本音
金田一一×七瀬美雪


俺の名は金田一一。金田一耕介の孫で探偵もしている。そんな落ちこぼれの俺でもやっと彼女が出来た。
幼馴染の美雪である。告白したのは以外にも美雪だった。その返答に俺は素直に受け取った。
むしろ、昔から才色兼備で頭脳明晰な美少女を誰が断るってんだ?むしろ、逆に俺が告白したかったぐらいなのに…
最近の美雪は以前よりも大胆になって来た。俺の家の合鍵をしっかり持ってるし、美雪が自分で作った弁当まで持ってくる始末。
美雪の影響か俺も惚気にはまっているので、ついつい浮かれた顔であんな事やこんな事を考えてしまう。

「もう、ほとんど夫婦みたいだな。俺たちって…」

そんな甘美な俺の空間を切り裂く人間がいた。幼馴染の突っ込み役の草太である。

「何、変な事を考えているんだよ。金田一、お前…七瀬さんを大事にしろよ。俺もついに彼女が出来たからさ…」

意外だったな。お前、美雪の事が好きだったのに…こんなにあっさり撤退するなんて…そもそも草太の彼女って一体誰なんだ?
俺は興味津々で草太の彼女が誰なのか問いただしてみた。

「お前の彼女って誰なんだ?俺は知りたいな!」

草太は俺の事をこいつの事だから絶対に聞き出すなと呆れた顔をした。溜め息をつきながらも草太は俺の質問に答える。

「同情ってわけじゃないだがな、俺…実は濱と付き合ってるんだ。よく面会をしたりしてるんだよ。俺と仲の良かった藍野の替わりに彼女の心のケアになりたいと思ってな。」

俺は意外で信じられなかった。草太があの獄門塾の犯人の濱明子と付き合っていたなんて…そこまで彼女を心配する優しい草太をすごいと感心してしまう。お前は昔からそういう奴だったよな。
草太だってあの忌まわしい事件を思い出したくなかったろうに…あの大人しそうな濱さんがあんな事にするなんて…ひょっとしてお前今も弁護士の勉強を必死でやっているのはそれか?

「気付いたようだな。そう、彼女の罪を軽くする為に俺は必死に勉強をしてるんだよ。お前も俺の為に手伝ってくれないか?」

俺は喜んで草太の誘いに乗った。これ以上、高遠によって操られた犯人たちを救済する決意を新たに!
結局、彼女に情状酌量の余地があったらしく、無期懲役から数年の懲役で済んだ。出所後、草太と濱さんが結婚したのはその半年後になるのは今の時点では知る由も無かった。
俺と草太が話ししてる中、美雪が興味がありそうな顔で割り込んできた。

「二人とも、何を話してるの?あたしも知りたい!」

俺は草太の話を一通り話すと、真剣に聞いた美雪もうんうんと納得したようで草太にエールを送る。

「草太君なら絶対優秀な弁護士になれるから、あたしからも濱さんを頼むわ。」

素直に嬉しかった草太は喜んでいた。もう美雪に対する憧れは完全に断ち切れたようだ。

「ありがとう。それと金田一、お前は七瀬さんを泣かせたり悲しませたりしちゃ駄目だぞ!」

互いに嬉しくて赤面してしまう俺と美雪。肉体関係もちゃっかり済ませてしてしまったので偶にしている事が余計恥ずかしくなってしまう。
そういえば、美雪とするのは安全日ぐらいしかやってなかったな。生でやるのが好きな美雪がコンドームが嫌いなせいで危険日は絶対にやってなかったしな。
俺は美雪に念の為確認を取る。一応、安全日か危険日か確かめたいのでな。

「なあ、美雪。今日は危険日…それとも安全日か?安全日なら今日俺としたいんだけど?」

美雪は悩んでいる。もしかして生理不順なのか?それとも危険日なのか?美雪は真剣な眼差しで俺に答える。

「はじめちゃん。あたし…危険日なんだけど、今日したいの!それもはじめちゃんの生で…最近、あたしとしてくれないんだし…」

美雪の大胆発言に俺は思わず赤面してしまう。下手すると妊娠する危険性だってあるのに…

俺は戸惑いながらも一応、美雪に確認する。

「本気で危険日に俺と生でしたいのか?妊娠する可能性が高いんだぞ!それでも良いのかよ?」

美雪は俺の質問に素直に縦に傾いた。その目には潤んでしまって今にも泣きそうな顔をする。その顔は本気なんだな美雪…
美雪の涙を見たくないので俺も覚悟を決め、優しい声を掛けて俺の部屋に誘う。すると美雪は暗い顔から元の明るく嬉しそうな顔をする。俺はその美雪の顔に弱いんだよな。
早速、俺は自分の部屋に連れて行き、すぐさまに美雪の唇に甘い口付けを始める。美雪もモジモジして照れた顔をしながらも嬉しい事を言う。

「はじめちゃんのキスがあたしだけにしてくれる事は本当にありがとう。あたしもキスをしたいのははじめちゃんだけだもん。」

そうとも、俺は美雪に真剣に本音で語る。

「俺、ガキの頃からお前の事が好きだったんだ。お前を絶対に離したくない。」

俺の事を誰よりも知っているし認めてくれるお前が一番なんだよ。美雪も俺に対して真剣に本音を語る。

「あたしもはじめちゃんの事が昔から好きなの。だってあたし…本当ははじめちゃんのお嫁さんになるのが夢だったんだから…」

本当に相思相愛とはこういう事を言うんだろうな。互いの気持ちが解りあえるからこそ、俺たち二人の絆が強いんだなと俺も美雪も思ってしまう。
美雪は下着姿を露にする。美雪の巨乳とバランスのいい体型のせいで俺の下半身の一部が反応してしまう。それを見た美雪は目は嬉しそうな目をしながらも軽い文句を言う。

「やっぱり、あたしの体を見てすぐ反応するなんてかなりスケベよ。でも、素直に嬉しい。」

俺はズボンとトランクスを摺り下ろし美雪に催促してしまう。

「美雪、ブラジャーを脱いでパイズリをしてくれよ。俺…美雪のおっぱいが最高だしさ…」

美雪は呆れた表情をしながらも、早速ブラジャーを脱いで美雪のマシュマロのように柔らかいおっぱいの谷間に俺のムスコを挟むだけでなく、舌を出して舐め始める。
それは俺の感じている所を攻めるようで狙い撃ちをする。俺は我慢できずに美雪に確認をする。

「美雪のおっぱいと舌の感触が気持ち良過ぎて射精しちまう!」

美雪は楽しそうに俺の濃い射精を顔面に浴びてしまう。俺にしかやらない特権だから素直に嬉しいぞ。
今度は美雪が下着を脱いで俺に目で催促する。お前のモノを舐めて欲しいんだろ?いいぜ。徹底的にやってやるさ。
俺は美雪の性器を舌で丁寧に舐める。やはり、美雪も俺の舌でかなり気持ちよさそうな顔をする。

「あたしもはじめちゃんの舌が気持ちいいわ。感じてしまう。」

美雪の愛液がドンドン溢れていく。それを俺は美味しそうにすすると。美雪は真っ赤な顔で驚いてしまう。

恥ずかしくて美雪がそんな汚い物だと思っているが、俺にとってそんな事は決してなかった。だからこそ美雪をからかってしまう。

「美雪だって嬉しそうな顔をしてんじゃねぇか?それに俺は美雪の身体で汚い所なんてないと思うぜ。」

少し怒り気味の美雪だったが、俺が素直に謝ると何とか怒りを鎮めた。まあ、本気の怒りでなかった所が救いだったけどな。本気で怒っていたら中止になりかねないし、それだけは勘弁だぜ。
俺は自分のムスコを美雪のモノにじっくりと挿入する。何度もやっているせいか、俺と美雪の相性は良くて、互いに波長を合わせるような動きをする。
俺にとって美雪の締め付け具合が最高に気持ち良くなってしまう。俺のムスコが子宮の奥でコツコツ当たる感覚が美雪も好きなのだ。
俺は美雪のおっぱいの乳首を気持ちよく吸う。流石におっぱいから妊娠してないので母乳こそ出ないが、それでも吸いたくなるのだ。
互いに堪能しすぎた為に限界が来てしまうと、一緒に抱きあいながら、俺は美雪の子宮の奥まで沢山射精をしてしまう。それは美雪の性器から俺の精液が零れるのが見えるぐらい出してしまった。
俺は美雪に未来予想図を告白する。美雪が嫌がるとは決して思わなかったから…

「美雪、これでもし俺の子供が出来たら絶対に責任取るから結婚してくれよ。」

嬉しさの余り、美雪は素直に俺の告白の答えをキスで示した。これは受け取るって事で俺も素直に喜んでしまう。

ー卒業後、美雪と俺との間に妊娠が発覚する。後で意外だったのは双子だったのだ。俺達はちゃんと結婚する事に成功する。
それが俺と美雪の幸せの家庭の始まりでもあったのは言うまでもなかった。

卒業してから1年がたつ。俺と美雪の双子の子供は男の子と女の子の1人ずつであった。名前は男がはやてで俺の顔に似ていて女がさくらで美雪に似ていた。
意外かもしれないが俺は探偵業を営んでいて美雪は主婦兼俺の秘書も勤めている。肝心の育児の方だが俺の隠れた才能で子育てをすることが多い。
その理由として美雪にだけは子育ての負担を掛けたくないのだった。親馬鹿かも知れねぇが俺の子供達も可愛いと思っているさ。
探偵業には剣持のおっさんに連れ出されることもしばしばあるが、条件として俺たちの子供の世話をしなければならないという事を要求した。
依頼料は最初のうちはとても貧しかったが優秀な美雪や事件解決が上手くいくようになり順調に良くなってきた。
俺はやはり美雪を選んだ事で人生の選択に間違いはなかったと思う。俺は美雪に感謝の言葉を言う。

「やっぱり、お前と結婚できたのが素直に嬉しかったよ。お前がいなければ俺の才能をここまで発揮できなかったと思う。」

美雪も俺と同じ事を言い出す。やっぱり似てるな俺たちって…

「あたしもそうよ。はじめちゃんがいなかったらあたしもここまで成長できなかったわ。」

俺も美雪も子供が出来てから、流石に親馬鹿のように可愛がってしまう。そんな事は俺達にとって当然の結果といえる。
偶に俺の子供が美雪の母乳を飲まなくなったら、俺が飲みすぎてしまって美雪に怒られるのはご愛嬌だった。






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