金田一一×七瀬美雪
最近、はじめちゃんの様子があまりにもおかしい。 あたしの話を聞いても今ひとつ真面目に聞いている感じではとても思えなかった。 まさに「我が心ここにあらず」と完全に抜け殻の状態ね。 いつものはじめちゃんでないので、体調の具合でも悪いのか問いただして見る。 「何か体調でも悪いの?」 「い…いや別に…何も無ぇよ。」 「でも、明らかにおかしいじゃない?そうでなければ口篭ったりしないわよ。」 「(焦った顔をして)だから、何でも無いって言ってるだろ!」 どう考えても明らかに怪しい。食欲魔人のはじめちゃんが昼をまともに取らないなんて明らかにおかしいわよ。 ちょうど、あたしが目を尖らせていると同じクラスの男子生徒がはじめちゃんのお尻の穴に指を入れる。 すると、はじめちゃんの顔が真っ青になり、飛び上がるかのように痛がっていた。 そして、脂汗を掻いて滝のような涙を流しその悪戯をする男子生徒に鬼のような形相で怒りまくっていた。 「テメー!なんて事しやがるんだ!こら!待ちやがれ!」 お尻を抑えてはじめちゃんの尋常でない痛そうな顔…もしかして、あたしの考えが間違い無ければ…あれしか考えられないわ。 「(小さい声で囁く)はじめちゃん、ひょっとして痔?」 「な…何を言っている…のかな?俺が…そんな…わけ…」 頑なに否定してもはじめちゃんの顔が真っ青じゃないの…じゃあ、ちょっと悪戯心にカマをかけてみようっと♪ 「じゃあ、あたしの大好きな激辛カレーを作ってあげる♪」 「(観念したのか溜め息をついて)痛いので勘弁してください。そうだよ。そうですよ。俺は痔だよ文句あるか!」 何も逆切れしてそんなでかい声で荒げなくても良いじゃない。 ほら、クラスの皆にばれちゃったし…クラス中で笑いのネタになって晒し者になったこっちの身にもなってよ。 放課後、あたしははじめちゃんの付き添いでその専門の病院の診察をしに行った。 その結果、イボ痔と判明し手術後、入院するはめになる。 丁度、明日から休みだし、今日はここにいようかしら…はじめちゃんは呆れた顔であたしを見る。 「美雪、もうお前、帰って良いよ。いてもいなくても変わらないんだし…」 「駄目よ。はじめちゃんのおばさんに頼まれたんだし、離れる気はありませんからね♪」 さっき観たけど専門の美人の女先生が来たわ。 恥ずかしいせいか男のプライドのせいかあまり自分の肛門を見せたくなさそうねはじめちゃん… 「先生、そんな楽しそうな目で見ないで下さいよ。」 先生ははじめちゃんの言葉に聞く耳を持たずに席を外そうとするあたしがいる事に気付き、検査を観て欲しいと頼まれた。 「でも良いのですか?あたしがそんな物を見ても…」 初めて見る幼馴染の肛門は確かに好奇心で見たいわ、それになぜかゾクゾクしちゃう。 「先生、美雪に振らないで下さいよ。俺、美雪に見られたらお婿行けなくなっちゃいますよ。」 「大丈夫よ。そこの彼女が責任を持って面倒見てくれるわよ。」 あたしもはじめちゃんもこの展開に赤面してしまう。 確かにあたしもはじめちゃんも相思相愛だって事は素直に認めるわ。 でも、ここで言わなくても良いじゃないの、余計恥ずかしくなっちゃう。 それに偶然とはいえはじめちゃんの逞しいペニスも見てしまった。 そのせいでなぜか悶える姿が可愛いはじめちゃんを見て更に興奮してセックスをしたくなってしまう。 「はじめちゃん…あたしねはじめちゃんとここでセックスしたくなったわ♪はじめちゃんがお婿に行けないならあたしが責任を取るわよ。」 はじめちゃんはあたしの爆弾発言に動揺してしまった。 「俺で良いのか?醜態を晒したこんな俺でも?」 「はじめちゃんだからあたしはしたいの。何か文句でもあるの?」 「ありません。」 「よろしい。あたしが腰を動かすからはじめちゃんは動かなくていいよ。」 今から内心は心臓をドキドキさせながらもセックスの行動に取り掛かろうとした。 あたしの初体験がここでやるとは昨日の時点で あたしがはじめちゃんの唇を貪るかの様にキスをしだす。 ファーストキスも実ははじめちゃんで素直に嬉しく感じながら、二人だけの甘い世界に満喫してしまう。 ウォーミングアップの準備の出来たあたしは嫌がるはじめちゃんの服を強引に脱がし全裸を覗き込む。 そのはじめちゃんの小動物みたいに怯える顔が何ともあたしに「萌え」という感情がインプットされてしまう。 「はじめちゃんのあそこ♪今から舐めてあげる♪」 あたしの白魚のように細い手がはじめちゃんのペニスを掴むと過敏に反応し、どんどん硬くなる。 でも、よく見ると皮が剥けてないのが見えた。 あたしははじめちゃんのペニスの皮を剥かないとセックスが出来ないので、強引にべりッとひん剥いた。 「痛ってぇ!ヒリヒリしたじゃんか美雪…」 「だって、そうしないとあたしとセックスが出来ないんだし、一石二鳥になったんだから感謝しなさいよ。」 「そうだよな…ありがとう…」 「……」 限界に耐え切れず、あたしは思わず笑ってしまう。 そして剥けた後の所を優しく舐めるとはじめちゃんは敏感に反応してしまう。 「痛いけど、美雪の舌が気持ち良い…」 涙を流しながらもはじめちゃんってもしかしてMなの?あたしはSの火が目覚めたのかしら。 はじめちゃんのヒダの部分だけでなく睾丸の周りも舐めてみようとすると余計敏感に感じたようね。 苦悶の表情をあげるはじめちゃん、何度見ても可愛いわ。 今度はペニスを口で咥え始め喉元の奥まで当てて挿排を何度も繰り返す。 「やべえ美雪、俺もう限界…」 「出したい?なら沢山頂戴♪」 ドビュルルルルル! あたしの顔にはじめちゃんの愛の証とも言える精液が掛かった。 ハンカチでドロドロした精液を拭き取り、あたしも全裸になる事にした。 射精をした後だったのではじめちゃんのペニスが萎えてしまったかと思ったら全然元気に勃起していた。 はじめちゃんのペニスを見てうっとりと見つめるあたし…肉欲が臨界点を突破した瞬間とも言える。 「はじめちゃん…そろそろ入れるよ…」 「大丈夫かよ?いきなり生で挿入して…」 あたしははじめちゃんのペニスの先端を自分の性器にゆっくりと挿入する。 クニュプウウー 初めてとはいえ力を抜いたお陰で思ったよりも痛くないわ。 嬉しくて安心したあたしは試しに奥まではじめちゃんのペニスをどの深さまで耐えられるか実験してみたくなった。 ズヌッズヌッグプックプッ あたしが自分から激しく動かしてみるとあたしとはじめちゃんの相性は良かったみたい… 脂汗を掻いて締め付け苦しそうな顔ではじめちゃんがあたしの大胆な行動に心配をする。 「美雪、お前…そんな…に激しく…しちゃ…余計、痛い…だろうが!」 「大丈夫よ…それよりも…はじめちゃんの…ああん…おちんちんが…コツコツって…当たる感触…が何とも…言えないわ。気持ち良い…」 痛みよりむしろ快楽の世界に陥ってしまってるあたしは麻薬の中毒者みたいな感じで勝手にズンズン突き進む。 あたしははじめちゃんの手を取って自分の胸を触らせる。 そうする事で余計に気持ち良くなれそうだったからね。 「美雪のおっぱい…でかいし…柔らかくて…最高だよ…」 はじめちゃんと一歩進んだ優越感があたしの感情を先走りさせる。 「こんなこと玲香ちゃんやエミリちゃんじゃ出来ないでしょ?だから、もっと腰を動かして…続けるわよ。」 パチュンパチュンパチュン キスをしながらあたしははじめちゃんのペニスを挿排を何度も繰り返し、互いに限界の時期がやってきた。 あらかじめはじめちゃんが逃げないように手を繋ぎ両足で腰を締め付ける。 「やべぇ、このままだと美雪のお腹の中に射精しちまう!」 「良いよ。それにあたし超危険日だし…はじめちゃんの子供を作りたいから♪」 嬉しそうなあたしとは対照的に苦悶の表情を上げるはじめちゃんって何とも可愛らしい。 あたしの子宮にはじめちゃんの精子が火傷しそうな勢いでドクドク流れる感触が何とも言えないほど堪らなく気持ちよかったの。 「はじめちゃん…やっぱりあたし…物足りないわ。あと三回連続で続けるわよ♪」 「ええ〜っ!?マジかよ…勘弁してくれよ!絶対に服上死するから無理だって!」 大きい声を上げるはじめちゃんのせいで隣の病室から聞き覚えのある声が聞こえたわ。 「うるせぇぞ!一体何時だと思ってやがるんだ?金田一!」 「その声は剣持のおっさんかよ?何だよアンタも入院かよ!」 「そうだよ。文句でもあんのか?」 どうやら偶々剣持さんはあたしたちを見かけたらしい。 他人のフリをして誤魔化そうとしたらしいが、とうとう我慢できずに出てきたようね。 この展開にあたしは思わず笑ってしまう。 「はじめちゃんと剣持さんが仲良く痔で入院…ってこれも何かの腐れ縁って事よね?似合ってるわよ二人とも…」 「「放っておいてくれ!!」」 ちなみに入院患者ははじめちゃんと剣持さんだけだったようで、誰も入院してなかったみたい。 翌日、明智警視が呆れた顔で皮肉交じりにお見舞いに来たわ。 「二人共、不摂生な生活を送るからですよ。健全な生活をし直すべきです。」 しかも、先生が検査中で言われているので言い返す事の出来ない二人にとっては地獄にしかなってなかったわ。 ちなみにあたしはセックスは勿論、有言実行でやったに決まってるじゃない。 はじめちゃんのセックスは楽しいんだし♪はじめちゃんの悶える顔があたしの肉欲をそそるんだもん。 ちなみにはじめちゃんはあたしとのセックスは「天国(快楽)と地獄(マグロ)を両方味わえる世界」とか言ってたわ。 そんな事をお構い無しに続けるのがあたしの日課となる。はじめちゃんを逆にレイプする事がこれほど愉快なんだから… SS一覧に戻る メインページに戻る |