お話
金田一二三×七瀬美雪


「美雪おねーちゃん、フミ、お話があるんだけど…いーかなあ?」

遊びに来たフミちゃんに、まじめな顔でお願いされる。
はじめちゃんじゃなくって私にってことは、恋愛相談かしら…?

「…なあにフミちゃん?私でできることなら言ってみて?」
「うーん、じつは…ね?クラスに気になる男の子がいるんだけどぉ〜」

…あら、やっぱり…。うーん、小さくっても女の子なのよね…。

「…美雪おねーちゃん、男の子って……。やっぱりオッパイ大きな方が好きかなあ?」

えええええっ!?オ、オッパイって……。

「――え、えーと、……フミちゃんっ!?」
「……男の子って、美雪おねーちゃんみたいにオッパイ大きいのが好きなのかなあ…。
バカはじめ…じゃない、はじめおにーちゃんと同じよーに」

………え?

「……フ、フミちゃん?いま、なんて……」

はじめちゃん……。はじめちゃんが、私の胸、好きだって…?

「――ねえ、美雪おねーちゃん。……オッパイ大きいと、フミとは全然違うのかなあ?」
「え?うーん……そりゃ、同じではないと思うけど…。それより、今言ったこと……聞きたいなあ?」
「………どんな感じか、試してみてもい〜い?……そしたら後でお話してあげる」
「………うん、わかったわ。――どうすればいいの?」

指示に従って、下着姿になる。家族が留守で、本当に良かった…。
はじめちゃんも補習でいないし、部屋には鍵をちゃんとかけたし、誰にも見られる心配はないわ。

「うわ〜〜やっぱり美雪おねーちゃん、オッパイ大きい〜!いいなあ〜」
「………そ、そう?……でも目立つから恥ずかしいのよ…?」

今つけてるブラも、サイズが合わなくなってきたみたいで、胸が押されて形がゆがんでる…。
またカップ数を上げなきゃダメかしら…嫌だなあ。

「美雪おねーちゃん、オッパイが大きいってどんな感じか、試させて?」

返事をするより早く、私の背中に張り付いて両胸を鷲づかみにしてきた――。

「きゃっ!――フ、フミちゃん……っ!」
「すっごおおおい!オッパイって重いんだね〜」

ゆさゆさと揺さぶられて、ブラに押された胸が苦しい…。

「……も、もういい…?胸が押されて苦しいのよ…きゃあっ!」

ぶるんっ!

背中のホックを器用に外されて、一気に両胸が開放された――。

「これで大丈夫でしょ?手先の器用さには自信あるんだ♪……やわらかーい」

もにゅ…むにゅん……。

「ん……ダメっ、フミちゃん……くすぐったいよぉっ」
「オッパイがついてるって、こんな感じなんだ〜。すごいねえ」

背後から揺れる胸を覗きこまれ、恥ずかしさで顔から火が出そう…。
いくら女の子でもここまでされたことなんてないし、はじめちゃんに似てるんだもん…。

「――あれぇ?なんか硬くなってきたよ…?」

きゅうっ!

「ふあ…っ!―あ、いやぁ……んっ、くうっ」

やだ……乳首、摘まないでぇ……っ!

「面白〜い♪どーして硬くなるのぉ?」
「あはっ……やん…っ、やめてぇ……っ」
「アタシの乳首、硬くなったりしないよぉ?…オッパイ大きいとこうなるの?」

執拗に捏ね回されて、アソコが変な感じ……。

「……あ、痛……っ!」
「――あ、ごめんね美雪おねーちゃんっ。…弄くりすぎたかな…?」

フミちゃんが慌てて前に回って胸を覗きこむ。

「――だ、大丈夫よ、ちょっと刺激が強すぎただけだから…」
「本当にごめんなさい。傷つけちゃったかなぁ……舐めて消毒してあげるよ!」

えええっ!?

「ちょ、ちょっと待って……やぁあぁんっ!」

ちゅぷっ!…ちろ…ちゅぴ…。
熱く張り詰めた乳首を小さな口に含まれて、ちろちろと舌で舐られる…。

「やぁ……っ、だ、ダメ、ぇ……。あはぁ……っ」

ぬめついた舌の感触に、声を抑えられなくなっちゃうよ…っ。

「……なんだか、赤ちゃんみたいだね♪ミルクは出るのかな?」

ちゅうぅっ!じゅっ、ちゅるっ…。

「ふぁあぁぁんっ!吸っちゃ、いやぁ……っ。ミルクなんて出ないわよう……っ」

だめぇ……熱いものがアソコに流れてくよ……ショーツが汚れちゃうん……っ。

―――ちゅぽんっ!

「あはぁあぁぁぁ……っ!!」

一際強く吸い付いた唇を一気に離され、大きく身体を震わせて、私は――。

「――ありがとう、美雪おねーちゃん。
…アタシも高校生になったら美雪おねーちゃんみたいにオッパイ大きくなるよね?
約束だから教えてあげるね。はじめおにーちゃんったらね、
美雪おねーちゃんのオッパイにむしゃぶりついて目茶苦茶にしてやりたいなんて独り言言ってたんだよぉ?」

……はじめちゃんが、そんなことを……?

いつもだったら「はじめのバカ〜っ!」って怒り飛ばすところだけど……。
なんだか身体が熱いの…。さっきのフミちゃんの指や舌がはじめちゃんだったらって思ったら…。

「―それじゃアタシ帰るねっ。本当にありがとう……じゃあねっ♪」

ぱたん……。

フミちゃんが帰ると同時に、私はベッドに横たわり、ぎこちなく身体に触れてみた――。
知識では知っていたけど、実際にするのは初めて…。

「んっ……ふうん……」

さっきよりもさらに硬くなった乳首を自分で捏ね回し、胸の形が変わるほどにつかんで揺さぶった。

ああ……身体が、熱いよぉ……。
熱の発生源はわかってる。……ここ、ね……。

ショーツの上から、膨らみにそってゆっくり撫ぜる。

「んん……っ、ふう……っ」

ショーツはもう、恥ずかしいほどに濡れて貼り付いていた―。

……私、もうはじめちゃんのことをスケベだなんて怒れない…。

「あふ…っ!やあぁん……っ、はじめ、ちゃぁあん…っ」

敏感な部分に触れるたびに、甘い声が出てしまう…。
これが、はじめちゃんの指だったら―。
器用な彼の指先が、私の感じるところを的確に責めてくる…。
そしていつもみたいに私をからかって意地悪言うの…。

『美雪ぃ、すげーよ……俺のことスケベだなんて言えないぜぇ?』
「やぁ……っ、そんなぁ……意地悪言わないで……っ、あはあぁっ!」
『…だってよぉ……ほら、こんなに指に絡み付いてくる』
「ああ……っ。だって、それははじめちゃんが……あぁんっ」
『――ここが一番いいんだろ?…俺だけにしか見せないいい顔で感じてくれよ』

はじめちゃん……はじめ、ちゃぁあん……っ。
気持ちいいの……もう何も考えられないの……っ。

「―――あっ!あはぁあぁぁぁ……っ、……んんっっ!!」

ああ……。私、こんないやらしいこと考えて、一人でこんなこと……っ。

ベッドに横たわったまま、快感の余韻に身を委ねながら、再び胸に手が伸びる…。

足りないの……して欲しいの……はじめ、ちゃぁあん……っ。


「―――おっ、どーだフミ?首尾は上々か?」
「あったり前じゃんっ♪このフミさまにまっかせなさ〜い♪…報酬は?」
「おう、欲しがってたノラエホン最新型な、明日一緒に買いに行こうぜ♪」
「やり〜♪…仕込みはバッチシだから、手ぇ出すなら今のうちだぜ♪
……脱ドーテー頑張れよ、バカはじめ〜」
「るせーわ!…んじゃ、行ってくるぜ〜♪」






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