人は色々なことを考えた。 こんなところで何をしているんだろう? 何でこうなったんだろう? この先どうなるんだろう? 何を求めているの? 答えはそんな短い時間では出ることはなかった。 ただ、二人の体は相手を求めている。 草太は葛藤した。 このままここで、今美雪をもう一度抱くことは可能だ。 でも、それじゃ前回と一緒だ。 自分が求めて、美雪がそれに答える。 向こうの意思がどうなのか自信がもてない。 また、相手を求めることもできずに、鬱屈した思いを抱くことになる。 もう待つことはできなかった。 美雪の素晴らしい体を一度ならずと知ってしまったあとだ。 気持ちも体も、彼女なしじゃ生きていけないくらいの思いだ。 ただ、草太のいけない部分は、気持ちの面じゃはじめに負けていることを 受け入れてしまっている点だ。 彼女は最終的に金田一のもとへ行くだろうと、 心の奥底で覚悟している。 だからこそ、今、せめて体だけは満足したかった、 自分を求めて欲しかった。 「 美雪ちゃん・・・。」 「 ・・・。」 「 ・・・。」 二人は見つめ合う。 「 正直にいうね。 俺、 もう一度君を抱きたい。」 「 ・・・。」 美雪は草太が何を言っているのかわからなかった。 ついさっき、彼は私を抱いたではないか。 しかも、あんなにだいたんに。 「 ・・・。」 少しの沈黙の後、草太は言った。 「 今日、プールの後、○○で降りよう。」 そこはホテル街のそばの駅だ。 プールから家までの途中にある駅だ。 「 今日、一日君を抱く・・・。」 その言葉に美雪は草太の目をのぞく。 彼の目は真剣そのものだ。覚悟を決めている。 だから、自分にも覚悟を求めている? でも、それはできない相談だ。 美雪をはじめの家は近いので、たぶん一緒に帰ることになるだろう。 美雪が困っていると、 「 ごめん、考えといて・・・。 ・・・。 とりあえず、プールからでようか。 俺、はじめを起こしてくるから、先着替えてて、外で会おう。」 草太はそう言うと美雪の水着を戻し、はじめの寝てる方へ歩いていった。 美雪も更衣室へ歩きながら、 ( どうしよう・・・。草太くん、 真剣だったな・・・。) 草太の自分に向けられている気持ちを思うとやはり胸はドキドキする。 はじめはなかなか、素直に気持ちを見せてくれることは無いからだ。 ただ、それでも好きなのは、はじめな事は確かな気持ちである。 やはりこれ以上、裏切ることは出来ない。 第一、今日は本当に危ない日でもあるし・・・。 ( ・・・、ごめんね、草太くん。) 美雪は更衣室に向かうまでには、断ろうと決意を固めていた。 暑い夏の日である。プールの外に出ても、まだ日は高く、 強い太陽の光線を燦燦と照りつけていた。 外に出た瞬間に襲ってくる強い光に美雪は目をしかめながら、 はじめと草太を眼で探した。 二人は入場券売り場の前に立っている、ひときわ大きな木の木陰で待っていた。 「 おせ〜ぞ!! 何やってたんだ?」 はじめは、近くのコンビニで買ってきたのかアイスをかじりながら、 美雪に文句を言った。 「 たく! おめーは、いつもトロイけど・・・、それにしても今日は・・・。」 かなり長く待たせたのだろう、はじめは少し不機嫌になっていた。 遅くなった理由を知っている草太は、 「 まあまあ、アイス奢ってやったろうが。」 美雪のいないところでもフォローを入れてくれてたのだろう。 美雪は草太の気遣いに、嬉しくなった。 本来の原因は草太なのだが。 はじめが不機嫌になるのには原因があった。 待っている間に、ゲーム仲間から、サッカーゲームの大会の招待メールが届いていたのだ。 大会といっても、そいつの部屋に何人か集まるだけの話なのだが、 ゲーマーのはじめとしては、いてもたってもいられない状態だったのだ。 不機嫌なはじめを二人でなだめながら、三人は駅に向かって歩き出した。 三人で列車に乗り、草太が言った駅の前の駅に止まる前にはじめは 「 わりー、俺、次の駅で降りるわ。」 草太に断るための心の準備を整えつつあった美雪はその言葉に驚いた。 「 え・・・、どうしたの?はじめちゃん?」 一瞬あった草太の目をふっと外しながら美雪ははじめに尋ねる。 「 あー、ちょっとしたやぼ用が・・・。」 何も知らないはじめはのんきなものだ。 反面、美雪と草太の間には張り詰めたような微妙な空気が流れている。 ( だめ・・・、いかないではじめちゃん・・ ) 美雪は心と目ではじめに訴えかける。 美雪の視線は感じるのだが、悲しいかなはじめは鈍感な人間だ。 ( ・・・、なんだ?) はじめは美雪の視線にいつもとは違う雰囲気を感じる事はできた。 ( な、なんだ? まさか、ゲームに行くのばれているのか?) 見当はずれの事に不安を抱く。 ( ・・・・。) ( ・・・・。) ( ・・・・。) 妙な沈黙が三人の間に流れる。 美雪は不安だった、今はじめに行かれると草太を拒める自身がない。 草太の心は痛いほどに美雪に伝わっているし、 美雪自身の心はもちろん求めているわけではないが、体が、 性の快感を知ってしまったからだが好奇心を感じてしまっている。 ( 行かないで・・・。お願い、私・・・、ついってちゃうよ?) 美雪はすがる思いではじめを見つめる。 ( はじめちゃんの知らない事、もっとしちゃうんだよ?) ( ・・・・。) ( ・・・・。) ( ・・・・。) 「 リリリリリ!! 」 そんなとき、はじめの携帯がなった。 「 ・・・、ああ、悪い・・。もう、駅着いたから即行くは。」 美雪の態度に少なから違和感を感じたが、はじめは話しながら二人に手を振ると 列車から降りた。 ( あ!・・・。) はじめが降りると同時に電車のドアが閉まり列車が走り始めた。 走り始めた電車のドアの窓からホームを歩くはじめが見える。 美雪はドアの側に寄り、はじめの事を見つめていたが、 草太はそんな美雪の側に立ち、そっと手を握った。 美雪が草太の方を振り向くと、草太の真剣な顔がある。 その顔を見た時、美雪は少なからず覚悟を決めてしまった。 ( ・・・。 はじめちゃんが悪いんだよ・・・。) ホテルの中に入ると二人は黙ってしまった。 美雪は覚悟を決めたはずなのに、 まだ自問自答していた。 (いいの?本当に?) 本当ならはじめに捧げると思っていた事。 もうすでに草太に行ってしまっているが、 その行為は美雪が主体的に行動して、行ってしまった行為ではない。 奪われたとういう表現が使えるくらい、 美雪の中での言い訳ができる行為だった。 しかし、今回は違う。 だから、美雪は困惑する。 この行為を許してしまえば、 もう後戻りはできない予感が美雪の葛藤を生んでいた。 草太にとってはある程度予測は出来ていたことだ。 美雪がはじめへの思いを捨てられる事は無く、 美雪が苦しむことも・・・ 全部俺のせいなんだ・・・ でも・・・ 「美雪ちゃん・・・」 草太は美雪を抱き寄せる。 草太自身も覚悟を決めてきたことだ・・・ 「草太くん・・・・私・・・ごめんなさい・・・」 美雪の顔は涙濡れていた。 草太はその涙を指で拭き取り、そのままその手を美雪の頭に回す。 何かを話初めてしまうと、 全てが壊れてしまう気がしていた。 「草太くん・・・」 美雪も草太の目を真正面から涙目で見つめた。 目と目で、二人は静かな覚悟を決めた。 そのまま、自然と二人はお互いの頭を引き寄せあい、唇を重ねた。 「……んっ…」 美雪が一瞬苦しそうに声を上げたが、草太は構わずに美雪の唇を吸った。 わずかに舌を出して、美雪の唇となぞる。 美雪はすぐに口を開けて、草太の舌を受け入れる。 「ふっ…んんっ…」 口を離した二人は、ベットに移動した。 そのまま軽く押し倒すような感じで、草太は美雪をベットに横たえた。 「あっ…」 「美雪ちゃん…」 草太は小さく美雪の耳元で囁くと、 美雪の衣服に手をかけた。 「あっ…」 美雪は、草太の動きを制することも無く。 そのまま受け入れた。 「綺麗だよ…美雪ちゃん…」 脱がし終えると、草太は呟いた。 「そんな…」 「本当だよ…ほら…」 そう言って草太はその白く豊かな胸に手を伸ばした。 先ほど、プールであんなにいじったのに、 また新鮮な感じを草太は覚える。 「…は…あぁ、んっ…うっ…」 美雪の声が草太の鼓膜に響く。 好きな女の子の声は草太を狂わせる。 草太は本能のままに、美雪の胸に吸い付いた。 「きゃっ…!!」 草太は、舌で美雪の乳首を転がす。 「あん!…ん だめ…」 美雪の体は言葉とは裏腹に、 完全に草太を、草太の生み出す快感を受け入れている。 だんだん二人の行為も体に合ってきているのだろうか。 草太はさらなる快感を引き出そうと、美雪の下半身に手を伸ばす。 「はぁっ……だめっ…!!」 もう完全に濡れていた。 美雪は羞恥心のためか、草太の手を止めようと押えてきた。 だが、草太が美雪の割れ目をなぞると、 その抵抗力も次第と弱くなっていき、 完全に抵抗する力を無くして行った。 くちゅ…くちゅ… 「うぅん…あ……は!」 眉間にしわを寄せて体の力を抜き感じていると、 草太が面白がって聞く。 「あれ、ダメなんじゃないの?」 少し意地悪にそう言いながらも、草太は手の動きをやめなかった。 草太が愛撫すればするほど、美雪のその部分からは液体がどんどん溢れてくる。 それはまぎれもなく、美雪が感じていること、 この行為を受け入れている事の証明だった。 「美雪ちゃんが、こんなにやらしい娘だったなんて、 女の子はわからないものだね。 もしかして、僕とが初めてじゃなかったりして・・・。」 「そ…そんな…、私 草太くん以外と…ん…こんなこと…したことない…よ」 美雪はそう言うと、顔を真っ赤にして俯いてしまった。 草太はドキッとした。 こんな子のある一面を自分だけが知っている。 草太は胸に感激にも似た感情が電気のように走るのを感じた。 そして、下半身への愛撫をさらに強めて美雪を感じさせる。 「ああっ… やっ…まって!」 ずぷっ・・ずぶっ・・・グッ・・・ さらに美雪の膣内に少し指を入れて、その中で指を動かすと、美雪はビクッと体を震わせた。 「はあっ!!…はあ…はあ…はあ…」 美雪がベットにもたれかかりながら、荒い息をつく。 草太も、軽く息をついた。 しばらくすると・・・ 意を決するように美雪は、 「あ、あの・・草太くん・・・」 「なに?」 「あの・・草太くんも気持ちよくなって・・・」 そう言って、美雪は軽く草太をベットへ押し倒す。 そして、美雪はしばらく草太のモノに軽く手を添えたかと思うと、 そのままそれを自分の口でくわえ込んだ。 そのモノを口で頬張ってさらにそれを刺激した。 「ちゅ…れろ…れろ、ふ…」 美雪の舌が、草太のモノを舐める。 舌が草太のモノに絡みつき、 まだ拙いなめ方だが、 美雪が自分のモノを舐めている現実が、 草太の脳を痺れさせる。 ちゅ…くちゅっ… 「ん…ふっ…んむ…」 美雪が1度口を離した。 その時洩れた温かな吐息が草太のモノに更なる快感を伝える。 美雪は前髪をかきあげながら、更にそれを咥えこんだ。 「んっ…んんっ…、れろ…ふむ…」 美雪がフェラチオする様子を草太はじっと見つめていた。 美雪からしてくれる事が信じられず、とても嬉しかった。 草太は美雪の頭を抱え込むように押さえながら、囁くように呟く。 「美雪ちゃん…、凄く、気持ちいい…」 草太は美雪の髪を撫でながら、嘆く。 透き通るようにサラサラで、 触る手の感触の気持ちよさと、 下腹部から来る気持ちよさがリンクして、 草太は至福の時を過ごす。 しばらくすると草太は美雪に行為を中断させ、 体を引き上げる。 「ふぁ…はぁ…え?」 草太は美雪の頭の後ろに手を回すと、 優しく抱き寄せ唇を重ねる。 クチュ…クチュ… 「んん…あ…、はぁ…」 舌が絡み合い、互いの口内を愛撫していく。 それに反応して、2人は熱く燃え上がる。 頭に痺れた感覚が広がり、更なる快感を求める気持ちが重なり、 二人は目と目を合わせた。 「んくっ…はぁっ…」 そしてそのままの体制で草太が自分のモノに手をあてがうと、 美雪が体を合わせ、抱き合ってつながっていく。 流れるような自然な仕草だ。 ジュブッ… 「ん…」 草太のモノの先端が美雪の膣内に侵入すると同時に、美雪が悩ましげな声を上げた。 既に感度は最高潮まで高まっているらしい。 美雪はそのまま一気にに腰を下ろした。 ぐちゅっ…じゅぶじゅぶっ!! 「はあんっ…!」 「あ……」 二人はそのまま静かに腰を動かし始めた。 もう長年付き合ってるカップルのような感覚だ。 互いに快感を与え、快感を得る。 美雪は目の前にいる人間が、 自分の中でどういう存在なのか解らなくなっている。 好きな人には見せない姿を見せ、 快感を与えてくれる人・・・ 「はぁっ…気持ち、いい?…草太くん…」 「凄く…、いいよ…」 美雪は嬉しくなり、自ら腰を動かす。 草太も美雪の腰を掴んで下から突き上げる。 「んんっ…あっ…いいっ…草太くっ!!」 美雪の膣内が草太のモノをギュッと締め付ける。 それだけで草太は達しそうになるが、 もう少し美雪の嬌声を聞きたいが為に、 堪えて美雪を突く。 「あんっ…届いてっ…奥まで…届いてるっ…!!」 美雪が悶えるたびに、豊かな乳房が揺れる。 二人の腰は止まる事無くうごめいている。 その激しさに比例して、美雪も絶頂に登りつめていく。 「イって…いいよ…」 「やっ…ダメっ…草太くんも一緒…にっ…ああっ…!!」 「…美、雪、ちゃん…」 同時に美雪の膣内が急激に締まった。 それとほぼ同時に草太も絶頂に達する。 「はんっ…もう…ダメェッ…い、いくぅ…ああんっ!!!」 ビクビクッ…ビュッ…ビュッ…ドクドク 草太は最後の一突きを一番奥まで進めると、 そこで固まり動きを止めた。 同時に大量の白濁液が美雪の中に吐き出される。 その白濁液は、美雪の中に染み込んで行く。 (あぁ・・・、熱い・・・ ん…) 美雪はそのまま逃げることなく、 体を上から押し付けて、 草太の白濁液を受け止めていく。 (…もう、駄目…、本当に、できちゃうかも…) かなり後悔をするが、もうどうしようも無かった。 抗う気力はもう完全になく、体はさらなる快感を求めてしまっていた。 (…あぁ、たくさん、流れてくる……) その行為の帰り道・・・。 電車の中、私は気まずい空気を感じていた 草太君はあれから一度も言葉を発していない・・・ 私は・・・ 美雪「(どうしよう・・・また中出し・・・さすがに危険よね・・・)」 美雪「(私は、ハジメちゃんが好きなのに・・・でも、草太君のを舐めてあげた時の感情・・・ あの時は・・・好きになってた・・・草太君を、草太君のモノも・・・)」 草太君のおちんちんを思い出し・・・私の顔が赤くなっていくのが自分でもわかった。 美雪「(私は、草太君の気持ちよさそうな顔に・・・喜んでた、もっといっぱいしゃぶってあげたい・・・とも思ってた)」 ココロの底から、感じてた・・・カラダ全体で感じてた・・・ でも、ハジメちゃんが好き・・・それは変らない・・・・・・ハズ ワタシは・・・変っていっている・・・ あの行為をしてから30分くらいたったんだろうか・・・ 夕日が目にまぶしい。 どうしたんだろうか・・・ あれから一度も美雪ちゃんは喋っていない・・・ 草太「(雪山から数えて3度目・・・か。)」 草太「(僕は・・・美雪ちゃんが好きだ・・・それは揺るがない。)」 ケド・・・もしかしたら体だけを求めているんじゃないだろうか・・・ たまたま近くに居た、とても美しい女性・・・母性を感じる体つき・・・ 最初はハジメに嫉妬していたかもしれない。 美雪の顔を見る。 やはりとても可愛い・・・ 草太「(ん?・・・顔が赤いな・・・体の調子でも悪いのか・・・?)」 ・・・今、ハジメよりも美雪ちゃんの近くにいる。 体を感じている。 ハジメも手に入れていないものを僕は手に入れた!。 草太「(!!・・・また、か・・・僕はたぶんこういうところがハジメに負けているんだろうな・・・)」 糞ッ! なんて暗い考えだ! 美雪「(何だろう?・・・草太君はとても神妙な顔をしてる・・・)」 今でも好きな人を思い浮かべればハジメちゃんの顔が浮かぶ・・・ でも、エッチな事を想像すると・・・草太君の顔、モノ・・・。 これが・・・セックスフレンドっていうものなのかな・・・? 美雪「(同級生から話を聞いた事はある・・・でも私は興味のナイコトだった・・・)」 美雪「(好きでも無い人とセックスをする・・・考えられない!・・・けど今、私はその行為の帰り。。。)」 美雪「(草太君は私の事を好きだと言ってくれた・・・私はどうなのだろう・・・嫌いじゃない ・・・けど大好きではない・・・好き・・・好きなのかな・・・私は草太君が好き?)」 もう!わからない! 流れに身を任せ過ぎたんだわ・・・最初に断っていれば・・・ 美雪「(誰かに相談したほうがいいのかな・・・このままでは堂々巡り・・・)」 草太「(美雪ちゃんはさっきからずっと下を向いたままだ・・・やっぱり嫌だったのかな・・・ でも最後の方は自分から腰を振っていた・・・押し付けてきた・・・気持ちよさそうだったけど・・・。)」 草太「(僕たちは・・・恋人同士なんだよな・・・美雪ちゃんだって好きでもない男のモノなんて 自分から舐めないだろうし・・・)」 普段はマジメな学校生活を送っている・・・僕の好きな美雪ちゃんが、僕と付き合っていて ・・・セックスまでしている・・・こんな幸せな事があるだろうか・・・ 顔が緩むのが自分でもわかる。 美雪「(・・・ニヤニヤしてる・・・なんか嬉しい事があるのかな・・・さっきまで悲しそうな顔してたのに・・・)」 何故だか美雪はそんな草太の顔を見ていると 笑いがこみ上げてきた 美雪「フフ・・・」 草太「!?」 驚いて美雪の顔を見る 草太「(さっきまでうつむいていたのに・・・いきなり笑うなんて・・・)」 草太「どうか・・・した?」 美雪「だって、さっきから表情がコロコロ変るんだもん」 草太「(なっ・・・しまった・・・気持ちが顔に出ていたのか・・・)」 草太「いや、・・・別になんでもないよ」 美雪「そっか・・・」 草太「ちょっと考えてただけだよ」 美雪「・・・何を?」 草太「普段の美雪ちゃんも可愛いし・・・ほら・・・その・・・ね。」 美雪「・・・・・?」 草太「ベッドの上でも・・・ね、可愛いなぁって・・・・!!」 美雪「!!!・・・・・。」 美雪「(・・・恥ずかしいなぁ・・・)」 草太「(やっべ。。。俺何を言っているんだ・・・)」 草太「いや、!あの! ゴメン・・・」 美雪「・・・ううん、いいの、ちょっと恥ずかしかっただけ。」 気まずい・・・な お互い無言のまま、時間が過ぎていくだけだった・・・ 美雪「あの・・・私次の駅だから・・・」 草太「あっ・・・うん。」 美雪「(草太君と離れたいわけじゃない・・・けど、もうこのきまずい空気にいるのはきつい・・・)」 美雪が降りるべき駅が見えてきて、美雪は立ち上がった・・・ 草太もおもむろに立ち上がる。 草太「(このまま帰したくないが・・・言うしかない・・・な)」 駅に着き 扉が開いた・・・美雪は振り返ることなく・・・ 草太「あの!・・・(このまま何もなくまた学校生活が始まるなんて嫌だ)また・・・今度は・・・2人でデートしてくれないかな?・・・」 ちゃんとハジメとの間にけりをつけてもらうんだ! 美雪は・・・振り返り。 美雪「・・・考えておくね・・・ばいばい。」 美雪は笑顔だったがとても苦しそうだった・・・ 流石に草太も気付いたが・・・ 美雪が少なくとも完全拒否ではなく可能性を残してくれた事が嬉しかった。。。 僕たちの関係はまだ、終わっていない・・・むしろまだ始まってもいないんだ・・・ 僕は必ず、美雪ちゃんを幸せにしてみせる 必ず笑顔に変えて見せるんだ! 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